板検索:
☆こうなったら読書マラソンしません? ★第八戦目 (687)
まとめビュー
1
.net[ 『グランド・ブルテーシュ奇譚』バルザック 光文社古典新訳文庫 256p
短篇集。【C】 ]
  投稿日:0000/00/00 00:00:00


2
りゅう(11☆9487)[sage]   投稿日:2011/12/24 01:07:43
『閉鎖病棟』 帚木蓬生 p295 【C】

 前置き長いな・・・オチは、と思ったら終わってしまった
 死刑関連本とは思ってもみなかったけど

『ダークゾーン』 貴志祐介 p491 【B】

 奨励会三段棋士がクリムゾンのように将棋型対戦ゲームに参加する。
 対戦相手はライバル棋士、これは夢か現実か・・・しかしオチが青の炎とは。

3
パチプロ(681)[sage]   投稿日:2011/12/26 13:33:43
『パチンコがなくなる日』 POKKA吉田 p189

良書が少ないパチンコ関係の本としては出色。謎の多い業界の裏側を活写。
筆者はパチンコ業界紙の出身。

『パチンコで生きていく技術』 ヒロシヤング p239

パチプロとはそもどういう人種か?どうして食っているのかという好奇心を
満たすのには最適の本。
「パチプロでハッピーな人生を全うした人はいない」という指摘は重い。

『弱い日本の強い円』 佐々木融 p253

なぜ不況なのに円高なのか。誰もが思う不思議に、マクロ経済の視点から
明快に論証。一流の金融プロは実はなかなか本を書いてくれないのでその
点でもこの本は非常に貴重。



4
テタ(14☆6338)[]   投稿日:2011/12/28 08:26:52
『ダンゴムシに心はあるのか』森山徹 PHPサイエンス・ワールド新書 223p
納得しかねる議論。【C】

『平台がおまちかね』大崎梢 創元推理文庫 312p
コージーミステリー。【C】

『電子本をバカにするなかれ』津野海太郎 国書刊行会 287p
書物五千年史のなかで今日のデジタル化を捉え直す。【C】

『ビリー・ザ・キッド全仕事』マイケル・オンダーチェ 国書刊行会 193p
ビリー・ザ・キッド伝説。【D】

5
無名草子さん[]   投稿日:2011/12/28 15:10:47

6
テタ(14☆6599)[]   投稿日:2012/01/04 08:22:31
明けましておめでとうございます。

『新解さんの謎』赤瀬川原平 文藝春秋261p
中途半端。【C】

7
りゅう(12☆1409)[sage]   投稿日:2012/01/05 00:45:25
健全でない言葉が含まれているため表示しません 内容を確認する

8
りゅう(12☆3244)[sage]   投稿日:2012/01/05 01:26:02
『千里眼』 松岡圭祐 p572 【C】

 新興宗教の信者が自衛隊基地からミサイルを打つなどで
 政府を脅す、一方で房総半島の巨大観音像にその信者たちが
 お参りをする、その謎をベテランカウンセラーと主人公となる
 その弟子が解く。現実味がないアクションとかが好きになれないか。

『恍惚の人』 有吉佐和子 p437 【C】

 ボケ老人の話。痴呆症問題の先駆けとなった本?不安煽ってる感がある

『コインロッカーベイビーズ』 村上龍 p257 【D】

 コインロッカーに捨てられた2人の赤ん坊の話、村上龍ワールドについていけず

『真剣師小池重明』 団鬼六 p315 【C】

 真剣師小池の生涯を書く。昔見たTVの方が面白かったかな。棋譜解説とかに
 した方がよかったかもしれない。どうしようもないおっさん感が支配的に

『旅券のない旅』 胡桃沢耕史 p254 【C】

 戦時ハルピンでした約束を40年後に確認するノンフィクションぽい話
 日本と中国とロシアとアヘンの話、戦時の無法地帯っぽい話が面白い
 事実に脚色を加えたという感じ?

9
無名草子さん[]   投稿日:2012/01/05 22:42:38
test

10
クロマ(2☆3210)[sage]   投稿日:2012/01/05 22:45:15
『スカイ・クロラ』中公文庫 森博嗣 P304【D】
空気を楽しむための小説といえばこれもラノベに分類できるのだと思う。
この作者の初期のすっきりした言い方が好きだったのに何故こうもポエム臭くなってしまったのか…
ミニタリーが好きな人なら楽しめると思う

11
テタ(14☆6810)[]   投稿日:2012/01/11 17:50:08
『ぼくのともだち』エマニュエル・ボーヴ 白水社 211p
ナイーヴすぎて、痛々しい。【C】

12
パチプロ(1004)[sage]   投稿日:2012/01/12 10:15:27
『暗渠の宿』西村賢太 p158
『二度とはゆけぬ町の地図』西村賢太 p165

私小説。独特の西村節ともいえる語り口で読みだしたら
とまらない。赤裸々なのが好きな人にオススメ

13
テタ(14☆7243)[]   投稿日:2012/01/20 21:40:25
『ドローンズ・クラブの英傑伝』P・G・ウッドハウス 文春文庫 433p
ユーモア小説。【C】
コメント1件

14
すたん(413)[sage]   投稿日:2012/01/25 13:11:48
参加します。

『失敗の本質』戸部良一ほか 中公文庫 413p 【B】

15
りゅう(12☆4758)[sage]   投稿日:2012/01/29 02:14:18
『悪の教典上』 貴志祐介 p434 【C】

 さわやかな人気高校教師が実は悪事を重ねる殺人犯、貴志祐介版模倣犯
 みたいな感じ?

『天使の囀り』 貴志祐介 p445 【C】

 アマゾンの奥地から帰ってきた恋人が狂って自殺、他にも関連なさそうな
 ところで異常自殺が発生する。寄生虫の話とか、絵が見たい作品。

『株価操縦』 相場英雄 p369 【C】

 プロレスと新聞記者と情報を利用して相場を操縦する男の話。
 無理やりな締め方が気に入らず。

『プラナリア』 p266 山本文緒 【C】

 恋愛小説系短編集、著者紹介に何気ない日常から時代を切り取る観察眼と
 書かれていたがそんな感じ。なかなか面白かった。直木賞?外れ少ないか?

16
すたん(1101)[sage]   投稿日:2012/02/01 20:37:11
『六号病棟・退屈な話』チェーホフ 岩波文庫 391p 【B】
『世論(下)』リップマン 岩波文庫 297p 【B】

5年越しで積んでたのがようやく片付きました。すっきり。

17
パチプロ(1752)[sage]   投稿日:2012/02/02 02:52:47
『李朝残影』 梶原季之朝鮮小説集 p363 【B】
 
朝鮮育ちの著者ならではの朝鮮の匂いを感じさせる
時折取ってつけたような植民地支配に対する批判が差し込まれるのが残念

『どうで死ぬ身の一踊り』 西村賢太 p235 【B】
『寒灯』            同     p150 【C】

西村のいつもの私小説。同棲話中心。後者はややマンネリ 


18
クロマ(2☆4335)[sage]   投稿日:2012/02/02 20:27:05
『ビブリア古書堂の事件手帖』 三上延 MW文庫 P307【C】
良くも悪くも台本みたいな小説だった。
犯人に違和感がある、というのには同意。
ラノベとしては面白いのかも知れないがミステリとしてはお粗末か。
割と地味な内容な印象。

『46番目の密室』 有栖川有栖 講談社文庫 P343 【B】
作家アリスシリーズ第1弾。
余り推理小説はまだ読んでいませんが、「意図的にした」と「偶然」の違いが面白いと思った。ネタバレになるので詳しくはやめておく。

『パプリカ』 筒井康隆 新潮文庫 P475 【C】
今敏の映画を先に見てしまったのだが中々ボリュームがあった。
ある意味手に汗握るというか。
前半はサクサク進んだのが好きだったのに後半の朧目な文章は結構苦痛だった。
しかし最後まで読んでそれがわざとだという事に気付いた。

19
クロマ(2☆4535)[sage]   投稿日:2012/02/07 22:47:01
『グランド・フィナーレ』 阿部和重 講談社 p200 【C】
最愛の娘を失ったロリコン男が二人の少女と出会う話。
ロリコン男なのに普通に身近に感じられて怖かった。
終わり方はバッドなのかハッピーなのか捉え方が人によって変わると思った。
ちなみに私はバッドエンド派です。

20
パチプロ(2445)[sage]   投稿日:2012/02/18 23:40:47
『贋世捨人』車谷長吉 P241【B】
半自叙伝的私小説。昭和史的要素もあり。
前半の緊張感に比べ後半やや駆け足の観。

『白痴群』車谷長吉 P252【B】
私小説短編集。初期の表題作と中期以降の作品の混交。
中期以降の作品のほうが手馴れて読みやすいが表題作の
描写の積み重ねも捨てがたい。「武蔵丸」は川端康成賞。

『飆風』(ひょうふう)車谷長吉 P200【B】
私小説3編+小説論。
表題作は名作「赤目四十八瀧心中未遂」成立前夜の神経を病んだ
時代の話。

立て続けに車谷長吉の私小説を読んだがこの人の作品には凄味がある。
自他ともに平気で切る迫力。これからもどんどん読みたい。 

21
テタ(14☆7879)[]   投稿日:2012/02/22 22:34:18
『小澤征爾さんと、音楽について話をする』小澤征爾×村上春樹 新潮社 375p
対談。【C】

『舟を編む』三浦しおん 光文社 261p
辞書編集者が主人公。【C】

22
すたん(1905)[sage]   投稿日:2012/03/03 04:52:35
『古い玩具・チロルの秋・牛山ホテルほか』岸田國士 ハヤカワ演劇文庫 409p 【C】
『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』石井好子 河出文庫 253p 【C】
『後世への最大遺物・デンマルク国の話』内村鑑三 岩波文庫 142p 【C】

三冊目は薄い講演録なのですぐ読めました。

23
テタ(14☆8297)[]   投稿日:2012/03/05 16:07:30
『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』坂口恭平 太田出版 181p
要はホームレス生活の仕方。【C】

『コルシア書店の仲間たち』須賀敦子 文春文庫 237p
エッセイ。【C】

24
テタ(14☆8776)[]   投稿日:2012/03/11 09:11:10
『青年のための読書クラブ』桜庭一樹 新潮文庫 257p
最初の文体に違和感を感じた。わざとか。【C】

『島の時間』赤瀬川原平 平凡社 222p
旅行記。【C】

25
テタ(14☆8918)[]   投稿日:2012/03/18 09:22:48
『ひまわりの螺旋』来嶋大二 共立出版 142p
ひまわりの種のつくる螺旋の考察。【B】

26
無名草子さん[]   投稿日:2012/03/24 20:52:36
test

27
クロマ(2☆5735)[]   投稿日:2012/03/24 21:02:14
『ロシア紅茶の謎』 有栖川有栖 講談社文庫 P331 【C】
国名シリーズ第1弾。
この作者、氷のトリック好きだなぁと思った。
どれも長編にでも出来そうなのばかりなのは流石です。

『日曜の夜は出たくない』 倉知淳 創元推理文庫 現代日本推理小説 P404 【C】
こちらも短編ミステリ。
蛇足のページが本当に蛇足です。
一番最初のは物理的に無理だと思うのだが…

『ビブリア古書堂の事件手帖2 栞子さんと謎めく日常』 三上延 メディアワークス文庫 P257 【C】(→2☆5527)
いきなりおっぱいおっぱい言い出したのが衝撃的だった。
話を進めるごとにご都合主義になっていく気がした。

『蝶々の纏足・風葬の教室』 山田詠美 新潮文庫 p208 【A】
3つの短編集を収録したもの。
3つの共通点は引っ越したばかりでまだ新しい場所になじめていない女の子が少女になって、女になるまでの軌跡という事。

28
テタ(14☆9723)[]   投稿日:2012/03/25 09:09:49
『フランス・プロテスタントの反乱』カヴァリエ 岩波文庫 570p
18世紀の記録。縁遠い話であった。【C】

『岡潔』高瀬正仁 岩波新書 235p
評伝。【C】

29
テタ(15☆280)[]   投稿日:2012/03/31 08:06:32
『むずかしい愛』イタロ・カルヴィーノ 福武書店 184p
短編集。【D】

『朝永振一郎著作集別巻2 日記・書簡』みすず書房 373p
滞独日記がおもしろい。【C】

30
テタ(15☆518)[]   投稿日:2012/04/07 17:23:10
『虫に追われて』川村俊一 河出書房新社 238p
昆虫標本商のエッセイ。【D】

31
すたん(2707)[sage]   投稿日:2012/04/08 06:54:57
『ちいさいモモちゃん』松谷みよ子 講談社文庫 276p
言葉だけだと頭が焼き切れそうになる。やっぱり挿絵がほしい。【B】

『いま集合的無意識を、』神林長平 早川文庫 242p
ネットワーク共有、識域下世界を軸にした少し雑多な短編集。
「ぼくの、マシン」が収録されてほくほく。【C】

『東京の空の下オムレツのにおいは流れる』石井好子 河出文庫 284p
料理随筆の続編。前著からつづけて読んだので20年の時間跳躍が強く印象に残った。【C】

32
テタ(15☆748)[]   投稿日:2012/04/15 14:26:24
『目利きのヒミツ』赤瀬川原平 岩波書店 230p
エッセイ。【D】

33
無名草子さん[]   投稿日:2012/04/16 00:24:51
創価会員minaotehonです。
minaotehon
のgooblogを御覧下さい。

趣味人では本名を縮めた名前 てみ で書いております。

真のカルトはどこなのか、様々な経験の事柄に創価学会が関わりなのか、

日々精神的苦痛を受けております。

あまりにもの日々に、この様々な経験の事実を雑誌社に気づいて頂きたいと別の事柄で売り込みもしましたが 権力がうやむやにしたのでありましょう。
gooblogは荒れた文章が大半ですけれど。

御覧頂きご助言頂けますとさいわいです。

34
テタ(15☆986)[]   投稿日:2012/04/23 22:18:55
『素顔の南方熊楠』谷川健一・中瀬喜陽・南方文枝 朝日文庫 238p
業績よりも人間性に重点を置いた紹介。【C】

35
クロマ(2☆6668)[sage]   投稿日:2012/04/25 22:26:19
『風味絶佳』 山田詠美 文春文庫 P257 【B】
決して料理小説ではないがタイトルのせいか美味しそうな食べ物がよく出てくる短編集。
「春眠」のオチは凄く好きなんだが出てくる女に苛々した。

『英国庭園の謎』 有栖川有栖 講談社文庫 P327 【C】
交際相手に対しての脅し、という動機が多い気がするこの作家。
しかし中々ハズレがないしすんなり理解できる。

『はじめての文学 宮本輝』 宮本輝 文藝春秋 P249 【B】
宮本輝を読んだことがない人に良作な短編だけを揃えた有難い本。
「星々の悲しみ」がは街の匂いとか明るさとかが浮かび上がるよう。どれも終わり方にはっ、とさせられる。


36
すたん(3405)[sage]   投稿日:2012/04/28 02:16:28
『これからの「正義」の話をしよう』マイケル・サンデル ハヤカワ文庫 475p 【B】
ベストセラーだけあって面白かった。訳が読みやすい。
ベンサムとミルまではわかりやすかったが、カントとロールズに入ってからが面倒。

『思考の整理学』外山滋比古 ちくま文庫 223p 【C】
83年時点での指摘予測が結構当たっている。

37
テタ(15☆1492)[]   投稿日:2012/05/05 17:56:22
『マイナス50℃の世界』米原万里 清流出版 125p
米原万里の処女作の復刊。大黒屋光太夫の軌跡を追うテレビ番組の話。
【C】

『北の十字軍』山内進 講談社学術文庫 381p
ヨーロッパ拡大の源流。【C】

38
クロマ(2☆8696)[sage]   投稿日:2012/05/08 01:04:34
『放課後の音符(キイノート)』 山田詠美 新潮文庫 P187 【C】

『邪魅の雫』 京極夏彦 講談社文庫 P817 【A】

『十項だけ読んでごらんなさい。十項たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。』 遠藤周作 新潮文庫 P175 【C】

『きみが見つける物語 放課後編』 角川文庫編集部 P214 【D】

『ターン』 新潮文庫 北村薫 P418 【B】

『東大家庭教師が教える頭が良くなる勉強法』 吉永賢一 中経出版 P207 【C】

39
すたん(4595)[sage]   投稿日:2012/05/10 01:49:11
『神林長平トリビュート』虚淵玄・円城塔・辻村深月ほか ハヤカワ文庫 331p 【B】
豪華。

『虐殺器官』伊藤計劃 ハヤカワ文庫 414p 【C】
「地獄の黙示録」と「神狩り」。押井守版「機動警察パトレイバー」がもう一度見たくなる。

『功利主義者の読書術』佐藤優 新潮文庫 445p 【C】

40
テタ(15☆1749)[]   投稿日:2012/05/16 21:56:01
『誕生日の子どもたち』トルーマン・カポーティ 文春文庫 257p
短編集。【C】

41
テタ(15☆2023)[]   投稿日:2012/05/24 21:20:14
『桜もさよならも日本語』丸谷才一 新潮文庫 274p
評論集。【B】

42
テタ(15☆2300)[]   投稿日:2012/05/30 21:46:05
『アポリネール傑作短篇集』アポリネール 福武文庫 277p
【D】

43
テタ(15☆2675)[]   投稿日:2012/06/06 16:48:18
『ドン・キホーテ』セルバンテス 岩波少年文庫 375p
抄訳。【C】

44
すたん(5586)[sage]   投稿日:2012/06/09 11:18:44
『モモちゃんとアカネちゃん』松谷みよ子 講談社文庫 293p 【B】

『アカネちゃんの涙の海』松谷みよ子 講談社文庫 289p 【B】

『日本の歴史をよみなおす』網野善彦 ちくま学芸文庫 409p 【C】

45
たけみー(491)[sage]   投稿日:2012/06/12 18:12:56
お初。

『硝子のハンマー』貴志祐介 角川書店 491p 【C】
貴志祐介の推理ものは初めて読みました。このジャンルに精通してるわけでもなく、読書量が多いわけでもないので【C】評価。読みやすく、2部構成なので最後まで飽きませんでした。

46
たけみー(886)[sage]   投稿日:2012/06/14 10:58:17
『青の炎』貴志祐介 角川書店 395p 【C】
説明が若干専門的で軽くダレます。最後は考えさせられました。

47
たけみー(1118)[sage]   投稿日:2012/06/14 12:22:31
『KAGEROU』斎藤智裕 ポプラ社 232p【D】
今更ながら。
星新一テイストの作品で、それを一冊に膨らませたような作品。ギャグと変な文章さえ無ければそこそこだったと。

48
テタ(15☆3022)[]   投稿日:2012/06/15 21:20:51
『ポートレイト・イン・ジャズ』和田誠 村上春樹 新潮文庫 347p
ジャズメンにまつわるエッセイ。【C】

49
たけみー(1445)[sage]   投稿日:2012/06/20 04:17:25
『こころ』夏目漱石 新潮文庫 327p【A】

50
テタ(15☆3316)[]   投稿日:2012/06/23 20:31:56
『料理人』ハリー・クレッシング ハヤカワ文庫 294p
【C】

51
すたん(6372)[sage]   投稿日:2012/06/25 01:57:14
『チェーホフ集 結末のない話』チェーホフ ちくま文庫 415p 【C】

『昔話と日本人の心』河合隼雄 岩波書店 371p 【C】
めんどくさいが面白い。

52
テタ(15☆3637)[]   投稿日:2012/06/30 20:56:52
『連分数のふしぎ』木村俊一 講談社ブルーバックス 321p
わかりやすい。【B】

53
テタ(15☆3937)[]   投稿日:2012/07/07 11:00:47
『バイオパンク』マーカス・ウォールセン NHK出版 300p
コンピュータハッカーの次にくるバイオハッカーの生態。【C】

54
無名草子さん[sage]   投稿日:2012/07/15 19:56:45
ホシュ

55
テタ(15☆4182)[]   投稿日:2012/07/22 17:46:43
『どこにでも居る幾何』井ノ口順一 日本評論社 245p
校正が杜撰。【D】

56
テタ(15☆4603)[]   投稿日:2012/07/29 07:59:46
『しゃべれども しゃべれども』佐藤多佳子 新潮文庫 421p
【B】

57
テタ(15☆4960)[]   投稿日:2012/08/05 09:05:43
『理系の子』ジュディ・ダットン 文藝春秋 357p
サイエンスフェアとは。【B】

58
テタ(15☆5121)[]   投稿日:2012/08/12 08:27:34
『ひと月の夏』J・L・カー 白水uブックス 161p
【C】

59
たけみー(1752)[sage]   投稿日:2012/08/17 12:07:07
『ボッコちゃん』星新一 新潮文庫 307p【B】

60
テタ(15☆5692)[]   投稿日:2012/08/21 09:12:05
『ブラス・クーバスの死後の回想』マシャード・ジ・アシス 光文社古典新訳文庫 571p
ブラジルの小説。【C】

61
テタ(15☆6014)[]   投稿日:2012/09/05 21:30:38
『書店はタイムマシーン』桜庭一樹 創元ライブラリ 322p
読書日記。【C】

62
テタ(15☆6366)[]   投稿日:2012/09/10 08:38:29
『ウェイクフィールドの牧師』ゴールドスミス 岩波文庫 352p
イギリスの小説。【C】

63
たけみー(2143)[sage]   投稿日:2012/09/10 12:21:08
『宇宙のあいさつ』星 新一 新潮文庫 391p【C】

64
たけみー(2364)[sage]   投稿日:2012/09/12 08:29:14
『玩具修理者』小林泰三 角川ホラー文庫【A】

65
たけみー(2816) [sage]   投稿日:2012/09/14 12:01:55
『使命と魂のリミット』東野圭吾 角川文庫 452p 良くも悪くも陳腐なのが好きな方に。【C】

66
すたん(6856)[sage]   投稿日:2012/09/16 14:41:32
『消失・神様とその他の変種』ケラリーノ・サンドロヴィッチ ハヤカワ演劇文庫 484p
【C】

67
たけみー(3094) [sage]   投稿日:2012/09/17 09:43:44
『幽談』京極夏彦 MF文庫 278p 【C】

68
すたん(7044)[sage]   投稿日:2012/09/20 22:25:02
『巴里の憂鬱』ボードレール 新潮文庫。188p 【C】

69
たけみー(3281) [sage]   投稿日:2012/09/30 21:19:08
『医師がすすめる男のダイエット』井上修二 集英社新書 187p【D】
年配サラリーマンの方でハッとされる方は多いと思います


70
テタ(15☆6800)[]   投稿日:2012/10/01 21:23:32
『巴之丞鹿の子―猿若町捕物帳』近藤史恵 光文社時代小説文庫 209p
捕物帳。【C】

『サロメ』ワイルド 光文社古典新訳文庫 225p
【C】

71
テタ(15☆7321)[]   投稿日:2012/10/05 21:13:35
『どうして僕はこんなところに』ブルース・チャトウィン 角川文庫 521p
旅行譚。【C】

72
すたん(7630)[sage]   投稿日:2012/10/12 00:36:24
『夢を見るたびに毎朝僕は目覚めるのです』村上春樹 文春文庫 586p 【C】
インタビュー集。

73
テタ(15☆7840)[]   投稿日:2012/10/13 20:27:04
『世界童謡集』西條八十 水谷まさる訳 富山房百科文庫 519p
1924年に出版されたものの復刻版。【C】

74
たけみー(3911)[sage]   投稿日:2012/10/17 21:39:18
『姑獲鳥の夏』京極夏彦 講談社文庫 630p【C】

75
テタ(15☆8111)[]   投稿日:2012/10/19 20:29:26
『宇宙怪人しまりす 医療統計を学ぶ 検定の巻』佐藤俊哉 岩波科学ライブラリー 116p
宇宙怪人が地球征服にやってくる、という設定。【C】

『作家の本棚』ヒヨコ舎 アスペクト文庫 155p
【C】

76
たけみー(4393)[sage]   投稿日:2012/10/20 19:27:48
『トパーズ』村上龍 角川文庫 222p 短編集【D】
『人獣細工』小林泰三 角川ホラー文庫 260p 短編集【B】

77
たけみー(5453)[sage]   投稿日:2012/10/29 10:26:37

『魍魎の匣』京極夏彦 講談社文庫 1060p 【B】

78
たけみー(5894)[sage]   投稿日:2012/11/01 09:58:20
『ツナグ』 辻村深月 新潮文庫 441p【C】

79
たけみー(6113)[sage]   投稿日:2012/11/03 21:17:23
『肉食屋敷』 小林泰三 角川ホラー文庫 219p 【C】

80
たけみー(6331)[sage]   投稿日:2012/11/06 18:43:38
『夜市』恒川光太郎 角川ホラー文庫 218p【C】

81
すたん(7851)[sage]   投稿日:2012/11/07 15:11:37
『浮標』三好十郎 ハヤカワ演劇文庫 221p 【C】

82
たけみー(6708)[sage]   投稿日:2012/11/13 02:36:02
『押入れのちよ』荻原浩 新潮文庫 377p【C】
何処か悲しく何処かほっこりとする。

83
たけみー(7690)[sage]   投稿日:2012/11/14 10:06:40
『狂骨の夢』京極夏彦 講談社文庫 982p【C】
よく思いつくなーと思う

84
たけみー(8103)[sage]   投稿日:2012/11/18 05:23:17
『八月の路上に捨てる』伊藤たかみ 文春文庫 175p【D】
芥川賞受賞かぁ…という感じ。つまらないとは思わないけど、取り立てて惹かれなかった。文学に疎いからかもしれない。疎いから

『レインツリーの国』有川浩 新潮文庫 238p【C】
初有川浩。解説に同著者他作品の少々のネタバレあり。最初は陳腐に(作品が陳腐ということではなく)ロマンチックという言葉が浮かんだが、何となくそう言い切りたくはない。関西人と一度関わってみたいと思った。

85
テタ(15☆8333)[]   投稿日:2012/11/26 20:50:38
『ポロポロ』田中小実昌 中公文庫 222p
短編集。【C】

86
無名草子さん[]   投稿日:2012/11/27 22:27:01

通名の方々:


NHK
TBS・JNN・ニュースバード(NewsBird)
テレビ朝日・ANN
日本テレビ・NEWS24・NNN24
フジテレビ・FNN

共同通信(Kyodo・47News)・時事通信

新聞(朝日新聞・毎日新聞・読売新聞・産経新聞・日本経済新聞・東京新聞・・・)

ラジオ

出版社

87
たけみー(8358)[sage]   投稿日:2012/12/12 21:27:01
『富野に訊け!!』富野由悠季 アニメージュ文庫 255p【C】
アニメージュというアニメ雑誌に掲載された富野監督との人生相談コーナーを纏めたもの。本当にアニメ雑誌の1コーナーなのだろうかというような質問もあり、その返答もまた読み応えあり。ただ本当に纏めただけなので、欲を言えば著者(?)から一言欲しかったです。

88
こけこっこ(0)[]   投稿日:2013/01/02 12:31:01
読書熱が復活したから参戦する
とりあえず『写楽百面相』泡坂妻夫 を今日から読む

89
こけこっこ(365)[sage]   投稿日:2013/01/06 22:24:46
『写楽百面相』泡坂妻夫 文春文庫 365p 【D】
この小説を心から楽しめる人はごくわずかだと思う
江戸時代の歴史・地理・文化・娯楽・風俗etc.によほど精通していないと
読み解くのは無理
自分には言葉ですら知らないものがたくさん 貨幣価値も分からないし、
元号から時系列も把握できないし、地名から距離感がつかめない
その上、登場人物が多くてそれぞれが別名(ペンネームなり役者としての名前なり)
を持っていて覚えきれない

90
すたん(8247)[sage]   投稿日:2013/01/11 00:59:36
あけましておめでとうございます。

『昔話の深層』河合隼雄 講談社+α文庫 396p【C】
雑誌連載ということもあってか以前読んだ「昔話と日本人の心」より易しかった。
反面「〜である」の結論づけがやや強引に感じる箇所も。

91
こけこっこ(832)[sage]   投稿日:2013/01/12 23:46:10
『刑事の墓場』首藤瓜於 講談社文庫 467p 【C】
重厚な警察小説かと思っていたら軽薄な漫画だった
舞台設定とキャラとストーリーがぜんぶ漫画
見当はずれの線をかたくなに追いかける敏腕(?)刑事の行動も謎
うならされる1行でもあったかというとそれもなかった

92
こけこっこ(1130)[sage]   投稿日:2013/01/19 00:24:16
3.『ヨッパ谷への降下』筒井康隆 新潮文庫 298p 【B】
ファンタジー短編集
夢を文章化したような作品集
「タマゴアゲハのいる里」のラストが美しい

93
こけこっこ(1408)[sage]   投稿日:2013/01/19 23:30:56
4.『懲戒の部屋』筒井康隆 新潮文庫 278p 【B】
ホラー短編集 『ヨッパ谷〜』と併読
世にも恐ろしい悪夢「乗越駅の刑罰」が収録されている
延々と残酷でムナクソ悪い描写が続き、最後に更なる刑罰を予感させて終わる
あとは「熊の木本線」がほっこりとして思わぬ収穫だった

94
すたん(8657)[sage]   投稿日:2013/01/23 08:23:03
『子どものための文化史』ベンヤミン 平凡社ライブラリー 410p【C】
子ども向けラジオ番組の放送原稿をまとめたヨーロッパ雑学の本。各章短いので暇をみて読める。

95
こけこっこ(1800)[sage]   投稿日:2013/01/23 22:45:38
『狐笛のかなた』上橋菜穂子 新潮文庫 392p 【B】
ファンタジー小説
瑞々しくてスピード感がある 木縄坊・玉緒などの脇のキャラもいい

96
こけこっこ(2094)[sage]   投稿日:2013/01/28 11:53:52
『フラミンゴの家』伊藤たかみ 文春文庫 294p 【E】
つまらねえぇ・・・w 
ここまでつまらないとなるともう著者と自分の感性の違いだろう
人物造形・会話・挿入されるエピソード・比喩表現・ユーモアのセンス・
泣かせどころ  引っかかるものなんにもなしw
主題すらとっ散らかってて何がしたいのか分からない


97
たけみー(9676)[sage]   投稿日:2013/01/30 20:45:35
遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。

『黒笑小説』東野圭吾 集英社文庫 332p【D】
ブラックユーモア、だろうか。面白くはなかった。冗長さがないのは○
『紫色のクオリア』うえお久光 電撃文庫 323p【C】
ライトノベルで楽しめたのは久しぶり。
『アミダサマ』沼田まほかる 新潮文庫 383p【D】
総じて微妙。もっと深く迫って欲しかったけど、不気味さは伝わってきた。比喩が鼻につく。特にシチューの下りはどうかと思う。
『山形新幹線[つばさ]殺人事件』西村京太郎 光文社文庫 278p【C】
タイトルだけでマンネリ感を覚えてしまうのは世代故だろうか。それでも想像を裏切る展開、しっかりとしたカタルシスが得られるのはさすが。

98
こけこっこ(2353)[sage]   投稿日:2013/02/03 00:33:26
『船を編む』三浦しおん 光文社 259p 【S】
読み終えてからの感想がなかなか書けなかった
>A「明けの明星の如き作品」(特別な感情を覚える様な傑作) で足りないから
[感動]だとうすっぺらい、[素敵]は自分の生活の中にない言葉
読めない時間もこの本が頭から離れないくらい
読み返すたびに新たな発見があると断言できる
本当に[言葉]は不思議だ

99
こけこっこ(2353)[sage]   投稿日:2013/02/03 00:55:04
あ 誤字あった タイトル
しかもよりによって言葉の魔力に迫ったこの本で・・・・・・・・

訂正
『舟を編む』三浦しおん 光文社 259p

100
こけこっこ(2353)[sage]   投稿日:2013/02/03 01:13:44
冷静な脳みそ失ってるのかもしれない

再訂正
『舟を編む』三浦しをん 光文社 259p

101
テタ(15☆9215)[]   投稿日:2013/02/09 07:37:43
『ダーウィン家の人々』グウェン・ラヴェラ 岩波現代文庫 415p
チャールズ・ダーウィンの孫娘による回想録。【B】

『数学ガール ガロア理論』結城浩 ソフトバンククリエイディブ 467p
【C】

102
テタ(16☆405)[]   投稿日:2013/02/09 07:43:13
『春になったら苺を摘みに』梨木香歩 新潮文庫 254p
エッセイ。【B】

『漢文法基礎』二畳庵主人 加地伸行 講談社学術文庫 603p
かつての受験参考書の文庫化。【C】

『お菓子とビール』モーム 岩波文庫 333p
当時のイギリスの階級意識が興味深い。【C】

103
テタ(16☆1205)[]   投稿日:2013/02/09 20:26:17
『実験・発見・数学体験』小池正夫 数学書房 226p
【C】

『服は何故音楽を必要とするのか?』菊地成孔 河出文庫 340p
ファッション・ショーの音楽考。【C】

『ねじの回転』ヘンリー・ジェイムズ 光文社古典新訳文庫 272p
【D】

104
テタ(16☆1243)[]   投稿日:2013/02/09 20:26:54
2重書き込みのため表示しません 内容を確認する

105
こけこっこ(2353)[sage]   投稿日:2013/02/11 12:15:25
『舟』の熱病が治まってきたので読書復帰
160pまでで途中挫折したのでノーカン・ノー評価

『晴れた日は巨大仏を見に』宮田珠己 幻冬社文庫 342p
タイトル通りの紀行エッセイ+写真
まあ、残念な作文でもう読み進める時間がもったいない

106
こけこっこ(2716)[sage]   投稿日:2013/02/17 23:39:17
『沈底魚』曽根圭介 講談社文庫 363p 【C】
警察小説はどれ読んでも同じだな
上からの理不尽な圧力、横での不可解な軋轢 こればっかり
本書はプラス、スパイものなんだが、複雑さを競っているだけに思う

107
こけこっこ(2716)[sage]   投稿日:2013/02/18 00:02:43
ここのテンプレにある評価の指標、CとDの間がないんだよね・・・
「つまらなくはなかったが、おもしろくもなかった 総じて凡庸・フツー」が
芸術への評価としてもっとも厳しいそれが

108
テタ(16☆1658)[]   投稿日:2013/02/18 20:32:54
『知っておいしい 肉事典』実業之日本社編 実業之日本社 159p
【D】

『どくろ杯』金子光晴 中公文庫 256p
戦前の上海への逃避行。【C】

109
こけこっこ[sage]   投稿日:2013/02/19 00:42:32
おや???
テタ お初
こんなのも読むのか・・・・
『どくろ杯』金子光晴 中公文庫 は大昔に読んで相当おもしろかった記憶が
詩集も代表作はほとんど読んだなー

110
すたん(9206)[sage]   投稿日:2013/02/27 21:14:24
『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』ル・カレ ハヤカワ文庫 549p 【C】
過去に何があったかを探るスパイ小説。長い。微妙な言い回しが多いので言葉のニュアンスを捉え難い。

ちなみにwikipediaの項目が100%ネタバレ解説になっている。
非常にわかりやすくまとめられていて色々と腑に落ちたけど、正直どうなんだろう。

111
たけみー(☆167)[sage]   投稿日:2013/03/02 00:17:57
『疑う力』西成活裕 PHPビジネス新書 215p【C】
「疑うこと」について語った本。
文章から作者の自信が滲み出ている。

『砂の女』安部公房 新潮文庫 276p【A】
砂丘に埋れそうな田舎の一軒家に、男が閉じ込められるお話。
魅せる文章、構成。一番好きだと言える。
文章が一人称だったり、三人称だったりするのがちょっと気になる。

>235
そういうの、案外多いですよね…

112
こけこっこ(3121)[sage]   投稿日:2013/03/02 12:00:21
『戦争広告代理店』高木徹 講談社文庫 405p 【C】
内容:情報操作とボスニア紛争のドキュメント

『舟を編む』を読んで以降はっきり自覚したことは、自分の読書の価値基準は
1シーン・1行・1セリフ・1語句 のおもしろさ>>>>>>全体のストーリー・内容
であること
[ethnic cleansing=民族浄化] この言葉のインパクトがすべてで
あとのページはおまけに過ぎない

113
こけこっこ(3472)[sage]   投稿日:2013/03/05 23:43:34
『まほろ駅前多田便利軒』美浦しをん 文春文庫 351p 【D】
期待はずれ、がっかり。
とにかく暗い。胸躍るシーンがない。顔がほころぶシーンがない。
会話の妙もない。ただただ平坦。
そして全編に渡って倦怠感が漂っていて気が滅入る。
『舟』のあのおもしろさはいったいなんだったんだろう?

114
テタ(16☆2112)[]   投稿日:2013/03/11 20:22:23
『リーマン予想の探求』黒川信重 技術評論社 158p
【C】

『ナボコフの一ダース』ウラジミール・ナボコフ ちくま文庫 296p
短篇集。【B】

115
テタ(16☆2569)[]   投稿日:2013/03/11 20:26:14
『砂のように眠る』関川夏央 新潮文庫 314p
戦後論。【C】

『10年着るための衣類ケアブック』石川理恵 技術評論社 143p
【C】

116
すたん(9436)[sage]   投稿日:2013/03/13 07:42:37
『悪魔の話』池内紀 講談社学術文庫 230p 【C】
補遺が面白かった。

117
テタ(16☆3367)[]   投稿日:2013/03/20 17:31:10
『中国の大盗賊・完全版』高島俊男 講談社現代新書 327p
毛沢東は大盗賊である!?【B】

『ヒッグス粒子を追え』フランク・クローズ ダイヤモンド社 471p
【C】

118
こけこっこ(3781)[sage]   投稿日:2013/03/21 00:17:46
『柳影』多田容子 講談社文庫 309p 【C】
時代小説(江戸)。少しのミステリーと猟奇、あとの大半は衆道とエロ。
鬼女の造形がすばらしくてけっこう楽しめたんだが、
後半主人公が自問自答する部分がくどくてめんどくさくなってきた

119
すたん(9837)[sage]   投稿日:2013/03/21 19:50:02
『沢氏の二人娘・歳月・風俗時評ほか』岸田國士 ハヤカワ演劇文庫 401p 【C】

120
テタ(16☆3798)[]   投稿日:2013/03/27 19:16:35
『夢みるピーターの七つの冒険』イアン・マキューアン 中公文庫 206p
【C】

『杳子・妻隠』古井由吉 新潮文庫 225p
【C】

121
すたん(☆423)[sage]   投稿日:2013/04/03 01:00:27
『敵は海賊・海賊の敵』神林長平 ハヤカワ文庫 307p 【C】
「いま集合的無意識を、」で提示した物語論の実地展開。

『地形からみた歴史』日下雅義 講談社学術文庫 279p 【D】
大阪に土地勘のある人なら面白いかも。

122
こけこっこ(4594)[]   投稿日:2013/04/06 12:03:53
『大いなる助走』筒井康隆 文春文庫 360p 【B】 3/28
文壇風刺の面は取っ払ってマジキチに振り切ってあるとこだけ楽しめばいいと思う

『氷菓』米澤穂信 角川文庫 217p 【C】 3/29

『雪花草子(きらぞうし)』長野まゆみ 新潮文庫  236p 【A】 4/3
伝奇小説風。エロとグロと残酷な暴力と美しい文章
思わぬひろいもんだった

123
たけみー(☆738)[sage]   投稿日:2013/04/10 04:43:37
『東京伝説 呪われた街の怖い話』平山夢明 ハルキ・ホラー文庫 254p【D】
幽霊・怪奇の絡まない(創作?)都市伝説集。総じて微妙だったけど、50もの話数とテイストの統一は凄いと思う。
『アクアリウム』篠田節子 新潮文庫 317p【C】
惜しい作品。でもC

124
こけこっこ(4832)[sage]   投稿日:2013/04/10 12:43:28
『世界の日本人ジョーク集』早坂隆 中公新書ラクレ 238p 【C】
book offで105円だった。コスパ考えれば【B】かもな
同じ著者の『紛争地ジョーク集』も読んでみたくなった

125
テタ(16☆4141)[]   投稿日:2013/04/11 20:47:38
『郊外へ』堀江敏幸 白水uブックス 190p
連作短篇集。【B】

『影をなくした男』シャミッソー 岩波文庫 153p
【C】

126
すたん(☆619)[sage]   投稿日:2013/04/14 09:05:15
『谷中村滅亡史』荒畑寒村 岩波文庫 196p 【C】
「昔の話」で済まなくなってしまった百年前の事例。

127
テタ(16☆4956)[]   投稿日:2013/04/18 22:01:02
『室町お伽草紙』山田風太郎 新潮文庫 573p
【C】

『おカルトお毒見定食』松浦理英子 笙野頼子 河出書房新社 242p
対談集。【C】

128
テタ(16☆5337)[]   投稿日:2013/04/25 21:38:16
『容疑者の夜行列車』多和田葉子 青土社 163p
連作短篇集。ちょっと空回りか。【C】

『abc予想入門』黒川信重 小山信也 PHPサイエンス・ワールド新書 218p
【C】

129
無名草子さん[]   投稿日:2013/04/25 23:18:19
ba

130
無名草子さん[]   投稿日:2013/04/27 23:15:18
今、日本国内では、「戦争」が勃発している。その「戦争」とは、「女性」対「男性」の戦いである。

この「戦争」を仕掛けてきたのは女性であり、「女性は差別されてきた」あるいは「女性は差別されている」
などと称して、「聖戦」気取りで、際限のない「女権拡大」を目指している。
一方、男性にとって、この「戦争」は、自分たちの(当たり前の)権利を守る防衛戦である。

もし、あなたも、「今、内戦が起こっている」との認識をお持ちであれば、是非、私らの「戦い」に
参加していただきたい。この「戦い」は、むしろ、私ら(男性)にとっての「聖戦」である。
http://blogs.yahoo.co.jp/sabetsu5555

131
こけこっこ(5546)[]   投稿日:2013/05/05 12:37:26
『恋する歌音』佐藤真由美 集英社 240p 【-】 4/17
特に感想もないな・・・

『SF JACK』日本SF作家クラブ編 角川書店 474p 【C】 4/18
SFというわりにはフリきった作品が少ないような

『ネトゲ廃人』芦崎治 新潮文庫 254p 【C】 4/23

132
こけこっこ(6407)[sage]   投稿日:2013/05/05 12:56:43
『名もなき毒』宮部みゆき 文春文庫 607p 【E】
とてもひどい作品。
主役に魅力がない。脇にも押しが強いキャラがひとりもいない。
全体が散漫で緊迫感ゼロ。クライマックスの盛り上がらなさは異常。
そして無駄に長い。いいとこ見つけることができない。

133
こけこっこ(6683)[sage]   投稿日:2013/05/05 13:10:46
『箪笥のなか』長野まゆみ 講談社文庫 253p 【B】5/1
モチーフは「箪笥」 エロと同性愛の要素はなし。日本語が美しい

『あめふらし』長野まゆみ 文春文庫 233p 【C】 5/3
モチーフは「蛇」 日本語が美しいので好きではある
最初と最後の章は邪魔 ないほうがいい

134
こけこっこ(6952)[sage]   投稿日:2013/05/06 14:14:24
『左近の桜』長野まゆみ 角川文庫 269p 【-】 5/5
雰囲気と文体は好きなんだけど、なんかめんどくせーなー、と
気疲れする

135
こけこっこ(7277)[sage]   投稿日:2013/05/09 00:07:49
『仏果を得ず』三浦しをん (双葉文庫) 352p 【B】5/8
こっちの三浦しをんは当たりだった。『まほろ〜』は捨てた。
ど直球で[人間]の魅力に迫っている。いいシーンもたくさんある。

余談だけど、この本に限らず、【読書メーター】の書評は
自分にとってまったく機能しないな・・・

136
こけこっこ(7610)[sage]   投稿日:2013/05/09 19:43:54
『真夜中のマーチ』奥田英朗 集英社文庫 333p 【F】5/9
意地になって最後まで読んだけどよ・・・なにこのクソ本

137
こけこっこ(7943)[]   投稿日:2013/05/20 12:41:16
『三四郎はそれから門を出た』三浦しをん ポプラ文庫  333p 【C】
雑記みたいなエッセイはさしておもしろくない
喪女エッセイみたいなのは誰がやっても同じだと思う
しかし
読書・本 絡みのエッセイ(含む書評)はおもしろかった
読書キチぶりがもはや変人の領域

138
テタ(16☆5823)[]   投稿日:2013/05/20 21:16:50
『ぼくらの近代建築デラックス!』万城目学 門井慶喜 文藝春秋 197p
近代建築めぐり。【C】

『重力とは何か』大栗博司 幻冬舎新書 289p
【B】

139
こけこっこ(8211)[sage]   投稿日:2013/05/22 12:19:05
『辞書を編む』飯間浩明 光文社新書 268p 【B】
自分にとって[言葉]そのものについてあれこれ考えるのは楽しい、飽きない
だからその分野の情熱を持った人の話はおもしろい


140
テタ(16☆6262)[]   投稿日:2013/05/24 21:45:15
『本にだって雄と雌があります』小田雅久仁 新潮社 315p
ユーモア小説。【B】

『面積の発見』武藤徹 岩波科学ライブラリー 124p
テーマが散漫。【D】

141
テタ(16☆6727)[]   投稿日:2013/05/30 21:02:09
『探究心に火をつける』木更津高専一般教育研究会編 学術図書出版社 198p
【C】

『岬』中上健次 文春文庫 267p
短篇集。【C】

142
もんた(☆843)[]   投稿日:2013/06/02 06:04:15
にちゃん初書き込み
『チョコレート・アンダーグラウンド』アレックス・シアラー作 金沢端人訳
冒険系の物語はあんま読まないけどこれは面白かった!
やっぱシアラーさん素晴らしいと思う

143
テタ(16☆7225)[]   投稿日:2013/06/06 08:30:47
『Tonyさんの優雅な生活』小森薫 万来舎 278p
エッセイ。【C】

『集合知とは何か』西垣通 中公新書 220p
【C】

144
すたん(☆1147)[sage]   投稿日:2013/06/10 01:52:39
『ベエトオヴェンまいり』ワアグナア 岩波文庫 138p 【C】

『逆説の軍隊』戸部良一 中公文庫 390p 【B】
陸軍の組織変遷から見た日本近代史。

145
こけこっこ(8865)[sage]   投稿日:2013/06/12 23:20:54
健全でない言葉が含まれているため表示しません 内容を確認する

146
テタ(16☆7476)[]   投稿日:2013/07/16 00:00:00
『亜米利加ニモ負ケズ』アーサー・ビナード 日本経済新聞出版社 251p
エッセイ。【C】

147
テタ(16☆8048)[]   投稿日:2013/07/16 00:00:00
『ピタゴラスの定理でわかる相対性理論』見城尚志 佐野茂 技術評論社 229p
【D】

『悲しいだけ 欣求浄土』藤枝静男 講談社文芸文庫 343p
【C】

148
こけこっこ(-)[]   投稿日:2013/07/24 00:00:00
『麗しき花実』乙川優三郎 朝日文庫 【−】
amazonレビューで絶賛している人がいて、さぞかしおもしろいのだろうと購読
・・・とにかくまるでおもしろくない 300pすぎまで我慢してたけどもう限界だ
文意がつかめないところすらあるし、話は退屈だし唐突だし・・・
おまけにじめじめ暗いしなにこの本???
途中挫折して次に向かう

149
無名草子さん[]   投稿日:2013/08/06 00:00:00
『海と毒薬』遠藤周作 講談社文庫【B】

神(良心)を持たない日本人というのがテーマになっているこの作品。
ドイツ人のヒルダの発した「神が怖くないのか」という発言は、読者である私もパッとしなかった。
ヒルダは神を持っているから良心を持っていると考えてもいいだろう。
では、神を持たない日本人はどうなのだろうか。勿論、日本人全員が良心を持たないというわけではないのだが……。

とても読みやすい文章なので、すらすら読むことができた。
あ、でも、一番印象に残ったのは、患者の手術に失敗したあたり。

150
無名草子さん[]   投稿日:2013/08/06 00:00:00
↑ページ数書き忘れていました。ごめんなさい。
232ページです。

151
すたん(☆2210)[]   投稿日:2013/08/28 00:00:00
『新唐詩選』吉川幸次郎・三好達治 岩波新書 233p 【C】

『立原道造詩集』岩波文庫 453p 【C】
部屋の中で読むとイマイチ。梅雨入り前の時節、外で読むのに良かった。

『自動車絶望工場』鎌田彗。講談社文庫 377p 【B】
働いて、考えたことの記録。
俗に言う告発本とは一線を画した面白さがある。ただ、読んでいて滅入る。

152
無名草子さん[sage]   投稿日:2013/08/28 00:00:00
蛇足ながら…
彗(すい)ではなく、慧(えい)の字です。
昔、河口慧海という、チベット探検記を書いた人があました。

153
すたん[sage]   投稿日:2013/08/28 00:00:00
訂正ありがとうございます。
彗星ではなく、慧能さんの方の字だったのですね。
(チベット旅行記は冊数が多くてなかなか手が出せません……)

154
テタ(16☆8487)[]   投稿日:2013/08/28 00:00:00
『果てしなき逃走』ヨーゼフ・ロート 岩波文庫 220p
なんだかよく分からない。【D】

『英国王室御用達』長谷川喜美 平凡社新書 219p
ロイヤルワラントを持つ店たち。【C】

155
テタ(16☆8940)[]   投稿日:2013/08/28 00:00:00
『ご遺体』イーヴリン・ウォー 光文社古典新訳文庫 227p
ロサンジェルスに生息するイギリス人たち。【C】

『宇宙は何でできているのか』村山斉 幻冬舎新書 226p
ダークマター、ダークエネルギー。【C】

156
テタ(16☆9574)[]   投稿日:2013/09/02 20:42:02
『ハツカネズミと人間』スタインベック 新潮文庫 156p
【C】

『世界屠畜紀行』内澤旬子 角川文庫 478p
動物を殺して食べることと、屠畜する人への差別感はどうつながっているのか。
いろいろな国で取材している。【B】

157
テタ(16☆9963)[]   投稿日:2013/09/09 09:38:22
『贈与の歴史学』桜井英治 中公新書 232p
15世紀日本の贈答習慣がおもしろい。【B】

『ハリスツイードとアランセーター』長谷川喜美 万来舎 157p
【C】

158
テタ(17☆561)[]   投稿日:2013/09/16 06:41:11
『天馬賦』石川淳 中公文庫 270p
短篇集。【D】

『大いなる眠り』レイモンド・チャンドラー 早川書房 328p
村上春樹訳。【C】

159
無名草子さん[sage]   投稿日:2013/09/19 13:30:13
10000P 一万頁って本は何センチメートル位に成りますか?

160
テタ(17☆861)[]   投稿日:2013/09/23 06:29:21
『ねじの回転 デイジー・ミラー』ヘンリー・ジェイムズ 岩波文庫 127p
「デイジー・ミラー」だけ読んだ。【C】

『数学をいかに使うか』志村五郎 ちくま学芸文庫 173p
【C】

161
テタ(17☆1441)[]   投稿日:2013/09/30 21:10:34
『ストリート・チルドレン』盛田隆二 講談社 272p
【D】

『ナンセンス・カタログ』谷川俊太郎+和田誠 ちくま文庫 308p
ショートエッセイ集。【C】

162
テタ(17☆1700)[]   投稿日:2013/10/07 20:43:37
『灯台守の話』ジャネット・ウィンターソン 白水uブックス 259p
【C】

163
テタ(17☆2112)[]   投稿日:2013/10/14 10:33:53
『書くことについて』スティーヴン・キング 小学館文庫 412p
どのようにして書くようになったか、いかにして書くか。【C】

164
すたん(☆3019)[sage]   投稿日:2013/10/14 11:11:06
『ファンタジスタドール イヴ』野崎まど ハヤカワ文庫 169p 【C】
至ってまじめにSF文学しているのだが、アニメとのギャップを考えるとつい笑ってしまう。

『二人がここにいる不思議』レイ・ブラッドベリ 新潮文庫 446p 【B】
短編集。世界観豊か。

『孫子』岩波文庫 194p 【B】
組織論、コミュニケーション論。形と勢の違いがよくわからなかった。

165
テタ(17☆2616)[]   投稿日:2013/10/21 21:59:15
『テムズとともに』徳仁親王 学習院教養新書 218p
オックスフォード大学留学記。【C】

『大栗先生の超弦理論入門』大栗博司 講談社ブルーバックス 286p
【B】

166
13てん(617)[sage]   投稿日:2013/10/26 20:54:07
面白そうなので今日から参加します。

 悗呂犬瓩討離螢鵐僉1からのマッサージ&ストレッチ』加藤雅俊 インプレスコミュニケーションズ 123p 【D】
 目新しい点はなかったが、ツボを正確に押す場合は骨の内側に指をもぐらせ
 押し込むようにという説明は大変参考になった。

◆慍屬里気ら通り』荻原浩 集英社 494p 【C】
 地元のシャッター通りを思い浮かべながら読んだので妙に感情移入してしまった。
 

167
13てん(886)[sage]   投稿日:2013/10/29 20:09:04
『長く働いてきた人の言葉』北尾トロ 飛鳥新社 269p 【C】
 成り行きで仕事決めて何十年・・・大抵そんなもんだよな
 

168
テタ(17☆2843)[]   投稿日:2013/11/03 07:14:39
『ゴドーを待ちながら』サミュエル・ベケット 白水uブックス 227p
不条理劇。【C】

169
すたん(☆3459)[sage]   投稿日:2013/11/03 09:00:02
『ゴドーを待ちながら』ベケット 白水Uブックス 227p 【C】
被りました

『冒した者』三好十郎 ハヤカワ演劇文庫 213p 【C】

170
黒男(1590)[sage]   投稿日:2013/11/03 18:22:47
面白そうなので今日から参加させていただきます。

『見知らぬ妻へ』浅田次郎 光文社文庫 p279 【 C 】
短篇集。
あまり私には合わないが普通。

『黒祠の島』小野不由美 新潮文庫 p479 【 C 】
初小野不由美作品。
ホラー?ミステリー?女性の作品にしては、読みやすい。

『セル上・下』S・キング 新潮文庫 p426、p406 【 B 】
作品の内容は良いが、オチが気に入らない。

171
黒男(1838)[sage]   投稿日:2013/11/04 17:46:11
『きれいなお城の残酷な話 ベスト版』 桐生操 大和書房 【 C 】p248
いつの時代にも悪女というのは存在する。
怖い怖い。

172
13てん(1457)[sage]   投稿日:2013/11/05 20:55:28
4、『質問力 話し上手はここがちがう』齋藤 孝 筑摩書房 233P 【C】
5、『鏡の花』道尾 秀介 集英社 338P 【C】

173
黒男(2109)[sage]   投稿日:2013/11/06 22:34:33
『浅田次郎 新選組読本』 文藝春秋 【 B 】 p271

174
黒男(2672)[sage]   投稿日:2013/11/08 22:18:15
『 Pの密室 』 島田荘司 講談社 p285 【 B 】

『 眠れぬ夜に読む本 』 遠藤周作 知恵の森文庫 p278 【 C 】

175
AmerBeton(867)[sage]   投稿日:2013/11/09 12:07:05
初参加です
山際素男『破天』光文社新書 p598 【B】
中野京子『名画の謎 旧約新約聖書篇』 p269 【C】

176
テタ(17☆3002)[]   投稿日:2013/11/11 20:41:02
『ジーキル博士とハイド氏』スティーヴンスン 光文社古典新訳文庫 159p
こんな話だったのか。【C】

177
13てん(1970)[sage]   投稿日:2013/11/11 22:43:56
6、『猫語の教科書』 ポール・ギャリコ 筑摩書房 206P 【 C 】
7、『昭和の犬』 姫野 カオルコ 幻冬舎 307P 【 C 】

178
すたん(☆4018)[sage]   投稿日:2013/11/12 04:42:44
『かくれんぼ・毒の園』ソログープ 岩波文庫 253p 【C】

『語前語後』安野光雅 朝日文庫 306p 【C】
ショートエッセイ集。

179
AmerBeton(1101)[sage]   投稿日:2013/11/12 19:27:33
井上章一『日本人とキリスト教』角川文庫p234 【C】
悪い本ではないがよい本でもなかった

180
13てん(1970)[sage]   投稿日:2013/11/15 21:41:33
8、『政と源』 三浦 しをん 集英社 262P 【 C 】
9、『ミミズクとオリーブ』 芦原 すなお 東京創元社 

181
13てん(2516)[sage]   投稿日:2013/11/15 21:48:03
途中送信してしまいました・・・

8、『政と源』 三浦 しをん 集英社 262P 【 C 】
9、『ミミズクとオリーブ』 芦原 すなお 東京創元社 284P 【 C 】

182
AmerBeton(1491)[sage]   投稿日:2013/11/16 19:44:17
坪内祐三 福田和也『不謹慎』扶桑社 p390 【C】
電車通勤中にめくるのが最適の楽しい本

183
テタ(17☆3342)[]   投稿日:2013/11/18 20:42:27
『ブルックリン』コルム・トビーン 白水社 340p
仕事を求めてアイルランドからブルックリンへ旅立つ娘。【C】

184
13てん(2910)[sage]   投稿日:2013/11/25 20:42:35
10、『トッカン The 3rd おばけなんてないさ』 高殿 円 早川書房 394P 【 C 】

栃木ネタうざい

185
テタ(17☆3603)[]   投稿日:2013/11/25 20:57:22
『百』色川武大 新潮文庫 261p
短篇集。【C】

186
黒男(3653)[sage]   投稿日:2013/11/27 18:32:45
『回想のビュイック8 上・下』 S・キング 新潮文庫 【 C 】 P393、P337

『発達障害に気づかない大人たち』 星野仁彦 祥伝社新書 【 C 】 P251

187
すたん(☆4315)[sage]   投稿日:2013/11/28 15:54:02
『ピグマリオン』バーナード・ショー 光文社古典新訳文庫 297p 【C】

188
黒男(4282)[sage]   投稿日:2013/11/29 13:49:24
『時の旅人』 長野まゆみ 河出書房新社 p139 【 C 】
『アスペルガー症候群』 岡田尊司 幻冬舎新書 p269 【 C 】
『教師格差』 尾木直樹 角川oneテーマ21 p221 【 B 】

189
13てん(3323)[sage]   投稿日:2013/11/30 13:24:54
11、『みんな酒場で大きくなった』 太田 和彦 京阪神エルマガジン社 207P 【 C 】
12、『天下御免の向こう見ず』 太田 光 幻冬舎 206P 【 C 】

190
AmerBeton(2671)[]   投稿日:2013/12/01 23:07:47
山本周五郎『樅の木は残った』新潮社【C】 P549+P631
新潮文庫ではなく懇切丁寧な脚注がついた 山本周五郎長編小説全集で読んだ
なかなか良かった

191
テタ(17☆4556)[]   投稿日:2013/12/03 21:01:03
『ビューティフル・マインド』シルヴィア・ナサー 新潮文庫 953p
数学者ナッシュの伝記。【C】

192
13てん(3720)[sage]   投稿日:2013/12/06 20:28:43
13、『疾風ロンド』 東野 圭吾 実業之日本社 397P 【D】

193
黒男(4282)[sage]   投稿日:2013/12/07 13:53:23
『親と教師にとってすごく大切なこと』 ロン・クラーク 草思社 p254 【 B 】

『大学で学ぶべきこと、学ばなくてよいこと』 鷲田小彌太 PHP p214 【 C 】

194
黒男(4952)[sage]   投稿日:2013/12/07 13:56:48
『感じない子ども こころを扱えない大人』 袰岩奈々 集英社新書 p202 【 C 】

195
テタ(17☆4920)[]   投稿日:2013/12/09 20:43:56
『お好みの本、入荷しました』桜庭一樹 創元ライブラリ 364p
紹介された本が読みたくなる。【C】

196
AmerBeton(2930)[]   投稿日:2013/12/11 22:00:59
開高健.谷沢栄一.向井敏『書斎のポトフ』ちくま文庫 259P 【C】
よい。谷沢に対する偏見が改まった。

197
13てん(3995)[sage]   投稿日:2013/12/13 20:31:45
14、『REVERSE リバース』 石田 衣良 中央公論新社 275P 【C】
最初はたらたら読んでたけど、中盤以降は一気に読んだ

198
黒男(5470)[sage]   投稿日:2013/12/15 11:26:31
『ことばの饗宴―読者が選んだ岩波文庫の名句365』 岩波文庫 【 B 】 p179

『ぐうぜん東大に合格させる法』 吉本康永 三五館 【 C 】 p205

『みずうみ』 川端康成 新潮文庫 【 B 】 p134

199
テタ(17☆5563)[]   投稿日:2013/12/16 22:19:58
『波紋と螺旋とフィボナッチ』近藤滋 秀潤社 267p
チューリング・パターン。【B】

『冥途・旅順入城式』内田百 岩波文庫 376p
短篇集。【C】

200
13てん(4212)[sage]   投稿日:2013/12/19 23:22:35
15、『おぎ・もぎ対談「個」育て論』 尾木 直樹・茂木 健一郎 217P 【C】

201
テタ(17☆5756)[]   投稿日:2013/12/23 07:16:47
『星条旗の聞こえない部屋』リービ英雄 講談社 193p
【C】

202
テタ(17☆6435)[]   投稿日:2013/12/28 17:39:29
『代替医療解剖』サイモン・シン エツァート・エルンスト 新潮文庫 584p
科学的根拠にもとづく医療とは。【C】

『コッツウォルズでひとやすみ』ケイティー恩田 神奈川新聞社 95p
【D】

203
13てん(4986)[sage]   投稿日:2013/12/29 19:35:19
16、『ブスの瞳に恋してる』 鈴木おさむ マガジンハウス文庫 212P 【C】
17、『田舎暮らしに殺されない法』 丸山健二 朝日新聞出版 181P 【C】
18、『祈りの幕が下りる時』 東野圭吾 講談社 381P 【B】

204
AmerBeton(3268)[sage]   投稿日:2014/01/01 06:39:31
丸谷才一『文学のレッスン』新潮文庫 p338 【C】
丸谷の小説はつまらないがこういう評論的なものや書評は面白い

205
AmerBeton(3512)[]   投稿日:2014/01/01 21:25:15
赤川次郎『三毛猫ホームズとオペラに行こう』朝日新聞出版 p243 【C】
赤川次郎は知る人ぞ知る演劇通
このオペラエッセイもいい本であった

206
AmerBeton(3732)[]   投稿日:2014/01/02 22:43:26
遠藤周作.北杜夫『狐狸庵vsマンボウ』講談社文庫 p220 【C】
40年ほど前に出た作家の対談集
今よんでも面白い

207
AmerBeton(3932)[]   投稿日:2014/01/03 09:54:44
佐藤賢一『ダルタニャンの生涯』岩波新書 p200 【C】
三銃士主人公の史実を追うノンフィクション

208
AmerBeton(4198)[]   投稿日:2014/01/06 06:39:43
殿山泰司『日本女地図』角川文庫 p266 【B】
この人の文才はただごとではない
おそるべき名著

209
テタ(17☆6896)[]   投稿日:2014/01/06 19:59:29
明けましておめでとうございます。

『蜘蛛女のキス』マヌエル・プイグ 集英社文庫 461p
【C】

210
13てん(5111)[sage]   投稿日:2014/01/06 20:50:55
19、、『爪と目』 藤野可織 新潮社 125P 【C】

211
テタ(17☆7294)[]   投稿日:2014/01/13 08:28:47
『オープンサイエンス革命』マイケル・ニールセン 紀伊國屋書店 398p
オープンソースのようにオープンサイエンスを。【C】

212
13てん(5796)[sage]   投稿日:2014/01/16 19:51:59
20、『ペテロの葬列』 宮部みゆき 集英社 685P 【C】

213
AmerBeton(4436)[]   投稿日:2014/01/19 23:31:18
中村うさぎ.佐藤優『聖書を語る』文春文庫 p238 【D】
書名に惹かれて読んで失敗


214
AmerBeton(4828)[]   投稿日:2014/01/20 01:08:18
鹿島茂『100分で名著 パスカル パンセ』NHK出版 p155【C】
鹿島茂編訳『パスカル パンセ抄』飛鳥新社 p237 【C】
ラフューマ版パンセを読むための練習として

215
テタ(17☆7468)[]   投稿日:2014/01/20 20:52:15
『ガラスの動物園』テネシー・ウィリアムズ 新潮文庫 174p
戯曲。【C】

216
13てん(6499)[sage]   投稿日:2014/01/22 10:32:29
21、『動物園の王子』 中沢けい 新潮社 186P 【C】
22、『冬虫夏草』 梨木香歩 新潮社 264P 【C】
23、『「疲れないからだ」のつくり方』 寺門琢己 三笠書房 253P 【C】

217
AmerBeton(4928)[]   投稿日:2014/01/25 10:43:23
筒井泉『量子力学の反常識と素粒子の自由意思』岩波科学ライブラリー p100 【C】
学生時代に観測問題に凝ったことを思い出した
小さいながら好著

218
太子(775)[]   投稿日:2014/01/26 14:02:13
本日読了分から参加します

『心では重すぎる』 大沢在昌 p755 【C】

佐久間が調査内容をバラしまくり
女子高生の女王様とその犬たち…
無理やりも限界、長いだけの凡作

219
テタ(17☆7657)[]   投稿日:2014/01/27 20:46:49
『ワーニャ伯父さん』アントン・チェーホフ 白水uブックス 189p
戯曲。【C】

220
太子(1051)[sage]   投稿日:2014/01/30 07:05:58
夢枕獏 『仕事師たちの哀歌』集英社 p276 【B】
旧プロレスファンの俺には面白かった
時系列の短編連作なので読みやすい

221
13てん(7009)[sage]   投稿日:2014/01/31 20:17:36
24、『騙し絵』 犬養六岐 祥伝社 307P 【C】
25、『千年ごはん』 東直子 中央公論新社 203P 【C】

222
太子(1323)[sage]   投稿日:2014/02/02 17:48:51
『ザ・ロード』 コーマック・マッカーシー p272 【B】
Aまではいかないが「Bの上」ぐらいの傑作だと思う

223
すたん(☆5286)[sage]   投稿日:2014/02/02 21:05:58
『唐宋伝奇集(上)』今村与志雄訳 岩波文庫 300p 【C】
註が詳しい。邯鄲の故事が教訓とは裏腹に出世双六の読み物として純粋に楽しい。

『動物農場』ジョージ・オーウェル ちくま文庫 276p 【C】
開高健訳。後半部はオーウェルについてのエッセイ集。

『UN-GO 因果論』會川昇 ハヤカワ文庫 395p 【C】
同名の劇場版アニメのノベライズ。時代背景等、映像にのらなかった部分の設定が面白かった。

224
テタ(17☆7814)[]   投稿日:2014/02/03 21:21:34
『エレガンスの流儀』加藤和彦 河出書房新社 157p
エッセイ。【D】

225
魚(1134)[age]   投稿日:2014/02/04 02:34:21
このスレッドをずっと探していました。見つかって良かった。
名前は以前使用していたものですが、ものすごく久し振りかつ、過去ログ読めなかったので、頁数いったんリセットして再参戦します。
そこまで冊数こなせないと思いますが、宜しくお願いします。

『夢をかなえるゾウ』水野 敬也 飛鳥新社 p398 【B】

単なる読みものとしても、或いは自己啓発の一種としても面白い本。
世界に名を馳せている人たちが行って来たを一例に例える部分が、特に気に入っている。
又読み直したいと思える一冊。

『The Book』乙一 荒木 飛呂彦 集英社文庫 p374 【C】

ジョジョ未読でも読める作品。
【B】か【C】ですごく悩む所だけど、恐らくジョジョ好きな人の方が楽しめるのではないだろうかという意味をこめて【C】に。
読み終わったあとスッキリするか、もやもやするかは人による所だろう。
個人的には何とも言えない救いのなさだった。切ないとは違って憤りを覚えるかも知れない。

『ブルースカイ』桜庭 一樹 文春文庫 p362 【C】

ドイツの魔女狩りが舞台という点に惹かれて購入。
しかし、序盤のストーリーが気になってしまったため、場面転換についていけず。
個人的には序盤に出て来た少女がどうなったかを知りたかったが、
ストーリーとしては申し分なく面白いと思うし、近未来の世界にもリアリティがあって良い。

226
魚(2149)[sage]   投稿日:2014/02/04 02:37:13
『落下する夕方』江國 香織 角川文庫 p288 【A】

ふとしたときに読みたくなるので、二回目か三回目の読了。購入冊数も三冊目。
江國香織の本は読む人を選ぶし、選択を間違えると雰囲気を重視しただけの本と思われることも多いだろうが、この本だけは苦手な人にもおすすめしたい。

『金平糖の降るところ』江國 香織 小学館文庫 p396 【D】

ところどころスペイン語が出て来る所は個人的に勉強になる所。
「がらくた」と比べるなら、こちらの方が登場人物の心理や、裏の意図を読みたくなるという意味で面白かったと思う。

『がらくた』江國 香織 新潮文庫 p331 【D】

文庫裏のあらすじがネタバレ過ぎてどうして良いのやら。
相変わらずどこかネジが飛んだような夫婦設定は好きだし、出て来る人物の人間臭さは良いんだけど、
ストーリーは正直あってないようなものだし、あらすじ読んだら展開が想像付いてしまうので、
このあらすじは見ないで読むか、変更した方が良いんじゃないかな。

227
太子(1672)[sage]   投稿日:2014/02/05 00:43:49
『不思議なキリスト教』橋爪大三郎×大澤真幸 
 講談社現代新書 p349 【B】
全知全能の神が作った世界になぜ悪があるのか 良書です

228
魚(3221)[sage]   投稿日:2014/02/06 20:03:46
『文月に不実の花咲く』仁川 高丸 集英社 p187 【D】

文庫ではなく新書版。随分前のものなので今手に入るかどうかはあやしい所。
珍しく女性と女性の恋愛をテーマにしているが、リアリティ重視なのかところどころ進みが緩やか過ぎて、退屈してしまうのが難点。

『丕緒の鳥』小野 不由美 新潮文庫 p358 【B】

十二国記の最新作だが、今回は「王」が主役ではなく本筋では「その他大勢」とされる一般人が主役となり、シリーズの中でも賛否両論の分かれる一冊。
確かに続編が望まれる中で、王がどうなったか、国がどうなったのかが全くわからず、停滞していた物語が進展しないのがもどかしいと思う意見も理解できるが、
世界観が広がったという意味でこの一冊はシリーズの中には必要な一冊だったと思う。改めてこのシリーズの面白さを痛感できた。

『月の影 影の海 上』小野 不由美 講談社X文庫 p272 【B】
『月の影 影の海 下』小野 不由美 講談社X文庫 p255 【B】

『丕緒の鳥』を読んで久し振りに読みたくなったので、二冊目を購入し再読。
ファンタジーではあるものの、異国ではなく日本と中国をあわせたような世界観のせいか、想像しやすい設定なのが個人的に気に入ってる所。
そして、ファンタジーと銘打ってあるもののこれは一人の女子高生が、自分というものと向き合って成長する物語以外のなにものでもない。
主人公の中嶋陽子はクラスのいじめに対して、積極的に参加もしないが自分が標的にされると困るために、止めもしない。
いわゆる「良い子」を演じてるタイプの女の子で、正直こういうタイプはあまり好きではないが、その「良い子」の仮面を脱ぎ捨てたとき出て来る本性も、最終的に出した結論も、どちらもすごく好ましいと思える。
筆者は女性であるが、女性向きではなく老若男女問わずに面白く読める作品ではないだろうか。

229
魚(4621)[sage]   投稿日:2014/02/06 20:18:28
『風の海 迷宮の岸』小野 不由美 新潮文庫 p390 【C】

シリーズをもう一回読み直したい気分になり、折角なので新しく発売し直されたものを購入。
このシリーズにしては、どちらかと言えば珍しく、正直な所主人公が非力かつ気弱で、
人の顔色を窺っているような性格が、少し気に入らないと思っていたもの。

けれど、これも一つの成長ものと思えば主人公を助ける周りの登場人物が魅力的に思えてくるので、悪くないという印象を抱いた。
シリーズの中ではあまり好きではない一冊だし、これを読んでも十二国の魅力は十分には伝わらないだろうが、
それでも続編には欠かせない一冊であることは確かだ。

『風の万里 黎明の空 上』小野 不由美 新潮文庫 p368 【B】
『風の万里 黎明の空 下』小野 不由美 新潮文庫 p400 【B】

『月の影〜』の続編にあたる。主人公は中嶋陽子を含めて三人。それぞれの主人公の視点から物語が始まるが、
視点の切り替えが唐突でなくわかりやすく違和もないのが小野不由美の良い所だと思う。

これもシリーズの他作品と比べて成長の物語だが、何かの死によって変わる人もいれば変わらない人もいる。
けれど自分とは違う世界を知る誰かと出会うことで、自分を見つめ直す機会になり、
それが変化にも成長にも繋がる所が非常に考えさせられる。

230
魚(4621)[sage]   投稿日:2014/02/06 20:19:38
『真昼なのに昏い部屋』江國 香織 講談社文庫 p242 【C】

中央公論文芸賞受賞…という肩書とは別に、ここ最近読んだ江國作品の中ではいちばん面白かった。
結婚しているのに別の男性を意識してしまう女性…なんて書くとどろどろした展開を期待しそうだが、
決して不倫に陶酔する女性の物語ではない。

寧ろ設定に反して初恋を経験して大人の女性になっていく過程を見ているような、そんな錯覚に陥る。
総体的な評価として【C】ではあるが、同じ筆者の作品の中ではベスト3に入るのではないかと言うくらいにはお気に入り。

231
無名草子さん[]   投稿日:2014/02/07 16:19:44
HIKAKINさんの僕の仕事はYouTube【S】

232
太子(1891)[sage]   投稿日:2014/02/08 22:05:37
『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』
太田直子  光文社新書 p219 【C】
字幕の裏世界がわかる

233
魚(5373)[sage]   投稿日:2014/02/10 02:13:39
『天に堕ちる』唯川 恵 集英社文庫 p271 【C】

筆者の作品は『刹那に似てせつなく』がいちばん印象に強く面白かったように記憶している。
今回のは「堕ちる」女性をテーマにした短編集で、どれもこれも一般女性が嵌りそうで嵌らない、嵌らなそうで嵌りそうな日常の「落とし穴」に対してどういう行動を起こしたかで、そのあとの人生が狂いだす。
個人的には「和美」が多少無理のあるオチではあったと思うが、面白かった。ただ、唯川作品の唯一気になる点は「描写不足」。
オチの部分は秀逸な割には、全くと言って良いほど心に残らないのは、強烈な印象を残す描写や表現は一切なく、当たり前のように淡々と物語が過ぎてしまう所為だ。
言い換えればすごく読みやすく、親しみやすいのだが、状況や作品によって浅くも深くも書けるようになれば、もっと世界観が広がるだろうに、それが勿体ないように思える。

『医者に殺されない47の心得』近藤 誠 アスコム p227 【B】

本屋で見かけて以来気になっていた一冊。基本的に小説以外は殆ど読まないが、これは面白い。寧ろ日本という国に住んでいる人間ならば誰しもが読むべきと思う。
何故現代は医者不足、看護師不足と言われるのかその実態が少しずつあきらかにされている。
どんな人間も医者の言うことに従えというのが当たり前の日本。だが、本当に全ての医者の言うことが正しいのだろうか?かかりつけの病院がたくさんあれば長生きできるのか?
現実に病院から処方される薬物に依存している人を家族に多く見て来ているので、読んだことによって薬に対しての考え方、癌に対しての考え方が変わった。
恐らく自分も【放置治療法】を選ぶと思う。そういった意味で購入して本当に良かった一冊であることに間違いはない。

234
魚(5373)[sage]   投稿日:2014/02/10 02:14:23
『仮面-ペルソナ-』山藍 紫姫子 角川文庫 p254 【C】

スタンレー・ホークの事件簿シリーズの一作目。知る人ぞ知る作者だが、本当に耽美小説と言われる所以はわかる気がする。
テーマがミステリーものだったので興味本位で手に取ってみたが、正直事件解決が思わぬ所で起こったために肩すかしな気分を味わう。
ミステリーを期待して読んだのなら投げ捨てても文句は言われないだろう。刑事ものなのにオカルトっぽい一面もあるのだが、それの出方が唐突すぎて、展開に付いて行けない。
続きは気になるので購入する予定だが、内容的にも万人向けではないのでおすすめできない。

235
太子(2455)[sage]   投稿日:2014/02/11 13:08:24
『悪果』 黒川 博行 角川書店 p564 【D】
だらだらと長いだけ 久々に壁投げ
コメント1件

236
13てん(7462)[sage]   投稿日:2014/02/12 10:14:00
26、、『ターミナルタウン』 三崎亜記 文藝春秋 453P 【C】

237
魚(6170)[sage]   投稿日:2014/02/13 01:54:37
『箱の中』木原 音瀬 講談社文庫 p453 【A】

ここ数か月読んだ本の中では珠玉の一冊。痴漢の冤罪についてはテレビや映画などでも話題を呼んでいる所だが、冤罪のまま刑務所に行くことになってしまった男の物語だ。
かといって冤罪だけがテーマではなく、この本のテーマは「愛情とは何か」と表現した方が合致するように思う。
ものすごく評価の分かれる作品ではあるが、個人的に喜多川が堂野に抱いたものは愛情であると思うし、それが歪んでいようが世間一般から著しく逸脱していようが、心を打たれるものがある。
涙を流して読むようなものではなかったが、忘れられない一冊であり、同じ著者の別の作品にも興味を持つ良いきっかけとなった。
この作品を講談社で出版し直すことを決めた人には敬意を表したい。

『美しいこと』木原 音瀬 講談社文庫 p344 【C】

この著書のタイトルは実に皮肉なタイトルのように思える。
主人公は異性愛者であるにも関わらず、別れた彼女の空白を埋めるように、処分するように頼まれた彼女の服を着て女装して街を歩くことに楽しみを見出してしまう。
もちろん女になりたい願望がある訳でもない、ただの遊びの範疇なのだろうが、そこから思いもよらぬ展開が待ち受けている。
だが『箱の中』と比べると、こちらは男である主人公が女装に目覚めるというただの一点を除いて、「どこにでもあるような日常」の一コマである。

格好いいから好き、優しいから好き、面白いから好き、という条件で誰かを好きになっているときは、本当の恋ではないと常々考えている。
その条件が取り払われて、欠点しか見えないのにそれでも好きと思う一途で、けれど好きなのに友達にすらなれない状況というのは胸の痛むものがある。
作品のみなら【B】を付けたい所だが、解説が蛇足かつ、作品の良さに対してあまりにも興ざめな内容過ぎたので【C】に。

238
無名草子さん[]   投稿日:2014/02/15 02:48:05
★東横線での事件

東急東横線沿線に生息、女性専用車両を利用する男性客に暴挙謀略しまくりのおばさん
http://www.youtube.com/watch?v=Jf0qxSGr7fs&;list=PL1k4xaNSVVuMH4s3w1YOTynHcO6CM1cgp

239
太子(3023)[sage]   投稿日:2014/02/16 13:20:27
『スリー・カップス・オブ・ティー 』 グレッグ・モーテンソン 、 デイヴィッド・オリバー・レーリン
サンクチュアリパプリッシング p568 【-】

読み終わって、ネットを調べたら「捏造と自殺」

【B】にしようと思ったが…評価なし
なんとも後味が悪い

240
太子(3023)[sage]   投稿日:2014/02/16 13:23:19

241
テタ(17☆8337)[]   投稿日:2014/02/18 20:20:40
『古事記完全講義』竹田恒泰 学研 523p
言っていることがあまりにバカっぽい。【D】

242
魚(6870)[sage]   投稿日:2014/02/19 00:27:13
『箱庭図書館』乙一 集英社文庫 p335 【C】

乙一はデビュー作「夏と花火と私の死体」から読んでいるが、そのときに比べると毒が少なくなっているかなという印象。
短編集ではあるが、ところどころに出て来る人物の関連性があるのも少し面白い所。
『コンビニ日和!』が珍しくコメディタッチで、面白いと思った。真面目だったり切なかったり、青春だったり、
ちょっとファンタジーだったり…そういう、統一性があるようでない所が却って読者を飽きさせない作りになっているのかも。

『からくりアンモラル』森奈津子 ハヤカワ文庫 p365 【C】

サイエンス・フィクションの短編集というと、なんだか小難しそうで個人的には敬遠しがちなジャンルなのだが、
これはSFと性愛をテーマにしている上に、登場人物や世界観に小難しい設定を盛り込んでいないので、テンポもよく読みやすかった。
女性と女性あるいは男性と男性のシーンも、そこまで詳しくはないがあるので、免疫がないとびっくりしてしまうかも知れない。
だが、性別や人種、あるいは生物の枠も超えた愛というものに心突き動かされる人は、読んでみて損はないと思う。

243
魚(7470)[sage]   投稿日:2014/02/19 00:28:32
『葛藤-アンビヴァレンツ-』山藍 紫姫子 角川文庫 p251 【C】

スタンレー・ホークの事件簿シリーズの二作目。相変わらずの雰囲気だが、
今回はしっかり犯人の動機から事件解決までが明らかにされていたので、前作よりもすっきりした気分で読めたし、
三角関係よりはただの当て馬だったスタンレーが少し認められ始めて来たあたりも好印象だった。
評価自体は前作と同じ【C】ではあるが、確実に前作よりも面白かったと言えるし、続刊も購入することを決意せざるを得なかった。

『秘密』木原 音瀬 講談社文庫 p349 【C】

『箱の中』と『美しいこと』の中間におけるような作品であると思う。
『箱の中』に比べると劇的な展開も、あるいは驚くような結末もなく、本編のあとの二作は蛇足と思われても仕方ないだろうが、
それでも、尋常とは言い難い人物像が、日常が当たり前のように書き連ねられていくのに、ついつい睡眠を忘れて読み耽ってしまった。
ロジックも勘の良い人間なら気づいてしまうだろうが、それでも飽きさせない点については、解説が良い部分を突いて納得させてくれていると思う。

244
太子(4084)[sage]   投稿日:2014/02/22 14:47:03
1週間分まとめて

『ハードボイルド・エッグ』 荻原 浩 双葉社 p393 【B】
思わぬ拾い物 出だしはばーちゃんキャラがイマイチと思っていたが途中から一気読み エンディングもいい

『サニーサイドエッグ』 荻原 浩 東京創元社 p378 【C】
前作並みを期待したが裏切られた テンポが悪いし登場人物も平凡 Cの下

『おさがしの本は』 門井 慶喜 光文社 p290 【C】
くせのある文体だが、すぐに慣れた 連作短編で読みやす 最後は「にんまり」Cの上

245
テタ(17☆8766)[]   投稿日:2014/02/23 07:07:13
『花柳小説名作選』丸谷才一・選 集英社文庫 429p
アンソロジー。【C】

246
太子(4300)[sage]   投稿日:2014/02/25 20:40:42
『この国で起きている本当のこと』 辛坊治郎 朝日新聞出版 p216 【C】
旬は過ぎてるが読んでみた 指摘はもっとも、でも結論がなあ〜

247
13てん(8054)[sage]   投稿日:2014/02/25 20:50:43
27、『室井滋のオシゴト探検』 室井滋 中央公論新社 309P 【C】
28、『影を買う店』 皆川博子 河出書房新社 283P 【C】

248
魚(7925)[sage]   投稿日:2014/02/25 21:40:26
『夜のピクニック』恩田 陸 新潮文庫 p455 【E】 ※Amazonにて詳しくレビュー済。

購入せずに借りて良かったと思ったもの。BATTLE ROYALEを名作と断言した解説者には敬意を表したい所だが、これは名作ではないと断言したい。
しなくても良い部分で改行し過ぎている為、無駄に長い。その上で内容の7割は心理描写であるせいか、目を引くような表現もない。
男女の明確な視点も心境の違いもないために、視点の切り替わりがわかりづらく、
誰の視点での話なのかを数行読み進めて台詞まで行き着かないとわからないという有様。
主人公たちと似たような境遇の自分でさえ、結末になんの感慨もわかない。

そもそもに、学園生活になんらかの魅力を感じていなければ、ぴんとこないのかも知れない。そういう意味では、万人向けではなく読者を選ぶのかも。
ちょっとしたロジックについては設定に則ったのかも知れないが、主人公よりも読者の方が先に気づいてしまい、本当に想像の通りなのだから、捻りがなくて呆れてしまう。
賛否両論に分かれるのが名作ともいうが、敢えてこの評価にしたい。

249
魚(8476)[sage]   投稿日:2014/02/25 21:41:19
『幻想映画館』堀川 アサコ 講談社文庫 p277【B】

『幻想郵便局』と対になっているようなのだが、ぱらぱらと読み比べてみた所、こちらの方が面白かったので先に購入。
続編のようではあるが、上下巻のような形ではなく主人公も舞台も全く違うようなので、問題なく読み進められた。簡単に説明するなら「コミカルなオカルトもの」だろうか。
著者の本は初めてなので、序盤は地面に足が付いていないようなふわふわとした現実味のない文章が少し気になったが、
読みやすい文体だったので、苦なく読み進めることが出来た。
恋愛のあたりはもうちょっと掘り下げてみても良いんじゃないかなという印象だが、コメディとしてならこのくらいのがとっつきやすいのかも。
解説にはネタバレも含むようなので、先に読まない方が吉。そして長過ぎるので、読む必要もないかも。『幻想郵便局』の方も読んでみたいと思う。

『少女地獄』夢野 久作 角川文庫 p274 【B】

まだ未読ではあるが『ドグラ・マグラ』の作者であること、あらすじが気になったので購入。
少し古い文体である為に意味を理解するのに、少し時間を要するのが難点だが、話そのものは頁数に反して濃いので、どれも面白く読み進められる。
又一部の短編では起承転結の結の部分が、具体的には暈されていて書かれていないのも、想像を掻き立てるという意味で素晴らしいと思う。
現時点では『ドグラ・マグラ』よりは他に短編集があれば、そちらを読んでみたい。

250
太子(4657)[sage]   投稿日:2014/03/01 11:38:58
『経済ってそういうことだったのか会議』
佐藤雅彦/竹中平蔵 日本経済新聞社 p357 【C】
10年以上前の本、積ん読の下層から出してきた。意外と面白い。竹中は、スタンスを別にして、教えるのは上手い Cの上

251
太子(4977)[sage]   投稿日:2014/03/03 19:36:56
『こぐこぐ自転車』 伊藤礼 平凡社 p320 【C】
作者の伊藤礼が伊藤整の次男というを読了後にググって知った。
さらに、妹の伊藤マリ子が文章の天才だったこと、
大学卒業の翌年昭和53年に死んだことも。自死かも…。
肝心の本の中身は、自転車6台を購入した経緯の章だけ面白かった。Cの下

252
テタ(17☆8961)[]   投稿日:2014/03/03 20:52:19
『異郷の空 パリ・京都・フィレンツェ』杉本秀太郎 白水uブックス 195p
エッセイ。【C】

253
魚(8912)[sage]   投稿日:2014/03/03 23:59:49
『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』桜庭 一樹 角川文庫 p201【A】

どうしても読みたくなったのだが、購入した書籍が見当たらなかったので二冊目を購入。
タイトルだけに惹かれると騙されそうだが、決して甘い恋愛小説ではなく、虐待されている女の子を取り扱った重い内容。
「好きって絶望だよね」という台詞は本当に的を射ていて素晴らしい。それが、男女間の恋愛で生まれる言葉じゃないのが、又考えさせられる所。
桜庭一樹はこれを除いて二冊読んでいるが、この作品が群を抜いて素晴らしいと思う。

『ハニービターハニー』加藤 千恵 集英社文庫 p235【B】

古本屋でなんとなく気になって手に取った一冊。甘いようで甘くない恋愛短編小説だが、これはどちらかというと10代よりも20代向きかも知れない。
友達の彼を好きになった話、彼氏に他に好きな人が出来たことを打ち明けられた話、彼氏の浮気を知ってしまった話etc
いちばん初めだけ、オチが唐突過ぎた上に捻りがなかったのでちょっと消化不良だったけど、
それ以外はなかなか恋愛小説でありがちでないシチュエーションだったので面白かった。代表作も読んでみたい所。
又、友人経由で知った所によると作者とは出身地が同じだと言うことを知って驚いた。

254
魚(9216)[sage]   投稿日:2014/03/04 00:02:28
『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う』尾形 真理子 幻冬舎文庫 p229【B】

タイトルが秀逸だなと思って本屋で手にしたもの。久し振りの新刊購入かも知れない。
作者はコピーライターとして活躍してる人で、ルミネのキャッチコピーを元に作られた作品。
小説と言うよりは、洋服店を舞台にした一つのドラマを見ているような気分になる一冊。
奇を衒ったような珍しいものではない恋が、試着室の中で本気の恋に変わる、或いはそう自覚せざるを得なくなる。
本当に試着室の中で女性が恋人や或いは好きな人を思い浮かべたなら、それは本気の恋だろう。
例えそれが良い方向に向かうとしても、そうでないのだとしても。良い意味で「まだ読みたい、物足りない」と思わせてくれる作品だった。
これが処女作とのことだけど、次回作にも是非期待したい所。

『道徳という名の少年』桜庭 一樹 角川文庫 p75【E】 ※Amazonにて詳しくレビュー済。

この本の全体の頁数は166pである。なぜ半分以下の数値をカウントしたかと言うと、
タイトル通りのストーリーが進むのは75pまでで、そのあとはひたすら作家に対するインタビューだったから。
全部を読んで本を買ったわけでも、レビューを見て買ったわけでもないので、エッセイも殆ど読まない自分としては、
正直インタビューを文庫に載せるという意味がわからない。そんなものは雑誌で特集を組んでやってくれと言いたい。
小説部分だけで言うなら、評価は【B】でも良い。
でも本一冊として評価するなら、これは正直『やってはいけない』ことをしているとしか。
桜庭一樹の作品を好き=インタビューも面白く読めるという訳ではないのでは…。

255
13てん(8791)[sage]   投稿日:2014/03/05 09:07:20
29 『マンボウ百一夜』 北杜夫 新潮社 242P 【C】
30 『ここに消えない会話がある』 山崎ナオコーラ 集英社 139P 【C】
31 『作家的時評集 2008-2013』 高村薫 毎日新聞社 356P 【D】

256
太子(5131)[sage]   投稿日:2014/03/05 21:19:56
『ブラフマンの埋葬』 小川洋子 講談社 p154 【D】
奇をてらいすぎ 数式を書いた作者とは思えない駄作

257
太子(5429)[sage]   投稿日:2014/03/09 21:59:10
『キング&クイーン』 柳広司 講談社 p298ページ 【C】
この作者は出来不出来が激しい 登場人物のキャラを描くのが精一杯で
最後のオチもイマイチ Cの下

258
テタ(17☆9410)[]   投稿日:2014/03/10 20:32:57
『旅と移動』鶴見俊輔 河出文庫 449p
【C】

259
魚(9782)[sage]   投稿日:2014/03/10 21:50:01
『二重自我-ドッペルイッヒ-』山藍 紫姫子 角川文庫 p297【B】

正直、ここまで面白くなるとは思ってなかったので吃驚した。
この文体や内容が受け付けない人には、全くの駄作になり得るんだろうが、
個人的にはこういう系統のどの本よりも展開が読めないことが面白い。次作で完結するのが惜しまれる作品。

『冥罰-リトリビューション-』山藍 紫姫子 角川文庫 p269【B】

個人的には、まだ続いて欲しいという期待感もあり、物足りなさも払拭できないが、スッキリと完結して良かったと思う。
初見はここまで読み進めるとは思わなかったが、はじめの方でつまらないと投げ出さなくて良かった。

260
魚(☆335)[sage]   投稿日:2014/03/10 21:52:31
『アレキサンドライト』山藍 紫姫子 角川文庫 p359【C】

耽美ロマンス小説と銘打ってるように、設定こそ特殊なものの、ハーレクイン小説にありそうな展開だと思う。
手に汗握るような、次がどうなるかわからない展開は面白かったものの、
終盤はちょっと緊張はするが長過ぎて飽きて来てしまうのと、結末を知りたくて焦れる思いがあり、
どうしてもペースダウンしてしまった。結末としては満足だが、出て来る二人の男があまりにも対極過ぎて気になった所。

この本でやっと☆1つに辿り着けたようだけど、あんまり実感は湧かないかな。

『ハッピーアイスクリーム』加藤 千恵 集英社文庫 p194【C】

頁数の意外なうすさに驚く作品。本来は短歌集だったのに、短編小説を混ぜ込んで出版し直したものとのこと。
年代的にも『ハニービターハニー』の方がぐぐっとくるものが多かったのでこの評価だけど、
短歌という馴染みのないものでも、全く飽きずに読みきれたのはすごい。

261
13てん(9398)[sage]   投稿日:2014/03/13 20:31:50
32 『恋の病は食前に』 拓未司 朝日新聞出版 310P 【C】
33 『ネコのダイエット』 村松友? 新潮社 197P 【C】

262
テタ(17☆9543)[]   投稿日:2014/03/17 21:09:34
『キリンの斑論争と寺田寅彦』松下貢 編 岩波科学ライブラリー 133p
1933年に起きた、キリンの模様はひび割れでできたのではないか、という論争。
「あとがきにかえて」が余計。【C】

263
魚(☆989)[age]   投稿日:2014/03/21 23:55:09
『キャリー』スティーブン・キング 新潮文庫 p390【B】

随分前にだが映画は視聴済み。それでもこの本に興味を惹かれたのは、帯の一文が秀逸だった所為かも知れない。
映画を見た感想はうろ覚えだけど、大して悪いことをしてもいないのに巻き添えを食らうのは可哀想という一点だけで、
主人公がどういう気持ちだったか、あるいは目的は何だったのか、周りの人間はなにを考えていたのかまでは想像していなかったし、
そこまで深く考えて映画を見ていなかった。改めてそれを知ってみるのも面白いのかなというのもある。
結末がわかっているにも関わらず、面白く読めたのはすごいの一言に尽きる。

また、海外小説をあまり読まない理由の一つに翻訳がダメだめだと、テンポが悪くだらけてしまったり、
言い回しがくどくて嫌になる場合が多いが、これはそうでもなく読みやすかったという点も含めて、この評価にしたい。

『ブルーもしくはブルー』山本 文緒 角川文庫 p264 【C】

ホラーと見るかファンタジーと見るか、あるいは恋愛小説と見るかで評価は変わってきそうな、評価を付けるのに難しい作品。
恋愛小説とするには物足りないし、ファンタジーにしては主人公が頼りないし、ホラーとしては怖さが足りない。
ただ、ぱらぱらと捲って面白そうと思うには充分だったし、また最後に主人公が気づいたことについては同感を得られたので満足。

264
魚(☆1723)[sage]   投稿日:2014/03/21 23:55:51
『葉桜の季節に君を想うということ』歌野 晶午 文春文庫 p477【A】

このスレで名前を見て、本屋でぱらぱら捲ってみた所面白そうなので購入。
タイトルだけを見ると甘酸っぱい恋愛小説のようだが、ひどいほどのタイトル詐欺。
中身はミステリーと言った方がしっくりくるし、最後のどんでん返しには脱力するほどに驚かされた。
基本的に【A】はあまり付けたくないんだけれども、「先入観」というものはどうしても無意識に持ってしまうのだと気づかされたのでこの評価に。
寝るのも惜しいと思うくらいに、久し振りに夢中になって読んだ一冊。

『よろこびの歌』宮下 奈都 実業之日本社文庫 p257【D】

【C】か【D】で迷う所だけど微妙に【D】。表題作のよろこびの歌は挫折した女の子の心情をよく表していて惹かれた所。
ただ、そのあとは非常にだらだらと無意味に長い感が否めなくて退屈してしまう。理由は少女特有の「毒」や「棘」がないから。
主人公が変わって状況や設定を変えられても、負の感情というものを一切持ち合わせていないような、
現実味の薄い少女しか物語には登場しないのが引っかかってしまう。歌と文章を重ねる作品はもっと当たり前にあっても良いjのに。
着眼点と表題作は良かっただけに残念だけど、続編は恐らく読まないと思われる。

265
太子(7156)[sage]   投稿日:2014/03/23 21:03:53
10日間まとめて

『パズル・パレス (上)』 p300
『パズル・パレス (下)』 p284
ダン・ブラウン 角川書店 【C】
ダン・ブラウンの処女作らしい
創作当時(1998年)にバックドア・セキュリホール・携帯電話盗聴などに言及する感覚は鋭い
ダ・ヴィンチ・コードまではいかないが、まずまず楽しめた Cの中

『最後の願い』光原百合 光文社 P335ページ 【C】
連作短編 相変わらず光原は文章が上手い
謎解きはやや強引 最終話がいい
「十八の夏」より劣るが、それでもCの上

『映画篇』 金城一紀 集英社 p368ページ 【C】
1話を読んで、やっぱり在日自慢の本かと思い止めようかと思ったが
2話以降は面白かった
ある映画が核となる連作短編 最終話がいい Cの中

『幽霊刑事』有栖川有栖 講談社 p440ページ 【C】
評価が高いようなので読んでみた
俺には合わなかった Cの下

266
テタ(17☆9715)[]   投稿日:2014/03/24 20:42:12
『テレーズ・デスケイルゥ』モーリヤック 新潮文庫 172p
【B】

267
こけこっこ(9250)[sage]   投稿日:2014/03/24 20:55:26
『アルキメデスは手を汚さない』小峰元 講談社文庫 385p 【D】
信じられないくらいつまらない

268
無名草子さん[]   投稿日:2014/03/25 08:16:24
>信じられないくらいつまらない

こう言われたら却って読んでみたくなるな
読まないけど

269
13てん(9733)[sage]   投稿日:2014/03/25 21:05:38
34 『GOSICK RED』 桜庭一樹 角川書店 335P 【D】

270
太子(7468)[sage]   投稿日:2014/03/26 20:47:41
『会計探偵クラブ』 山田真哉 東洋経済新報社 p312 【C】
勉強したいわけでなかったが、手にとった
さおだけ屋の作者だと途中で気づく
まあ、読める Cの中

271
こけこっこ(9651)[sage]   投稿日:2014/03/29 12:41:16
『小説あります』門井 慶喜(光文社文庫) 401p 【D】
人生を賭けて研究しようとするほど心酔している作家の遺稿が見つかった
しかもその第一発見者となった
その状況でこんなに冷静でいられる人間がいるかよ バカ
1冊通して人物の感情の起伏がまるで見えない
(感情表現は書かれているのだが行動と繋がっていない)
これで物語がおもしろく転がる理屈がない

272
太子(7692)[sage]   投稿日:2014/03/29 22:04:12
『女優K殺人事件』 鴻寿翔 祥伝社 p224ページ 【C】
積読の下層にあったのをサルベージ。意外と面白かった。
舞台(演劇)の話も興味深い Cの上
ところで、作者の「鴻寿翔」、検索しても詳細がよくわからない
この1作だけだったのだろうか
知っている人がいたら教えて下さい

273
魚(☆2245)[age]   投稿日:2014/03/30 01:23:38
『カラフル』森 絵都 文春文庫 p249【B】

以前から気になってはいたけど、購入せずになんとなく避けていた一冊。
読んでる途中でオチの部分のネタバレを思い出してしまい、まさしくその通りのオチだったけど、最後まで飽きることなく読むことが出来た。
前の『よろこびの歌』と真逆に、「完璧な人間」なんて存在しない、優しいだけでも、冷たいだけの人もいない、
そんな世界が心地いいのかも知れないし、このタイミング、この順番で読むことが出来て少しラッキーとも思える。

『きっと君は泣く』山本 文緒 角川文庫 p273【C】

たまには短編集ではなくがっつり長編が読みたいなと思っていたときに、ふらりと購入してしまった一冊。
タイトルと内容は噛みあっているようで、少しズレているような気がする。
他人に見せている自分と、ひた隠しにしている本性と二つあって人間なのだろうなあと考えさせられてしまった。
又何か月あるいは何年かおいてみてから、もう一回読んでみたい。

274
魚(☆2799)[sage]   投稿日:2014/03/30 01:24:23
『おとぎのかけら』千早 茜 集英社文庫 p237【C】

友人の勧めで購入した一冊。あとがきにあるようにまさしく日本の現代に舞台を置き換えたおとぎ話である。
どれもが全く違う人物の視点から繰り広げられる少し狂った人間の物語に見える。
ちょっと物足りないのは、短編だから仕方ないとは思うが感情移入の前に話が終わってしまう所。

『ファーストプライオリティー』山本 文緒 角川文庫 p317【B】

最優先項目というタイトルの、31歳の女性の短編集が31話。どれも読後感がスッキリするものではないが、もやもやもしない。
きっとこういう女性が現実にいるんだろうなと思わせるリアリティが流石。「庭」というタイトルの話がすごく好き。
30代を超えて読めば又違った感想を抱くのかも知れないと思う一冊。

275
太子(7980)[sage]   投稿日:2014/03/30 13:58:29
『床屋さんへちょっと』山本幸久 集英社 p288ページ 【C】
人物作りだけではなく、周辺設定も上手い
時間を遡る連作短編という形も決まっている
エンディングがやや気に入らない Cの上

276
テタ(18☆154)[]   投稿日:2014/03/31 06:34:29
『数学で生命の謎を解く』イアン・スチュアート ソフトバンククリエイティブ 439p
【C】

277
太子(8166)[sage]   投稿日:2014/03/31 21:38:51
『スロージョギングで人生が変わる』 田中宏暁 廣済堂出版 p186ページ 【C】
時速7km以下 笑顔で走れる状態 
かかとではなく、指の付け根部分で着地(フォアフット)
走りたくなった

278
13てん1☆(48)[sage]   投稿日:2014/04/01 14:32:19
35 『首折り男のための協奏曲』 伊坂幸太郎 新潮社 315P 【C】

35冊目で10000ページに到達した
評価するの難しい……感想が書けなくて申し訳ない
とりあえず今後も黙々と読んでいきますw

279
こけこっこ(10222)[sage]   投稿日:2014/04/06 12:55:32
『解錠師』スティーブ・ハミルトン ハヤカワ・ミステリ文庫 571p【E】
青春小説・ロード小説
はっきりしているのは犯罪を扱った部分はゴミだということ
[一流の中の一流]とされているプロの仕事のお粗末なこと・・・
あっけなく忍び込まれて大金を盗られる黒幕、
そして最後の金庫のしょぼいことしょぼいこと、自転車の錠じゃあるまいし・・・
4桁の数字の組み合わせで開くとかご冗談でしょ、と

少年の成長とロマンスを時系列に沿って書くだけで充分じゃん
おかしな構成も必要ないし

280
無名草子さん[]   投稿日:2014/04/06 17:32:03

281
太子(9365)[sage]   投稿日:2014/04/06 21:27:29
1週間分まとめて

『溺れる魚』戸梶圭太 新潮社 p332【C】
戸梶は変態クソ野郎だ。でも面白い。
登場人物が多すぎる。でも圧倒的スピードで気にならない。Cの上

『緋色の研究』コナン・ドイル 訳:各務三郎 偕成社 p247 【C】
児童書 ブックオフで見かけたので懐かしくなって買った。
推理は無理矢理のところが多いが、記念碑的作品なのでC。
モルモン教の部分は興味深い。

『密売人』佐々木譲 角川春樹事務所 p304 【C】
道警シリーズ。初期から読んでいるので、登場人物に親しみがある分、安心して読める。ちょっとパワーが落ちているかも。Cの上

『チーム』堂場瞬一 実業之日本社 p316 【B】
感動大作ではないが、先が気になる良作。
登場人物が優等生ではなく、みんな人間臭くて、面白かった。
評価は、ちょっと甘いが、Bの下

282
テタ(18☆361)[]   投稿日:2014/04/07 21:08:41
『21世紀の新しい数学』黒川信重・小島寛之 技術評論社 207p
対談。【C】

283
魚(☆3356)[sage]   投稿日:2014/04/07 21:53:33
13てんさんとこけこっこさん完走おめでとうございます。



『祝福されない王国』嶽本 野ばら 新潮文庫 p235【D】

【D】か【E】かという微妙な所。着眼点は良いし、退廃的なテーマも嫌いではないんだけれども、同じような言い回しが目に付くのと、
同じような口語体、同じような文体で書かれているために、出て来る主人公たちの違いが全くはっきりせず、
折角の短編なのにどの世界も似たり寄ったりで非常に残念。起承転結の転がすごいのに、何の捻りもない結で台無しにしてしまっているような。
もうちょっとちゃんと練り上げたら良いのにと思う辺りも狙って書いてるんだとしたらすごい、のかも知れないが面白くはない。

『遠くでずっとそばにいる』狗飼 恭子 幻冬舎文庫 p322【C】

これも評価の難しい、人を選ぶ作品。淡々と読み進めることが何故か出来なくて、休み休みなんとか読み切った。
なんとなく、主人公の心情を語るシーンが多過ぎるのか知れないと思う。物語としてそれが主体になるのは仕方のないことなんだけれども、
あまりさくさく進まずに停滞していたり、描写に真新しさや瑞々しさがないのが原因かなあとも。
「愛される喜びに浸ることができる人間と、愛する苦しみに喜びを見いだす人間」がいるという一文は気に入っている。

284
魚(☆3797)[sage]   投稿日:2014/04/07 21:54:53
『銃とチョコレート』乙一 講談社ノベルス p253【B】

【A】を付けても良いかも思うくらいに、面白かった一冊。まるで映画を一本見終わったあとのような、スッキリした感覚が得られます。
難点を言うならミステリーな内容に反して、児童書らしく平仮名が極端に多くて読みづらい所くらいかな。
オチにも非常に満足が出来た。タイトルに惹かれて購入したものだけど、保存用にもう一冊欲しいかも。

『夜にはずっと深い夜を』鳥居 みゆき 幻冬舎文庫 p188【C】

短編集というよりは岡崎京子のような散文集に近いものがある。独白で始まるものも多く、又不思議な所で話が連結しているのが面白い。
読みやすさはあるけれど、挿絵を含んでこのページ数というのもあり、読み応えの点ではいまいち。
オカルト的な意味合いではなく、人間性の中に潜む底知れない恐怖と表現する方が近いかも。

285
魚(☆4523)[sage]   投稿日:2014/04/07 21:55:59
『つきのふね』森 絵都 角川文庫 p221【D】

『カラフル』が面白かったので、著者の別の本がないかと探しに行った所、
もう一冊あった『リズム』と比べて、あらすじや冒頭が面白そうだったので購入。
想像したよりもずっと殺伐としておらず、寧ろ淡々と進んでいく友情物語のようだったけれど、
主人公のしでかしたことにどうしても共感できない所為か感情移入も出来ず。
話の結末としては嫌いじゃなかったけど、名作と言い切れるほどにはスッキリしなかった。

『リピート』乾 くるみ 文春文庫 p505 【E】

タイムトラベルものでオススメされていたので購入した本。ミステリーの要素がある部分も面白そうだなと思えたのだが、
これは飽くまでもベースにしてある『そして誰もいなくなった』『リプレイ』を既に読んだ人だけが、
他の作品と比べて期待を裏切るという意味で面白いと思える内容なのかも知れない。
これだけを読んだ所で、登場人物に共感も覚えず魅力も全く感じない。そもそもが良識のあるはずの大人の取る行動としては首を捻るものばかり。
読書に道徳観なんてものを持ち出しても白けるだけかも知れないけど、
あまりにも突拍子もない展開が連続し過ぎて、読み終わったあとで「だから何?」と言いたくなる一冊。おすすめはしない。

286
すたん(☆6505)[sage]   投稿日:2014/04/08 06:56:07
『神の子供たちはみな踊る』村上春樹 新潮文庫 237p 【C】
連作短編。

『あたらしい哲学入門 なぜ人間は八本足か?』土屋賢二 文春文庫 301p 【C】
板書イラストがわかりやすい。

『唐宋伝奇集(下)』今村与志雄訳 岩波文庫 384p 【C】
SF。

『ランボオ詩集』中原中也訳 岩波文庫 297p 【C】
辞書引いてる時間の方が長かった気もするけどこれはこれで。

287
13てん(1☆378)[sage]   投稿日:2014/04/09 09:15:45
36 『満願』 米澤穂信 新潮社 330P 【B】

288
こけこっこ(☆194)[sage]   投稿日:2014/04/10 21:28:01
よお、魚 ありがとう

『よろづ春夏秋中』長野まゆみ 文春文庫 194p 【B】
和風な空想小説の短編集 
BL・少年愛・同性愛を含む(ないのもある)
日本語が美しい

289
太子(☆565)[sage]   投稿日:2014/04/13 13:56:06
1週間分まとめて
ようやく1万超えた

『さよならの代わりに』貫井徳郎 幻冬舎 444p 【D】
貫井の作品は、初期の「慟哭」しか読んでいないが、
それと比べるとお粗末としか言いようがない Eに近いD

『海賊とよばれた男』 上 386p
『海賊とよばれた男』 下 370p
百田尚樹 講談社 【C】
今さらながら、噂の百田、初読み
バラエティ番組によくある再現ドラマの手法だと思う
事実関係のナレーションと、俳優の会話シーンを交互に繋いでいく
テレビの構成作家として身につけたのか
非常に解りやすいし読みやすいが、安っぽさが目につく
小説としては平均点だろう Cの中

290
魚(☆5006)[sage]   投稿日:2014/04/16 00:57:30
太子さん完走おめでとうございます。

『ぬるい眠り』江國 香織 新潮文庫 p317【C】

江國香織の書く本の「老夫婦」あるいは高齢の女性は一筋縄ではいかない癖があり、
なおかつちょっとネジが外れていて面白いと思う。この短編集にも幾つかネジの外れた人が出て来て、それが良い味を出している。
物凄く面白いと言うよりは、なんかじわじわと内部からこみあげてくる面白さがある一冊だと思う。

『さいはてのふたり』鷺沢 萠 角川文庫 p166【B】

すごく大雑把に分けて世の中には家族と呼べる人がいる人といない人がいる。
家族がいたとしても、何の蟠りもなく仲良く暮らせてる人がどれだけいるのかはわからない。
どちらかと言えば後者だったり、蟠りを抱えてる人たち、そして死をテーマにした一冊で心にじんと来るものを感じた。

291
魚(☆5659)[sage]   投稿日:2014/04/16 00:59:01
『僕のつくった怪物』乙一 集英社 p439【C】

表紙の装丁も気に入ったので久し振りの単行本の購入。
『銃とチョコレート』が面白く、これにも紅茶関係の名前が付けられているのを見て即購入を決めたが、
異世界ものにしては現実世界との差異があまり大きくない所為なのか、中盤は退屈してしまった。今後の展開に期待したい所。

『ハング・ルース』鷺沢 萠 文春文庫 p214【D】

表題作の雰囲気、あるいは孤独故に抱え込む悩みなんかには共感できるものがあって好き。
ただ、そのあとに続く短編が表題作の時間軸のどこかだったり、それよりももっと前の話だったりした辺りが、
そのあと二人がどうなったのかを知りたい側としては不満だった。

292
魚(☆6104)[sage]   投稿日:2014/04/16 01:00:34
『放課後の音譜』山田 詠美 新潮文庫 p193【C】

著者の本はこれが初めて。音譜と書いてキィノートとルビが振ってあるのは憎らしい所。
自分が恋をするのではなく他人の恋を眺める、或いは教えてもらうなんて立場は早々にないと思う。
個人的にあまりにも主人公が目立たず、傍観者あるいはモブと言われるような立場だったのが気に入らなかったけれど、
それも一つの狙いならこういうのもありかなとは思う。しかし、本当に面白く読めるのは10代くらいの女の子に限られる気がする。

『桜庭一樹短編集』桜庭 一樹 文藝春秋 p252【C】

「このたびはとんだことで」が発想も視点も結末も秀逸だった。この短編だけなら【B】もしくは【A】でも良いかなと思う。
そのあとは少しだれる展開というか、余りにもがらっと雰囲気が変わるので付いて頭の切り替えに苦しむ所。
全体的にはこの評価だけど、読んで損することはないと思う。桜庭一樹の新たな一面を見られた気がする。

293
太子(☆1040)[sage]   投稿日:2014/04/16 21:28:46
魚さん、ありがと

『天地明察』冲方丁 角川書店 475p 【B】
遅まきながら読んだ。評判通の内容で堪能した。名作だと思う。
百田と同じような手法だが、作家としての力量や厚みが違う。
Aに近いB

294
13てん(1☆759)[sage]   投稿日:2014/04/18 20:17:22
37 『未刊行小説集』 いとうせいこう 河出書房新社 381P 【B】

295
テタ(18☆897)[]   投稿日:2014/04/21 21:14:54
『村田エフェンディ滞土録』梨木香歩 角川文庫 238p
【C】

296
13てん(1☆1197)[sage]   投稿日:2014/04/22 13:18:58
38 『面白南極料理人 笑う食卓』 西村淳 新潮社 231P 【C】
39 『東京の地名 地形と語源をたずねて』 筒井功 河出書房新社 207P 【D】

297
魚(☆6547)[age]   投稿日:2014/04/26 00:12:00
『GOTH 夜の章』乙一 角川文庫 p190【C】
『GOTH 僕の章』乙一 角川文庫 p253【B】

元々は一冊の単行本だったものを文庫化によって二つに分けたもの。
これをなぜ二冊に分けるのか当初は不思議だったけど、読了してみると何となく理由は理解できる気がする。
夜の章を読まなければ伏線も回収できないので順番通りに読み進めることをオススメしたいけど、
オチやネタ晴らしの際の驚きも含めて内容は僕の章の方が面白かった。元々がラノベのジャンルに属するものらしいので、ラノベっぽさは抜けないけど、
ミステリーとしてちゃんと確立しているのがこの作者のすごい所だと思う。

298
魚(☆7147)[sage]   投稿日:2014/04/26 00:14:07
『推定少女』桜庭 一樹 角川文庫 p315【D】

桜庭一樹は『砂糖菓子〜』を超える本はないだろうなあと思いつつ、取りあえず著作を網羅してみようと思い手に取った。
すごく説明の難しい本。嫌な大人に関してはものすごくリアリティがあるにも関わらず、
宇宙人が出て来たり、現実には有り得ないような幻が見えたり、3分の1リアルで3分の2がファンタジーのような、中途半端な作品。
個人的にはファンタジーかもと思わせて、実は…という種明かしのあるオチの方が良かったんじゃないかなと思う。

『やわらかな棘』朝比奈 あすか 幻冬舎文庫 p285【C】

名前も聞いたことのない著者だったが、一章の話が気になったので購入。少し中途半端な終わり方のまま別の視点の話に切り替わったので、
消化不良が否めなかった所、繋がっていないようで繋がっていた所は面白かった。
解説にも納得のいく部分はあったが、個人的にはいかんせん「普通過ぎ」て余韻が薄く、読み返すことがなさそうな点が残念。
ただ同著者の本は又読んでみてもいいかもと思う作品だった。

299
魚(☆7671)[sage]   投稿日:2014/04/26 00:15:16
『あまからカルテット』柚木 麻子 文春文庫 p265【B】

この著者の本は初めて。書評では『ランチのアッコちゃん』の方が高評価だったのだが、始まり方はこっちの方が気になったのでこちらを購入。
いなり寿司、甘食、ハイボール、食べるラー油、おせち…出て来る食べものの描写に拘っているのか、
どれもこれも読んでると食べたくなるものばかりで、夜中や空腹時にこれを読むのは危険。

『舟を編む』三浦 しをん 光文社 p259【B】

著者の文庫本はどれもいまいちピンと来なかった為、書評もそこそこ良かったこれを購入。
知らない分野のことで、夢中になってのめりこむほどではないけれど淡々と進む中にも、
登場人物たちの辞書制作によせる思いや、葛藤が書き綴られていて良い作品だった。
書名の意味、装丁の伏線、中表紙の挿絵がどの場面なのかを照らし合わせて探すのも面白い。

300
太子(☆2226)[sage]   投稿日:2014/04/27 12:19:18
10日分まとめて

『函館水上警察』高城高 東京創元社 272p 【C】
函館に関係のある人や興味のある人なら
いいのかもしれないが、私には無理だった Cの下

『センセイの鞄』川上弘美 平凡社 277p 【B】
この手のヤツは苦手なので、避けていたが
気まぐれで読んでみたら非常に良かった
主人公のキャラ立てが上手い Bの中

『「世界の秘密結社」がよくわかる本』桐生操 PHP研究所 317P 【C】
すぐに読めるので入門編としては良い Cの中

『真夜中のパン屋さん』大沼紀子 ポプラ社 320p 【C】
こんな軽いのは読みたくないと思っていたが…
悔しいけど面白い 続きが気になる Cの上

301
テタ(18☆1268)[]   投稿日:2014/04/28 21:16:30
『昔も今も』サマセット・モーム ちくま文庫 371p
歴史小説。【C】

302
13てん(1☆1730)[sage]   投稿日:2014/05/03 12:29:49
40 『色の秘密 最新色彩学入門』 野村順一 文春文庫PLUS 251P 【C】
41 『師父の遺言』 松井今朝子 NHK出版 282P 【B】

303
魚(☆8211)[age]   投稿日:2014/05/03 21:27:39
『Team HK』あさの あつこ 徳間書店 p316【C】

イラストは残念だけど装丁が面白い一冊。文字が少し大きくて改行が多い所為か、主婦が主人公という内容に反して子供向けのよう。
読みやすくさくさくと一冊を読み終わったけれど、折角盛り込んだミステリー要素が日常のスパイスになるくらいの扱いで、物足りない。
もっと詰め込んだ内容であれば読み応えもあったかも。
又、主人公の自分を変えようと努力はせずに「出来ることだけをやる」ような性格は、人によっては読んでいて苛々するかも。

『3センチヒールの靴』谷村 志穂 集英社文庫 p224【D】

同じような雰囲気の短編集であるものの、興味惹かれるものと全くそそられないものと両極端な印象。
数ページくらいの長さだからというのもあるけど、あまりにも描写が簡潔過ぎて、心情も風景もどっちも中途半端になっている。
折角日本以外を小説の舞台にするのなら、景色や文化、言語の違いをもっと明確にして雰囲気を出せば良いのに、
景色の描写も出て来る人の雰囲気も、国が変わってもさほど変化はしないのが腑に落ちない。なんとなく色々と惜しい一冊。

304
魚(☆8731)[sage]   投稿日:2014/05/03 21:56:40
『GOSICK』桜庭 一樹 角川書店 p301【D】

著者は好きだけどどうしても読む気が起らなかった一冊。ライトノベルとしては正統派だけど、
あらすじを鵜呑みにしてミステリーとして読むと物凄い脱力感に襲われると思う。
シリーズものではなく視点を変えれば面白いものになったかも知れないけど、いかせん少女漫画に出て来そうな登場人物に、
全くといっていいほどの現実味がなく、恐怖感を煽るような展開とはいまいち噛み合っていない印象を受け、
その違和感が大き過ぎて読み進めるのに時間を要する。
次を買ってみて、同じようならこのシリーズの存在は、自分の中ではなかったことにしようと思う。

『うさぎパン』瀧羽 麻子 幻冬舎文庫 p219【C】

『あまからカルテット』ほどではないが、パンの描写が良くあるため、読むと無性にパンが食べたくなる一冊。
頁数や内容的にも少し物足りなさを覚える所。折角出会えるはずのない二人が出会えたのなら、
もう少し言ってみると「どうでもいい」と思わせるような、リアリティを出す為の蛇足的な部分もあっても良かったんじゃないかな。
ただ、全体的な雰囲気としては好きな方。著者の別の作品も読んでみたいと思う。

305
魚(☆9169)[sage]   投稿日:2014/05/03 21:57:24
『夢見るレンタルドール 色の章』 森 奈津子 徳間書店 p309【D】

『からくりアンモラル』が面白かったのでそこそこの期待値を持って読んだが、どの辺が純愛なのかさっぱりわからない。
恋をしていながら他の人にも惹かれるのは、それだけただ一人の人で満足していないからでは?
気が多いことが駄目とは思わないが、帯で謳われている純愛は当て嵌まらない気がする。官能小説としてもいまいち昇華しきれていない印象。

『リズム』森 絵都 角川文庫 p129【C】

かなり薄い本なのであっと言う間に読み終わる。主人公が中学生なので対象年齢は低めかも知れないけど、
爽やかな青春小説なので、自分も同じくらいの年に何を考えていたのか(何も考えていなかった気もするけど)思い出しつつ、
こんな青春の一ページがあれば素敵だなと思えた一冊。

306
太子(☆3273)[sage]   投稿日:2014/05/04 14:43:25
1週間分まとめて

『鳥類学者のファンタジア』奥泉光 集英社 490p【C】
俺とは相性の悪い奥泉なんだなあ ジャズが好きだったりとか、読む人が読んだら面白いのかも わざとらしい長文もつらかった Cの下

『もっとおもしろくても理科』 清水義範・西原理恵子 講談社 267p 【C】
清水らしい作品 1996年発刊なので内容がやや古いが、十分楽しく勉強できる
特に生物・無生物の章がいい 西原の漫画は不要 Cの上

『女神のタクト』塩田武士 講談社 290p 【B】
前作「盤上のアルファ」より数段腕を上げたと思う 人物設定もいい この作家、才能あるかも 将来、「直木賞を獲る」と予想しておく Bの中

307
テタ(18☆1519)[]   投稿日:2014/05/05 09:59:49
『江戸時代諸国奇談』原武男 河出文庫 251p
江戸時代の不思議な記録97話。【D】

308
13てん(1☆1948)[sage]   投稿日:2014/05/08 19:53:56
42 『冬眠する熊に添い寝してごらん』 古川日出男 新潮社 218P 【D】

309
テタ(18☆1820)[]   投稿日:2014/05/12 20:50:54
『ヴィンテージ・メンズウェア』ジョシュ・シムズ ダグラス・ガン ロイ・ラケット スペースシャワーブックス 301p
【C】

310
13てん(1☆2151)[sage]   投稿日:2014/05/13 20:06:57
43 『ファイナルガール』 藤野可織 扶桑社 203P 【C】

311
テタ(18☆2074)[]   投稿日:2014/05/19 21:48:59
『夢を叶える パリのタイユール鈴木健次郎』長谷川喜美 万来舎 254p
タイユールとはテーラーのこと。【C】

312
13てん(1☆2353)[sage]   投稿日:2014/05/22 21:46:37
43 『二歩前を歩く』 石持浅海 光文社 202P 【B】

313
太子(☆4504)[]   投稿日:2014/05/25 15:33:52
20日分まとめて ちょっと忙しくて読了数が少ない

『クラインの壷 』岡嶋二人 新潮社 341p 【C】
古本屋でミステリの「名作」祭をやっていたので、読んでない作品をまとめて購入した
岡嶋二人最後の作品 VRという概念が一般的ではなかった1989年時に、これを書いたのは、さすがだ 少し奥行きがないような印象
エンディングに賛否あろうが、俺はいいと思った Cの上

『ぼくらの時代』栗本薫 講談社 291p 【D】
大作家・栗本薫の初期作品 時代が違うとはいえ、これに江戸川乱歩賞をやったらダメだろう 
トリックも動機も無茶苦茶 アイドルのためにJK(1年)4人が自殺するってありえない
気取った文章もいまでは鼻につく Dの下

『殺人の駒音』亜木冬彦 角川書店 304p 【B】
将棋好きなので楽しく読めた 傀儡子の正体を登場直後に見抜いたぜ!
この作者は、これで横溝正史賞を受賞したのに、その後、活躍できず、親の介護のために実家に帰ったそうだ… Bの下

『プチ・プロフェスール』伊与原新 角川書店 295p 【B】
話題のリケジョが主人公 出だしはキャラクター紹介などで、テンポが悪いが
、後半は勢いがある 
特に4話と最終5話はいい 続編望む ちょっと甘い評価でBの下

314
テタ(18☆2382)[]   投稿日:2014/05/26 21:26:32
『御馳走帖』内田百 中公文庫 308p
【C】

315
無名草子さん[]   投稿日:2014/05/27 20:42:24
「すかたん」 朝井まかて 講談社文庫 345p 【B】 

316
13てん(1☆3002)[sage]   投稿日:2014/05/30 08:24:17
44 『居酒屋ぼったくり』 秋川滝美 アルファポリス 284P 【C】
45 『雪の鉄樹』 遠田潤子 光文社 365P 【B】

317
テタ(18☆2582)[]   投稿日:2014/06/02 21:03:46
『天王船』宇月原晴明 中公文庫 200p
連作短篇集。【C】

318
13てん(1☆3624)[sage]   投稿日:2014/06/02 22:06:12
46 『キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか』 北尾トロ 幻冬舎文庫 307P 【C】
47 『創作の極意と掟』 筒井康隆 講談社 315P 【C】

319
テタ(18☆2958)[]   投稿日:2014/06/09 21:24:18
『フランク・オコナー短篇集』フランク・オコナー 岩波文庫 376p
【C】

320
13てん(1☆4089)[sage]   投稿日:2014/06/13 08:19:49
48 『ないたカラス』 中島要 光文社 284P 【C】
49 『三谷幸喜のありふれた生活12 とび』 三谷幸喜 朝日新聞出版 181P 【C】

321
13てん(1☆4344)[sage]   投稿日:2014/06/17 09:27:26
50 『ミチルさん、今日も上機嫌』 原田ひ香 集英社 255P 【B】

322
魚(☆9682)[sage]   投稿日:2014/06/18 18:37:11
『あとかた』千早 茜 新潮社 p186【B】

一般的に理解され難いだろう人間関係の複雑さや脆さ、危うさを書き綴ったような連作小説。
書名にもなった表題作がいちばん心に沁みたが、まだ不安定だったり曖昧さな小さな希望がちらほらと垣間見える終わり方がどれも秀逸だと思える。

『スーサ』あさの あつこ 徳間文庫 p327【D】

ファンタジーを読みたい気分だったので購入。短編と中編による構成。
ダークさもある短編は非常に好みで、そのあとを楽しみに思えるような内容だったけれど、そのあと世界観がガラリと変わった所為で付いて行けず、
現実世界を舞台にしたわりに現実味も薄い。更に主人公もバックボーンが余り作り込まれていないのか、
ご都合主義のような気がしてしまい、余り感情移入できず、いまいち熱中も出来ず余韻にも浸れなかった。

323
魚(2☆271)[sage]   投稿日:2014/06/18 18:37:54
『かれん』安達 千夏 角川文庫 p241【E】

あらすじや取っ掛かりの部分を見て面白そうと思ったが、全くの期待外れだった。
心理状態も踏まえて主人公のみの視点から話が進んでいるのに、突然何の前置きもなく他者の心情が組み込まれるのにも違和感があるし、
出て来る人をただ話を進めるための駒として扱っているのか、突拍子もない言動も目立ち、誰ひとりとして感情移入どころか、
心理状態を全く理解できずに終わった。著者がそれぞれの心理を掘り下げて考えられていないため、文字にも表れなかったんだと思う。

『ふちなしのかがみ』辻村 深月 角川文庫 p348【D】

学校の七不思議、コックリさん、未来の見える鏡などホラーとして聞き覚えのあるものをアレンジして短編にしたという発想は面白いのかも知れない。
「踊り場の花子」の元々の花子さんとは違うアレンジを加えた上で、徐々に謎が解き明かされていくのは面白かったものの、
肝心なオチが意味不明過ぎてそれまでの面白さが台無し。「ブランコをこぐ足」も同じくオチが意味不明。
「おとうさん、したいがあるよ」については全体的に意味不明で、そのあとの二つはまだマシかなとも思えるけど、
オチも想像の範疇に収まってしまいどう贔屓目に見ても面白いとはいえない一冊だった。乙一に似てると言われる理由はよくわからない。

324
テタ(18☆3276)[]   投稿日:2014/06/19 21:19:12
『肉のない日』サーラ・スレーリ みすず書房 318p
家族の追憶のきらめき。【B】

325
13てん(1☆5036)[sage]   投稿日:2014/06/21 09:01:46
魚さん完走おめでとうございます。

51 『言いまつがい』 糸井重里監修ほぼ日刊イトイ新聞編 新潮社 351P 【C】
52 『白蓮れんれん』 林真理子 中央公論社 341P 【C】

326
テタ(18☆3385)[]   投稿日:2014/06/24 21:30:36
『死語のレッスン』建畠哲 思潮社 109p
詩集。よく分からぬ。【D】

327
13てん(1☆5457)[sage]   投稿日:2014/06/27 20:29:04
53 『星よりひそかに』 柴崎友香 幻冬舎 209P 【C】
54 『英国一家ますます日本を食べる』 マイケル・ブース 亜紀書房 212P 【C】

328
テタ(18☆3721)[]   投稿日:2014/06/30 22:35:24
『孤独なバッタが群れるとき』前野ウルド浩太郎 東海大学出版会 336p
サバクトビバッタ研究。【C】

329
13てん(1☆6064)[sage]   投稿日:2014/07/02 19:15:48
55 『ボラード病』 吉村萬壱 文藝春秋 165P 【C】
56 『あばれ狼』 池波正太郎 新潮文庫 442P 【C】

330
テタ(18☆3930)[]   投稿日:2014/07/07 20:34:18
『ほとんど記憶のない女』リディア・デイヴィス 白水uブックス 209
短篇集。【C】

331
13てん(1☆6277)[sage]   投稿日:2014/07/08 09:23:04
57 『食べものだけで余命3か月のガンが消えた』 高遠智子 幻冬舎 213P 【C】

332
13てん(1☆6630)[sage]   投稿日:2014/07/16 14:16:23
58 『仮面同窓会』 雫井修介 幻冬舎 353P 【C】

333
13てん(1☆7203)[sage]   投稿日:2014/07/18 20:01:32
59 『ふしぎな名画座』 赤川次郎 角川文庫 346P 【B】
60 『女を観る歌舞伎』 酒井順子 文藝春秋 227P 【C】

334
テタ(18☆4174)[]   投稿日:2014/07/21 06:04:00
『フィールズ賞で見る現代数学』マイケル・モナスティルスキー ちくま学芸文庫 244p
難しい。【C】

335
13てん(1☆7459)[sage]   投稿日:2014/07/23 09:09:31
61 『下戸は勘定に入れません』 西澤保彦 中央公論新社 256P 【C】

336
テタ(18☆4402)[]   投稿日:2014/07/28 20:49:13
『みちのくの人形たち』深沢七郎 中公文庫 228p
短篇集。【C】

337
13てん(1☆7681)[sage]   投稿日:2014/07/30 09:18:54
62 『就職相談員蛇足軒の生活と意見』 松崎有理 角川書店 222P 【C】

338
テタ(18☆4655)[]   投稿日:2014/08/04 20:03:28
『短歌ください』穂村弘 メディアファクトリー 253p
投稿短歌とその講評。【C】

339
13てん(1☆8127)[sage]   投稿日:2014/08/07 08:32:07
63 『クラスメイツ〈前期〉』 森絵都 偕成社 213P 【B】
64 『クラスメイツ〈後期〉』 森絵都 偕成社 233P 【B】

340
テタ(18☆45060)[]   投稿日:2014/08/11 16:19:26
『黒檀』リシャルト・カプシチンスキ 河出書房新社 405p
アフリカのルポルタージュ。【B】

341
こけこっこ(☆304)[sage]   投稿日:2014/08/14 20:11:36
『ドコカの国にようこそ!』大海 赫 ブッキング社 111p【A】
児童書。おそらく対象は10-12歳くらいか?
最後の最後に道徳めいたセリフがあるのが惜しい。
ここだけまったく覚えていないところをみると、
幼き当時も読み飛ばしたんだろうと思われる。
残酷で怖い。主人公が人を殺めるシーンまである、児童書なのに。

342
13てん(1☆8484)[sage]   投稿日:2014/08/15 20:30:49
65 『空色カンバス』 靖子靖史 講談社 357P 【D】

343
テタ(18☆5429)[]   投稿日:2014/08/18 07:04:21
『日本ユーモア文学傑作選 笑いの侵入者』阿刀田高 編 白水uブックス 369p
アンソロジー。【C】

344
こけこっこ(☆486)[sage]   投稿日:2014/08/18 21:24:20
『二死満塁』砂田弘 ポプラ社文庫 182p【A】
児童書・娯楽小説
一番好きな作家。影響が測りしれない

345
13てん(1☆8944)[sage]   投稿日:2014/08/22 20:16:29
66 『怪談狩り 市朗百物語』 中山市朗 メディアファクトリー 269P 【C】
67 『女子校育ち』 辛酸なめ子 ちくまプリマー新書 191P 【C】

346
テタ(18☆5865)[]   投稿日:2014/08/25 20:46:04
『もっとにぎやかな外国語の世界』黒田龍之助 白水uブックス 187p
エッセイ。【C】

『高校数学でわかる流体力学』竹内淳 講談社ブルーバックス 249p
高校数学でわかるにはちょっと無理が。【C】

347
13てん(1☆9260)[sage]   投稿日:2014/08/30 09:43:52
68 『ときぐすり』 畠中恵 文藝春秋 316P 【C】

348
テタ(18☆6108)[]   投稿日:2014/09/01 20:58:30
『短歌ください その二』穂村弘 メディアファクトリー 243p
投稿短歌とその講評。【C】

349
13てん(1☆9819)[sage]   投稿日:2014/09/06 12:19:30
69 『事故調』 伊兼源太郎 角川書店 372P 【C】
70 『間抜けの構造』 ビートたけし 新潮新書 187P 【C】

350
テタ(18☆6279)[]   投稿日:2014/09/08 06:47:40
『テンペスト』ウィリアム・シェイクスピア 白水uブックス 171p
【C】

351
13てん(2☆602)[sage]   投稿日:2014/09/13 09:54:51
71 『荒神』 宮部みゆき 朝日新聞出版 565P 【C】
72 『太陽がもったいない』 山崎ナオコーラ 筑摩書房 218P 【C】

352
テタ(18☆6514)[]   投稿日:2014/09/15 06:57:51
『素数からゼータへ,そしてカオスへ』小山信也 日本評論社 235p
なるほど、と納得した。【B】

353
13てん(2☆928)[sage]   投稿日:2014/09/16 08:54:20
73 『虚ろな十字架』 東野圭吾 光文社 326P 【C】

354
テタ(18☆6648)[]   投稿日:2014/09/22 21:15:01
『きことわ』朝吹真理子 新潮文庫 134p
【D】

355
13てん(2☆1446)[sage]   投稿日:2014/09/24 09:17:48
74 『結婚』 橋本治 集英社 261P 【C】
75 『すえずえ』 畠中恵 新潮社 257P 【C】

356
テタ(18☆6940)[]   投稿日:2014/09/29 21:13:41
『フラニーとズーイ』サリンジャー 新潮文庫 292p
【B】

357
13てん(2☆1915)[sage]   投稿日:2014/10/05 10:07:30
76 『しあわせのねだん』 角田光代 新潮社 188P 【C】
77 『甘いもんでもおひとつ 藍千堂菓子噺』 田牧大和 文藝春秋 281P 【C】

358
テタ(18☆7144)[]   投稿日:2014/10/06 20:42:55
『素粒子論はなぜわかりにくいのか』吉田伸夫 技術評論社 204p
場によるパラダイムシフト。【C】

359
13てん(2☆2182)[sage]   投稿日:2014/10/08 21:16:03
78 『月蝕楽園』 朱川湊人 双葉社 267P 【A】

初めてのA評価です
相変わらず感想が書けず申し訳ありませんがw
とても面白かったです

360
無名草子さん[]   投稿日:2014/10/12 17:33:40

361
テタ(18☆7505)[]   投稿日:2014/10/13 07:05:04
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』J.D.サリンジャー 白水社 361p
ライ麦畑でつかまえて。【C】

362
無名草子さん[]   投稿日:2014/10/14 14:09:54

363
13てん(2☆2699)[sage]   投稿日:2014/10/18 09:50:37
79 『長女たち』 篠田節子 新潮社 280P 【B】
80 『心中おサトリ申し上げます』 未上夕二 角川書店 237P 【C】

364
テタ(18☆7694)[]   投稿日:2014/10/20 20:49:01
『遊覧日記』武田百合子 作品社 189p
エッセイ。【C】

365
13てん(2☆3503)[sage]   投稿日:2014/10/25 09:15:37
81 『マスカレード・イブ』 東野圭吾 集英社文庫 331P 【C】
82 『坂崎幸之助のJ?POPスクール』 坂崎幸之助 岩波アクティブ新書 190P 【C】
83 『『おいしい おいしい』 大橋歩 集英社文庫 283P 【C】

366
テタ(18☆8213)[]   投稿日:2014/10/27 21:13:31
『ある小さなスズメの記録』クレア・キップス 文藝春秋 157p
【C】

『朝永振一郎著作集 別巻1 学問をする姿勢』朝永振一郎 みすず書房 362p
【C】

367
13てん(2☆3788)[sage]   投稿日:2014/10/28 09:42:34
84 『アイネクライネナハトムジーク』 伊坂幸太郎 幻冬舎 285P 【B】

368
テタ(18☆8485)[]   投稿日:2014/11/03 06:41:59
『パリからのおいしい話』戸塚真弓 中公文庫 272p
食べ物エッセイ。【C】

369
13てん(2☆4238)[sage]   投稿日:2014/11/05 09:18:49
85 『O介』 大鋸一正 河出書房新社 189P 【C】
86 『世迷いごと』 マツコ・デラックス 双葉社文庫 261P 【C】

370
テタ(18☆8698)[]   投稿日:2014/11/10 21:13:34
『父ボース』樋口哲子 白水uブックス 213p
中村屋のボース。【C】

371
テタ(18☆8934)[]   投稿日:2014/11/17 21:07:24
『夢日記』島尾敏雄 河出文庫 236p
【D】

372
無名草子さん[]   投稿日:2014/11/18 21:20:37
>>テタ
>13てん

こいつらつまらん。
昔の優良スレがつまらなくなると、カスしか残らないというのは
別にここに限った話ではないが。

373
13てん(2☆4989)[sage]   投稿日:2014/11/19 09:23:23
87 『光圀伝』 冲方丁 角川書店 751P 【B】

374
無名草子さん[sage]   投稿日:2014/11/19 19:48:57
ページ数を加算するだけでは味気ないので、
ちょっとした感想と、その本に対しての評価を書き添えてみて下さい。

☆読んだ本の『寸評用・評価基準 ABCDEF 』の例。

第一回戦『★こうなったら読書マラソンしません? スレッド』より。

A > A「明けの明星の如き作品」(特別な感情を覚える様な傑作)
B > B「抜群。当該分類類書では必読」
C > C「幸せな気分。まあ、読んで良かった」
D > D「どうして、面白そうだと考えて読んだのか?」
E > E「えらいモノをつかまされた。時間を返せ!」

F > F「古本屋でも持て余す産業廃棄物」

↑という様な感じで、実質的な五段階評価と思ってください。
AとかEに該当する作品はそれほど多くないと思うので、特別な作品用にキープ。
実質的にCが中央で、そこからBとDに振り分ける。

Fは、心底頭に来たとか、許し難い構成の小説など、何年に一度のすごい奴、
傾いた家具の下に入れて、高さ合わせに使用するのが相当であるモノ用。

他人に対する読書の目安としての寸評ですので、
多少厳しめぐらいが良いのではないでしょうか。
・・・という事で、楽しんで読書をしましょう。


☆の使用例は、最初の10000p完走者の『パンダパン さん』に敬意を表して、
使用いたしました。

375
テタ(18☆9139)[]   投稿日:2014/11/24 06:57:00
『ゼータの冒険と進化』黒川信重 現代数学社 205p
雑誌連載をまとめたもの。【D】

376
テタ(18☆9446)[]   投稿日:2014/12/02 21:26:07
『ナイフ投げ師』スティーヴン・ミルハウザー 白水uブックス 307p
短篇集。【C】

377
無名草子さん[sage]   投稿日:2014/12/03 14:27:51
ページ数を加算するだけでは味気ないので、
ちょっとした感想と、その本に対しての評価を書き添えてみて下さい。

☆読んだ本の『寸評用・評価基準 ABCDEF 』の例。

第一回戦『★こうなったら読書マラソンしません? スレッド』より。

A > A「明けの明星の如き作品」(特別な感情を覚える様な傑作)
B > B「抜群。当該分類類書では必読」
C > C「幸せな気分。まあ、読んで良かった」
D > D「どうして、面白そうだと考えて読んだのか?」
E > E「えらいモノをつかまされた。時間を返せ!」

F > F「古本屋でも持て余す産業廃棄物」

↑という様な感じで、実質的な五段階評価と思ってください。
AとかEに該当する作品はそれほど多くないと思うので、特別な作品用にキープ。
実質的にCが中央で、そこからBとDに振り分ける。

Fは、心底頭に来たとか、許し難い構成の小説など、何年に一度のすごい奴、
傾いた家具の下に入れて、高さ合わせに使用するのが相当であるモノ用。

他人に対する読書の目安としての寸評ですので、
多少厳しめぐらいが良いのではないでしょうか。
・・・という事で、楽しんで読書をしましょう。

378
無名草子さん[]   投稿日:2014/12/07 18:06:14
>501
感想一つ書けないえ奴がえらそうにえらそうにABC評価してんじゃねーよ。

晒しあげ

379
テタ(19☆25)[]   投稿日:2014/12/10 19:52:44
『マラルメ詩集』ステファヌ・マラルメ 岩波文庫 579p
【C】

380
touka(163)[sage]   投稿日:2014/12/12 00:21:41
参加します。

『次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?』 柴崎友香 河出文庫 163P 【C】
地の文での事物の描写がうまい。しかし関西弁が好きになれない。
ロードムービーって書きやすい? 「菊次郎の夏」が思い出されて、鮮烈さはなかった。

381
touka(632)[]   投稿日:2014/12/14 01:27:58
『人間臨終図鑑 4』 山田風太郎 徳間文庫(kindle版) 469P 【C】

ようやく読了。kindleで買って、仕事の合間に少しずつ読み進めた。
文庫版だと場所取るし、資料的価値も高いから売れないしで、kindleで買って正解。
作者は本書の中で、ある日ポックリ逝くのを最上としているが、ずっと読み続けていると、ある程度苦しんだ後に死ぬのも悪くないように思えてくる。

382
テタ(19☆120)[]   投稿日:2014/12/17 07:58:51
『あんこ読本』和菓子好き委員会あんこ部 PHP研究所 95p
【C】

383
touka(700)[sage]   投稿日:2014/12/19 07:10:28
『古典を読んでみましょう』 橋本治 ちくまプリマー新書 231P 【E】

どうしてプリマー新書に書くときだけ、ここまで気色の悪い文章になってしまうのか。
まるで刺身に砂糖をふりかけて食べさせられたような読後感。
先生は偉い。だから、学問とは先生が発したものなら、垂れ流された小便だろうと四の五の言わずありがたく飲み干すことが肝要、ということなのだろう。
書かれている内容自体は大変結構。

384
:こけこっこ(☆700)[]   投稿日:2014/12/22 19:21:21
『誹風 柳多留 (初篇)』浜田 義一郎 校注(現代教養文庫) 291p【B】
「柳多留」江戸川柳の鑑賞本
ちょぼちょぼ読んでたら1年以上掛かってしまった
で、一緒に買った2篇がどこを探しても見当たらない・・・・
いい句はたくさんあるのだけど、

 墓桶を下げて見とれるかくし町

これには痺れた

385
touka(1399)[]   投稿日:2014/12/24 16:43:02
『歴史 上』 ヘロドトス 訳・松平千秋 岩波文庫 536P 【C】

ヘロドトスは自分が調べたことをすべて書き記そうとするので、歴史を語っているとすぐに脇道に逸れて、そのまま地理誌になってしまう。
特に巻の二全体に渡るエジプトの風俗・歴史の描写は、はかが行かず読み進めるのに苦労した。
歴史記述部分(上巻のメインはアケメネス朝ペルシア史)は純粋に楽しいので、抄訳で読むのもありだと思うが、せっかくだから全部読んでおきたい。

386
touka(1615)[]   投稿日:2014/12/25 19:27:41
『私の財産告白』 本多静六 実業之日本社(kindle版) 216P 【C】

一代で財を成した人の回想記。昭和25年没、同年刊。内容は貯金と努力。本業が道楽と思えるようになるまで極めること。
しかし、高度成長期前夜にこの本に出会い、実行し得た人には絶大な効力をもたらしただろう。
単なる成功譚にも人柄が出ているのか臭みはなく、虚心坦懐に読めば未だ得るところは多い。

387
テタ(19☆421)[]   投稿日:2014/12/26 20:14:31
『科学を語るとはどういうことか』須藤靖 伊勢田哲治 河出ブックス 301p
物理学者と科学哲学者との噛み合わない対話。【C】

388
touka(1901)[]   投稿日:2015/01/01 03:20:09
『世界史の誕生』 岡田英弘 ちくま文庫 286P 【B】

世界史の授業そっちのけで資料集の地図を眺めていた人たちに贈る歴史。
ユーラシアの草原に突然広がり、知らぬ間に消えてしまう遊牧民族群。彼らはどこから来てどこへ行ってしまったのだろう?
既存の世界史の教科書ではほとんど語られる事のなかった「辺境」の歴史が総ざらえしてある本。
河川山脈名のそろった至極便利な地図が掲載されているが、吉川弘文館の世界史年表に付いている地図と突き合わせながら読むとおもしろさが倍増するだろう。

389
touka(2279)[]   投稿日:2015/01/02 00:19:03
『そうだったのか!アメリカ』 池上彰 集英社文庫(kindle版) 378P 【C】

自分が生まれる前や子供の頃に起きた時事問題は、興味がなければおざなりになって、事件の名称しか知らないってことがよくある。
特に現代史は、世界史の教科書が弱い部分でもあるし。そういう抜け落ちがないかチェックするのに便利な本。
初出が2005年だからか、貧富の格差に触れていなかった気がする。
kindle版だと目次が大雑把で検索しづらいのが不便。しかし本棚の場所をとり続けるほどの本でもない。

390
テタ(19☆1162)[]   投稿日:2015/01/03 09:45:57
明けましておめでとうございます。

『死の家の記録』ドストエフスキー 光文社古典新訳文庫 741p
読む前は重いノンフィクションだと思っていたが、小説だった。【B】

391
すたん(☆9086)[]   投稿日:2015/01/05 22:50:20
あけましておめでとうございます。
大分間があいてしまいました。再スタートです。

『羆嵐』吉村昭 新潮文庫 257p 【C】
『超芸術トマソン』赤瀬川源平 ちくま文庫 495p 【C】
『現代の民話 あなたも語り手、わたしも語り手』松谷みよ子 河出文庫 241p 【C】
『茶の本』岡倉天心 岩波文庫 p106 【C】
『碧梧桐俳句集』栗田靖編 岩波文庫 455p 【C】
『官僚の風貌』水谷三公 中公文庫 452p 【D】
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』桜庭一樹 角川文庫 201p 【B】
『滅亡について』武田泰淳 岩波文庫 374p 【C】

392
touka(2559)[]   投稿日:2015/01/07 19:49:53
『主食をやめると健康になる』 江部康二 ダイヤモンド社(kindle版) 280P再読 【C】

ことさらに炭水化物系を取らなくなってから一年、体調(特に食後の体調)が良くなった。
「主食」を取らなければいけない、という強迫観念から開放されたのは大きい。プラセボかもしれないが、効果があればそれでいいのだ。
外食時に店選びに困るのが難点。

393
touka(2828)[]   投稿日:2015/01/11 21:09:36
『科学する麻雀』 とつげき東北 講談社現代新書 269P 【C】

点数計算すらままならず、数学も不得意な自分には高度すぎた。
いつか麻雀が強くなる必要に迫られたときに再読すると思う。とはいえ、卓の横にパソコンを置いて打つわけにはいかないだろうけど。
しかし、麻雀好きな人々が身にまとっている迷信の霧が幾分晴れた気がする。

394
テタ(19☆1428)[]   投稿日:2015/01/12 07:12:28
『逆問題の考え方』上村豊 講談社ブルーバックス 266p
恐竜を絶滅させた隕石の大きさの推定など、話題が斬新。【B】

395
touka(3016)[]   投稿日:2015/01/13 10:02:31
『ゼロからトースターを作ってみた』 トーマス・ウェイツ 訳・村井理子 飛鳥新社 188P 【C】

初めてタイトルを目にした時のワクワク感を越えるものはなかった気がする。
原料の調達に奔走する部分に多くページが割かれていて、実作業は写真をメインにあっさりと。細かな手順や試行錯誤が詳述されていないのは国民性の違い?
既存のトースターをバラバラにして部品をきれいに並べた写真がピタゴラスイッチみたいで面白かった。
『主食を…』を読んだあと、もう使わないからとニトリのトースターを捨てたことがあったけれど、ここまで分解し堪能してから捨てればよかったと思った。

396
テタ(19☆1667)[]   投稿日:2015/01/19 21:40:58
『母アンナの子連れ従軍記』ブレヒト 光文社古典新訳文庫 239p
戯曲。【C】

397
touka(3277)[]   投稿日:2015/01/22 13:19:56
『世界史のなかの満洲帝国』 宮脇淳子 PHP新書(kindle版) 261P 【C】

現在の国際関係に影響されない客観的立場から歴史を書く、といった姿勢すら政治的と捉えられる分野で、それでも最初の一歩を踏み出したといえるのではないだろうか。
満州国以前の東北アジア・ユーラシアの歴史叙述が師の岡田英弘の著作の引き写しであるのはご愛嬌。皆が皆岡田史学を知っているわけではないのだし。
肝心の満州帝国の描写部分は、個々の出来事の寄せ集めで、いまだ歴史叙述には達していないと感じた。
しかし、今後この分野の本を読むことがあるとしたら、常に突き合わせて読む物差しの役目を果たすだろう。

398
touka(3687)[]   投稿日:2015/01/25 10:59:19
『福翁自伝』 福沢諭吉 岩波文庫 410P 【B】

適塾での勉強のくだりなどを読んでいると、こちらも無性に本が読みたくなる。
我が強く筋は曲げないが、フットワークは軽い。幕末・明治初期の激動の時代に一番調子よく波に乗れた人ではないだろうか。
官職に汲々としなかったからか、自慢話にも嫌味がなく、楽しく読めた。
直接国政に関わらなかったがゆえに、文化人枠で一万円札の肖像にされてしまったのはとんだどんでん返しだったが、死んだ後の世にあれこれ注文をつけるタイプでもない。

399
touka(3910)[]   投稿日:2015/01/26 17:31:53
『夜明け前 第二部下』 島崎藤村 青空文庫(kndle版) 223P 【A】

主人公の青山半蔵は、ちょうど福沢諭吉の同世代に当たる。
激動の幕末・明治初期を志を持って生きて、しかし何もはたせなかった人の話。これは『福翁自伝』のネガなのだ。
草莽の人は草莽に埋もれたまま生涯を終えて、その声は私たちのところまでは届かない。そこにこのような小説が書かれる意義があると思う。
文章は抽象的な表現が無く平易で読みやすく、特にこの第二部下の巻はおもしろかった。

400
テタ(19☆1942)[]   投稿日:2015/01/26 21:26:45
『舞え舞え断崖』赤江瀑 講談社文庫 275p
短篇集。【C】

401
touka(4212)[]   投稿日:2015/01/27 17:24:48
『ナイン・ストーリーズ』 J.D.サリンジャー 訳・野崎孝 新潮文庫 302P再読 【C】

この小説を取り巻いている言説や意欲的過ぎて同時代性を失った訳文が、複雑な城壁となって小説本体を覆い隠している。
リアルカフカの『城』みたいだ。
城壁の隙間から不意に城の断片が見える気がする時があるが、あまりかかずらわない方がいいような気がする。
原文で読みこなせるだけの英語力があるなら別。

402
touka(4431)[]   投稿日:2015/01/31 16:14:10
『大人にはわからない日本文学史』 高橋源一郎 岩波現代文庫 219P 【B】

プリマー新書の橋本治と同じく、樋口一葉から語り始めているのがおもしろい。
日本文学最前線から送られてくる不定期レポート。枯れた鉱山に張り付いて篩で砂金を探すような作業、常人に続けられるものではない。
「あらゆる小説をおもしろく読むことができる」と豪語する著者が厳選した作品を、こちらは座って読むだけ。
昔と違って言い回しが丁寧になったが、橋本治と違って慇懃無礼には感じられず、その違いがどこにあるのかちょっと興味ある。

403
こけこっこ(☆1020)[sage]   投稿日:2015/01/31 21:20:06
『ぼくがぼくであること』  山中恒(角川文庫) 320p 【-】
冒険小説
おかしいなぁ、山中恒の小説はこんなに理屈っぽかったかなぁ、と
タイトルが押し付けがましくて敬遠してしまう
その通りの内容だった

404
touka(4652)[]   投稿日:2015/02/02 05:30:24
『ローマ人の物語30 終わりの始まり〔中〕』 塩野七生 新潮文庫 221P 【C】

五賢帝最後のマルクス・アントニウスからその息子コンモドゥスの死まで。
ローマ皇帝は中国語の「皇帝」が訳語に当てられている為、なんとなく世襲も当前の感じがするが、実際は「終身大統領」ってところなので、実子に相続したアントニウスの評価はその分落ちる。
あとから見れば、全部不運としか言いようのない出来事の積み重ねであったけれども。
しかし、コンモドゥスの代になってみるとようやく、ここから本番や!って感じがするね。
コメント1件

405
テタ(19☆2143)[]   投稿日:2015/02/02 21:11:46
『武家の女性』山川菊栄 岩波文庫 201p
幕末水戸藩の武家の日常。【C】

406
touka(4839)[]   投稿日:2015/02/03 20:18:41
『あめりか物語』 永井荷風 響林社文庫(kindle版) 187P 【D】

YOUは何しに亜米利加へ?
咸臨丸から四十余年、ぼんくら青年たちが大挙してアメリカへ押し掛ける事ができるようになったのだから、文明開化もご利益があったものだ。
海外の地でも日本人同士寄り集まって、寄るとさわると他の日本人の噂話ばかり。
当時、留学する資金を得られなかった青年たちは、これを読んで想像をたくましくしていたのだろうな。

407
touka(4978)[]   投稿日:2015/02/04 16:40:35
『ローマ人の物語31 終わりの始まり〔下〕』 塩野七生 新潮文庫 139P 【C】

内乱の時代からセプティミウス・セヴェルスまで。
両雄並び立たずということを理解し、迅速に行動できる者が覇者となる。
ゲームのciv4ですら、同盟関係を破棄するのを躊躇する者には向いていないってことだけは確か。
竜王と半分ずつ世界を統治するのもいいな、とか思ってしまったり。

408
touka(5018)[]   投稿日:2015/02/06 20:45:25
『阿Q正伝』 魯迅  訳・井上紅梅 青空文庫(kindle版) 40P 【C】

語られている社会の価値観が自分のものとはかけ離れていて、主人公の阿Qやその周囲の人々の行動や考え方のどれがまともでどれが異常なのかもわからなかった。
こういう時に解説の付いていない青空文庫は痛い。そのうちどれかの文庫版を買って読み直そうと思う。
名前とコネにすごく影響されている社会に見える。革命が起こっても頭を下げる先が変わるだけ。生活者の知恵にも見えるけれども。
「正伝」とはなんだか立派な響きだが、列伝でも外伝でも自伝でもないから適当に正伝とでもしておこう、というノリらしい。

409
touka(5103)[]   投稿日:2015/02/08 00:36:10
『夢十夜』 夏目漱石 青空文庫(kindle版) 85P 【C】

夢の話はとにかくつまらん。特に黒澤明の「夢」を見てからは偏見に拍車がかかった。
しかし本作は、夢の中での不思議な心の動きを、うまく小説という形式にまとめ上げていると思う。
夢の中で感じた心の動きを再現するために、実際に夢で見た道具立てを用いて別種の世界を再構成するような。
でもやっぱり、夢の話と雲の写真は好きじゃない。

410
テタ(19☆2379)[]   投稿日:2015/02/09 21:12:13
『岡潔 多変数関数論の建設』大沢健夫 現代数学社 236p
学生時代にこういう本があればなあ。【C】

411
touka(5412)[]   投稿日:2015/02/11 00:21:40
『風水先生』 荒俣宏 集英社文庫 309P 【D】

迷信であってもそのコミュニティ内で広く信じられていれば、それは現実的な力を持つ。
しかしその迷信がぜんぜん根付いていない所に移植してなにか有意義なことが起こるだろうか。詐欺師の持ちネタが一つ増えるだけな気がする。
初出が週刊プレイボーイということもあってか、論の進め方がとにかくうさんくさい。
天海僧正が出てきて、うさんくささ更に倍。

412
touka(5696)[]   投稿日:2015/02/15 18:55:52
『ハムレット』 シェイクスピア 訳・福田恆存 新潮文庫 284P 【C】

福田恆存の解説がよかった。「人生においても、そのもっとも劇(はげ)しい瞬間においては、人は演戯している。(…)自分自身でありながら自分にあらざるものを掴みとることではないか」
の部分は、そのまま福田の価値観の根本を一文で書き表したものとして読める。
あえて狂ったふりをしていたハムレットは、自身の激情に振り回されて本物の狂人と区別がつかない。
そしてあたりかまわず死を撒き散らしてゆく。

413
touka(6074)[]   投稿日:2015/02/16 17:42:43
『こころ』 夏目漱石 青空文庫(kindle版) 378P再読 【C】

ひさしぶりに読み返したら、第二部の「両親と私」がしみじみとおもしろかった。こちらの「私」は二部を最後にもう出て来ないのがわかっていて寂しい。
「先生と遺書」の終盤は、どうにかして自分の自殺が必然なものだと思い込もうとしているようにしか見えなかった。「明治の精神に殉死」とか、あんた全然関係ないやろ。
実際、Kの自殺も最後の一押しは私(先生)の行為だったかもしれないが、遅かれ早かれ自殺していたタイプにも見える。また私(先生)を怨んであてつけに自殺したわけでもないだろう。
たまたまKのことで悩んでいた時だったから、Kの自殺の衝撃をノーガードで受けてしまって、心が病んでしまっただけのような気がする。

414
テタ(19☆2739)[]   投稿日:2015/02/16 21:24:16
『谷川俊太郎の33の質問続』谷川俊太郎 ちくま文庫 360p
インタビュー集。【D】

415
touka(6459)[]   投稿日:2015/02/22 19:36:09
『歴史 中』 ヘロドトス 訳・松平千秋 岩波文庫 385P 【C】

神話から叙事詩、叙事詩から歴史、初めて書かれた「歴史」ということは、叙事詩と陸続きでもあるということである。
とりあえずデルポイ神殿の予言の的中率100%。そのわりに、時々託宣の巫女が買収されてたりするのはいかがなものか。
ギリシャ各地からの亡命者に対し、土地を与えて手厚く遇するダレイオスは、帝王たるにふさわしい寛大な人物だったようだ。
地図、年表、系図、列伝、各パラグラフの相関関係図を網羅した完全攻略本をファミ通かどっかが出してくれればいいのに。

416
touka(6939)[]   投稿日:2015/02/23 16:11:37
『都市と星』 アーサー・C・クラーク 訳・酒井昭伸 早川書房(kindle版) 408P 【D】

ひとつのSFにifはひとつであってほしい。人類は自らを閉じ込めるようにしてひとつの都市に引きこもり、完全再生産を達成し、死をも克服して、いつしか十億年が経っていた。
という前提自体はすばらしいひとつのifだが、まったくの不毛の砂漠と思われていた都市の外に出た主人公の前に現れたのは、ネイチャーな暮らしを営む未来人たちの村だった。…って、
ありえんだろ、ソレ。十億年だぞ?十万年じゃないんだぞ?
クラークが「十億年後」と言うのと、子供が「百億万年後!」と言うのとでは意味が違うはずだ。でもその違いが感じられなかった。

417
テタ(19☆3072)[]   投稿日:2015/02/23 21:10:08
『殉教 微笑』小島信夫 講談社文芸文庫 333p
短篇集。【D】

418
touka(6969)[]   投稿日:2015/02/24 16:41:13
『阿部一族』 森鴎外 青空文庫(kindle版) 30P 【C】

とりあえず、枕を蹴られたくらいで相手を切り殺してはいけません。ましてや、それを美談にしては。
これがたとえばスキュティア人とかサマルゲタイ人とかの風俗だったなら素直に興味深く読めるんだけども。
死ぬなら一人で勝手に死ねっつーの。どいつもこいつも一人で死ぬのは丸損とばかり、周囲の人間の着物の端を握り締めて引き摺りこんでゆく。
そして陰口に対して軟弱。ルース・ベネディクト女史に小馬鹿にされた日本人の陋弊なる性行を、截然とした文章で見事に描き出した一作。

419
無名草子さん[sage]   投稿日:2015/02/25 18:02:54
10億年後の自然環境に合ったネイチャーな暮らしというものがあるんだよ

420
無名草子さん[sage]   投稿日:2015/02/26 17:25:48
あんな社会で十億年持つわけないって話だろ?

421
無名草子さん[]   投稿日:2015/03/02 12:06:57
『たけくらべ』 樋口一葉 集英社文庫 250P 【B】

短編集。表題作以外に「にごりえ」「十三夜」。
青空文庫で読もうとしたらなにがなんだかわけわからなくて集英社文庫版を購入。
集英社版は句読点を余計に振っていて、なにより会話部分をかぎ括弧で区切ってくれているのが助かる。会話か地の文かの判別が付くだけでも、読みやすさが段違いによくなった。
三作の中では「にごりえ」がよかった。しかし主人公のお力は容色に恵まれているだけで、特に客あしらいに長けているとは思えなかったけれど。

422
touka(7219)[]   投稿日:2015/03/02 12:11:21
名前抜け。

423
touka(7322)[]   投稿日:2015/03/04 01:26:39
『草枕』 夏目漱石 青空文庫(kindle版) 103P 【C】

グレン・グールドの愛読書というので、昔買ってみたが即投げ出した覚えがある。今回は意外と楽しく読めた。
中国の古典に由来する難読な熟語が頻出するが、こういうときにkindleは便利だ。半分以上辞書に載ってなかったけど。
とりとめのない旅行記の形をとっていて、なんだこれ?って感じもするけれど、あとで思い返すと不思議と旅先での出会いの場面が鮮やかな印象を残している。
この時代の高等遊民はうらやましいね。ファンタジーなのかもしれないけど。今の時代は働かざるもの人に非ずって勢いだからなあ。

424
テタ(19☆3510)[]   投稿日:2015/03/12 21:22:24
『イチョウ 奇跡の2億年史』ピーター・クレイン 河出書房新社 438p
イチョウの、化石から文化史まで網羅する。読むのが大変。【C】

425
touka(7629)[]   投稿日:2015/03/14 17:12:17
『馬の世界史』 本村凌二 中公文庫(kindle版) 307P 【C】

先史時代から現代の競馬まで馬と人間との関係の歴史をつづった本。
考古学的資料から、先史時代に人間がどのようにして馬を発見していったのかを考察する部分が一番おもしろく読めた。
モンゴル帝国以降、戦場においての馬が新たなテクノロジーによって置き換えられていく部分をもっと知りたかった。
競馬に関してはこちらはまったく興味がないので、個別の馬の名前を羅列されても知らんがな、としか。

426
touka(7917)[]   投稿日:2015/03/15 15:53:42
『実験的経験 Experimental experience』 森博嗣 講談社文庫 288p 【D】

小説を書いているときにふと心に浮かんだ思いつきを使って掌編を書き、それっぽく形を整えてまとめたもの。
どうせなら講談社文芸文庫で出せばよかったのに。
作者のファンならマストなアイテムだったろうが、最初に取った一冊目がこれだったんだよね…。
ポストモダン?とかを狙って、今ひとつ突き抜けられなかったって感じでかなり痛い。

427
テタ(19☆3773)[]   投稿日:2015/03/18 21:42:37
『春泥歌』赤江瀑 講談社文庫 263p
短篇集。【C】

428
touka(8213)[]   投稿日:2015/03/22 12:31:02
『嫌われる勇気』 岸見一郎・古賀史健 ダイヤモンド社(kindle版) 296p 【B】

アドラーという人の心理学を、哲学者と青年の対話篇という形で紹介した本。
アドラーは自己啓発形の総本山とも言うべき人で、デール・カーネギーですら影響を受けたらしい。
これまで考えてきたこと、これまでの考えを先鋭化したもの、これまで考えてもみなかったことが混ざり合っていて、改めて価値観を問い直すような衝撃があった。
エヴァンゲリオンの26話を思い出したが、「世界の中心は自分ではない」と言うあたり、こちらの方が先鋭的だ。

429
touka(8562)[]   投稿日:2015/03/23 01:30:30
『日本史の誕生』 岡田英弘 ちくま文庫 349p 【B】

「邪馬台国は中国の一部だった」から始まる、苛烈な日本古代史。
中国の正史、そして日本書紀の政治性を見極め(「日本にかぎらず、どこの国でも、国史とは、嘘で塗り固めた自己弁護に決まっている」)、
書き残されたものの先にあった事実を論理的に導き出していく。
トンデモ本スレスレの過激さだが、孫引きをかき集めて仕上げたようなそこらの「歴史本」とは、一線を画す説得力がある。

430
テタ(19☆4089)[]   投稿日:2015/03/25 21:09:47
『白と黒の扉』川添愛 東京大学出版会 316p
表向きはファンタジー小説。舞台裏には形式言語などがひかえ、
非常によく考えられている。【B】

431
touka(8815)[]   投稿日:2015/03/28 19:03:58
『ソ連史』 松戸清裕 筑摩新書(kindle版) 253p 【C】

ゴルビーのパイプライン大作戦、もとい回想録を読むので事前の地ならしとして読了。
今回初めてノートを取りながら読んだ。テストの為でもノルマの為でもなく、純粋にノートの為のノートを作るのは楽しい。
ノートを取ることで、大学の一般教養をひとつ真面目に受けたぐらいの知識が得られた。
スターリン時代に人が死にまくるのもすごいが、それで国が潰れないのもすごい。

432
touka(8997)[]   投稿日:2015/03/31 03:13:02
『インストール』 綿矢りさ 河出文庫 182p 【B】

容姿に不自由してない女子高生は強い。
強いけど、いざ女子高生になってみたらいろいろと不自由でチャンスを生かしきれない。
ぎりぎり重力圏の先端をかすめて、楕円を描いて帰ってくる「私の考える最強の女子高生」。
しかしダイアルアップで昼間毎日ネットに接続してたら、電話代がとんでもないことになってるんじゃないかと思った。

433
テタ(19☆4295)[]   投稿日:2015/03/31 16:44:34
『夜這いの性愛論』赤松啓介 明石書店 206p
著者の経験談または伝聞だが、口述筆記なのかつくりが粗雑。【D】

434
touka(9580)[]   投稿日:2015/04/03 16:07:17
『打ちのめされるようなすごい本』 米原万里 文春文庫 583p 【C】

遺作となった書評集。元ロシア語通訳の人なのでロシア・ソ連関係の書評が充実している。
以前は一日平均7冊は読んでいたと言うほどの多読家、速読者で、分厚い本ももりもり読みこなす。
その勢いにつられてamazonでゴルバチョフ回想録を買ってみたら、上下巻二段組各750pという超大著で初っ端から挫折しそうになった。
あとは犬猫関係と、当時の時事のブッシュ小泉イラク関連の書評も多いが興味なし。

435
touka(1☆27)[]   投稿日:2015/04/03 20:36:53
『歴史 下』 ヘロドトス 訳・松平千秋 岩波文庫 447p 【C】

ようやく読了。これで古希四書(イリアス、オデュッセイア、歴史、戦史)のグランドスラム達成。
おもしろかった順は、戦史>イリアス>歴史>オデュッセイアだった。
総勢300万を越えるペルシアの軍隊とか、ちょっと想像がつかない。メソポタミアの平原でなら数=力だろうが、
岩だらけで馬術が発達しなかったようなギリシア本土では、戦術によって勝利が左右されるようだ。


36冊目にして1万ページ達成。

436
テタ(19☆4430)[]   投稿日:2015/04/07 21:01:04
toukaさん、完走おめでとうございます。

『かくれスポット大阪』吉村智博 解放出版社 135p
【C】

437
touka(1☆104)[]   投稿日:2015/04/09 09:26:00
『雁』 森鴎外 青空文庫(kindle版) 77p 【C】

倹約に励み、ゼロから身を立てた末蔵の方が、ぼんやりした大学生エリートよりもよほど好感が持てるが、
当時はまだ高利貸しっていったら泥棒の一種って扱いだったのかね。もう明治時代の話なんだけども。
そういえば、末蔵はちょんまげを結っているイメージしか浮かばない。
ところどころ独逸語の単語が挟み込まれているのは、衒学趣味じゃなくて、まだそれに対応する日本語ができてなかっただけかもしれない。


>テタさん、ありがとうございます。

438
touka(1☆502)[]   投稿日:2015/04/11 03:37:31
『源氏の男はみんなサイテー』 大塚ひかり ちくま文庫(kindle版) 398p 【B】

肝心の「源氏物語」自体は読んでないんだけど、楽しく読めた。
アドラー的には人生に起承転結は無い、ので、あまりに生育環境や過去のトラウマにこだわりすぎのように感じたが、
「源氏物語」は「物語」なのでそれでいいのか(岡田英弘なら歴史に起承転結は無い)。
途中、えんえんと陰口を聞かされている感じもあったが、最後の宇治十帖の解釈がとてもよかった。

439
touka(1☆766)[]   投稿日:2015/04/15 19:10:22
『中国文明の歴史』 岡田英弘 講談社現代新書 264p 【C】

岡田史学はノートを取りながら読むことにした。
中国史とは前221年の秦の始皇帝の統一に始まり、1895年の日清戦争の敗北によって終わる。それ以前とそれ以降は中国文明とは言えない。とか、
資治通鑑以降の正史は中華思想というルサンチマンの上に書かれた悪い歴史である。などという身も蓋もない言説で歴史学会からは完全に無視されております。
近年話題になった奇書「中国化する日本(與那覇潤)」において、1冊も参考文献に取り上げられてなかったのは笑った。

440
テタ(19☆4810)[]   投稿日:2015/04/15 20:53:31
『マルタの鷹』ダシール・ハメット ハヤカワ・ミステリ文庫 380p
【B】

441
touka(1☆1340)[]   投稿日:2015/04/17 17:14:41
『犬の力 上』 ドン・ウィンズロウ 訳・東江一紀 角川文庫 574p 【D】

あずまひでおの漫画で紹介されていたので読んだ。このミス2010の第一位でもあったらしい。
なんか、映画の台本のト書きが延々と続いてるって感じ。
登場人物が皆、ハリウッド映画の典型的な脇役みたいで惹かれるものがない。主人公一人でも特別な魅力を持っていたらよかったのだけど、平凡な人物だった。
半端な取材で、実際に起こった大地震をフィクションの舞台に据えるのもいかがなものかと思う。

442
touka(1☆1529)[]   投稿日:2015/04/19 14:37:44
『バカのための読書術』 小谷野敦 ちくま新書(kindle版) 189p 【C】

この著者の本は初めて読んだが、amazonのレビュー欄に実名で書いてる感想の印象よりもいい人っぽい。
読書術というよりブックガイドって感じ。読むべき本のリストがうれしい、それ以上に読まなくてもいい本がたくさん挙げられているのがよかった。
スパスパ読めて面白いけど脱線が多すぎる。それでも面白いが。
難しい本は読む必要は無しと言いながら、ともすれば自分が読んだ哲学者の名前を挙げて競うカードバトルになってるとこがある。

443
touka(1☆1981)[]   投稿日:2015/04/23 16:12:30
『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』 伊藤比呂美 講談社文庫(kindle版) 352p 【A】

「くやしい!でも感じちゃう、ビクンビクン」
すばらしい本に出会えた時に素直に面白いと思えなければ本を読んでる甲斐がない。なのにどうしてくやしいと感じちゃうのか。
詩は祈りから生まれ、祈りは苦しみから生まれる。レアなままの詩には取りつく島もないけれど、
日常雑記の糸に編み込むことで世界観が(誰にでもわかるように)形作られ、呪いの呪文として世界を変えていく。

444
テタ(19☆4966)[]   投稿日:2015/04/23 21:11:00
『エンジェル エンジェル エンジェル』梨木香歩 新潮文庫 156p
宗教的というかなんというか。【C】

445
テタ(19☆5253)[]   投稿日:2015/04/28 22:18:04
『文学のレッスン』丸谷才一 新潮社 287p
文学の見取り図が分かりやすい。【B】

446
touka(1☆2281)[]   投稿日:2015/05/02 00:27:33
『夜』 橋本治 集英社 300p再読 【C】

浮気をして出て行く夫を出て行かれた家の方から見つめる短編集。
著者の書き連ねる描写はどれも深い思索と観察から導き出されたもので、テキトーに書かれたところなど欠片もないと思われるのだが、
いまいちピントが合わない。よくわからない男のよくわからなさを書いているからか?
ラストの一本は恒例(?)の男×男の話。

447
テタ(19☆5447)[]   投稿日:2015/05/05 09:46:30
『超越数とはなにか』西岡久美子 講談社ブルーバックス 194p
ブルーバックスなのに、ゴリゴリ書いてある。【C】

448
touka(1☆2521)[]   投稿日:2015/05/05 18:58:01
『心の疲れをとる技術』 下園壮太 朝日新書(kindle版) 240p 【C】

電子書籍まとめを読んでるとついつい衝動買いしてしまう。kindle版の方が何百円か安いと特に。
自衛隊での具体的事例よりも、誰にでもあてはまるように平準化しているので(仕事、上司、ノルマetc)、あまり印象には残らない。
3〜7割の間を目標にする(8〜10割は頑張りすぎ)ことや、感情疲労という言葉が目新しかった。
ストレスの解消はまずはなにより睡眠らしい。

449
touka(1☆2671)[]   投稿日:2015/05/11 18:20:40
『門』 夏目漱石 青空文庫(kindle版) 150p 【B】

なんとなく文章が読みやすく、なんでもない日常の描写がふと染み入るように感じられる時がある。
淡々と続いていく話を読んでいたら終盤に来て突然の超展開。なんでまたそんなことに…確かにタイトルは『門』なのだが。
発端となる事件がぼかされたままなのは、なんかシチュエーション萌えなだけじゃないの?と思ってしまう。
春が来たら春の陽気を楽しもう。

450
touka(1☆2813)[]   投稿日:2015/05/12 20:03:55
『地図で読む世界の歴史 古代ギリシア』 ロバート・モアコット 監修・桜井万里子 訳・青木桃子 河出書房新社 142p 【A】

昔『戦史』を読む為に地図帳として買った本。しかしやけに本格的な内容で当時は読みきれなかった。今回『歴史』の傍ら読了。
ギリシアのあまりメジャーでない時代(ペロポンネソス戦争後のテーベとか、セレウコス朝シリアとか)にも平等にページが割かれているので、古代ギリシア史の把握がめちゃくちゃ捗る。
地図も年代、地方を微妙にずらしたものが何枚も収録されていて、眺めているだけでおもしろい。
『ヒストリエ(岩明均)』の副読本としても優秀。

451
テタ(19☆5642)[]   投稿日:2015/05/12 21:12:36
『絶叫委員会』穂村弘 筑摩書房 195p
エッセイ。【D】

452
テタ(19☆6001)[]   投稿日:2015/05/19 21:04:42
『空飛ぶ馬』北村薫 創元推理文庫 359p
日常ミステリー。【B】

453
touka(1☆3106)[]   投稿日:2015/05/20 00:13:32
『戦争の日本近現代史』 加藤陽子 講談社現代新書 293p 【B】

「為政者や国民が、いかなる論理を媒介にしたとき、戦争をやむをえないと受けとめたり、あるいは積極的に求めたりするようになるのか」
をテーマに、日清戦争から太平洋戦争前夜までを扱った本。
後の世からいくら荒唐無稽に見えても、当時はその論理に説得力があった。また、それはなぜか?を追求していくので、安易に正邪の判断を下さないのが好感が持てる。
しかしそれゆえに論理の息が長く、ぼやけた印象になるのは、これが学問の入口の扉だからだろう。

454
無名草子さん[]   投稿日:2015/05/22 18:45:42
買うに値する本が少ないよな。

何のために本を出してるんだろう?

455
touka(1☆3522)[]   投稿日:2015/05/25 12:08:59
『キルプの軍団』 大江健三郎 講談社文庫(kindle版) 416p 【C】

昭和といっても1926年から昭和だが、悪い意味で昭和っぽいというとき、頭の中には昭和40年代(1970年代)のイメージがある。
そういう意味で昭和っぽい小説。といっても初出は昭和63年でその時点ですでに時代錯誤だったのかもしれない。
山口百恵をいつまでもありがたがるオッサンの気持ち悪さってなんなんだろうな。
精神的土壌がまったく違うのに、ドストエフスキーにかぶれて「罪の許し」とか言い出しちゃうのもなあ。

456
無名草子さん[]   投稿日:2015/05/26 15:32:26
>579
それは本を読んでいないだけ

457
無名草子さん[sage]   投稿日:2015/05/26 15:49:29
>579
確かに金払って読むほどの本は皆無
だから図書館が流行るんだろ?
年々、オシャレ図書館が増えているのはそのせいだと思ワレ

458
テタ(19☆6242)[]   投稿日:2015/05/26 19:54:09
『肩胛骨は翼のなごり』デイヴィッド・アーモンド 創元推理文庫 241p
ファンタジー。【C】

459
touka(1☆3952)[]   投稿日:2015/05/27 17:02:20
『笹まくら』 丸谷才一 新潮文庫 430p 【A】

これが、「打ちのめされるようなすごい本」。なるほど。
私立大学の職員が学内政治に翻弄される話でしかないのだが、描写に無駄がなく隅々までコントロールが行き渡っている。
30ページほど読んだところでWikipediaで著者略歴を調べ、「これだからジョイス学者は…」なんて嘯いてみたりもするが、ちゃんと効果が上がっていて技術の為の技術に堕していない。
若い奥さんをもらうのも自分がやけに年寄りに思えたり、気苦労があるもんなんだなあ。

460
touka(1☆4287)[]   投稿日:2015/05/31 19:33:30
『世界ボーイズラブ大全』 桐生操 文春文庫(kindle版) 335p 【C】

古今東西男色のゴシップ話をかき集めた本。
どうでもいい人のどうでもいいゴシップを延々と読まされるのは厳しいものがあった。
第一次世界大戦前後のフランス文壇地図を(下から)概観できたのは少し役に立ったかも。
狭義の「ボーイズラブ」とはほとんど関係がない。

461
テタ(19☆6242)[]   投稿日:2015/06/02 21:30:42
『チリの地震』ハインリヒ・フォン・クライスト 河出文庫 238p
短篇集。時代を感じさせる。【C】

462
テタ(19☆6480)[]   投稿日:2015/06/02 21:31:27
2重書き込みのため表示しません 内容を確認する

463
touka(1☆4724)[]   投稿日:2015/06/03 16:55:03
『バベルの謎』 長谷川三千子 中公文庫 437p再読 【B】

旧約聖書は生きた時代の異なる複数の作者がいて、それをまた別の編纂者が切り貼りして作り上げたものらしい(文書仮説)。
しかし教義上はモーゼ一人によって書かれたものとされているから、記述と記述の間に矛盾が生じたりしているのだそうだ。キリスト教の「原罪」なんかもムリヤリな解釈の結果生まれたものらしい。
最初の作者によって書かれた部分だけをまとめて原初の姿を探ることも当然行われているらしいが、研究者といえども自身のキリスト教的価値観に掣肘されて見えなくなっている部分があるのではないか。
無関係の異教徒だからこそ見えるものもある、あくまでひとつのドラマとして、オリジナルのヤハウェの話を読み込んでいこうとする本。聖書に全然興味なくってもおもしろい。

464
無名草子さん[]   投稿日:2015/06/03 19:02:25
>しかし教義上はモーゼ一人によって書かれたものとされている

ここめっちゃツッコミ入れたいクリスチャン

465
テタ(19☆6681)[]   投稿日:2015/06/09 21:11:20
『ブロディーの報告書』J.L.ボルヘス 岩波文庫 201p
短篇集。【C】

466
touka(1☆5012)[]   投稿日:2015/06/10 00:21:17
『輝く日の宮』 丸谷才一 講談社文庫(kindle版) 288p 【D】

軽快に楽しく読めてるんだからまあいいかと思いながら読み進められるのも半分まで。
ようやく本題に入った後半、従であるはずのギミックが正面に立ち、主であるはずの人物たちがそのギミックを紹介するための書き割りになってしまう。
小説部分はマッチポンプな馬脚が丸見えで白々しいし、僕の考えた源氏論はこんな半端な形でしか世に問えない旦那芸でしかない。
しかし紫式部の生まれ変わりとは吹かしたもんだ。

467
touka(1☆5203)[]   投稿日:2015/06/14 08:46:35
『ピカソは本当に偉いのか?』 西岡文彦 新潮新書(kindle版) 191p 【B】

なぜこんな絵があんな高額で?という素朴な疑問に対し、それぞれが自分なりの回答を出せるように、
ピカソの人間性から、同時代人との関係、作風の変遷、歴史上の立ち位置に評価が確定して行く経緯まで、あらゆる情報を判断の材料として提供してくれる本。
簡潔、明晰な文章で非常に読みやすくて感心する。「彼のような絵を描くことは出来ても、彼のように描くことは出来ないわけです」。
芸術プロパーの書く類書とは違って、芸術は問答無用でありがたいものだという教養主義的押し付けがない。

468
テタ(19☆6933)[]   投稿日:2015/06/16 21:29:55
『エキゾティックな量子』全卓樹 東京大学出版会 252p
中性子星のカルマの壮大なスケールに驚く。【B】

469
touka(1☆5560)[]   投稿日:2015/06/18 22:08:26
『ブッデンブローク家の人びと 上』 トーマス・マン 訳・望月市恵 岩波文庫 357p 【C】

マンの祖国のドイツでは一番人気らしい。本人が皮肉を言うほど。
登場人物の訛りや発音ににやけにこだわっているのは、それによって詳細な人物像が伝わるからなのだろうか。訳も隔靴掻痒で苦しいがどうしようもないだろう。
けっこうエグいストーリー展開。脇役(クロティルデとか)の今後の人生に興味がある。
ちなみにフランスではフェーリクス・クルルの告白、日本では(当然)魔の山が一番人気があるようだ。

470
touka(1☆5772)[]   投稿日:2015/06/21 21:06:21
『ローマ人の物語32 迷走する帝国〔上〕』 塩野七生 新潮文庫 212p 【C】

カラカラ帝からマクリヌス、ヘラガバルス、アレクサンデル・セヴェルスまで。
やったぜ僕らのエラガバルス帝! しかしどうも作者はこのローマ皇帝史上最高のネタキャラがお好きではないようで、小ネタ満載の事跡も幕間劇のごとくさらりと流してしまう。
アンティオキアからローマへの一年半にも及ぶ大凱旋行列の様子は、ただそのかかった期間に触れられているだけである。さわるのも嫌か。
そういえばこの巻に出てくる皇帝は全員、配下のローマ兵に殺されている。

471
テタ(19☆7165)[]   投稿日:2015/06/23 21:59:42
『黒いハンカチ』小沼丹 創元推理文庫 232p
ミステリー。古びてしまっている。【D】

472
touka(1☆6136)[]   投稿日:2015/06/28 03:02:13
『イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ』 レフ・トルストイ 訳・望月哲男 光文社古典新訳文庫(kindle版) 364p 【B】

初トルストイ。中篇二編。一編は死床についた人の精神状態を延々と描写するという内容。
感情の牢獄というか、自分自身、意識の隅では理不尽だとわかっている怒りの感情に振り回されてどうにもならない迫真の描写はすばらしい。
自分ひとりの問題なら心を入れ替えることもできるが、相手がいる場合はお互いがお互いに理不尽な怒りを向けて絡み合ったもつれ目をほどくのは絶望的だ。
クロイツェル・ソナタの方は……まぁ、その、お薬出しときますねーお大事にー。

473
touka(1☆6339)[]   投稿日:2015/06/28 12:29:06
『日本人の法意識』 川島武宜 岩波新書 203p 【B】

維新後、明治憲法がすみやかに編纂されたのは、治外法権の撤廃を目指すための政治上の手段であって、社会の実情に即して作られたわけではなかった。からはじまる近代的な法律と前近代的な意識との乖離について書かれた本。
平易で読みやすい文章であるが、著者が法律家だからか、隅々まで遺漏のない描写が続いていて読みこなすのが大変だった。
近代は権利、前近代は権力関係。近代化されたと思っていても、前近代的な価値観は根強く残っていて、コミュニティが小さくなればなるほど、そちらの論理が頭をもたげてくる。
時にそれが暴発して全国版のニュースになったりすると、あまりの醜悪さに拒否反応が引き起こされるが、それは決して過去でも異質でもない、日本人の中にあるもうひとつの論理なのだ。

474
テタ(19☆7556)[]   投稿日:2015/06/30 21:26:40
『存在の耐えられない軽さ』ミラン・クンデラ 河出書房新社 391p
【C】

475
touka(1☆6609)[]   投稿日:2015/07/01 00:48:50
『カリコリせんとや生まれけむ』 会田誠 幻冬舎文庫 270p 【C】

著者は現代美術家で、幻冬舎の無料PR誌に連載されていたエッセイをまとめたもの。私にとっては切腹女子高生の人。
第1回目のエッセイの印象が地味にサイテーな奴なのだが、小器用によくあるエッセイの文体模写って感じで読ませる。チン↑ポム擁護の回など、書くべきことがある時は論旨が明瞭で面白い。
第1回目でサイテーと思った要素が少しずつ伏線として回収されてゆき、最後にきちっと昇華して感動させる構成力はさすが現代美術の人だと思った。
ビンラディンのものまねビデオもよかった(これはyoutubeだけど)。

476
touka(1☆6942)[]   投稿日:2015/07/03 16:02:11
『スカイ・クロラ』 森博嗣 中公文庫 333p 【C】

押井守の映画を見たあとamazonで買ってそのまま5、6年読まないままだった。
まるでノベライズ版かと思うほどの押井守的世界観だけど、もちろんこちらが原作。映像作品を先に見ると、どうしてもイメージが固定されてしまう。
まるで手品のタネのような世界設定を最初から知っていたおかげで、何も知らずに読むよりも素直に読めた。
しばらくマスクされたままの設定がだいぶ遅れてタネ明かしされていくので、知らずに読み進めていたらけっこう拒絶反応が出たと思う。

477
こけこっこ(☆1379)[]   投稿日:2015/07/03 20:31:34
『インド旅行記1 北インド編』中谷美紀 幻冬社 359p 【B】
よそで書評を読むと、「女優さんというお金持ちだからできた旅」などという
感想もたくさんあるが、そうは思わない。
ベジタリアンとして過ごし、deepなヨガ体験をする 
お互いともが母国語以外でコミュニケートする
よほど好きでないとできませんわ。
情熱と探求心と行動力、大らかで朗らか
思慮深く文章も良い 大変おもしろかった。

478
touka(1☆7191)[]   投稿日:2015/07/05 10:28:53
『日本語は天才である』 柳瀬尚紀 新潮文庫 249p 【D】

ジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」を翻訳した人のエッセイ。翻訳時における日本語の表記の多様性(ルビとか)を中心に書かれている。
「フィネガンズ・ウェイク」を訳したからこんな性格になったのか、こんな性格だから「フィネガンズ・ウェイク」を訳せたのか。
語呂合わせなどの駄洒落が多く、せっかくの問題提起が余談に余談を重ね消化不良で終わってしまう。が、誰も文句は言えない。およしなさい鉄郎。彼のことをそんな風に言うもんじゃないわ。
学歴等のコンプレックスが濾過され切っておらず、文面ににじみ出ているのが感じられてうっとうしい。

479
touka(1☆7374)[]   投稿日:2015/07/07 20:23:30
『蹴りたい背中』 綿矢りさ 河出文庫 183p 【A】

言わずと知れた芥川賞受賞作。こっちが真打ちか。
序盤は「インストール」と同じような感じ。けれど今度はいくら進んでも、救いの芽が現れない。ずーっと息が続いていく。
高校生の世界は狭い。だから同調圧力が半端ない。くだらないお付き合いから超然として暮らせるならば、夢のような高校生活だけれど、実際には酸欠状態で生きているようなもので、何も頭に残らない。
もしかしたら「恋空」と同じクラスだったりして。

480
テタ(19☆7860)[]   投稿日:2015/07/07 21:12:02
『ヨーロッパ退屈日記』伊丹十三 新潮文庫 304p
エッセイ。50年前のヨーロッパ、50年前に日本。【C】

481
touka(1☆7588)[]   投稿日:2015/07/11 20:00:37
『「時間」を哲学する』 中島義道 講談社現代新書 214p 【C】

戦う哲学者中島義道。何と戦っているのかはしらないが。
導入部分はとても面白く読めたのだけど、本題に入ると「過去」とは何か?ってことに延々とかかずらってるだけだった。各章題は「人生の短さについて」とか、興味深いものが並んでいるのだけども。
印象だけど論の大元の土台として筆者の好き嫌いがあって、それをどうにかして正当化しようと論を積み重ねている感じ。
虚心坦懐に読まなければ理解できない本。

482
テタ(19☆8033)[]   投稿日:2015/07/12 21:56:44
『廃墟に咲く花』パトリック・モディアノ キノブックス 173p
パリの地名が山のように出てくるので、地図が添えられているが、
この地図が役に立っていない。【D】

483
touka(1☆7754)[]   投稿日:2015/07/14 23:21:30
健全でない言葉が含まれているため表示しません 内容を確認する

484
touka(1☆8090)[]   投稿日:2015/07/15 10:22:48
『脱走と追跡のサンバ』 筒井康隆 角川文庫(kindle版) 336p 【D】

各方面で「筒井康隆の最高傑作!」との声が聞かれた作品。しかし私には1个睫滅鬚気わからなかった。
多元宇宙や時間のなんとか性をスラップスティックなシュールレアリズムで語り倒した若書きの実験作、らしい。当時は先駆的だったものが時代に追いつかれて、その凄さが見えにくくなっているのだろうか。
さまざまな約束事を解体している(ようだ)が、イドとかエスとか超自我とかフロイト派の用語には全面的な信頼を寄せて援用し、そこに解体のメスが入らなかったことに不満が残る。
しかし、これでもうこの作者の作品を読むことはないかといえば、そうでもない。

485
touka(1☆8344)[]   投稿日:2015/07/19 00:30:38
『負けない力』 橋本治 大和書房 254p 【C】

橋本治の書籍の中では一番抽象的なカテゴリーに分けられる。『いま私たちが考えるべきこと』とか。
負けない力とは知性のことで、しかしこの本は読んでも負けない力が身に付くような実用的な内容ではありません。と冒頭で作者が断っていて、
だいたいその通りなのだが、こちらとしては読んだら身に付くハウツー物の方がよかった。というのがこの本で否定されている教養主義的な考え方なのだけども。
知性というのはまず、「自分の頭がいいかどうかは分からないが、あの人は頭がいい」というジャッジをする能力、らしい。

486
テタ(19☆8296)[]   投稿日:2015/07/20 17:37:10
『柳田国男と折口信夫』池田彌三郎 谷川健一 岩波書店同時代ライブラリー 263p
対談。【C】

487
touka(1☆8560)[]   投稿日:2015/07/21 01:43:15
健全でない言葉が含まれているため表示しません 内容を確認する

488
touka(1☆8798)[]   投稿日:2015/07/22 11:06:08
『深夜特急1』 沢木耕太郎 新潮文庫(kindle版) 238p 【C】

1970年代、26歳の著者がインドのデリーからロンドンまで、乗り合いバスだけで旅行するバックパッカーものの嚆矢。
1巻はまだインドに着く手前、トランジットで降りた香港やマカオでの日々。
ギャンブルに興味のなかった著者がマカオでカジノに嵌まり、からくも抜け出すくだりは出来過ぎな気もするが、ここで脱落して東京直行便に乗った無名の若者たちが何人もいるのだろう。
アメリカ横断ウルトラクイズの優勝者のように、最後までたどり着いた者だけがその栄光を総取りするのだ。

489
touka(1☆9041)[]   投稿日:2015/07/23 19:09:50
『小説の読み方』 平野啓一郎 PHP新書 243p 【E】

酷い出来。
大学生が規定枚数に達するように無理矢理水増しして書いたレポートを読まされている感じがした。
とにかく主語がでかい。「私たちは、〜である」「人間は〜」「〜は誰もが知るところだが」本当に大学生が書いた文章なら、まだほほえましいのだが。
下手な作文のあちこちから、ぶよぶよした自意識が染み出しているようで気持ち悪い。

490
touka(1☆9226)[]   投稿日:2015/07/25 14:29:55
『女ごころ』 サマセット・モーム 訳・尾崎寔 ちくま文庫 185p 【C】

古き良きウェルメイドな映画を観ているようなストーリー。
ただ、映画だと俳優の姿形や肉声が枝葉となって世界を膨らませるのだけど、この小説はシノプシス通りに展開するだけで心にひっかかるものがない。
最初の人物配置から予想される展開を乗り越えようとする力が登場人物に無く、起承転結にきれいに絡め取られてしまっている。
イギリス人って普通に石造りの宮殿に住みたがるよね。いまいち生活観がつかめない。

491
テタ(19☆8497)[]   投稿日:2015/07/28 17:45:22
『文様の幾何学』川重囲 牧野書店 201p
【C】

492
touka(1☆9449)[]   投稿日:2015/07/31 19:30:02
『深夜特急2』 沢木耕太郎 新潮文庫(kindle版) 223p 【C】

バンコクからマレー半島を陸路で下りクアラルンプール、シンガポールまで。行く先々で現地の人に声をかけられるのはまだ日本人が珍しかったからか、作者の人徳か。
東南アジア貧乏旅行といったって、現地で暮らす人から見れば持てる者の道楽に過ぎない、とか、
最初に嵌まった香港の幻影を求めて、そのあと訪れた都市に物足りなさを感じてしまい、目の前にあるものを見ていなかった、とか、
この後に続くあまたの貧乏旅行記ものが抱える屈折したテーマがすでに提示されている。

493
touka(1☆9814)[]   投稿日:2015/08/03 20:12:55
『逆説の日本史18 幕末年代史編機戞^翅元彦 小学館文庫(kindle版) 365p 【B】

繰り返しが多くてくどく感じることもあるが、すらすら読めて面白い。幕末編に入ると知った名前、いや顔がぞろぞろ出てくる。
阿部正弘、江川太郎左衛門、ジョン万次郎、吉田松陰、堀田正睦、水戸斉昭、島津斉彬、ペリー、ハリス、プチャーチン…。
全員顔付きで頭に浮かぶのは『風雲児たち幕末編(みなもと太郎)』を読んでるから。ずっこけてるだけの漫画だと思ってたけど、読んでると読んでないとではぜんぜん違った。
『大奥(よしながふみ)』も次巻から阿部正弘(註・女)が主役だし、読み比べてみると楽しそう。

494
テタ(19☆8777)[]   投稿日:2015/08/04 19:40:52
『コンチキ号漂流記』ハイエルダール 偕成社文庫 280p
児童向け抄訳。【C】

495
touka(2☆0274)[]   投稿日:2015/08/05 20:15:12
『日露戦争、資金調達の戦い』 板谷敏彦 新潮選書 460p 【B】

まず文章がすばらしい。これから書こうとしている事を知悉しているとき、人はここまで明晰に書けるものなのか。
戦争の要素を乱暴に分けると陸軍、海軍、大蔵の三つの要素になるとして、その中であまり省みられなかった大蔵(財務)での戦いを、高橋是清が欧州で資金調達に奔走する姿を軸に書いていく。
勝てばチャートが上がるというわけでもない。鴨緑江、遼陽、奉天と勝ち進むたびに戦線は広がり補給路は伸びる。
金融用語に不慣れなので十全には理解できなかったが、それでも面白く読めた。

496
touka[]   投稿日:2015/08/05 20:17:14
72冊目で2万ページ突破。

497
テタ(19☆9286)[]   投稿日:2015/08/11 19:20:56
toukaさん、二度目の完走おめでとうございます。

『謎の独立国家ソマリランド』高野秀行 本の雑誌社 509p
ノンフィクション。【C】

498
touka(2☆0481)[]   投稿日:2015/08/11 21:02:35
『あたらしい書斎』 いしたにまさき インプレスジャパン 207p 【C】

近々引越しをするので、ネットで目についた本を購入。
メインは書斎の話、のはずだが、半分は著者の使っているデジタルガジェットとアプリの話。
肝心の著者の書斎は、イケアに取材したらご好意でひと部屋まるごと改装してくれたんですって。
参考になる点は特になかった。


>テタさん、ありがとうございます。
しばらくペースが落ちます。

499
テタ(19☆9552)[]   投稿日:2015/08/18 20:33:01
『夏の闇』開高健 新潮文庫 266p
【C】

500
無名草子さん[sage]   投稿日:2015/08/19 22:39:17
『64』横山光秀
【A】
世界観にどっぷりのめり込ませてもらいました

501
無名草子さん[sage]   投稿日:2015/08/19 22:40:02
横山秀夫でした
コメント1件

502
テタ(19☆9711)[]   投稿日:2015/08/25 20:25:12
『超ひも理論をパパに習ってみた』橋本幸士 講談社 159p
物理学者が高校生の娘に超ひも理論を語る、というストーリー。【C】

503
touka(2☆0671)[]   投稿日:2015/08/29 11:04:36
『樹影譚』 丸谷才一 文春文庫 190p 【C】

表題作他、短編三作。
特に表題作は上手いのかなあ。何重かの入れ子構造になっていて、それぞれがどの階層の話かわからなくなるけど、それでも普通に読める。
エピソードの端々が、さりげなく別のエピソードに繋がって半睡半醒の世界を作り出している。
丁寧にマッピングしながら読み込めばもっと楽しいのだろう。

504
テタ(19☆9925)[]   投稿日:2015/09/01 20:06:05
『ラマヌジャン ζの衝撃』黒川信重 現代数学社 214p
マジカルなイメージのあるラマヌジャンを正当に評価する試み。【B】

505
touka(2☆0901)[]   投稿日:2015/09/02 08:06:03
『わかりあえないことから』 平田オリザ 講談社現代新書 230p 【C】

「世間で言うコミュニケーション能力の大半は、たかだか慣れのレベルの問題だ。でもね、二〇歳過ぎたら、慣れも実力のうちなんだよ」
会話と対話の違いをはっきりと示していたのが面白かった。そして、対話の方が冗長率が高くなるんだそうだ。なるほど。
「このような話を教育関係の講演会ですると決まって、「あ、金子みすゞですね。「みんなちがって、みんないい」ですね」という先生方がいる。私はそうは思わない。そうではないのだ。」
蒙を啓こうと急ぐあまりに、時事問題の扱い方がステレオタイプになっている。

506
テタ(20☆79)[]   投稿日:2015/09/08 20:51:05
『ヴォルテール、ただいま参上!』ハンス=ヨアヒム・シェートリヒ 新潮社 154p
史伝なのか。【C】

507
touka(2☆1177)[]   投稿日:2015/09/13 10:15:01
『砂の女』 安部公房 新潮文庫 276p 【C】

初安部。「砂の(ような)女」ではなく、「砂の(中に住む)女」だった。
女の持つ特異な魔性によって取り込まれるというわけではなく、ただその舞台設定が異常で物理的に逃げ出せそうもないだけだ。
昔の漫画のナンセンスギャグに近い。それも「伝染るんです」以降のではなく、漫画道場の富永一郎とか「ギャートルズ」とかの。
書かれてまだ50年しか経っていないが、すでに考古学的作品である。

508
テタ(20☆365)[]   投稿日:2015/09/15 21:12:31
『新版 誰も知らないインド料理』渡辺玲 光文社知恵の森文庫 286p
北インド料理と南インド料理に分けてあって、頭の整理になる。【C】

509
テタ(20☆891)[]   投稿日:2015/09/22 19:31:40
『ゴダールの肖像』浅田彰 松浦寿輝 とっても便利出版部 69p
対談。小冊子。【C】

『その女アレックス』ピエール・ルメートル 文春文庫 457p
ミステリー。事件の重心が、二度三度と思わぬ方向にずれていく。
【B】

510
テタ(20☆1197)[]   投稿日:2015/09/29 21:08:07
『地震・憲兵・火事・巡査』山崎今朝弥 岩波文庫 306p
奇文集。【D】

511
テタ(20☆1483)[]   投稿日:2015/10/06 20:43:09
『ある家族の会話』ナタリア・ギンズブルグ 白水uブックス 286p
「肉のない日」が思い浮かぶ。【C】

512
touka(2☆1619)[]   投稿日:2015/10/08 08:55:40
『謝々!チャイニーズ』 星野博美 文春文庫 442p 【C】

1993年頃に広西チワン族自治区から寧波まで、中国南部を海岸沿いに旅した旅行記。
行く先々で人のいい中国人と仲良くなり歓待を受けているのは、作者の人徳か経験かそれとも取捨選択が働いたのか。
この手の旅で旅行者が、相手にとっては一日分の稼ぎになるであろう小銭を値切り倒して悦に入るってのがどうもね。そんくらいボラれてやりなさいよ。
親切にされすぎて、軸足が中国人の方に移っている。

513
テタ(20☆1967)[]   投稿日:2015/10/13 21:05:20
『数学の大統一に挑む』エドワード・フレンケル 文藝春秋 484p
【C】

514
touka(2☆1832)[]   投稿日:2015/10/18 21:21:52
健全でない言葉が含まれているため表示しません 内容を確認する

515
テタ(20☆2202)[]   投稿日:2015/10/20 17:28:44
『鷹』石川淳 講談社文芸文庫 235p
つまらぬ。【D】

516
touka(2☆1989)[]   投稿日:2015/10/23 09:54:26
健全でない言葉が含まれているため表示しません 内容を確認する

517
無名草子さん[]   投稿日:2015/10/23 16:22:40
ヨコ入りすまん。
まあ、読んでやってくれ。

知り合いが出版社を立ち上げたんだわ。
一応ジャンルは政治やら文学やら色々やるみたい。
個人的に議員に知り合いが多くて、政治関係が得意。
悩み相談や自己啓発、雑学なんかのジャンルの本も出したいって。
自費出版もするようなことを言ってたわ。
出来たばかりだからみんなで応援してやらないか?

あたま出版
http://atama-pub.net/
社長がハゲあたまだからこの名前だってww

518
テタ(20☆2401)[]   投稿日:2015/10/27 21:49:11
『蛍川・泥の河』宮本輝 新潮文庫 199p
【C】

519
テタ(20☆2877)[]   投稿日:2015/11/03 07:29:38
『ペリリュー・沖縄戦記』ユージン・B・スレッジ 講談社学術文庫 476p
アメリカ兵から見た沖縄戦。【B】

520
こけこっこ(☆1510)[sage]   投稿日:2015/11/03 13:52:09
健全でない言葉が含まれているため表示しません 内容を確認する

521
touka(2☆2201)[]   投稿日:2015/11/05 18:13:12
『いつまでも若いと思うなよ』 橋本治 新潮新書 212p 【C】

橋本治は冒頭のツカミが抜群にうまい。以下抜粋―
「ただでさえ年寄りはきたないものだから」と言ったのは、戦前の有名な女方で、「田圃の太夫」と呼ばれた歌舞伎役者の四世沢村源之助です。
晩年の彼の浅草の独り暮らしの住居を訪ねた人物が、家の中がきれいに片付いているのを見て、「ずいぶんきれいにしてらっしゃるんですね」と言った――その答が
「ただでさえ年寄りはきたないものだから、身の周りくらいはきれいにしておかなければ」というものでした。

522
テタ(20☆3287)[]   投稿日:2015/11/10 21:36:29
『黄金虫・アッシャー家の崩壊』ポオ 岩波文庫 410p
短篇集。【C】

523
touka(2☆2338)[]   投稿日:2015/11/11 16:53:20
健全でない言葉が含まれているため表示しません 内容を確認する

524
テタ(20☆3668)[]   投稿日:2015/11/17 21:00:08
『その辺の問題』中島らも いしいしんじ 角川文庫 381p
対談。【C】

525
touka(2☆2762)[]   投稿日:2015/11/19 19:05:12
『久生十蘭短編選』 久生十蘭 編・川崎賢子 岩波文庫 424p 【B】

終戦から占領期前後にかけて発表された短編を集めたもの。
東京大空襲とはなんだったのか?と言いたくなるくらい、大正ロマンのような高踏的な生活が書かれているけれども、
戦争によって櫛の歯が抜けるように死ぬ人は死んで、残された人たちには生活があるのだ。
ある特定の価値観(たとえば耽美とか)に寄りかからない自立した小品群は、佳品と呼ぶにふさわしい出来になっている。

526
無名草子さん[sage]   投稿日:2015/11/20 23:10:10
【C】ばっかりだなw

527
テタ(20☆3932)[]   投稿日:2015/11/24 21:04:34
『赤い橋の殺人』バルバラ 光文社古典新訳文庫 264p
埋もれていた作品。【C】

528
テタ(20☆4321)[]   投稿日:2015/12/01 21:03:54
『チェーホフ・ユモレスカ 傑作短編集機戰船А璽曠 新潮文庫 389p
【C】

529
テタ(20☆4673)[]   投稿日:2015/12/08 20:14:26
『どん底の人びと』ジャック・ロンドン 岩波文庫 352p
アメリカ人による1902年ロンドンの貧民街レポート。【C】

530
touka(2☆2762)[]   投稿日:2015/12/09 09:10:18
『世界の辺境案内』 蔵前仁一・他 洋泉社 143p 【C】

ヴォズロジデニヤ島からgoogleデータセンターまで、世界中のアクセス困難な「辺境」を一冊にまとめたムック。表紙はマンセル要塞。
ひとつひとつはwikipediaに毛がはえたくらいの内容だが、こうやってまとめられているとなんとなく便利な気がする。
書店の棚に並んでいた類書の中から本書を選んだのは、いい感じのプリピャチの写真が多かったから。プリピャチ懐かしいよねプリピャチ。「CoD4 MW」を思い出す。
帯が別製ではなく表紙に印刷されているのが安っぽくも情けない。

531
テタ(20☆4954)[]   投稿日:2015/12/15 20:28:49
『抹香町 路傍』川崎長太郎 講談社文芸文庫 281p
短篇集。【C】

532
無名草子さん[]   投稿日:2015/12/19 11:12:16
テタつまらん

533
テタ(20☆5255)[]   投稿日:2015/12/22 23:27:08
『悪童日記』アゴタ・クリストフ ハヤカワepi文庫 301p
双子の作文集という体裁。【C】

534
無名草子さん[]   投稿日:2015/12/23 01:00:36
健全でない言葉が含まれているため表示しません 内容を確認する

535
テタ(20☆5750)[]   投稿日:2015/12/29 07:58:17
『桜の園』チェーホフ 岩波文庫 103p
戯曲。【C】

『ラオスの布を楽しむ』チャンタソン・インタヴォン アートダイジェスト 86p
【D】

『布が語るラオス』木村都 ヴィエンカム・ナンサヴォンドァンシィ 進栄堂出版 95p
ラオスの染織文化について。【D】

『アムステルダム』イアン・マキューアン 新潮文庫 211p
途中まではおもしろかったんだが。【C】

536
テタ(20☆5945)[]   投稿日:2016/01/05 16:12:07
『ラマヌジャンの遺した関数』D.フックス S.タバチニコフ 岩波書店 195p
テーマはさまざま。【C】

537
touka(2☆3384)[]   投稿日:2016/01/09 16:09:08
『エルフの血脈 <魔法剣士ゲラルト>』 アンドレイ・サプコフスキ 訳・川野靖子・天沼春樹 ハヤカワ文庫FT 479p 【D】

知っている人は知っている、知らない人は知らない、ゲーム「ウィッチャー3」の原作。予習のために買った。魔法がなんだかゲームチックで、ゲームのノベライズ版かと思ったほど。
モンスターを倒して生計を稼ぐ、数も少ないウィッチャー(魔法剣士)達が、世間の人々から一様に忌み嫌われているという設定の根拠が薄弱に思えた。
自分勝手に便利な魔法を使いまくっている本職の魔法使いの方は、特に迫害されている風でもないのに。
結局、ゲームは「ドラゴンエイジ:インクイジション」の方を買った。

538
touka(2☆3622)[]   投稿日:2016/01/11 10:59:24
『性のタブーのない日本』 橋本治 集英社新書 238p 【B】

平安、江戸を中心に、古代から近代までこれまで著者が扱ってきたネタを寄せ集めて、一冊の新書にしたもの。
あれもこれもみな見覚えのあるネタだけれども、過去作とは少しずつ切り口を変えており、著者の入門書であると同時にファンサービスになっている。
あちこちつまみ食いして書き散らしているだけに見えるが、ひとつひとつ原典に当たり、深く考察した故に、自家薬籠中のものとして自由に出し入れできるのだ。
キャリアの最初に書かれた『ロバート本』と対を成す一冊か。

539
テタ(20☆6395)[]   投稿日:2016/01/12 20:53:42
『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ ハヤカワepi文庫 450p
不穏。【C】

540
touka(2☆3823)[]   投稿日:2016/01/18 15:36:20
『義太夫を聴こう』 橋本治 河出書房新社 201p 【B】

『浄瑠璃を読もう』の次は『義太夫を聴こう』。ここまで来るとさすがに売れんのか、装丁も安いものになっている。
女流義太夫の人から相談を受けて、まずは音楽として観客の身に染み込ませることが必要だと、比較的音楽的な「道行」の部分だけを抜き出して演奏する「道行の会」というものを提案し、その会場でしゃべったことに書き足しをして作った本らしい。
古典をたのしく紹介するのは著者の手馴れたところでさすがに面白いが、読み終わると雲のように「なにが書いてあったっけ?」と記憶が霧散するのも著者の特徴。いずれ本当に必要になった時に読み返せば、するすると身に染み込んでいくはずだ。
たまたま見ていたNHKの日本の古典という番組に、この女流義太夫の人が出演して忠臣蔵を演奏していたが、実際に聴き続けるのはなかなか厳しいものがある…。

541
テタ(20☆6647)[]   投稿日:2016/01/19 07:05:58
『神と肉』原田信男 平凡社新書 252p
東アジアで動物を贄にするということ。【B】

542
テタ(20☆6879)[]   投稿日:2016/01/26 21:14:41
『高木貞治』高瀬正仁 岩波新書 232p
評伝。【C】

543
touka(2☆4036)[]   投稿日:2016/01/30 16:34:37
『最貧困女子』 鈴木大介 幻冬舎新書(kindle版) 213p 【C】

転がり落ちて、ではなく、生育環境の劣悪さから、まともな性風俗にも就けないような女性たちのルポルタージュ。
ほとんど不可視であった彼女たちに、スポットライトの光を当てた点に意義がある。光が当たれば、間違えてぶつかるということも無くなるし…。
著者は熱意ある善意の人だが、最終章の改善のための提言が理想論で終わっているので、読者の中で終わったことにされてしまうのではないか。
読者に異物を投げつけるときは、下手に磨いたりせず、異物は異物のまま飲み込ませる方が引っかかりやすいのに。

544
touka(2☆4394)[]   投稿日:2016/02/01 21:25:17
『55歳からのハローライフ』 村上龍 幻冬舎文庫 358p 【B】

「ハローワーク」ではなく「ハローライフ」。作者の村上龍は、お前は鶴太郎かってほどのマルチタレントぶりだったが、本業の小説家であることにこれほど誠実だったとは。
それぞれの中篇に投入されている、普通の人々のなんでもない、けれども独自に積み上げられた生活のディティールの描写の物量がすごい。イキオイで書き流していると感じられる部分がほとんど無かった。
それなりに普通の人生を歩んできていた人たちが、55歳を過ぎて、個人的な老いや経済的困窮、孤独に追いつかれ、立ちすくんでしまう。
カタルシスあふれる解決に向かうのではなく、取り囲む状況はほとんど変わってはいないけれど、それでももう一度歩き出そうとするところで話は終わる采配に、作者の小説に対するモラルの高さを見た。犬も歩けば棒に当たる。良くも悪くも。

545
テタ(20☆7124)[]   投稿日:2016/02/02 21:57:57
『ある首斬り役人の日記』フランツ・シュミット 白水uブックス 245p
1600年頃のニュルンベルグでの記録。【C】

546
テタ(20☆7362)[]   投稿日:2016/02/09 21:04:33
『日本語の科学が世界を変える』松尾義之 筑摩選書 238p
準結晶の裏話が面白い。【B】

547
touka(2☆4631)[]   投稿日:2016/02/11 09:00:08
『すべてはモテるためである』 二村ヒトシ 文庫ぎんが堂 237p 【C】

なぜモテないかというと、それはあなたがキモチワルいからでしょう。から始まるモテるための(脱)マニュアル本。
まずは趣味を持ち、それを人に押し付けず、常に謙虚で相手の話をよく聞くこと。そして人工的な釣堀であるキャバクラに行って、女の子と会話の訓練をしよう(釣堀なんだから、あくまでキャッチアンドリリースの精神で)。
相手が自分と同じ趣味を持っていることがわかっても、ソレッとばかりにあなたの研究成果をまくしたててはいけません。趣味はあくまで人格の深みとして。
人と出会った時に、その出会いで自分が変われる余地を持っておけること。イラスト担当の青木光江と解説の上野千鶴子の気色悪さは他山の石として役立てよう。

548
テタ(20☆7655)[]   投稿日:2016/02/16 21:16:31
『紫苑物語』石川淳 講談社文芸文庫 293p
時代物三編。【C】

549
テタ(20☆7790)[]   投稿日:2016/02/23 19:34:10
『宗教と性の民俗学』赤松啓介 明石書店 135p
エッセイみたいなもの。【C】

550
touka(2☆4903)[]   投稿日:2016/02/27 00:45:56
『蘇我氏 ――古代豪族の興亡』 倉本一宏 中公新書 272p 【C】

大化の改新(乙巳の変)で蝦夷・入鹿が討たれた後も、蘇我の本宗家が断絶したというだけで、蝦夷の弟筋にあたる蘇我倉氏やその他同族の家系は続いていた。
蘇我連子の娘媼子が不比等に嫁いで四兄弟のうち三兄弟を産んでんだよねってことは知っていたが、大化以前唯一の大臣(オオマヘツキミ)を出す氏族であった蘇我氏の血を入れて、
いまだ基盤が脆弱だった藤原氏の家格を底上げすることで、天皇家とスムーズに姻戚関係を結べるようになったという知見は新鮮だった。
奈良時代も半分を過ぎると、あたかも1200年前の市役所課長の人事記録集の様相を呈してくる。没落とはつまりこういうことなのか。

551
テタ(20☆8070)[]   投稿日:2016/03/08 21:21:00
『英国に就て』吉田健一 ちくま文庫 280p
エッセイ。【C】

552
無名草子さん[sage]   投稿日:2016/03/12 12:29:18
ちくま文芸文庫の言海
講談社の京極作品
角川のエベレスト

どれも読み応えある厚さだw

553
テタ(20☆8403)[]   投稿日:2016/03/15 21:03:49
『お伽草子』福永武彦 円地文子 永井龍男 谷崎潤一郎訳 ちくま文庫 333p
現代語訳。【C】

554
テタ(20☆8766)[]   投稿日:2016/03/22 20:53:07
『朝永振一郎著作集3 物理学の周辺』みすず書房 363p
鼎談、講演など。【C】

555
touka(2☆5308)[]   投稿日:2016/03/24 17:35:00
『ドキュメント 戦争広告代理店』 高木徹 講談社文庫 405p 【B】

ボスニア紛争に関する世論を裏で操作したアメリカのPR会社の話。
世界の世論とはアメリカの世論でもある。アメリカ人の琴線に触れる単語を織り交ぜてあることないこと情報を発信し続けていれば、
関係者以外本質的にはどうでもいいと思っている事柄については、裏取りもろくにせず、勝手に正義感に燃え上がってスピーカーになってくれるというノウハウ。慰安婦南京調査捕鯨、どれもおなじ仕組みか。
取材前に一筆書かされたのかと思うほど、肝心のPR会社の描写だけがヒロイックで平板なものになっている。最初は面白く読めるが、読み進めていく内にだんだんうんざりしてくる。

556
テタ(20☆8966)[]   投稿日:2016/03/29 20:19:05
『最暗黒の東京』松原岩五郎 岩波文庫 200p
1892年頃の東京の貧民窟潜入記。【C】

557
テタ(20☆9169)[]   投稿日:2016/04/05 21:13:03
『周期と実数の0-認識問題』吉永正彦 数学書房 203p
新感覚の本だと思う。【B】

558
テタ(20☆9554)[]   投稿日:2016/04/12 21:03:15
『朝鮮・琉球航海記』ベイジル・ホール 岩波文庫 385p
1816年、イギリス使節団を中国に送り届けた軍艦による朝鮮西海岸、琉球の探検航海の記録。
美しい誤解に基づく物語。【B】

559
テタ(20☆9778)[]   投稿日:2016/04/19 21:33:04
『メビウスの作った曲面』D.フックス S.タバチニコフ 岩波書店 224p
引出しが多い。【B】

560
touka(2☆5754)[]   投稿日:2016/04/20 18:45:21
『沼地の記憶』 トマス・H・クック 訳・村松潔 文春文庫 446p 【D】

昔起こった事件を老年になった主人公が回想して書き残す、といった体裁のミステリー。
この手のパターンにはなにか構造的欠陥があるのだろうかと思わざるをえない(『新世界より(貴志祐介)』を思い出した)。思わせぶりで運命論的な言い回しのヒキが延々と続けられる。
それがどれほどしょうもないオチであっても、事件が起こるまでは(なんと実際に起こった事件が語られるのは400ページを過ぎてから)語り手だけが真実を知っているのだからやりたい放題だ。
えんえんと下手なカラオケを聴かされるような羽目になる。

561
テタ(21☆152)[]   投稿日:2016/04/26 21:10:41
『赤と青のガウン』彬子女王 PHP研究所 374p
オックスフォード留学記。【C】

562
テタ(21☆631)[]   投稿日:2016/05/03 06:07:07
『すごいジャズには理由がある』岡田暁生 フィリップ・ストレンジ アルテスパブリッシング 243p
対話形式のレッスン。【B】

『鏡映の数学』A.V.ボロビック A.ボロビック 丸善出版 236p
【C】

563
touka(2☆6025)[]   投稿日:2016/05/04 15:10:12
『プルーストの黙示録』 坂本浩也 慶應義塾大学出版会 271p 【C】

オラが村一番の秀才は、東大の大学院を出てフランスに留学し大学の准教授になっておりました。
しかしなぜにフランス文学、そしてプルースト。あたら貴重な千点頭脳をそんな分野で費消しなくとも。読んでいると日本語の言い回しってホント不自由でめんどくさいんだなって感じます。
――周知のとおり「異化」とは、ロシア・フォルマリズムの理論家ヴィクトル・シクロフスキーの提唱した概念であり、日常の習慣によって麻痺し自動化した知覚を再活性化させる芸術の手法を指すが――
知らんわ。

564
touka(2☆6374)[]   投稿日:2016/05/08 16:27:42
『逆説の日本史19 幕末年代史編II』 井沢元彦 小学館文庫(kindle版) 349p 【C】

井伊直弼の登場から桜田門外の変、和宮降嫁前夜まで。
舵は開国、けれどなにより祖法大事で一橋派を粛清しまくっていたら、吉田松陰の首まで刎ねてしまったのが井伊直弼の運の尽き。
しかしついうっかり首を刎ねてみたくもなるよなぁ。なんなんだあの生きた毒まんじゅうは。
孝明天皇は個人的に外人嫌いな訳ではなくて、日本教の法皇として宗教的な意味合いから攘夷を求めていたという説明が慧眼だった。 

565
テタ(21☆884)[]   投稿日:2016/05/10 21:05:43
『愚者が出てくる、城塞が見える』マンシェット 光文社古典新訳文庫 253p
ネオ・ポラール。【C】

566
touka(2☆6666)[]   投稿日:2016/05/14 10:38:32
『新常識主義のすすめ』 渡部昇一 文春文庫(kindle版) 292p 【C】

ヒューム、小林秀雄、進化論と百科事典、大学教育のあり方、義務教育のあり方などについて書かれた文章をまとめたもの。
興味のない分野に関してもそれなりに面白く読ませてくれるってのはひとつの能力だ。今回読んでいてアシモフの科学エッセイを思い出した。
1618年の三十年戦争が1648年のウェストファリア条約で終わって、その後フランス革命までの150年間のヨーロッパは「理性の時代」であり、バッハからモーツァルトまでの音楽はその時代を反映していたという指摘に感心した。
40年前に書かれた本なのに全然文体が変わってないなぁと思ったが、よく考えたら著者の最近作は読んでなかった。

567
テタ(21☆1111)[]   投稿日:2016/05/17 21:23:45
『笛吹川』深沢七郎 新潮文庫 227p
【C】

568
無名草子さん[]   投稿日:2016/05/19 19:21:11
「カエルの楽園」

同書の主な舞台は「ナパージュ」というカエルたちの国。
そこには「三戒」という教えが存在していて、国民(カエル)たちは皆、それを信じている。
「三戒」とは、「カエルを信じろ」「カエルと争うな」「争うための力を持つな」というもの。

 ナパージュのカエルの多くは、「自分たちが平和に暮らせているのは、『三戒』のおかげだ」と信じている。

 しかし、外の世界から来たカエルには、到底信じられない話なので、あれこれ聞いてみるのだが、ナパージュのカエルたちの「信念」は揺るがない。
その問答の一部を、同書から引用してみよう。

「もし(他の国から)襲われたら、どうするの?」
「襲われたって争いにはなりません」
「どうして?」
「ぼくらが争わなければ、争いにはならないからです」

「たしかに争わなければ争いにはならないだろうけど、襲われたら、どうやって身を守るんだい?」

「襲われないんですから、そんな話をしてもしかたがないでしょう。
この国は三戒が誕生してから、一度だって他のカエルに襲われていないんですから」

「それって、たまたまじゃないのか」

「あなたはたまたまで平和が長く続くと思いますか? いいですか、この平和はぼくらの三戒の教えのおかげなんです。それ以外にはないんです」

 徹底して、ある種の「カエル」たちを戯画化した同作は、これまでの百田作品以上に賛否両論を巻き起こしている。

福岡県在住の共産党の町議会議員は「立ち読み」をしたうえで、「ひどいの一言」という感想をツイッターで述べたほどである(それに対し、そもそも丸ごと「立ち読み」というのはいかがなものか、という批判も出た)。ナパージュが迎える衝撃の結末が、癇に障ったのだろうか。

 一方で「これからの日本を考えさせるために、子どもに読ませておきたい」といった感想も多く寄せられており、同作は寓話ながらも、これから憲法を考える上で、一つの入り口となっていくのかもしれない。
http://www.dailyshincho.jp/article/2016/05131515/?all=1

569
touka(2☆7168)[]   投稿日:2016/05/21 13:30:56
『日本文学全集08 日本霊異記 今昔物語 宇治拾遺物語 発心集』 口語訳・伊藤比呂美 福永武彦 町田康 編・池澤夏樹 河出書房新社 502p 【B】

特に目を引くのが町田康による超訳『宇治拾遺物語』。
ちゃらちゃらと語られる文体に、最近のスラングから原文の古語まで混ぜ込んで、ふざけてんのかって感じだけど、繊細な心の動きが抜け落ちることなく伝わってくる。
が、わりとすぐに慣れる。そのインパクトにショックを受けて本屋で訳者の書いた小説を開いてみたら、まったくおんなじ文体だったってのがあるかもだけど。
説話だからか、わりと因果が応報して納まるべきところに納まってしまう話が多め。

570
テタ(21☆1316)[]   投稿日:2016/05/24 20:55:15
『数学する身体』森田真生 新潮社 205p
数学プロパーの人とはまたちがった感覚だと思う。【B】

571
touka(2☆7411)[]   投稿日:2016/05/27 16:29:26
『幸いは降る星のごとく』 橋本治 集英社文庫 243p 【C】

「女芸人ブーム」前夜にデビューして、キャリアも20年を数えた女お笑いコンビの話。
話…は一向に始まらず、どうしてこのようなことになってしまったのかって来し方がえんえんと、えんえんと230ページほど語られる。終盤に入るとあらたにもう二人分の女芸人の生い立ちが語られる。続く二巻はない。
この人は市井の人々百人分の生い立ちを縷々書き上げるって願掛けをしてたんだっけ?(してない)。作者が平気で顔を出すリラックスした文体は、町田康の後に読むと微妙に洗練されてない感がある。
最後の最後で村上龍の『55歳からのハローライフ』と同じ場所に着地をし、小説に対するモラルの高さだけは証明した。

572
無名草子さん[sage]   投稿日:2016/05/27 21:41:40
危ない人達だな
車にハネられるよ
トラックなら安全だけど

573
touka(2☆7586)[]   投稿日:2016/05/29 16:26:41
『「ない仕事」の作り方』 みうらじゅん 文藝春秋 175p 【C】

ミウボールのみうらじゅんがこれまで手掛けてきた仕事とそのノウハウを一冊にまとめたもの。
栴檀は双葉より芳しといいますが、みうらじゅんは幼い頃からみうらじゅんなので、そのノウハウを読んだくらいではなかなか第二のみうらじゅんは生まれないだろう。
自分の中で違和感を感じたものを、好きでなくても大量に収集し、それによって自分自身を洗脳するのが第一歩だとか。あと、飽きないふりをすること。
事務所においてあるオリエント工業製の秘書がナイスバディのタイプだったり、本当の越えてはいけない線は決して越えない安心感が業界で長続きした秘訣だったのかなあ。

574
テタ(21☆1708)[]   投稿日:2016/05/31 21:20:39
『彼岸過迄』夏目漱石 新潮文庫 392p
【C】

575
テタ(21☆2073)[]   投稿日:2016/06/07 21:19:31
『モンゴル帝国と長いその後』杉山正明 講談社学術文庫 365p
モンゴル帝国が後の世に遺した統治システムや威信についての概説。【B】

576
touka(2☆7847)[]   投稿日:2016/06/09 11:28:43
『迷路の旅人』 倉橋由美子 講談社文庫(kindle版) 261p再読 【C】

エッセイ集。昔買った古本を読み返そうと本棚から取り出して開いてみたら、なんか体中がかゆい。のでkindleで買いなおして読んだ。
全体のほぼ半分を占める「反小説論」とそのほか文学に関わる文章では、当時の文学的青年、文壇、純文学、私小説、進歩的文化人を徹底的に排撃し、その不毛を虚仮にし倒す。
当時はそれらが猖獗を極めていたからか作者の舌鋒はすさまじく、ほとんど賽の目切りに相手を切り刻んでいるが、その不毛さは排撃する純文学の不毛さの合わせ鏡になってしまっている。
それ以外の事柄について書かれたエッセイは読みやすい。

577
touka(2☆7907)[]   投稿日:2016/06/10 12:13:35
『橋本治のかけこみ人生相談』 橋本治 幻冬舎plus+ 60p 【C】

昔橋本治が『写真時代』で連載した人生相談は、裂帛の気合で相談者もろとも両断してしまう伝説的な人生相談だったが、
30年経って行われた今回の人生相談は、順当な回答が並ぶ常識的なものになっていた。
いまさら人生相談で世間に目にもの見せてくれようなんてこともなく、ただ困っている人に知性の手を差し伸べて善導している。
まあ、大病を患って入院していた人に、人生相談の企画を持ちかける方もどうかと思うが。

578
mona(0)[sage]   投稿日:2016/06/13 15:51:18
参戦します!!
阿部和重 シンセミア 読み始めました

579
テタ(21☆2494)[]   投稿日:2016/06/14 21:18:09
『フランシス・ジャム詩集』 岩波文庫 421p
神様といわれても。【D】
コメント2件

580
テタ(21☆2700)[]   投稿日:2016/06/21 21:46:19
『宇宙背景放射』羽澄昌史 集英社新書 206p
実験物理学者による、インフレーション理論の検証プロジェクトの話。【C】

581
touka(2☆8425)[]   投稿日:2016/06/24 10:32:48
『岡田英弘著作集II 世界史とは何か』 岡田英弘 藤原書店 518p 【B】

『世界史の誕生』など、文庫・新書で入手しやすいものはあえて収録せず、講演録や寄稿を中心に編集されていて、かゆいところに手が届く全集になっている。
モンゴルによるユーラシア大陸の征服によって東と西との歴史が連関し、そこで初めて「世界史」が生まれた。とする著者の主張を反映したのか、半分以上モンゴル史に割り当てられている。
ベルリンの壁そしてソ連崩壊の前後に渡って、東ドイツから来たモンゴル学者(副業はKGBのスパイ)と国際アルタイ学会において親交を深めた話など、現地を実際に見た学者ならではの視点から書かれていて面白く、貴重である。
他にモンゴル帝国の継承国家としての中国とロシアの歴史、インドとパキスタンそれとバングラデシュの関係、ユダヤ人とアラブ人など。

582
mona(100)[]   投稿日:2016/06/25 00:28:07  ID:yOfa0siSD(2)
『シンセミア(上)』阿部和重 朝日新聞社(2003) 400p 【A】
二十代後半の男たちが田舎町で秘密結社を組織し、盗撮に明け暮れる。
この結社を敵視する同世代の警官は正義感が強く、元ヤンキーで喧嘩も強いが、
ロリコンであり、中学生と付き合っている。
親世代は暴力的に町を支配し、ホームレスのお爺さんは町中を徘徊し、町民に好かれている。
謎の殺人事件がいくつか起き、人々の日常が崩れていく。
細かな人間関係の描写が読者を惹きつける。
一見バカバカしく見えるようなことも真剣に悩み、
配慮し、欲望し、複数の人間間で思いが交錯する。
自分の人生を考えさせられる。
気に入った文、フレーズ集のめも: http://yomimemo.com/omaemona/402257870X

583
mona(400)[]   投稿日:2016/06/25 00:28:46  ID:yOfa0siSD(2)
名前欄間違えたので訂正

584
mona(400)[]   投稿日:2016/06/25 00:19:18
『シンセミア (上)』 阿部和重 朝日新聞社(2003年)

【A】 400頁
二十代後半の男たち数人が田舎町で秘密組織を作成し、盗撮に明け暮れる。
これを怪しむ警察官はペドフィリアの元ヤンキーで、中学生のヤンキーを容赦なくしばく。
親世代は暴力的に町を支配し、しかしかと言って順風満帆なわけでもなく、細かな人間関係に苦労する。
醍醐味は、町中の至るプライベート空間で繰り広げられる珍事と、人間関係の細かな描写である。
一見バカバカしく見える個々人の行為や欲望、配慮が、とても真剣に描かれているがゆえに笑えるが、
読者である自分の人生の一部を覗き込んでいるようで、
様々な年齢、階層、職業の人物に感情移入をすることにより、
めまぐるしく心が動かされる。

気に入った文章、フレーズのまとめ: http://yomimemo.com/omaemona/402257870X

585
touka(2☆8617)[]   投稿日:2016/06/26 08:27:20
『日本語と英語』 片岡義男 NHK出版新書(kindle版) 192p 【C】

またぞろ英語熱が復活してきたので、その一環として読んだ。
祖父が日系一世だった為、幼少の頃からバイリンガルな環境で育った著者は、英語とは異なる日本語の言い回しが腑に落ちないとのこと。
「take a bath」「take a shower」を祖父は「風呂を取る」「シャワーを取る」と言っていて、「風呂に入る」「シャワーを浴びる」という言い方が今でもすんなりと出てこないらしい。人それぞれに苦労があるもんだ。
漱石の『道草』をまず英訳で読んだあと原文を読んでみて、たいそうショックを受けたというエッセイが面白かった。

586
touka(2☆8826)[]   投稿日:2016/06/27 10:14:19
健全でない言葉が含まれているため表示しません 内容を確認する

587
テタ(21☆3067)[]   投稿日:2016/06/28 21:29:43
『多変数超幾何函数』ゲルファント 日本評論社 133p
1989年来日時の記録。【C】

『欲望という名の電車』テネシー・ウィリアムズ 新潮文庫 234p
戯曲。【C】

588
touka(2☆9048)[]   投稿日:2016/07/04 16:37:30
『歴史とはなにか』 岡田英弘 文春新書 222p再読 【A】

本書は『歴史とはなにか』という書名だが、文字通り歴史とはなにか?について語られている。文明と文明が衝突するとき、歴史は自分の立場を正当化する「武器」になる。
「よい歴史」とは、資料のあらゆる情報を一貫した論理で解釈できる説明のことで、それゆえにどの国家にとっても都合の悪いものになると思われる。
国境も国家も国民という概念も、18世紀末のフランス革命によって生まれた国民国家(nation-state)から始まった新しい概念であり、それをそれ以前の時代に当てはめるのは時代錯誤である。
朝貢貿易や冊封体制という概念は、現代の日本ではまったく誤解されていて、それは中国の政治的宣伝に日本の東洋史学界が惑わされているのが原因である。などなど、一人で学会ひとつ丸ごと切り捨てる勢いだ。

589
touka(2☆9263)[]   投稿日:2016/07/05 18:19:29
『ラジオのこちら側で』 ピーター・バラカン 岩波新書 215p 【C】

20代で日本に移り住み、その後ラジオのDJとして活躍しているイギリス人の著者による語りおろし。ブルーズ(濁るらしい)、ソウルなどの洋楽からワールドミュージックが守備範囲。
といっても首都圏のラジオ番組なので実際に聴いたことはないのだけれど。名前を知っていたのは坂本龍一のアシスタントをしていた関係かなぁ。
ずっと日本に住んでいてもJ-popにはあまり興味がないみたい。まあ「洋楽」はあちらが本場だから。「洋楽」と「漫画」を入れ替えて立場を逆転させれば、なんとなく感じがわかるかも。
とりあえず、Marvin Gayeの「What's going on」をamazonで注文した。

590
テタ(21☆3258)[]   投稿日:2016/07/05 20:35:19
『不思議のアリス』ルイス・キャロル ちくま文庫 191p
【C】

591
touka(2☆9500)[]   投稿日:2016/07/12 10:22:54
『南極点征服』 ロアルド・アムンゼン 訳・谷口善也 中公文庫BIBLIO 237p 【C】

アムンゼン本人による南極大陸探検の手記。達成したあとすぐ、ノルウェーに帰る前のオーストラリアで書かれている。
その為もあってか肝心の人間ドラマの部分が抜けていたりする。スコットのmotor sledgeを恐れるあまり冬が明け切る前に出発し、隊員たちを凍傷にして引き返したことを非難したヨハンセンを本隊から外した話とか。
やはり、歴史家(伝記作家)の手で、あらゆる資料を参照し組み合わせられたものを読んでみたいと思った。
ソリを曳く犬たちを途中でだんだんと殺し、残りの犬や人間たちの食料にするのはけっこうエグいが(しかし、すべての犬に名前は付けてある)、人間の隊員は一人も死なせることなく帰還した。

592
テタ(21☆3501)[]   投稿日:2016/07/12 21:36:29
『埴輪の馬』小沼丹 講談社文芸文庫 243p
短篇集。【C】

593
touka(2☆9749)[]   投稿日:2016/07/16 07:23:59
『荒天の武学』 内田樹 光岡英稔 集英社新書 249p 【C】

ハワイで箔を付けた武道家光岡英稔と内田樹の対談。
内田樹は光岡先生(若い)に私淑しているので、視線が寄り添ってふたり同じ方に向いてしまう。すると自然、話題はそこにいない人の陰口になってくるわけで…。
内田先生はたくさん「先生」を持っている人なんだから、その「先生」同士をぶつけて対談させ、自分は司会進行のコーディネーターに徹する方がいいのではないかと思った。
「武道的な立会いの場面では、どんなことがあっても自分が場を主宰していなければならない。(…)攻撃を受けた場合でも「攻撃された」ではなく、「攻撃させた」というふうに事態をとらえる」

594
テタ(21☆3928)[]   投稿日:2016/07/19 21:10:28
『ロートレック荘事件』筒井康隆 新潮社 202p
ミステリー。【C】

『戒厳令下チリ潜入記』G.ガルシア=マルケス 岩波新書 225p
【C】

595
touka(2☆9928)[]   投稿日:2016/07/22 09:22:09
健全でない言葉が含まれているため表示しません 内容を確認する

596
テタ(21☆4229)[]   投稿日:2016/07/26 20:20:27
『オイラーの定数 ガンマ』Julian Havil 共立出版 301p
【C】

597
touka(3☆0193)[]   投稿日:2016/07/31 09:24:36
『いじめの構造』 内藤朝雄 講談社現代新書 265p 【A】

「自由」とか「人権」とか「民主主義」とかの議論がどこかしらじらしく、机上の空論のように聞こえてしまうのは、実際に私たちが生きている空間はそういう原理で動いてはいないということが身に染みているからではないのか。
この本は今、実際に私たちを覆っている空間、「世間」の仕組みについて解き明かそうとしている。本書の中の「中間集団絶対主義」という造語ひとつをながめるだけで、思い当たるところもあるだろう。
制度、政策の造る環境条件によって人は怪物になり、またただの人間に戻る。戦中の隣組制度のように。作者はそこに希望があるとしている。
映画『リリイ・シュシュのすべて』が好きだった人には必読の一冊。


109冊目で3万ページ突破。

598
touka(3☆0193)[]   投稿日:2016/07/31 09:30:46
『いじめの構造』 内藤朝雄 講談社現代新書 265p 【A】

「自由」とか「人権」とか「民主主義」とかの議論がどこかしらじらしく、机上の空論のように聞こえてしまうのは、実際に私たちが生きている空間はそういう原理で動いてはいないということが身に染みているからではないのか。
この本は今、実際に私たちを覆っている空間、「世間」の仕組みについて解き明かそうとしている。本書の中の「中間集団全体主義」という造語ひとつをながめるだけで、思い当たるところもあるだろう。
制度、政策の造る環境条件によって人は怪物になり、またただの人間に戻る。戦中の隣組制度のように。作者はそこに希望があるとしている。
映画『リリイ・シュシュのすべて』が好きだった人には必読の一冊。


109冊目で3万ページ突破。

599
無名草子さん[sage]   投稿日:2016/07/31 10:44:04
おめでとうございます!

600
touka(3☆0383)[]   投稿日:2016/08/01 11:17:40
『狭小邸宅』 新庄耕 集英社文庫(kindle版) 190p 【C】

個人向け不動産売買の若手営業が主人公の話。タイトルからわかるように都内が舞台。
序盤、営業所内のブラック描写は真に迫るものがあり楽しかった。不動産業界は通常水曜日が定休だが、営業所員全員自発的に出社して仕事をし、ただその日だけ早く帰れるのがうれしい、とか。
ひと段落着いたところで、書き割りのような昭和な女となぜか同棲を始め、飛ばされた先の課長は、なぜか社風に染まらぬ有能な人物で、一軒も家を売れなかった主人公は、いつの間にかエース級の営業マンになっている。
小手先の知っててよかった営業ノウハウよりも、舞台の会社、その業界の枠組みを読みたかった。業務上で関係する他社、他業種がまったく出てこない。

601
テタ(21☆4464)[]   投稿日:2016/08/02 05:20:59
toukaさん、完走おめでとうございます。

『やし酒飲み』エイモス・チュツオーラ 岩波文庫 235p
最初はおもしろいんだけど。【C】

602
touka(3☆0526)[]   投稿日:2016/08/04 10:13:54
健全でない言葉が含まれているため表示しません 内容を確認する

603
テタ(21☆4908)[]   投稿日:2016/08/09 07:13:45
『日本人は、どんな肉を喰ってきたのか』田中康弘 枻出版社 175p
全国各地で猟に同行し、獲物を食べる。イノシシからハクビシンまで。【C】

『ツバキ文具店』小川糸 幻冬舎 269p
甘口すぎる。【C】

604
touka(3☆0791)[]   投稿日:2016/08/10 14:27:59
『「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』 浅羽通明 ちくま新書 265p 【C】

多分、十代二十代の政治に興味を持ち始めた人たちに向けて、高橋源一郎などにオルグされないように書かれた本だと思われる。
言わずもがな、なことばかりだけど、その言わずもがななことをあえて言う人は少なかったし、また、改めて文章にすることは難しいのではないだろうか。
しかし、読みやすさを考慮してか、著者と無記名の人物との対談形式になっているのがなんともうさんくさい。この空間ならフリーメーソン陰謀論だって真顔で語れるだろう。
学校、職場に溶け込めない人がデモに行く。デモに行かなくたってそのぶん職場に溶け込める努力をするわけでもないのだから、それはそれでいいんじゃないかな。

605
touka(3☆1487)[]   投稿日:2016/08/15 16:17:09
『火車』 宮部みゆき 新潮文庫 696p 【C】

怪我で休職中の刑事が、失踪した遠戚の婚約者女性の足取りを辿るミステリー。初出も舞台設定も平成4年。
副題がやけに長いテレビの二時間ドラマってイメージ。最初の200ページまでは雰囲気があって手に持つ重みが頼もしいのだが、そこから延々とたらい回しが続くのであった。
平成4年ってこんな世の中だったっけ? ああ、当時放送された火曜サスペンス劇場とかならこんな世界観だったのかもね。主人公も40代前半の刑事という設定だが、54、5歳に思える。昔は老け込むのが早かったのかもしれない。
多重債務者はカード社会の犠牲者なのです、だからあたたかい目で見てあげて! なんて主張されてもねぇ。時代が違うとしか。

606
テタ(21☆5135)[]   投稿日:2016/08/16 06:01:50
『ウイダーの副王』ブルース・チャトウィン みすず書房 227p
現在のベナン共和国にいた奴隷商人がモデル。【C】

607
touka(3☆1745)[]   投稿日:2016/08/22 09:18:41
『ローマ人の物語41 ローマ世界の終焉〔上〕』 塩野七生 新潮文庫 258p 【B】

後世から「最後のローマ人」と呼ばれた半蛮族出身の軍総司令官スティリコが、元老院の吝嗇と官僚の策謀によって処刑されたとき、ローマ人もまた地上から姿を消した。
なんせ「最後の」ローマ人なんだから、彼がいなくなれば後に残るのは富裕な元老院議員だろうと皇帝だろうと「ローマの辺りにいた有象無象」でしかない。
スティリコに連戦連敗だったヴィジゴートの王アラリックは、たやすくローマを蹂躙して住んでいた人々に身の程をわきまえさせる。
ローマ文明が終焉し、ローマ人がいなくなって、歴史年表上から西ローマ帝国が消え去るまであと60年。

608
テタ(21☆5721)[]   投稿日:2016/08/23 20:33:03
『謎のアジア納豆』高野秀行 新潮社 350p
納豆があるのは日本だけじゃない。納豆菌が付いているのは藁だけじゃない。【B】

『高校生からの統計入門』加藤久和 ちくまプリマー新書 236p
これでは高校生は理解できない。【D】

609
touka(3☆1958)[]   投稿日:2016/08/24 09:55:20
『脳が冴える15の習慣』 築山節 NHK出版(kindle unlimited) 213p 【B】

kindle unlimited無料お試し期間を利用して読了。電子書籍まとめ常連の本書がただで読めるのだから、アンリミのスタートアップの目玉だろう。今まで買わなくてよかった。
脳の前頭葉を鍛えることによって意欲や集中力を高め、感情をコントロールし、逆境への耐性が強化される。
具体的な方法として、まず日常的な雑用、家事をこなすことが挙げられているのがよかった。なにがなくても身の回りの整頓、部屋の掃除である。
それから眼のフォーカス機能を多用すること。音読。交友範囲を広げる。読んだ本の感想をまとめることなど。目新しい知見はないが、こうやってまとめられるとなにやら太鼓判を押して貰えたようでうれしい。

610
touka(3☆2160)[]   投稿日:2016/08/28 12:03:39
『ローマ人の物語42 ローマ世界の終焉〔中〕』 塩野七生 新潮文庫 202p 【C】

残り一分冊を残してローマ帝国は滅亡。無論1453年まで東ローマ帝国は存続するのだが、アテナイと同じ都市国家でスタートしたローマは、ローマという都市があってこそのローマなのだ、というのが著者のスタンス。
名前だけは有名な傭兵隊長オドアケルが、名前だけは立派でローマの最後を飾るにふさわしい(笑)ロムルス・アウグストゥスを廃位させて、別にローマ皇帝を僭称しなかったことにより西ローマ帝国は滅んだ。
アッティラ大王の急死でフン族は四散し、ヨーロッパ大陸の主役はゲルマン系の人々に移る。彼らを教化するのはローマ文明の残り火ではなく、キリスト教の教義だ。
集中治療室での延命のごとき最後の50年を気力で書ききった著者は立派である。

611
テタ(21☆6086)[]   投稿日:2016/08/30 21:10:24
『ネアンデルタール人は私たちと交配した』スヴァンテ・ペーボ 文藝春秋 365p
ネアンデルタール人の骨からDNAを取り出し、その配列を決定して分かったこと。【B】

612
touka(3☆2446)[]   投稿日:2016/09/06 16:44:18
『人生がときめく片づけの魔法』 近藤麻理恵 サンマーク出版(kindle unlimited) 286p 【C】

ひとつひとつ手にとって、ときめきを感じたものだけを残しあとはすべて捨てなさい。モノを手に取ったとき心の中で「ありがとう」と感謝しましょう、というスピリチュアル系。
もちろん物に感謝を受け取る器官はないが、物を通して自分自身の無意識に働きかけていくという意味でなら間違っていないと思う。プラセボ効果は効果があったからプラセボ効果って名前が付いたのだ。
だから、まだ使えるものを捨てるという行為から受け取りやすいマイナスのイメージを拭い去ることに腐心している。モノの中にあったエネルギーを捨てることによって世界へ開放し、それは形を変えてあなたの元へ帰ってくるのです。
なんだかオカルトっぽいが、物を捨てる罪悪感と向き合って乗り越えようとする誠実さが感じられた。

613
テタ(21☆6296)[]   投稿日:2016/09/06 21:13:29
『ようこそ、ちきゅう食堂へ』小川糸 幻冬舎 210p
たべもの紀行。【C】

614
テタ(21☆6296)[]   投稿日:2016/09/06 21:14:20
2重書き込みのため表示しません 内容を確認する

615
touka(3☆2675)[]   投稿日:2016/09/11 07:56:26
『つかへい腹黒日記』 つかこうへい 角川文庫 229p 【D】

よくは知らないが著者は劇作家の人。虚実ない交ぜた日記風エッセイ。
舞台はバブル前夜80年代前半の東京。劇作家は株を買い、役者も株を買い、それでいて夜の街に繰り出して放蕩しては悪そぶってるんだからなんともみっともない。
時代と寝た、人なんだろうか。著者より立場、能力、年齢が上の人物が一人も出てこない。ホラばっかりだから、当時の風俗を知る資料としての価値もないし。
世に「夕刊フジを読みながら老いぼれてくのはゴメンだ」と歌われた夕刊フジに掲載。

616
テタ(21☆6599)[]   投稿日:2016/09/13 21:13:37
『曲面の数学』R.E.シュヴァルツ 日本評論社 303p
まちがいが多い。【D】

617
無名草子さん[sage]   投稿日:2016/09/20 02:27:41
『アルバート、故郷に帰る〜両親と1匹のワニがぼくに教えてくれた、大切なこと』ホーマー・ヒッカム著 ハーパーコリンズ 480p
金原瑞人・西田良子訳【B】

映画『遠い空の向こうに』の原作者がワニと旅した両親の話を実話と創作をもとに書いた話。
帯の金原氏の絶賛コメントにつられてみたが、実に小説らしい小説で面白く読了。
世界恐慌や当時の情勢が絡められ英米文学好きが好む小ネタが多いのも良し。

618
テタ(21☆6929)[]   投稿日:2016/09/20 15:36:09
『悪としての世界史』三木亘 文春学藝ライブラリー 330p
世界史から見たイスラム文明。暴走ぎみ。【C】

619
touka(3☆2899)[]   投稿日:2016/09/21 11:36:59
健全でない言葉が含まれているため表示しません 内容を確認する

620
touka(3☆3455)[]   投稿日:2016/09/23 19:26:01
『岡田英弘著作集掘‘本とは何か』 岡田英弘 藤原書店 556p 【C】

文庫の『日本史の誕生』『倭国の時代』からの収録が多く、重複も多いのでお得感は少なめ。
魏志倭人伝が書かれた当時の晋の政治的背景から説き起こし、邪馬台国論争に決着をつけてしまった人。なぜ西域伝がなく東夷伝(その中の一項が倭人伝)だけがあるのか?
東夷伝に書かれた地は晋の事実上の建国者だった司馬懿の創業の地であり、その東南端の邪馬台国という西域の大月氏国にも匹敵する大国から朝貢使が使わされてきたのだ、と主張する為に里程や戸数が盛られただけであると。
ちなみに西域の大月氏国から朝貢使を招いたのは、司馬懿のライバルの曹真だった。

621
テタ(21☆7261)[]   投稿日:2016/09/27 21:33:52
『結婚式のメンバー』カーソン・マッカラーズ 新潮文庫 332p
【C】

622
テタ(21☆7467)[]   投稿日:2016/10/04 21:21:29
『ハッピーハウス』結城真子 河出書房新社 206p
つまらぬ。【D】

623
touka(3☆3677)[]   投稿日:2016/10/05 01:58:12
『ユーゴスラヴィア現代史』 柴宜弘 岩波新書 222p 【B】

1996年刊。『ドキュメント戦争広告代理店』を読んだあとなので心配していたが、メディアの作り上げたセルビア人悪玉論から距離を取り、しっかり批判していたのでほっとした。
ユーゴスラヴィアとは「南スラブ」という意味で、紀元6〜7世紀にイタリアの対岸、ローマ帝国時代でいえばダルマチアやイリリクムに移住してきた人たちの子孫らしい。
ボスニア紛争に介入した西洋諸国は民族自決の名の下に連邦を解体し、飛び地のような居住地をそれぞれ共和国として独立させる方へ推し進めたが、それこそが民族浄化の真因である多様性や異質性の排除に繋がっているのではないだろうか?というスタンス。
サラエボ生まれの映画監督クストリツァの『アンダーグラウンド』に少し触れられていたのがよかった。

624
テタ(21☆7716)[]   投稿日:2016/10/11 21:10:05
『アガタ/声』デュラス/コクトー 光文社古典新訳文庫 249p
戯曲2編。【C】

625
touka(3☆4130)[]   投稿日:2016/10/15 10:58:06
『カフカ式練習帳』 保坂和志 河出文庫 453p 【C】

作者が普段の生活の中でふと思いついた小説の種子となるような断片をノートやスマートフォンにメモし続け、あとで纏めたもの。文字通りの「練習帳」である。
カフカ式というがカフカと違って現在活動している日本人の作家なので、断片が断片のまま結晶するような文化の懸隔感がない。
作者本人の過去、現在、近所の話、見た夢の話がそのまま書かれているわけではないだろうが、完全にそれらを排除できておらず、想像力だけで組み上げられるはずの城の基部が現実に浸かっているようで、なんだか不潔な印象を受ける。
総じて猫好きが書く猫についての文章は読むに耐えないものが多いが、その手のものが三分の一以上を占めている。

626
テタ(21☆7880)[]   投稿日:2016/10/18 20:31:50
『草のかんむり』伊井直行 講談社文庫 164p
ある日、目が覚めるとアマガエルになっていた。ファンタジー。【C】

627
touka(3☆4699)[]   投稿日:2016/10/20 00:49:14
『岡田英弘著作集検.轡(チャイナ)とは何か』 岡田英弘 藤原書店 569p 【B】

中国の歴史では、シナ(中国)を征服して王朝を建てた歴代の北方の蛮族は、数代後には高度な中華文明に同化されて漢人となったと説明されているが、それは事実に反している。
史記に書かれた黄帝の時代(実際には漢の武帝の時代)こそが理想であり、あるべき姿を書くことが歴史の正しい役割なのだ。というわけで、史記の枠組みからはみ出すような事実は正史に記録されることはなかった、と言う。
第四部の「漢字とは何か」は、これまで読んだ著作の中にはなかった主題で、漢字と漢文、現代中国語(普通話)に広東語や福建語などの方言、そして日本語との関係について語られていておもしろい。また魯迅の生涯や白話文についての説明などもここで初めて読んだ。
「つまり日本人にとっては、漢字も表音文字なのであって表意文字なのではない。これは漢人と正反対の態度である」と喝破しているのが凄まじい。

628
touka(3☆5136)[]   投稿日:2016/10/25 11:34:42
『ヤクザライフ』 上野友行 双葉社 437p 【C】

著者はウシジマ君の奥付に取材協力としていつも名前を連ねているフリーライター。出身は『マッドマックス』。
恐ろしいけどどこか人間くさい、そんなヤクザたちにインタビューしてみましたよ系。いろんなタイプのヤクザが登場しているわりには、結局当人にとって都合のいいことしかしゃべらないから金太郎アメのようだ。全員一様にガーハッハッ!と笑う。
高級車を乗り回し、キャバクラで豪遊するが、その資金はどうやって調達しているのか。それが「ライフ」の根幹だろうと思うが、ほとんど触れられていない。
ページ数も多く楽しく読めるが、あとに何も残らないのは、ライターとしては逆に有能なのか。

629
テタ(21☆8177)[]   投稿日:2016/10/25 21:42:30
『楽園のカンヴァス』原口マハ 新潮社 297p
アンリ・ルソーの絵画をめぐるミステリー。永遠を生きる。【B】

630
touka(3☆5343)[]   投稿日:2016/10/27 14:11:54
『20代で隠居 週休5日の快適生活』 大原扁理 K&Bパブリッシャーズ 207p 【C】

なんといってもタイトルの勝利である。2冊目のタイトルは『年収90万円で東京ハッピーライフ』で、これまた急所を押さえている。
家賃は共益費込みで29500円。通信費はネット、家電のみで6500円。身体障碍者施設の週2日派遣で月収7万円。不労所得はゼロってところが偉い。
実際、完全週休3日あれば人生も変わってくるだろうなぁと思うし、こうやってみるとそれも不可能ではないのだが、なかなかこの境地には行けないなぁと思う。リーマンショックの頃はよかった。
本を2冊出して小金が入り、半端に有名人になった今、はたしてこれまで通りの生活が続けられるのか?というところに著者の正念場がある。

631
touka(3☆5603)[]   投稿日:2016/10/28 17:35:34
『漢字雑談』 高島俊男 講談社現代新書 260p 【D】

講談社のPR誌『本』に連載されている漢字についてのエッセイをまとめたもの。
博覧強記といえば聞こえがいいが、思いつくまま、調べたままに用例を羅列し、その場その場でジャッジしているだけで深掘りされることがなく、あとになにも残らない。本当に雑談である。
昔読んだ『中国の大盗賊・完全版』はもっと面白かった気がしたのだが、老人特有のだらしなさと底意地の悪さが染み出ている。
ほとんど説明もなしに漢語の反切を羅列し始めたのには驚いた。

632
テタ(21☆8381)[]   投稿日:2016/11/01 21:08:28
『ヒルベルトの忘れられた問題』D・フックス S・タバチニコフ 岩波書店 204p
この視野の広さには複数の人の存在を感じる。【C】

633
テタ(21☆8567)[]   投稿日:2016/11/08 21:34:35
『夜間飛行』サン=デグジュペリ 光文社古典新訳文庫 186p
飛行機に乗ることが命懸けだった時代が背景。臭みがある。【C】

634
touka(3☆5818)[]   投稿日:2016/11/12 00:28:57
『ちゃっかり温泉』 久住昌之 株式会社カンゼン 215p 【C】

吉祥寺にある仕事場兼事務所から徒歩で駅に向かい、電車に乗って東京都内の温泉をめぐる…って時点で住んでいる世界が違う。吉祥寺はまあともかく、地方住みは何をするにしても車に乗らなきゃどこにも行けない。
車で移動となるとネックになるのが気楽に酒が飲めないということ。サザエさんのように仕事帰りにちょっと一杯もできないし、この本のように温泉上がりにビールで蕎麦を食べたりもできない。違う世界の話なのだ。
「いい思い出は、何のお金にも換えられなくても、やっぱりその人の財産だ」と、いいことを言っている。『孤独のグルメ』の原作者でもある。
東京の温泉はお湯が黒いんだそうだ。

635
テタ(21☆8859)[]   投稿日:2016/11/15 21:11:06
『見た人の怪談集』岡本綺堂 他 河出文庫 292p
怪談集。全然怖くない。【D】

636
touka(3☆6081)[]   投稿日:2016/11/16 19:52:12
『日本語の謎を解く』 橋本陽介 新潮選書 263p 【C】

高校の教師も勤めている著者が、授業で生徒たちに現代日本語や古文について疑問に思っていることを挙げさせて、その疑問への解答を元に書かれた本。
生徒たちが挙げた疑問には、そうそう、それがずっとわからなかったんだよね、っていうような急所を突いたものが並んでいて目次は面白いのだが、肝心の回答はわかったようなわからないような、煙に巻かれたような気持ちになるものが多かった。
冒頭、著者自身学生の頃は文法が嫌いで理解できていなかったと書いているが、理由の説明もなくとにかく糞暗記を押し付けられたのが根本の原因なんじゃないのか? にもかかわらず、その糞暗記の知識を前提としていて、
当時時間がなくて追求できなかった文法用語の意味や由来を深堀りすることもなく、ただ活用表の隅をつついて補完するだけの本になっている。受験意外なんの役にも立たない(古典を読む役にも立たない)古文の文法書を後生大事に取っているわけがないだろう。

637
touka(3☆6303)[]   投稿日:2016/11/17 12:28:10
『貧困のハローワーク』 増田明利 彩図社 222p 【C】

生活に急迫した人がたどり着くような底辺労働、ブラック企業に従事している人たち17人にインタビューした本。
17人も出てくるので、一人一人に対するページ割り当てが少ない。この著者であれば、本書の為に改めてインタビューしなくても、利用できなかった過去のインタビューをつぎはぎすればこれくらいの本は作れるだろう。特に目新しい知見はなかった。
著者自身が年末年始に短期アルバイトを二つ掛け持ちでやってみたというおまけの章が一番面白かったのは皮肉である。オフィスビルの殺虫剤散布と食品工場。どちらも淡々とこなし給料をもらっている。
皆だいたい転落して底辺労働に従事している。逆に言えば転落する前に準備しておけるものもあったということ。貯金と住所の確保、節約の習慣。特に節約は必要に迫られてから始めると精神的な追い撃ちダメージになるので、余裕がある内に身を慣らしておいたほうがよい。

638
無名草子さん[]   投稿日:2016/11/18 17:26:58
私は元創価の会員でした。
すぐ隣に防衛省の背広組の官舎があるのですが、
自分の家の窓にUSB接続のwebカメラを貼り付けて、そこの動画を撮影し続け、
学会本部に送っていました。

別に大したものは写っていません。ゴミだしとか奥さんが子供を遊ばせている所とか。
官舎のほうが老朽化し使われなくなってから、
今まで法人税(うちは自営業です)をほぼ払わなくても済んでいたのが、
もう守ってやれないのでこれからは満額申告するように言われました。
納得がいかないと言うと、君は自業自得で餓鬼地獄に落ちる、
朝夕南無妙法蓮華経と三千回ずつ唱えて心をきれいにしなさいと言われ
馬鹿らしくなって脱会しました。

それ以来、どこへ行くにもぞろ目ナンバーの車につけまわされたり大変な日々です。
全ては自分の出来心から起きた事で、どこに訴えてでると言う訳にもいかないのですが、
なんとかあの人たちと縁を切った上で新しい始まりを迎える方法はないんだろうか

639
touka(3☆6663)[]   投稿日:2016/11/20 08:17:16
『パンク侍、斬られて候』 町田康 角川文庫 360p 【C】

こないだ読んだ『宇治拾遺物語』と違ってオリジナルだからか、重心となるものがなくて散漫な印象がある。ウィットもおおざっぱ。
とりあえず時代劇の舞台を借りて始められる、イキオイとグルーブ感さえあればなんでもありの小説。なんでもありだから死人が生き返ろうがUFOが出てこようが(出てこないが)驚きはない。
風が吹いたら桶屋が儲かるを350ページノンストップで語り続けたところに意義がある、貴い!みたいな。
解説で高橋源一郎が激賞していた。

640
テタ(21☆9079)[]   投稿日:2016/11/22 21:37:18
『私のミュンヘン日記』子安文 中公新書 220p
シュタイナー学校の生徒による記録。【C】

641
touka(3☆7246)[]   投稿日:2016/11/25 18:18:13
『岡田英弘著作集后仝渋綯羚颪慮方』 岡田英弘 藤原書店 583p 【A】

1972年、まだ文化大革命の余波が残る頃から80年代にかけて書かれた現代中国の政治動向の解説。当時の日本人は誰も耳を貸さなかったが、「日中国交正常化」の時点ですでに現在の日中関係を予測していたと豪語する。なるべく原文のまま再録する編集方針を採ったとのこと。
「指桑罵槐」という言葉がある。「桑を指して槐(えんじゅ)を罵る」というのが中国人の政治的手法で、直接相手を攻撃すると自分に付け込まれる隙が生まれるので、関係ないものを指差して怒鳴りつける。
82年の歴史教科書問題の時、共産党の機関紙が一斉に日本の文部省を攻撃したが、実はそれによって攻撃されていたのは後方の鄧小平だった。そして鄧小平が人民解放軍の再編成をあきらめると、教科書問題はピタリとおさまった。
78年以降、中国のトップが次々と日本に「朝貢」に来ていた頃から、とにもかくにも経済発展し中国も大きく変わった。しかし本質的な部分は一世代やそこらで変わるものではない。本書の分析方法を応用して、若い日本人が間違わずに舵取りをしていって欲しいと結んでいる。

642
テタ(21☆9760)[]   投稿日:2016/11/29 21:14:24
『リテラリーゴシック・イン・ジャパン』高原英理編 ちくま文庫 681p
文学的ゴシック作品選。新しいジャンルの宣言の書。【C】

643
touka(3☆7501)[]   投稿日:2016/12/01 10:34:16
『福沢諭吉の「学問のすゝめ」』 橋本治 幻冬舎 255p 【C】

前書きによると編集者に「こんなんどうでしょう?」とお題に出されたのが『学問のすすめ』だったらしい。
全十七編の内の初編だけを取り上げ、書かれた当時の世情に即しながらいつものとおりまわりくどく話を進めていくが、ところどころ現在の政治状況を引き合いに出して当てこすりに使っているのが残念。
初編が書かれた明治五年の頃はまだ議会はなく、議会を作れという声も挙がっていなかった。なので福沢諭吉も民衆に国政参加を促しているわけではない。その後の自由民権運動にしても士族の反主流派が始めたものでしかなかった。
啓蒙家である福沢諭吉のスタンスは「私はやらない、君がやれ」だが、それはあえてまわりくどい文章を書く著者と同じところに立っているのかもしれない。

644
touka(3☆7802)[]   投稿日:2016/12/04 13:50:50
『ミニヤコンカ奇跡の生還』 松田宏也 ヤマケイ文庫 301p 【C】

中国四川省とチベットの間に位置するミニヤコンカ山から奇跡の帰還をはたした著者本人による手記。
手記というにはこなれていて読みやすく、それゆえどこかフィクションっぽさが感じられる。途中で見た幻覚や幻聴をここまで正確に日付とすり合わせて再現できるものだろうか。
遭難についての本を読むのは楽しい。しかし、山の空気のように透徹した第三者の目ってものが必要だなと感じた。書かれたのが1983年なのでフォークソング的な内面の吐露がうっとうしいんだよなあ。
映画『運命を分けたザイル』を思い出した。が、なぜこの映画はいつまでたってもブルーレイ化されないのだろう? あの美しい高山の映像こそブルーレイで見たいのに。

645
テタ(21☆9934)[]   投稿日:2016/12/06 21:32:55
『対称性と数学』筱田健一 技術評論社 174p
この書き方では納得しかねる。【D】

646
テタ(22☆109)[]   投稿日:2016/12/13 20:23:07
『大阪「高低差」地形散歩』新之介 洋泉社 175p
ブラタモリに案内人として出演した人。【B】

647
テタ(22☆363)[]   投稿日:2016/12/20 22:10:13
『問題は英国ではない、EUなのだ』エマニュエル・ドット 文春新書 254p
歴史人口学に基づいた見解。【B】

648
touka(3☆8049)[]   投稿日:2016/12/21 10:36:38
『アメリカ政治の壁』 渡辺将人 岩波新書 247p 【C】

アメリカ民主党の選挙対策本部という異色の経歴を経て、現在は大学の准教授である著者は、実際の政治の現場での経験とその時に培った民主党関係のスタッフを中心とするパイプを保持しているところが強みである。
この間の大統領選挙ではBS1の開票速報に解説者として出演していたのは記憶に新しい。そして、名著『見えないアメリカ』の著者でもある。
本書の発行日は2016年8月30日で大統領選挙が混迷を極めていた頃だが、トランプ候補に関する叙述が目立ち、たとえその後大統領にならなかったとしても現在のアメリカの政治を象徴する存在であったことが感じられる。
二党制であるがゆえに統一されない党内の壁、宗教とリベラルの壁など。最初に全体の見取り図を示してくれないのでかなりわかりにくい。

649
テタ(22☆668)[]   投稿日:2016/12/27 20:41:17
『虚構の男』L・P・デイヴィス 国書刊行会 305p
ドーキー・アーカイヴ第1回配本。【C】

650
無名草子さん[]   投稿日:2016/12/28 04:32:15
皆さんのおすすめの本を教えて下さい。ジャンルは問いません

651
テタ(22☆1086)[]   投稿日:2017/01/03 08:20:15
『灯台へ』ヴァージニア・ウルフ 岩波文庫 418p
家族の想い出。【B】

652
テタ(22☆1500)[]   投稿日:2017/01/10 21:43:58
『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』ジュノ・ディアス 新潮クレスト・ブックス 414p
独裁と家族の系譜。【A】

653
テタ(22☆1993)[]   投稿日:2017/01/17 08:26:36
『哲学的な何か、あと数学とか』飲茶 二見書房 238p
うすっぺらで適当。【D】

『渡りの足跡』梨木香歩 新潮文庫 253p
渡り鳥の観察。ちょっと観念的。【C】

654
touka(3☆8208)[]   投稿日:2017/01/20 19:19:50
『いちばんカンタン!株の超入門書 改訂版』 安恒理 高橋書店 159p 【D】

私もそろそろ資産形成などを始めてみたくなるお年頃。株に関するブログなどをいくつか読み歩いたあと、漏れがあってはいけないと思いamazonで一番評価の高かった入門書を買ってみた。
そしたら最初の見開きページに「安いときに買って高いときに売れ」と書いていた。「4ヶ月でなんと20倍!」ってガンホーのチャートをでかでかと載せてたり。資産形成というより、株で遊びたい人向けの入門書といったところか。
改訂版というだけあって、簡単にNISAの説明がされていたのはよかった。あと特定口座制度の説明、あわせて6ページほどが読む価値のある部分だった。
とりあえず今のところ、トランプのハネムーン期間が終わるのを待って米国高配当株ETFを買う予定。

655
resumi[]   投稿日:2017/01/21 00:14:27
https://goo.gl/H7aTq0
この記事本当なの?
ショックだわ。。

656
touka(3☆8485)[]   投稿日:2017/01/21 17:41:57
『定年後7年目のリアル』 勢古浩爾 草思社文庫 277p 【C】

62歳の時に書かれた前著『定年後のリアル』から5年。著者は普通の元会社員。
なにかの縁で本を何冊か書いているが、読書が趣味のただのおっさんって感じ。仕事をやめて日々ぶらぶらしている人がいかに暮らしているのか、ちょうどいいケーススタディとして読める。
67歳になってもまだ自分が老人という意識は薄く、身体的にもあまり不都合はないようだ。独身のような書きぶりだが結婚はしているらしい。スタバやドトールに行くことを日課にしているくらいには金銭的余裕があるようだ。
著者が読んだ本からの引用だが、その「青空」こそがほんとうのわたしなのだ、という部分がよかった。

657
テタ(22☆2248)[]   投稿日:2017/01/24 20:54:45
『ガロア 偉大なる曖昧さの理論』梅村浩 現代数学社 255p
【C】

658
touka(3☆8890)[]   投稿日:2017/01/25 20:48:28
『単独行者(アラインゲンガー)・上』 谷甲州 ヤマケイ文庫 405p 【B】

別の短編集のあとがきで、いつか加藤文太郎の小説を書きたいとあったのを読んだのはもう十年も前のことだが、本屋でたまたまこの本が目に入った。
とうとう書き上げたんだなと嬉しくなって手に取った。裏表紙には構想三十五年とある。序章は昭和十一年正月、加藤文太郎が槍ヶ岳で遭難したあと捜索隊に参加する学生の視点で始まる。
新田次郎『孤高の人』とは違って、加藤の会社での話や日常のエピソードはほとんどなく、この大著のほとんどが山行で占められている。これが谷甲州の考える加藤文太郎伝なのか。
避難小屋の中でも氷点下を下回る描写を、寒い部屋で布団にくるまって読むのが面白い。

659
テタ(22☆2720)[]   投稿日:2017/01/31 21:23:17
『悲しみのイレーヌ』ピエール・ルメートル 文春文庫 472p
デビュー作。【C】

660
touka(3☆9463)[]   投稿日:2017/02/02 11:47:01
『岡田英弘著作集此‥譽▲献∋砲亮汰』 岡田英弘 藤原書店 573p 【B】

著作集佐は中国の周辺の国、民族について。清朝(満洲族の国が支那を支配したという扱い)、台湾、チベット、韓国、ベトナム、マレーシア、カンボジアなどについて書かれている。
中国は政治の国なので一度行った発言を変更することは絶対にない。必ず言葉尻を捉えられて攻撃される隙ができるからである。なので同じ文言を使いながらその意味する内容をずらすことで現実に対応する。それはお人よしの日本人には到底歯が立たないというのが面白かった。
清朝史は著者の専門なので概説的なものだが、康熙帝の手紙など面白い部分が多かった。漢文しか読めない普通の東洋史学者とは一線を画している。
清朝史を調べるために、台湾の故宮博物館を何度も訪れる中で得た台湾についての知見も、70年代から現在までぶれる事もなく一貫している。

661
テタ(22☆2850)[]   投稿日:2017/02/07 21:26:39
『医学と仮説』津田敏秀 岩波科学ライブラリー 130p
疫学とは。【C】

662
touka(3☆9693)[]   投稿日:2017/02/12 16:32:44
『中国人として育った私』 西条正 中公新書 230p 【C】

『岡田英弘著作集』の中で触れられていたのをきっかけにamazonで購入。1978年初版ですでに絶版、古書である。
著者は終戦の年、1945年元旦に満州で日本人の両親の長男として生まれた。戦後の引揚げ時、父親はシベリア抑留で連れ去られ(のちに帰国)、残された母親は炭鉱で働きながら中国人とハルピンで再婚する。
新しい父親は病院の院長(医者ではなく文官)だったので暮らしぶりはよかったのだが、百家斉放・百家争鳴運動で党に批判的な言辞を述べたところ、党の方針が転換した為に右派分子の烙印を押され強制労働所に送られてしまう。
日本への帰国手続きに4年近く関係省庁をたらいまわしにされ、役人に頭ごなしに怒鳴られるうちに、共産党への信頼が幻滅に変わる。そして1965年、運良くも文化大革命の前年に日本に帰国したのだった…で後編に続くのが面白い。

663
無名草子さん[]   投稿日:2017/02/13 16:34:11
■ヤフー知恵袋での自作自演による宣伝行為■

少し場所が離れますが、新宿ならDC BANKがいいと思います。2009/8/6 20:12:06

少し場所が離れますが、新宿ならDC BANKがいいと思います。2009/8/6 20:13:20(←1分後)

少し場所が離れますが、古着を売るなら新宿のDC BANKがいいと思います。2009/8/6 
20:22:34(←10分後)

http://chiebukuro.yahoo.co.jp/my/myspace_ansdetail.php?writer=tamio_kamata&...;flg=3

■某ヨウジヤマモト掲示板で個人情報の悪用も暴露される■

619 :名無しのヨウジ:2015/03/04(水) 02:37:53 ID:4OeXYPI20
その知恵袋で使われてる名前実在の客だからな
本人はまったく知らなかったし
個人情報を無断で使われても構わないなら売買も止めやしないけど、、
俺は他にもいろいろ噂聞いて以来行ってない


キチガイ最終章!煽ってやらせて打つ!ワタナベ発狂自滅方程式!
みんなが指差し笑い出す♪客は刑事か見物客♪見ろよあれが新宿古着屋だ♪大爆笑

販売業者の名称  有限会社コー ルド ターキ ー/DC BANK  代表取締役:渡邊弘宣
販売業者の住所  〒160-0022 東 京都 新 宿区新 宿3-12-11 石井ビル2F Phone:03-5269-3675

https://www.google.co.jp/?gws_rd=ssl#q=%EF%BC%A4%EF%BC%A3%E3%80%80%EF%BC%A2%EF%BC%A1%EF%BC%AE%EF%BC%AB+%E8%A9%95%E5%88%A4
↑オー クションの評 価や告 発されたス トーカー悪 事の数々が見 れます!!

664
テタ(22☆3136)[]   投稿日:2017/02/14 21:16:58
『最後の秘境 東京藝大』二宮敦人 新潮社 286p
秘境というほどではない。常識の範囲内。【C】

665
テタ(22☆3281)[]   投稿日:2017/02/21 21:55:12
『チップス先生、さようなら』ジェイムズ・ヒルトン 新潮文庫 145p
【C】

666
touka(3☆9962)[]   投稿日:2017/02/22 09:07:42
『ドキュメント 道迷い遭難』 羽根田治 ヤマケイ文庫 269p 【B】

ドキュメント遭難のシリーズはいくつか出ているが、いちばん興味があるのはやはり道迷い遭難である。
おかしいと思ったときに引き返せばいいのだけれど、なかなか引き返せない。まあ実際に引き返した場合は遭難しないのでカウントされないわけだが。ちょっとくらい迷う方が楽しいって感覚もある。
冬山で迷って凍傷で指を六本失った人から、一日下山が遅れただけで全国ニュースになってしまったグループまで、バリエーション豊かな事例が収録されている。検証も丁寧で読んでいて面白い。
ヤマケイ文庫はどれも表紙がの作りが美しい。

667
無名草子さん[]   投稿日:2017/02/23 20:07:11
オウム真理教に殺害された坂本堤弁護士(深夜自宅に押し込まれ一家皆殺し)が住んでいた団地の他の住人(7世帯)は、
全員事件の起こる半年前より後に越してきた人達だった。

そのうち五世帯が創価の会員世帯。
神奈川県警は初動捜査の段階で、この住人達全員に行動確認をかけていた。
その矢先に城内康光県警本部長の婦警へのセクハラ疑惑や
生活安全課の警視がノミ屋を開帳していた疑惑が突然次々と出始めて、
行確をはずしたら、マスコミからの疑惑追及も止まった。

それで勢いが付いたオウムは脱会信者の家族らを次々とVXガス(今度の金正男殺害で使われたのと同じもの)で襲撃。
当時の官房長官だった野中広務は
北朝鮮詣でから帰ると出所不明の大量の金を政界にばらまき始めて、自民党の実質的な党首におさまり
公明党を政権に引き入れた。

ネトウヨもいないし、韓流ブームもまだ無いころだったけど、あの頃から俺達の国はもうおかしかった。

668
touka(4☆0190)[]   投稿日:2017/02/27 21:09:58
『ツキの法則』 谷岡一郎 PHP新書 228p 【C】

ギャンブルにおける「ツキ」の仕組みを、統計学の見地から解き明かしていく本。
充分に多くの試行がなされるならば分布は正規曲線を描く。逆に言えば、試行回数が少なければ結果は必ず片寄ることになる。その統計上のゆらぎを後付けで運がいい/悪いと言っているのである。
「流し」や「ボックス買い」がより確実に負ける賭け方であるということにびっくりした。勝つ回数は多くともリターンは少なく、コストばかりが嵩むからである。
穴狙いで楽しく賭けるくらいが一番いいんだそうだ。


141冊目で4万ページ突破。

669
テタ(22☆3778)[]   投稿日:2017/02/28 21:32:17
『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』加藤陽子 新潮文庫 497p
高校生向け、日清戦争から太平洋戦争までの戦史。【B】

670
touka(4☆0308)[]   投稿日:2017/03/07 08:46:40
『春琴抄』 谷崎潤一郎 新潮文庫 128p 【A】

句読点がほとんど省かれていて古文のように見えるが、読んでみるとするすると意味が頭に入ってくるのに驚く。これはアップデートされた樋口一葉かしら。
この話が紹介されるとき、よくマゾヒスティックな愛情がどうやらと言われているのを目にするけれども、そういう部分は話を書き始めるための触媒であって、そこから連想されるような神経症的なところはまったくない。
人が死ぬまでにどういう風に生きたかという人生が描かれていて、ほのぼのとした感触の佳品に仕上がっている。
新潮文庫版は表紙は変わらないが、裏表紙が週刊誌みたいでなんともみっともないことになっている。

671
テタ(22☆4502)[]   投稿日:2017/03/07 21:20:17
『量子革命』マンジット・クマール 新潮文庫 724p
量子論誕生のドキュメンタリー。コンペンハーゲン解釈がいかにして生まれたかが分かる。
【B】

672
touka(4☆0653)[]   投稿日:2017/03/13 11:38:17
『株式投資の未来』 ジェレミー・シーゲル 訳・瑞穂のりこ 日経BP社 345p 【B】

界隈では「赤本」の通称で呼ばれている本。1957年から2003年のS&P500採用銘柄のリターンをひとつひとつ追跡した調査から得られた結果は、これまでの通念を覆すものだった。
配当再投資による長期株式投資において、新興企業や成長企業、ハイテク企業から得られるリターンは、S&P500平均から得られるリターンを大きく下回る。目立つ企業はその分だけ株式市場で過大評価され株が割高になってしまい、再投資のピッチが押さえつけられる為だ。
時代を切り開く新興企業の技術革新は人類に貢献するが、投資家には十分なリターンをもたらさない。
本書の最後には論の仕上げに、1992年から10年間中国株とブラジル株に投資したら、はたしてどちらが儲かっただろうか? この問いの答えとして、すぐには受け入れがたいような結果が記されている。

673
テタ(22☆4655)[]   投稿日:2017/03/14 21:21:37
『猫と針』恩田陸 新潮文庫 153p
心理サスペンス劇。【C】

674
テタ(22☆5019)[]   投稿日:2017/03/22 21:21:51
『おだまり、ローズ』ロジーナ・ハリソン 白水社 364p
子爵夫人付きメイドの回想録。20世紀の話。【B】

675
無名草子さん[]   投稿日:2017/03/24 01:02:53
健全でない言葉が含まれているため表示しません 内容を確認する

676
テタ(22☆5397)[]   投稿日:2017/03/28 12:37:13
『「日本の朝鮮統治」を検証する』ジョージ・アキタ ブランドン・パーマー 草思社文庫 378p
【C】

677
無名草子さん[]   投稿日:2017/03/28 16:03:08
但在薛平教授研究&#32452;研制成果出&#29616;之前,OCT技&#26415;一直存在一个成像
速度的瓶&#39048;&#38382;&#39064;。&#23545;于一些医学、生物学上的快&#21464;&#36807;程,如果成像速度
不&#22815;快、会&#23548;致&#22270;像的模糊与失真,从而&#38590;以&#36827;行相&#20851;的分析。
&#20256;&#32479;的&#20020;床影像方法包括超声、X光CT和核磁共振成像MRI等。
而国&#38469;上新出&#29616;的“光学活&#26816;”是一&#31181;比&#20256;&#32479;医学成像高近百倍
分辨率的光学相干&#23618;析成像技&#26415;(OCT)。
它不需要切取待&#27979;&#32452;&#32455;&#26679;品,只需&#23545;活体&#36827;行光&#25195;描即可得到
&#32454;胞分辨水平的秋月康秀&#32452;&#32455;断&#23618;&#22270;像,分辨出&#32454;胞&#23618;次&#32467;&#26500;和形&#24577;。
光学相干&#23618;析成像技&#26415;(OCT)作&#20026;一&#31181;新型的无&#25439;、高分辨光学断
&#23618;三&#32500;成像方法,在生物、医学、材料等&#35768;多&#39046;域中具有非常重要的
&#24212;用,是光学影像&#39046;域的研究&#28909;点。
因此,&#23545;快速&#21160;&#24577;&#36807;程的&#26816;&#27979;,成像速度起着至&#20851;重要的作用。
但要&#23454;&#29616;&#23454;&#26102;高清三&#32500;光学相干&#23618;析成像,当前&#27599;秒数百&#24103;的成像速度
仍然不&#22815;。其中的瓶&#39048;在于&#22270;像数据&#22788;理速度受限于&#29616;有&#22270;像&#20256;感器(CCD)
&#33719;取数据的速度及中央&#22788;理器(CPU)、&#22270;形&#22788;理器(GPU)的&#36816;算速度。
如何&#36827;一&#27493;提高光学相干&#23618;析成像的&#22788;理速度,成&#20026;目前相&#20851;&#39046;域的&#20851;注焦点。

678
テタ(22☆5903)[]   投稿日:2017/04/04 21:34:13
『町でいちばんの美女』チャールズ・ブコウスキー 新潮文庫 506p
短篇集。【C】

679
無名草子さん[]   投稿日:2017/04/09 01:13:25
しません

680
touka(4☆0894)[]   投稿日:2017/04/09 08:39:10
『英語の歴史』 寺澤盾 中公新書 241p 【B】

英語の不規則な文法や語形変化、発音と表記のずれなどは英語学習者にいらだちを感じさせるものだが、それらが長い歴史の中で起こった変化によるもので、別に嫌がらせのためにそうなっているわけじゃないと理解できれば、少しは素直に学べるというものだ。
本書では英語の発展の歴史をたどりながら、それが北欧語やフランス語、ラテン語などからどのように影響を受け、現在の英語にどのような形で残っているかを、種々個別的具体例を多く取り上げながら説明している。
この一冊で英語全体を俯瞰できるかのごとくに広範囲を効率良く網羅していて、しかも具体的な事象に連関させて説明しているので、とても面白く読むことができた。
映画「マイ・フェア・レディ」におけるコックニーから、ポリティカルコレクトネス運動による用語の変遷。アメリカ黒人英語、ピジンイングリッシュまで。thruやliteの表記にも由来があること。助動詞doの起源など。

681
無名草子さん[]   投稿日:2017/04/10 12:11:45
いじめを許さない社会にしようぜ!!!!
       ↓
上松煌(うえまつあきら) 作
★「九月の葬奏」(1作目「友だちを〜」と共に、作者の出生の本懐です)★
https://slib.net/71188

『作品紹介から』
 初作の『友だちを殺した』と共に、作者の出生の本懐といえるものです。
世間を震撼させた「多摩川・中学生虐殺事件」に衝撃を受け、日本社会に警鐘を鳴らし
たくて書きました。
時間のないかたは、後半〜末尾にかけての主人公の「独白」をごらんください。
社会のあり方、人間の人間たる倫理正義・矜持襟度・慈悲情愛の大切さを、死をもって
訴える場面です。 問題提起の性格上、過激・苛烈な表現があります。 2015年。
作順では5番目。

プロフィール ←作品けっこう意識高いぜ。命は大事にしろ。
http://slib.net/a/21610/

社会が傍観者ばかりになったら、コワイでぇ!

682
無名草子さん[]   投稿日:2017/04/10 15:31:39
『少女地獄』 夢野久作著 角川文庫 274p 【B】
語彙力ないから上手く言えないけど、読んでよかったと思える。特に火星の女とかはその物語のなかに引き込まれる。
説明下手でごめんなさい。でも凄くいい作品と出会えて満足してる。

683
テタ(22☆6114)[]   投稿日:2017/04/11 21:04:26
『果報者ササル』ジョン・バージャー ジャン・モア みすず書房 211p
ある田舎医者についての思索。【C】

684
無名草子さん[]   投稿日:2017/04/17 02:14:37
ヤフージャパンブログ社員ダイエットニュース マイナス金利狙い通り「仏」ローーン
https://www.youtube.com/watch?v=uWLnfkOLmfk京都京野菜ぼったくり取引価格
ダイエットニュース (アリババダイエット40代偽装結婚プロ級世代(ヤフージャパンタイ資金洗浄)
違法改造大好き在日中国人報道中国車リコール発言台湾反日飛行機会社
ヤフーネットダイエットコーヒーニュースタウンワークサービス不足まいちゃりマイカー窃盗犯
安売ドラマ魔界村ビールぼったくり販売員適正価格
適当ビジネスニュース報道プロ級世代新社屋TRUMPTOWER左遷「仏」40代監視カメラ使用コンプライアンス速報駐車場 (入社拒否

トランプジョーカー切り(放送大学消防庁コストカットアイドルマスターアップ株式会社テレビビジネス)
NHKトランプ大統領ニュース(ヤフージャパン上院社員特別生活費支給旅行沖縄汚染水スキンケアテレビ東京槍杉ギャンブル依存症顧問職員)
ヤフージャポンマイノリティ社員「日本とロシアは仲良くさせてはいけないーhondasouichirouー」
中国建築歌富裕層息子カジノ通い連日連夜オールTRUMPパーティー(反日飛行機雲農薬散布マスク女問題)駅内マスクオンNACNN向け原文ダビンチ(駄文知)ニュース

685
テタ(22☆6291)[]   投稿日:2017/04/18 21:13:27
『月下の渦潮』島尾敏雄 沖積舎 62p
【D】
『ラマヌジャン探検』黒川信重 岩波科学ライブラリー 115p
【C】

686
touka(4☆1105)[]   投稿日:2017/04/23 05:42:58
健全でない言葉が含まれているため表示しません 内容を確認する

687
touka(4☆1422)[]   投稿日:2017/04/25 15:15:17
『働かないって、ワクワクしない?』 アーニー・J・ゼリンスキー 訳・三橋由希子 VOICE 317p 【C】

やはりタイトル(邦題)の勝利。働いていない状態こそが人間の本来あるべき姿なのだと説く著者は、この20年間、年に半年程度しか働いてないらしい。なにをしているかというと、働かないライフスタイルのワークショップや講演だそうだ。
まず、プロテスタントの仕事のモラルが諸悪の根源だと断言している。経済的に困っていない人々の多くが、モラルのためにつまらない職場で長時間働いている。それは奴隷のモラルであると。
働かないことによって生み出される膨大な自由時間を有意義に過ごすには、クリエイティブになることが求められる。そして、自分はクリエイティブだと思っている人がクリエイティブなのだ。
現在夢中になっている活動、以前夢中になっていた活動、したいと考えている新しい活動、健康を維持するための活動の4本に枝別れした自由時間のアイデア・ツリーを作ってみるというのはよかった。しかし、最後はどうしても禅とかそっちの方面に行ってしまう。
更新情報
・スレッド一覧ページで過去ログのタイトル検索・一覧表示ができるようになりました(2016/1/20)
NGワード登録
登録する
スレッド内検索

一般書籍板 タイトル検索

このスレッドが人気です(実況系)
情報ライブ ミヤネ屋★4 (948)NTV実況
実況 ◆ テレビ朝日 47647 ゆえ (205)テレ朝実況
実況 ◆ TBSテレビ 27543 (953)TBS実況
[再]ようこそ、わが家へ #07 (471)フジ実況
NHK総合を常に実況し続けるスレ 133206 ミシガン (862)NHK実況
実況 ◆ フジテレビ 83197 (884)フジ実況
バイキングとグッディ★6 (325)フジ実況
実況 ◆ 日本テレビ 54984 (705)NTV実況
このスレッドが人気です(ニュース系)
【北朝鮮】「すさまじい懲罰の先制攻撃を加え、侵略の本拠地を火の海にする」と米国を威嚇★4 (1000)ニュー速+
【文春】元・乃木坂46 橋本奈々未を“私物化”するレコード会社取締役 (644)音楽・芸能ニュース
【北朝鮮】「すさまじい懲罰の先制攻撃を加え、侵略の本拠地を火の海にする」と米国を威嚇★3 (1000)ニュー速+
【北朝鮮】史上最大規模の火力訓練、元山で正恩が視察★2 (1000)ニュー速+
【悲報】 乃木坂46橋本奈々未さん ソニー社長と熱愛発覚し炎上wwwwwwwwwwwwwwwww (320)ニュー速
【仏大統領選】マクロン氏、好印象の背景に妻の存在 25歳年上の恩師 (239)ニュー速+
【北朝鮮】「すさまじい懲罰の先制攻撃を加え、侵略の本拠地を火の海にする」と米国を威嚇★2 (1000)ニュー速+
【芸能】古舘伊知郎、Mステ出演の「けものフレンズ」を捏造交えボロクソに叩いて炎上…主役声優は自身の番組のナレ担当 (972)音楽・芸能ニュース
一般書籍板の人気スレ
最終選考】 山川賢一は21世紀最高の批評家 3 (227)
【漢文の授業】百田尚樹友の会26【なくせ! 】 (1000)
【少しは礼儀を】百田尚樹友の会27【まきわえろ!】 (101)
【劇作家】唐沢俊一264【雑学の父】 (558)
苫米地英人 その33 議論用 (176)
【事故と離婚と】勝間和代76【豚野郎】 (123)
【最終選考】 山川賢一は21世紀最高の批評家 2 (1001)
【あずまん】東浩紀440【観光客の哲学】 (152)
【顕れるイデア】村上春樹『騎士団長殺し』【遷ろうメタファー】 (695)
【古典から引き寄せまで】役に立つ自己啓発書のスレ (200)
【太りすぎ】佐藤優を語る【病人顔】 (792)
新書42 (875)
【悪文東大話法】三浦瑠麗 2 【マウンティング女】 (60)
村上春樹について その5 (453)
【今日も】小谷野敦66【穏やか】 (1050)
【聖賢】小谷野敦67【俊傑】 (155)
【あずまん】東浩紀439【最近まともな気が】 (576)
宇野常寛 95 (338)
●ハイブリッド書店 honto 63冊目 (407)
芥川賞・直木賞 文学賞受賞作予想スレ18 (638)
乞食と図書館 21 (572)
森見登美彦 21 (947)
●ハイブリッド書店 honto 61冊目 (1012)
図書館員のホンネ 第6版 (1027)
小谷野敦がいくらなんでも小悪魔すぎると話題に65 (1018)
【天才】市川大河3【ロリさつもよろしく】 (435)
猫組長を名乗る野良ホラッチョウシオwwww 3 (859)
【戦後最悪】小林信彦・中原弓彦43【大本営発表】 (765)
このサイトについて
このサイトは2ちゃんねるからデータを取得し、表示するサービスです。
画像のインライン表示機能について
画像のURLの後ろにある[画像をインライン表示]をクリックすると、URLの下に表示します。
表示される画像は横幅100pxに縮小されていて、クリックすると原寸で表示します。
このサイトの特徴
1)スレッド内検索ができます
2)レス(「>>1」など)のポップアップができます
3)不適切な言葉を含む投稿を表示しません
4)ページ内で画像を直接表示できます
5)2ch他スレッドへのリンクはタイトル・板名つきでリンクします
6)すっきりとしたデザインで表示します
7)最新スレや前スレをチェック・一覧表示します
8)NGワード機能の搭載でイヤな言葉が目に入りません
9)荒らしを自動チェックします
10)スレッド内・同一IDの書き込みだけ表示できます
11)レスの返事をレスされた発言の下に表示する「まとめビュー」が利用できます
12)シリーズ化したスレッドの一覧を表示します
13)最新のスレッドがある場合はお知らせします
削除について
こちらをご覧ください
機能要望について
現在機能要望受付中です。
問い合わせについて
こちらのページからどうぞ
広告


首都圏の方、ソフトバンク光オススメですよ


このサイトは2ch.scからデータを取得・表示しています。削除などについてはこちらをご覧ください。 アクセスモード:差分取得 - 正常取得 - 3件 - 取得完了