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宝塚エリザベート総合スレ 16 (939)
まとめビュー
1
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 07:30:44  ID:zShV87xv.net(2)
96年の初演雪組エリザから16年の宙組エリザまでの本公演に
今年開催される20周年ガラコンサートまで、
宝塚の超ヒット作エリザベートについて色々語りませう。

ただし「あらすじ」はもうお腹いっぱいw


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コメント2件


2
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 07:34:55  ID:zShV87xv.net(2)
見当たらないので立ててみました

「あらすじ基地」が来る前に、ガラコンの情報交換が出来ると嬉しいのですが...w

3
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 07:50:25  ID:3QrhG4mQ.net(3)
>1乙です〜

4
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 08:02:58  ID:y3sj4UJz.net(2)
あらすじやりたいならあらすじスレを自分で建てればいい
でも寄生虫なんだよね

5
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 08:04:26  ID:y3sj4UJz.net(2)
>1おつ

いまでは99%禁止ワードでブロックできてる
ということは基本コピペだろうと

6
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 08:49:59  ID:3QrhG4mQ.net(3)
保守必要?

7
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 10:06:23  ID:0ZhlLDY9.net(3)
またバカたれがスレ立てた

8
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 10:06:42  ID:0ZhlLDY9.net(3)
またバカたれがスレ立てた

9
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 10:07:14  ID:0ZhlLDY9.net(3)
またバカたれがスレ立てた

10
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 12:45:41  ID:XhHbtO0K.net
あらすじバカまだきてないな

11
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 13:19:03  ID:xgMkzHi7.net(15)
エリザベート (ミュージカル)

『エリザベート』(原題:Elisabeth)は、オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリーザベトの生涯を描いた、ウィーン発のミュージカル。脚本・作詞はミヒャエル・クンツェ、作曲はシルヴェスター・リーヴァイ。
日本語の題名が『エリザベート』であるのは、日本ではその他の表記(「エリーザベト」など)に比べて、より一般的な単語として認知されているためである。

12
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 13:19:46  ID:xgMkzHi7.net(15)
作品概要
長きにわたりヨーロッパに君臨したハプスブルク帝国末期19世紀後半のオーストリアを舞台に、ドイツ地方・バイエルン王国公爵の次女として自由な環境で生まれ育ち、偶然にも皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から見初められ、
16歳でヨーロッパ宮廷随一と謳われる美貌のオーストリア皇后となるが、伝統と格式を重んじる宮廷との軋轢の中で苦しみ、やがてウィーンを離れヨーロッパ中を流浪する日々を送り、
その旅の果てに暗殺された皇妃エリザベートのベールに包まれた半生を、彼女につきまとい誘惑する「死」という架空の存在を通して迫り、これを以って中央ヨーロッパにおける帝国支配の終焉と新時代の萌芽を描いた作品。

13
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 13:20:07  ID:xgMkzHi7.net(15)
「ブロードウェイ・ミュージカルとは違う世界観の作品を作りたい」との理念の下、グラミー賞を獲得するなどアメリカで作曲家として活躍していたハンガリー人のシルヴェスター・リーヴァイと、
数々のミュージカルのドイツ語翻訳を手がけ、小説家としても成功を収めていたチェコ・プラハ生まれのドイツ人ミヒャエル・クンツェが共同で制作を始める。
ミュージカルの題材として伝説的な皇妃を選んだ理由としてクンツェは、「一つの時代、王朝の終焉を描くと同時に、その最後の時に生きた人々の内面を描きたかった」と言う。

14
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 13:21:15  ID:xgMkzHi7.net(15)
そして、「古い時代を代表するハプスブルク王朝にあって、新しい現代的な感性を持ったエリザベートはその宮廷文化の凋落を予見していた。
その没落する船に囚われ逃れられないと知りながら、誰よりも自由を追い求め、それゆえに死に惹かれていく一人の女性を通して、懐古趣味ではない現代にも通じるドラマを描きたかった」と述べている。
1992年9月3日、オペラ演出家として名高いハリー・クプファーの演出により、アン・デア・ウィーン劇場で初演され、6年のロングランを記録する。その後、世界各地で上演されドイツ語ミュージカルとして史上最大のヒット作となった。

15
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 13:22:35  ID:xgMkzHi7.net(15)
登場人物
エリザベート - 愛称はシシィ(Sissy)。オーストリア皇后。
死(トート) - 死の抽象概念を擬人化[1]したもので、金髪の青年の姿をしている。シシィが心酔した詩人ハインリヒ・ハイネの若き頃がモデル。
フランツ・ヨーゼフ1世 - オーストリア皇帝でエリザベートの夫。
ルイージ・ルキーニ - イタリア人無政府主義者。エリザベートを暗殺した男。
ルドルフ皇太子 - エリザベートの息子。オーストリア皇太子。
ゾフィー - オーストリア皇太后でフランツ・ヨーゼフの母。
以下は宝塚歌劇団版と東宝版のみ。
エルマー・バチャニー - 革命家。
エルマーを含む三人のハンガリー革命家は日本初演の雪組公演で誕生した。宝塚の若手男役のために作られた役とも、日本で馴染みの薄かったオーストリアとハンガリーの歴史を分かりやすく説明するためとも言われ、後の東宝版でも採用されている。

16
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 13:24:03  ID:xgMkzHi7.net(15)
ストーリー
第一幕 編集
オーストリア皇后エリザベートの暗殺者ルキーニは、暗殺から100年経った後も死者の世界で裁判にかけられていた。彼は皇后暗殺の動機と背後関係を問う裁判官の尋問に、「動機は愛、黒幕は死だ。
なぜ殺したかって?彼女自身が望んだんだ!」と不可解な供述をする。そして証人として、未だに煉獄で自由を得られずに彷徨い続けている、エリザベートと同じ時代を生きたハプスブルク帝国の亡霊を呼び起こし、彼らはエリザベートについて語り始めるのだった。("プロローグ")

17
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 13:25:13  ID:xgMkzHi7.net(15)
2重書き込みのため表示しません 内容を確認する

18
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 13:26:18  ID:xgMkzHi7.net(15)
"ようこそみなさま") しかし、一同が縁談の話で持ちきりとなる中、興味を示さず一人で木に登り曲芸の練習をしていたシシィは、足を滑らせ高所から落下して意識を失う。その後、目を覚ました彼女は中性的な美しい姿の青年が自分を抱えベッドに連れ帰してくれたことを感じる。
彼女はそれが「死」だと気づくが、彼に何にも縛られない自由な父親の面影を重ね、強い憧れを感じる。("黒い王子")

19
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 13:29:01  ID:xgMkzHi7.net(15)
その頃、ウィーンのホーフブルク宮殿謁見の間では、若き皇帝フランツ・ヨーゼフが執務机に腰掛け書類に目を通していた。その傍らには「宮廷でただ一人の男」と呼ばれる皇太后ゾフィーの姿がある。
ある死刑囚の母が陳情に訪れる。彼女は自由と叫んだだけで死刑を宣告された息子の減刑を願い出る。1848年に起こったフランス2月革命の余波で、ウィーンでも3月革命が勃発、宰相メッテルニヒが失脚、皇帝フェルディナント1世が退位する事態となった。
革命は鎮圧されたものの、その影響を押さえ込むためゾフィーは当時18歳の息子フランツ・ヨーゼフを次期皇帝として即位させ、反君主制的な動きを弾圧していた。皇帝は母親の悲痛な叫びに苦悩する表情を見せるが、皇太后に促され陳情を却下する。

20
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 13:31:20  ID:xgMkzHi7.net(15)
次に、臣下よりクリミア戦争の情勢について、革命の鎮圧に手を貸してくれたロシア側について参戦すべきと進言を受ける。ゾフィーは「戦争は他家に任せておけ、幸運なオーストリアは結婚で勢力を拡大せよ」
というハプスブルク家の家訓を例にして、戦争には中立の立場を取り、皇帝は縁談の席に出発するよう指示する。("皇帝の義務")
(この旧態依然の日和見的な判断によって、結果としてオーストリアはヨーロッパ大陸におけるロシアという後ろ盾を失うことになる)

21
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 13:33:10  ID:xgMkzHi7.net(15)
1853年8月、オーストリアの保養地バート・イシュルではフランツ・ヨーゼフとヘレネの縁談が行われていた。ゾフィーの当初の目論みは、息子とドイツ連邦で勢力を拡大するプロイセンの王女アンナと政略結婚させることにあった。
しかし、これが破断したため、友好国バイエルン王国の公女で操りやすい妹の娘に白羽の矢が立ったのである。一方、バイエルン王女の生まれでありながら身分の劣るヴィッテルスバッハ公爵家に嫁いだルドヴィカにとっても、娘と皇帝の結婚は願ってもない名誉挽回の機会であった。
しかし、縁談は両家の母親の思惑を通りには運ばない。皇帝は、お后教育を受けて育った礼儀正しいヘレネではなく、たまたま同行していた妹のシシィに一目ぼれしてしまう。
皇帝を前にしても天真爛漫に振る舞う美しい少女に心を奪われた彼は、生まれて初めて母親の意向に逆らい、彼女との結婚を決意する。("計画通り")

22
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 13:34:54  ID:xgMkzHi7.net(15)
数日後、彼は将来皇后として負うことになる義務や束縛について告げ、それでも私を支えてくれるかシシィに尋ねる。
彼女は婚約の証に送られたネックレスの重さに戸惑いの表情を見せるが、「あなたが側にいれば、どんな困難でも乗り越えられる」と、皇帝からの求婚を受け入れる。
15歳の少女はおとぎ話のような恋に胸がいっぱいになったが、宮廷での結婚生活という現実に直面する準備はできていなかった。("あなたが側にいれば")

23
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 13:36:44  ID:xgMkzHi7.net(15)
(結婚までの短期間にエリザベートへの語学や宮廷作法などのお后教育が施されたが、成果は思わしくなく、母親が結婚式を延期してほしいと願い出るほどだったという。)
1854年4月24日午後6時半、ウィーンのアウグスティーナ教会で、エリザベートと皇帝フランツ・ヨーゼフの結婚式が執り行われた。
夕刻時という珍しい時間帯の結婚式も、災いの幕開けにはぴったりだとルキーニが野次を飛ばす。ルドヴィカとゾフィーに付き添われた新郎新婦は、大司教の前にひざまずく。

24
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 13:38:24  ID:xgMkzHi7.net(15)
「結婚はあなたの意志であるか」との問いに、エリザベートは「はい」と返答する。すると彼女の声は教会内に何度もこだまし、結婚を祝う鐘の音が、まるでハプスブルク終焉の始まりを告げるかのように不気味に鳴り響く。
この瞬間、エリザベートは滅びゆく運命にある帝国に自らの意志で嫁いだのである。("不幸の始まり")

25
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 13:40:29  ID:xgMkzHi7.net(15)
数日後、シェーンブルン宮殿では盛大な宮廷舞踏会が催された。大広間の外では、新婦の父親と新郎の母親が結婚への不満を漏らしている。
マックスは宮廷の堅苦しさがシシィを殺してしまうと心配しており、ゾフィーはエリザベートには皇后としての資質が欠けていると苛立っていた。
また、舞踏会の参加者もめいめいに新婦の噂話に興じている。彼女の美しさを称える者、身分の低さを揶揄する者、狂気の血筋を危惧する者、若さや無作法を心配する者など様々である。("結婚の失敗")

26
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 14:01:12  ID:3QrhG4mQ.net(3)
保守必要か聞くまでもなかった

27
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 15:50:41  ID:Ds4v7YKk.net(12)
行事や式典が落ち着くと、皇帝夫婦はウィーン郊外のラクセンブルク宮殿に居を構えた。
しかし、皇帝は執務で夜遅くまで宮殿を留守にしていたため、一人取り残されたエリザベートを待っていたのは、夫との幸せな新婚生活ではなく、姑の厳しい皇后教育であった。
朝5時から綿密にスケジュールが組まれ、歩き方から、お辞儀の仕方、言葉遣いまで厳しく躾けられた。女官の手を借りず一人で着替えをしたり、入浴することも禁止された。自分のことは自分でする環境で育ったエリザベートにとって、耐え難いことであった。
プライベートはなく、お世継ぎ作りを催促され、何よりも好きであった乗馬も禁じられた。("皇后の務め")

28
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 15:51:21  ID:Ds4v7YKk.net(12)
宮廷の息苦しさと孤独感に耐えかねた彼女は夫に助けを求めるが、「母の言う通りにすることが君のためにもなる」と、皇帝は母親の味方をする。
エリザベートは自らが宮廷で孤立無援であることを悟るが、「私は誰の所有物でもない、私は私だけのもの」と、姑の言いなりとなり、宮廷に飼い慣らされることを拒否する。("私だけに")

29
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 15:59:34  ID:Ds4v7YKk.net(12)
結婚1年目、クリミア戦争の戦火拡大のため皇帝は執務室に篭ることが多く、宮殿に取り残されたエリザベートの話し相手は、皇帝からの誕生日プレゼントのオウムだけであった。
結婚2年目、待望の長女が生まれるが、エリザベートは育児を許されず、名前も皇太后と同じゾフィーと決められてしまう。母親であるのに授乳も許されず、我が子に謁見できるのは皇太后の許可が出たわずかな時間だけであった。
結婚3年目、次女が生まれるが、またして姑に子供を奪われてしまう。しかし、転機が訪れる。当時ハプスブルク帝国の一部であったハンガリーで独立の気運が高まりをみせていた。

30
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 16:00:53  ID:zfc5d2Cg.net
エリザ基地→姿月ヲタ
源氏基地→瀬奈ヲタ

31
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 16:08:55  ID:Ds4v7YKk.net(12)
皇帝は帝国の支配権の誇示のためのハンガリー訪問に皇后を同行させ、その美貌を利用してこの動きを沈静化しようと試みる。
彼女は協力の見返りとして、娘を皇太后のもとから引き離し旅に同行させることに成功する。宮廷でエリザベートが手にした初めての勝利だった。("結婚生活の様子")

32
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 16:09:26  ID:Ds4v7YKk.net(12)
しかし、無常にも旅先で彼女を待っていたのは「死」であった。慣れない長旅に疲弊した長女ゾフィーが病死してしまう。
自責の念に打ちひしがれるエリザベートの前に現れた彼は、「偽りの愛にすがるなら、今後帝国をさらなる不幸が待ち受ける」と警告する。("闇が広がる")

33
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 16:10:54  ID:Ds4v7YKk.net(12)
(1848年のハンガリー革命後の弾圧を主導していた皇太后ゾフィーとの不和が噂されていたこともあり、エリザベートの訪問はハンガリー国民に好意的に迎えられた。
また、彼女も姑への反発や権威主義的なウィーン宮廷とは異なるハンガリーの自由な空気を気に入り、以後ハンガリーに対する抑圧を緩和する政策を皇帝に口添えするようになる)

34
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 16:14:25  ID:Ds4v7YKk.net(12)
19世紀末、ヨーロッパの東西南北の人と文化が交差するウィーンでは、没落に向かうハプスブルク帝国の混乱や陰鬱な時代背景の下で世紀末ウィーンと呼ばれる退廃的な文化の爛熟が興っていた。
今日もウィーンのカフェでは、多種多様な知識人が集まり、新聞を読み、皇室や政治の話題で暇を持て余していた。カフェで一番の話題は、皇太子ルドルフの誕生である。
帝国にとって待ち望まれたお世継ぎであるが、痛ましいことにまたしても息子は母親の手から引き離されてしまう。

35
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 16:16:04  ID:Ds4v7YKk.net(12)
次に、当時帝国の一部であった北イタリアがフランス皇帝ナポレオン3世と組み、オーストリアに対して独立戦争を起こした話題となる。
次々と領地を失い国際的に孤立する帝国の現状を「俺たちにできることは、カフェで他愛もない話をして、ただ破滅の時を待つことだけさ」とカフェの客たちは皮肉たっぷりに笑い飛ばす。("楽しい黙示録")

36
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 16:19:43  ID:Ds4v7YKk.net(12)
1865年のある夜、宮殿のエリザベートの鍵のかかった寝室の前では、皇帝が扉を開けてほしいと妻に呼びかけている。イタリア独立戦争に敗れ、北イタリアの領地を失ったオーストリア帝国は窮地に陥っていた。
帝国の各地で独立の気運が再燃し、小ドイツ主義を掲げるビスマルク率いるプロイセンは、ドイツ統一に向け虎視眈々とオーストリアとの開戦の準備を進めていた。
度重なる戦争で国家財政は破綻寸前であり、そのすべての重圧が皇帝の肩に重く圧しかかっていた。彼は一晩だけでもあなたのそばで心休まる夜を送りたいと懇願する。

37
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 16:24:07  ID:Ds4v7YKk.net(12)
一方、エリザベートはルドルフが臣下に虐待されていると訴え、「息子の養育を自分に任せてほしい、さもなければ私は宮廷を出て行く」と悲壮な覚悟で夫に最後通牒を伝える。
しかし、あくまで母親への忠誠心を崩さない夫の態度に彼女は絶望する。そして「死」が彼女に囁きかける。「全ての葛藤は終わる、苦しみから救ってやろう」と。
しかし、エリザベートは宮廷での自由を手にするためなら自らの美貌さえ武器にしてみせると、彼の誘惑を拒絶する。("エリザベート、開けておくれ")

38
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 16:25:13  ID:Ds4v7YKk.net(12)
ウィーンの中央広場ではミルクの配給を求める市民が集まっている。何故ミルクがないのか詰め寄る市民をルキーニは、「皇后が横取りしてミルク風呂に使っているからだ」と扇動する。
戦費をまかなうための重税で市民生活は困窮し、皇室の求心力は著しく低下していた。市民は「子供が死んでいるんだ!」、「皇后に思い知らせてやる!」と叫び声を上げる。再びウィーンでは革命の火種がくすぶり始めていた。

39
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 16:26:31  ID:Ds4v7YKk.net(12)
("ミルク") 一方宮殿では、女官が皇后の入浴用の大量のミルクを化粧室に運んでいた。彼女はミルク風呂だけではなく、オリーブ油風呂、苺や生肉のパック、仔牛の肉汁のジュースなど、効果があると思われるあらゆる美容法を実践していた。
その長く美しい髪は、卵とコニャックを調合した特製シャンプーで、3週間に一度、丸一日かけて手入れをした。
身長172cm、ウェスト50cm、体重50kg以下と言われるスタイルを維持するため、ほとんど食事は口にせず、一日の大半を体操などの運動に費やすこともあった。
過剰ともいえる美容やダイエットと引き換えに、彼女の美貌はヨーロッパ中に知れ渡り、宮廷も無視できない程の影響力を持つこととなる。("皇后の務め〈リプライズ〉") 

40
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 16:47:44  ID:mJlh58Vd.net
↑早速おいでなすったw


今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
オトコマエw

41
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 16:58:25  ID:TNlG4VoI.net(16)
しばらくして、皇后の寝室の前に皇帝が現れる。彼は突然の訪問に驚く女官たちに下がるよう命じると、衝立越しに妻に語りかける。
彼は「統治者は自らの感情を抑えなければならないが、君を失うくらいなら唯一の掟をも破れる」と、エリザベートの美貌の前に敗北を認め、母親ではなく妻を選び、彼女の要求をすべて受け入れることを決める。
夫の言葉を聞き終え、姿を現したエリザベートは「これからもあなたと生きていきます、でも私は私だけのもの」と高らかに勝利を宣言する。
その姿は、美の神と称えられたかの有名なヴィンターハルターの肖像画で描かれたエリザベートそのものであった。("私だけに〈リプライズ〉")

42
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 17:00:19  ID:TNlG4VoI.net(16)
第二幕
ブダペストの大聖堂前は、オーストリア=ハンガリー帝国の国王フランツヨーゼフと王妃エリザベートの戴冠式を祝う人々で溢れかえっていた。
ハンガリー国民は大規模な自治権を認める二重帝国の実現に力添えをしたエリザベートに対して「エーヤン、エリザベート!(エリザベート、万歳!)」と歓声を送っている。 ("エーヤン") 一方、ルキーニは群衆の前でトランクを広げ、記念品の即売会を始める。
国王夫婦の仲睦ましい姿が描かれたグラスや、王妃と息子が並び描かれた肖像画を手にして、「こんなものはキッチュ(まがいもの)だ!」と切り捨てる。
死後100年間、本や映画で好意的に描かれてきた彼女の姿はどれも偽者や偶像で、本当の彼女は傲慢なエゴイストだと彼は言う。("キッチュ")

43
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 17:02:16  ID:TNlG4VoI.net(16)
反対するゾフィーらウィーン宮廷の多数を屈服させ、自らの希望を実現させたエリザベートは人生の絶頂の時を迎えていた。
自信と威厳に溢れた表情で、「私は自分の意志で踊る、もう誰にも操られない」と、夫や宮廷だけでなく、「死」との決別をも誓う。
しかし、すべてを見透かす彼は「この満ち足りた瞬間は、すぐに生への憎しみに変わる」「なぜなら、お前は私を愛している」と不敵な笑みを浮かべ立ち去る。("私が踊る時")

44
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 17:10:12  ID:TNlG4VoI.net(16)
ホーフブルク宮殿の寝室では、9歳になったルドルフが熱に浮かされていた。真っ暗の部屋の中で一人寒さに震える皇太子は、母にそばにいて欲しいとつぶやく。
息子の養育権を取り戻したエリザベートは、息子に軍隊式の訓練を施していた臣下を解任して、肉体的訓練よりも精神的教育を重視するリベラルな教育係を自ら選任した。
虚弱体質であったルドルフは、自由な環境を与え、苦しみから解放してくれた母への感謝の念を生涯忘れなかった。

45
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 17:12:58  ID:TNlG4VoI.net(16)
しかし反対に、姑に勝利して満足したエリザベートは、徐々に宮廷や息子との距離を取り始め、堅苦しいウィーンを離れ、多くの時間をハンガリーでの居城ゲデレー城で過ごすようになる。
ルドルフは母親を慕っていたが、母は息子の気持ちに答えようとはしなかった。母の愛を知らずに育ったルドルフは、かつてのシシィのように「死」に母の面影を重ね、彼を友として慕うようになっていた。("ママ、どこにいるの?")

46
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 17:16:05  ID:TNlG4VoI.net(16)
(ルドルフの教師は、慣例であった聖職者や貴族という地位に囚われず、能力のある市民の知識人から選任された。
結果として皇太子は、皇帝を頂点とする君主制とは相容れない自由主義的な思想に惹かれるようになり、母親と同じように父親やウィーン宮廷と対立していくこととなる。)

47
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 17:19:43  ID:TNlG4VoI.net(16)
宮廷の義務からは逃避したエリザベートであるが、孤児院や救貧員への慰問など社会奉仕活動には積極的であった。
貧民や病人の世話が幼い頃からのヴィッテルスバッハ家の伝統であり、また彼女自身も、自分が興味を持つことに関しては、偏見を持たず、相手の地位や身分にとらわれず接する人物であった。
特に、彼女が生涯足しげく通ったのが精神病院であった。これは親類が多く精神の病を患っていたことも関係する。そして、ウィーン郊外のとある精神病院を慰問した際、エリザベートは一人の女性患者と出会う。

48
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 17:21:52  ID:TNlG4VoI.net(16)
彼女は自分こそが気高き皇后であり、エリザベートこそ狂った精神病者だと叫び、拘束具で取り押さえられる。
彼女は、皇后というしがらみに拘束されている己を省みて、肉体は拘束されていても、何も縛られない無垢な魂を持つその女性に惹かれる。
敬愛する戯曲『真夏の夜の夢』に登場する妖精ティターニアのように、周りからどんなに奇異な目で見られ狂ったと言われようと、気高く心のままに生きられたらどんなに素晴らしいかと。

49
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 17:24:45  ID:TNlG4VoI.net(16)
そして、ウィーン宮廷や姑との戦いに勝利しても、結局何一つ自分が望むものは手にいれられていないことに気づかされる。まるで今の自分は、自由の象徴であった曲芸のロープの上で、暗闇の中、恐怖に震え立ち竦んでいるようだと。
「いっそ足元の深淵に身を投げてしまいたい」と本心では願っていても、暗闇の先に待つ虚無の不安に怯えながら、見せかけの人生を歩み続けるしかないのか、彼女は自問自答する。(“魂の自由”)

50
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 17:26:45  ID:TNlG4VoI.net(16)
ホーフブルク宮殿のサロンでは、ゾフィーと近親が、皇帝を皇后から引き離すための策を話し合っていた。
皇帝は、オーストリア=ハンガリー帝国のハンガリー王国の初代首相に、1848年のハンガリー革命の首謀者の一人であるアンドラーシを任命した。彼はエリザベートと親しい関係にあり、後に帝国の外相も勤めることになる。
これ以上皇后の介入を許すと帝国が瓦解してしまうと恐れた彼女らは、非常手段として皇帝に愛人を用意する。("我々か彼女か") しかし売春宿から連れてこられた娘は病気持ちだった。("マダム・ヴォルフのコレクション")

51
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 17:29:16  ID:TNlG4VoI.net(16)
体操室で運動中に倒れたエリザベートは、医師から原因は過剰なダイエットではなくフランス病だと告げられる。夫の忠誠心を信じきっていた彼女は取り乱し、自ら命を絶つと口ばしる。
すると、その言葉を待っていた「死」が現れ、最後の決断を迫る。しかし、彼女は皇帝との婚約の証を首から外すと、この裏切りをむしろ宮廷とのしがらみを絶つために夫が自分に与えた救いなのだと受け取る。
そして以後、彼女はウィーンを離れ、旅から旅への流浪の生活を続けることになる。("微熱")

52
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 17:32:58  ID:TNlG4VoI.net(16)
療養と称してエリザベートは、マディラ島、コルフ島、ハンガリー、イギリスと、公務を放棄して1箇所に留まることなく当て所ない旅を続ける。
傘と扇子を持ち、早足で山から海へと歩き続け、くたびれ果てた表情で従者たちが彼女の後を追う。一方、皇帝はウィーンに戻らない妻の体調を案じて毎日のように手紙を書いている。
そして、10年が経った。皇后専属の美容師は髪を梳かした後、まっさらな櫛を彼女に見せる。櫛についた抜け毛を隠して、エリザベートを安心させるのは彼女の日課であった。

53
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 17:36:31  ID:TNlG4VoI.net(16)
しかし、ルキーニがこっそり一本抜き取ると、それは白髪であった。エリザベートはさらに旅を続けた。ハイネのように詩に没頭し、乗馬にのめりこみ、古代ギリシャに傾倒した。
ハイネへの博識は専門家を凌駕するほどで、乗馬の腕前はヨーロッパ有数の実力とまで言われた。結果エリザベートは17年間、何かを求めて走り続けた。ルキーニが彼女に鏡を差し出す。世紀の美貌と謳われた皇后にも確実に老いの影が忍び寄っていた。("放浪の歳月”)

54
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 17:39:59  ID:TNlG4VoI.net(16)
旅の末にエリザベートがたどり着いたのはギリシャのコルフ島であった。彼女はここに敬愛する古代ギリシャの英雄アキレウスの名を付けた別荘を建て、外界との接触を避けるように閉じこもった。
崇拝する哲学者や詩人ハイネの銅像を飾り、詩作に没頭した。エリザベートはハイネの情熱的で自然溢れる詩を愛し、彼のシニカルで社会批判的な思想に共感を覚えていた。
ドイツ生まれのユダヤ人として生涯国に馴染むことができず、後にドイツを追われフランスで晩年を過ごす生い立ちにも彼女は親近感を感じていた。彼女はハイネを師と仰ぎ、彼の魂と繋がりがあると信じていた。

55
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 17:42:47  ID:TNlG4VoI.net(16)
ある日、エリザベートがハイネの魂に呼びかけようと試みると、懐かしい声の主が語りかけてきた。その声は、現世から目を背け死者の魂とばかり向き合う彼女の身を案じていた。
しかし、シシィはこの時代、この世界に自分の居場所はないと嘆くだけであった。そして、「アデュー、シシィ(Adieuはフランス語で永遠の別れの意味)」という言葉を残して声は消えた。
同じ頃、シシィの誰よりの理解者であり、憧れであった父マックスはこの世を去った。行き着く先を失くした自由な魂は、コルフ島にも長くは留まらず、安住の地を求めて再び彷徨い始めた。("パパみたいに〈リプライズ〉")

56
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 17:45:33  ID:TNlG4VoI.net(16)
エリザベートが旅を続ける間に、ルドルフは青年へと成長した。一方で、ヨーロッパでは民族主義やファシズムが台頭を始めており、帝国領内の民族による複合国家であるオーストリアでも、各民族の自治や権利を求める動きが強まっていた。
特に多民族都市であるウィーンでは、ドイツ人の民族的優位と権利擁護を掲げるシェーネラーなどのドイツ民族主義者が台頭しており、少数ながら経済的に恵まれていたユダヤ人はその格好の標的であった。
ルドルフは、市民の権利を押さえ込み、領内の民族主義運動を弾圧する父親の古い権威主義的な統治方法では、一時的には帝国の体面は保てても、結果としてその崩壊を早めてしまうだけだと危機感を持っていた。

57
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 17:58:42  ID:JrFdPQrg.net
ずっと2006のガラコンを初演とか第一回とか言ってる人がいるけど、
ガラの初回は一路さんトートで楊先生がシシィ、リカちゃんがルキーニをした
1997年のやつだろ。

925 : 名無しさん@花束いっぱい。2017/01/12(木) 13:45:38.34 ID:yDGiJ8rD

>896
第一回目エリザガラ2006年のコスチュームバージョンでDVD出ているでしょ!

事務所云々は関係ないよー

58
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 18:08:25  ID:XeIZE8p1.net(15)
彼の理想は中央ヨーロッパの各民族が対等な権利を持ち、ドナウ連邦として共存共栄を図ることにあった。しかし、匿名で新聞に投稿した体制批判の記事が暴露され、父親と決定的に対立し、民族主義者からも裏切り者と糾弾される。
結婚生活も冷え切っており、政治的にも宮廷生活でも孤立した彼は、徐々に精神を病んでいく。そんな折、母がウィーンに帰ってきた。ルドルフは自らの心情を吐露して、皇帝へ口添えして欲しいと助けを求めた。
しかし、宮廷との繋がりをすべて断ち切っていたエリザベートは、息子の懇願を頑なに拒否する。絶望したルドルフは、1889年ウィーン郊外のマイヤーリンクで「死」の接吻を受け入れ、拳銃で自ら命を絶つ。

59
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 18:09:41  ID:XeIZE8p1.net(15)
息子の死を前に、エリザベートはルドルフは自分の生き写しだったことに気づく。そして、己の自由を求めるばかりに、同じように自由を欲していた息子を見殺しにしたことを悔やみ、棺の前で泣き崩れる。
その悲しみはあまりに深く、彼女は息子の命を奪った忌々しき相手にさえ哀れみを乞うた。だが、「死」はその嘆きに答えようとはしなかった。
息子の死はエリザベートに大きなショックを与えた。彼女は身の回りの豪華なドレスや宝飾品はすべて譲り渡し、残りの生涯を喪服だけで過ごした。

60
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 18:15:11  ID:7tt6Ap80.net(3)
>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

61
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 18:15:40  ID:7tt6Ap80.net(3)
>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

62
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 18:15:58  ID:7tt6Ap80.net(3)
>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

63
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 18:17:15  ID:XeIZE8p1.net(15)
すでに父親は他界しており、事件の翌年には姉ヘレネ、そして母ルドヴィカと親しい者が彼女を残して次々とこの世を去った。無理なダイエットがたたり、神経痛に悩まされ、病気がちであった。
常に傘と扇で皺の目立つ顔を隠して、それでも孤独に旅を続けるエリザベートを新聞は、狂気に憑かれた哀れな皇后と同情的に書きたてた。
しかし、ルキーニは認められなかった。息子の遺体の前でうずくまる皇后の写真を手に、これも国民の同情を買うためのキッチュなんだと彼は訴えた。ルキーニは悲惨な人生を送った。

64
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 18:17:42  ID:XeIZE8p1.net(15)
捨て子として孤児院に入れられ、孤児院から孤児院、里親から里親へとたらいまわしにされた。定職に就けず、国から国へと渡り歩いた先のスイスで無政府主義に出会い、傾倒した。
生まれながらに特権を享受する王族や貴族階級は、彼にとって誰よりも憎むべき存在でなければならなかった。("キッチュ〈リプライズ〉")

65
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 18:18:29  ID:XeIZE8p1.net(15)
1895年2月マルタン岬のテラス、フランツ・ヨーゼフはエリザベートの旅先を訪れ、満月の夜に二人は再会する。その苦難の人生を象徴するかのように、皇帝の髪と長く伸びた髭はすでに真っ白に染まっていた。
彼は、宮廷に戻らない妻を責めようとはせず、出会いから変わらない愛を伝え、「私の元に帰ってきてほしい」と呼び掛けた。しかし、エリザベートは自分たちを積荷も目的地も違う二艘の船に例え、海上で偶然すれ違うことはあっても、二人が完全に相容れることは今後も決してないと告げると、夫の元を発っていった。
バートイシュルで愛し合い結ばれはずの夫婦が、40年の時を経て、お互いの孤独と愛の限界を再確認するだけの不幸な再会であった。("夜のボート")

66
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 18:19:12  ID:XeIZE8p1.net(15)
(晩年のエリザベートの姿を残した写真や絵はほとんどない。彼女が最後に公に姿を現したのは、1896年のハンガリー建国千年の式典である。
皇帝の傍らにただ無表情で座る皇后の姿を新聞は、「現実から離れてしまっている」「死の影に寄り添われている」とも報じている。
体調の悪化に伴い、エリザベートの滞在先も移動が容易なスイスなどの観光地に限定された。この頃になってもダイエットをやめることはなかったという。無政府主義が蔓延る不穏な時代、何度も警察が護衛を申し出るが、エリザベートはこれを拒否している。)

67
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 18:23:10  ID:XeIZE8p1.net(15)
ハプスブルク帝国は戦争で多くの領地を失い、残された地域でも独立を求める民族主義運動が激化していた。
また、皇帝の弟メキシコ皇帝マキシミリアンが革命で銃殺、皇后の従兄ルートヴィヒ2世は精神を病み湖で溺死するなど、皇帝や皇后の周辺でも不幸な事件が続いていた。ハプスブルク600年の栄光はすでに過去のものとなり、その滅亡の時が刻一刻と近づいていたのである。
そしてある晩、皇帝フランツ・ヨーゼフは悪夢に魘され、その夢の中で「死」と対峙する。彼の手には、エリザベート暗殺の凶器のやすりが握られていた。

68
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 18:54:13  ID:XeIZE8p1.net(15)
沈みゆく帝国を模した沈没寸前の巨大船のデッキの上で、逃げまどう亡国の住人たちをよそに、エリザベートは虚ろな表情で何かを待つかのようにただ佇んでいた。皇帝は妻を救い出そうとするが、亡霊たちに妨げられ身動きが取れない。
そして、ついに「死」はルキーニにやすりを手渡す。その瞬間、阿鼻叫喚の叫び声と共に、皇帝や亡霊たちは次々と光の中へと吸い込まれていった。再び、裁判官の尋問の声が響き渡り、ルキーニが最後の証言を行う。("最後の証言")

69
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 18:55:17  ID:XeIZE8p1.net(15)
1898年9月10日ジュネーヴ、レマン湖のほとり。船の汽笛が鳴り響くと、エリザベートと侍女のスターレイ伯爵夫人が現われる。
二人は蒸気船の乗り場へと向かっていた。突然、すれ違いざまに一人の男が皇后の胸をヤスリで突き刺す。男はその場ですぐに取り押さえられた。
皇后はすぐに起き上がり周りの者を制して桟橋へと向かうが、再び倒れ意識を失う。闇の中、エリザベートが日の光に目覚めると、そこには少女の頃と同じく「死」の姿があった。

70
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 18:57:56  ID:XeIZE8p1.net(15)
彼女は身に着けていた喪服を脱ぎ捨てると、過去のすべての記憶の消滅と、いつ何処とも知れない魂の安住の地での再生を誓い、死と深い口づけを交わした。エリザベート暗殺の18年後、皇帝フランツ・ヨーゼフも崩御する。
彼の死の2年後、ハプスブルク帝国は崩壊、帝国内の各民族は独立を果たし、中央ヨーロッパに新しい時代が到来した。("ヴェールは降りた")

71
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 18:58:17  ID:XeIZE8p1.net(15)
...私が旅に出るたびに、カモメの群れが船のあとについてきた。そのなかには必ず、ほとんど黒に近い濃い色のカモメが一羽いる。
時にはその黒いカモメが、大陸から大陸へと移動する間、ずっと私に付き添っていたこともあった。その鳥は私の運命なのだと思う...(「死」の着想となったとされるエリザベートの詩より)

72
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 19:00:25  ID:XeIZE8p1.net(15)
エリザベート -愛と死の輪舞-
概要
小池修一郎が、1992年にロンドンで現地のミュージカル作品の音楽集で興味を惹かれるものを探していたところ、その店の店主からこの『エリザベート』を薦められた[注 1]。
また翌年には、歌劇団に来客として訪れたイスタンブール在住の中国人の大学教授から、『エリザベート』のドイツ語プログラムを受け取ったりもしている。
これらの経緯を経て、日本では宝塚歌劇団が上演権を取得し、1996年に初めて日本に紹介。雪組で、当時トップスターだった一路真輝のサヨナラ公演として初演された。始めこそ評判はいまひとつであったが、次第にチケットが取れないほどの人気が出る。

73
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 19:02:31  ID:XeIZE8p1.net(15)
一路の退団公演だったため「なぜサヨナラ公演で死を演じるのか?」「トップ退団公演で死はおかしい」など当時は疑問視されたが、公演開始後に徐々に批判はなくなった。
また「宝塚版はウィーン版を改竄している」と熱烈なミュージカルファンから批判があったため、東宝版はウィーン版に倣って制作された。
日本人には馴染みの薄い歴史を描いた演目ではあったが、成功を収め、その後も再演を繰り返し、宝塚歌劇団を代表する人気演目に成長した。
また、これが原因で女性を中心に「ハプスブルク帝国ブーム」がおき、その華麗な宮廷生活への憧れなどからオーストリア・ウィーンへの観光客増加を惹起した。

74
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 19:11:29  ID:XeIZE8p1.net(15)
宝塚版とウィーン版の違い
このミュージカルの重要人物である Tod は、ドイツ語で「死」「死神」を表す単語である。日本以外の各国の公演では、その国の言語で死を表す言葉が役名に当てられている(英訳では "Death")。
これは芸術表現である「死の舞踏」や絵画『民衆を導く自由』での例のように、抽象概念(この場合は死)を擬人化するヨーロッパ諸語の慣行によったものである。
宝塚歌劇団での上演にあたって、トップの演じる役が死という設定では問題があったため、この役を「トート」という名前の「黄泉の帝王」に設定が変更された。

75
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 19:13:24  ID:XeIZE8p1.net(15)
また、男役のトップを主役に置かなければならない伝統に則り、エリザベートではなくトートが主役になるよう脚本や演出が潤色された。
そのため、エリザベートと黄泉の帝王とのラブストーリーに重点を置いた宝塚版と、エリザベートと死の絡み合いをハプスブルク帝国崩壊に準えて描いたウィーンをはじめとする各国版では、同じミュージカルでありながら趣が異なった作品に仕上がっている。

76
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 19:46:23  ID:wAIAbJlR.net(14)
あらすじ
煉獄で一人の男が裁判にかけられていた。彼の名はルイージ・ルキーニ。彼はエリザベート皇后殺害の容疑で、彼女の死後100年経った今でも裁判官から尋問を受けていた。
だがルキーニは「俺は望まれてやったんだ」「エリザベートは死と恋仲だった」と言い、それを証明させるためにハプスブルク時代の霊魂を呼び寄せる。その中に黄泉の王トートがいた。
ルキーニは彼らに皇后のことを語らせて、どういう経過になったのかを説明し物語はエリザベートの少女時代へと移る。

77
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 19:47:49  ID:wAIAbJlR.net(14)
1853年、まだ少女のエリザベートはバイエルン王国の公女として自由を満喫していた。ある時、彼女は綱渡りに挑戦しようとしてロープから落ち、意識不明の重体に陥る。冥界に迷い込んだエリザベートにトートは一目で惹きつけられ、禁断の恋におちる。
トートはエリザベートに生命を返してやる。そしてその愛を得ようと、彼女を追い続ける決意をする。こうして、愛と死の輪舞が始まった。
エリザベートはその後フランツ・ヨーゼフと結婚しオーストリア皇后となるも、父に似て自由であることを生き甲斐とする彼女は姑ゾフィーの取り仕切る王家としての公務や義務に耐えられず追い詰められる。

78
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 19:49:16  ID:wAIAbJlR.net(14)
トートに唆されるも、死に逃げず自分一人で生きていく決意をする。その後、姑ゾフィーに奪われていた子どもの養育権を取り戻し確執に勝利するも、忙しさに負け、ようやく取り戻したはずの息子ルドルフを顧みることはなく、ルドルフは孤独な生活を送る。
一方でエリザベートは、自身の美貌が役立つと気付き、それを磨くことに時間を惜しまなかった。過激なダイエットで倒れたエリザベートにトートが夫の不貞を告げ、「死ねばいい!」と誘惑されても、エリザベートは負けなかった。
成人した息子ルドルフは父フランツ・ヨーゼフと対立し母エリザベートに助けを求めるも、宮廷に無関心のエリザベートはそれを拒む。絶望したルドルフは自殺し、トートの死のくちづけを受ける。

79
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 19:51:26  ID:wAIAbJlR.net(14)
エリザベート (ミュージカル)

『エリザベート』(原題:Elisabeth)は、オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリーザベトの生涯を描いた、ウィーン発のミュージカル。脚本・作詞はミヒャエル・クンツェ、作曲はシルヴェスター・リーヴァイ。
日本語の題名が『エリザベート』であるのは、日本ではその他の表記(「エリーザベト」など)に比べて、より一般的な単語として認知されているためである。

80
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 19:53:12  ID:wAIAbJlR.net(14)
作品概要
長きにわたりヨーロッパに君臨したハプスブルク帝国末期19世紀後半のオーストリアを舞台に、ドイツ地方・バイエルン王国公爵の次女として自由な環境で生まれ育ち、偶然にも皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から見初められ、
16歳でヨーロッパ宮廷随一と謳われる美貌のオーストリア皇后となるが、伝統と格式を重んじる宮廷との軋轢の中で苦しみ、やがてウィーンを離れヨーロッパ中を流浪する日々を送り、
その旅の果てに暗殺された皇妃エリザベートのベールに包まれた半生を、彼女につきまとい誘惑する「死」という架空の存在を通して迫り、これを以って中央ヨーロッパにおける帝国支配の終焉と新時代の萌芽を描いた作品。

81
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 19:54:45  ID:wAIAbJlR.net(14)
「ブロードウェイ・ミュージカルとは違う世界観の作品を作りたい」との理念の下、グラミー賞を獲得するなどアメリカで作曲家として活躍していたハンガリー人のシルヴェスター・リーヴァイと、
数々のミュージカルのドイツ語翻訳を手がけ、小説家としても成功を収めていたチェコ・プラハ生まれのドイツ人ミヒャエル・クンツェが共同で制作を始める。
ミュージカルの題材として伝説的な皇妃を選んだ理由としてクンツェは、「一つの時代、王朝の終焉を描くと同時に、その最後の時に生きた人々の内面を描きたかった」と言う。

82
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 19:55:47  ID:wAIAbJlR.net(14)
そして、「古い時代を代表するハプスブルク王朝にあって、新しい現代的な感性を持ったエリザベートはその宮廷文化の凋落を予見していた。
その没落する船に囚われ逃れられないと知りながら、誰よりも自由を追い求め、それゆえに死に惹かれていく一人の女性を通して、懐古趣味ではない現代にも通じるドラマを描きたかった」と述べている。
1992年9月3日、オペラ演出家として名高いハリー・クプファーの演出により、アン・デア・ウィーン劇場で初演され、6年のロングランを記録する。その後、世界各地で上演されドイツ語ミュージカルとして史上最大のヒット作となった。
日本においては、宝塚歌劇団による1996年の初演以来上演が続いており、2000年からは東宝版も上演されている。

83
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 19:57:11  ID:wAIAbJlR.net(14)
登場人物
エリザベート - 愛称はシシィ(Sissy)。オーストリア皇后。
死(トート) - 死の抽象概念を擬人化[1]したもので、金髪の青年の姿をしている。シシィが心酔した詩人ハインリヒ・ハイネの若き頃がモデル。
フランツ・ヨーゼフ1世 - オーストリア皇帝でエリザベートの夫。
ルイージ・ルキーニ - イタリア人無政府主義者。エリザベートを暗殺した男。
ルドルフ皇太子 - エリザベートの息子。オーストリア皇太子。
ゾフィー - オーストリア皇太后でフランツ・ヨーゼフの母。
以下は宝塚歌劇団版と東宝版のみ。
エルマー・バチャニー - 革命家。
エルマーを含む三人のハンガリー革命家は日本初演の雪組公演で誕生した。宝塚の若手男役のために作られた役とも、日本で馴染みの薄かったオーストリアとハンガリーの歴史を分かりやすく説明するためとも言われ、後の東宝版でも採用されている。

84
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 19:58:23  ID:wAIAbJlR.net(14)
ストーリー
第一幕 編集
オーストリア皇后エリザベートの暗殺者ルキーニは、暗殺から100年経った後も死者の世界で裁判にかけられていた。彼は皇后暗殺の動機と背後関係を問う裁判官の尋問に、「動機は愛、黒幕は死だ。
なぜ殺したかって?彼女自身が望んだんだ!」と不可解な供述をする。そして証人として、未だに煉獄で自由を得られずに彷徨い続けている、エリザベートと同じ時代を生きたハプスブルク帝国の亡霊を呼び起こし、彼らはエリザベートについて語り始めるのだった。("プロローグ")

85
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 19:59:52  ID:wAIAbJlR.net(14)
("ようこそみなさま") しかし、一同が縁談の話で持ちきりとなる中、興味を示さず一人で木に登り曲芸の練習をしていたシシィは、足を滑らせ高所から落下して意識を失う。その後、目を覚ました彼女は中性的な美しい姿の青年が自分を抱えベッドに連れ帰してくれたことを感じる。
彼女はそれが「死」だと気づくが、彼に何にも縛られない自由な父親の面影を重ね、強い憧れを感じる。("黒い王子")

86
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 20:01:32  ID:wAIAbJlR.net(14)
その頃、ウィーンのホーフブルク宮殿謁見の間では、若き皇帝フランツ・ヨーゼフが執務机に腰掛け書類に目を通していた。その傍らには「宮廷でただ一人の男」と呼ばれる皇太后ゾフィーの姿がある。
ある死刑囚の母が陳情に訪れる。彼女は自由と叫んだだけで死刑を宣告された息子の減刑を願い出る。1848年に起こったフランス2月革命の余波で、ウィーンでも3月革命が勃発、宰相メッテルニヒが失脚、皇帝フェルディナント1世が退位する事態となった。
革命は鎮圧されたものの、その影響を押さえ込むためゾフィーは当時18歳の息子フランツ・ヨーゼフを次期皇帝として即位させ、反君主制的な動きを弾圧していた。皇帝は母親の悲痛な叫びに苦悩する表情を見せるが、皇太后に促され陳情を却下する。

87
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 20:11:30  ID:wAIAbJlR.net(14)
次に、臣下よりクリミア戦争の情勢について、革命の鎮圧に手を貸してくれたロシア側について参戦すべきと進言を受ける。ゾフィーは「戦争は他家に任せておけ、幸運なオーストリアは結婚で勢力を拡大せよ」
というハプスブルク家の家訓を例にして、戦争には中立の立場を取り、皇帝は縁談の席に出発するよう指示する。("皇帝の義務")

88
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 20:11:59  ID:wAIAbJlR.net(14)
(この旧態依然の日和見的な判断によって、結果としてオーストリアはヨーロッパ大陸におけるロシアという後ろ盾を失うことになる)
1853年8月、オーストリアの保養地バート・イシュルではフランツ・ヨーゼフとヘレネの縁談が行われていた。ゾフィーの当初の目論みは、息子とドイツ連邦で勢力を拡大するプロイセンの王女アンナと政略結婚させることにあった。
しかし、これが破断したため、友好国バイエルン王国の公女で操りやすい妹の娘に白羽の矢が立ったのである。一方、バイエルン王女の生まれでありながら身分の劣るヴィッテルスバッハ公爵家に嫁いだルドヴィカにとっても、娘と皇帝の結婚は願ってもない名誉挽回の機会であった。

89
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 20:13:38  ID:wAIAbJlR.net(14)
しかし、縁談は両家の母親の思惑を通りには運ばない。皇帝は、お后教育を受けて育った礼儀正しいヘレネではなく、たまたま同行していた妹のシシィに一目ぼれしてしまう。
皇帝を前にしても天真爛漫に振る舞う美しい少女に心を奪われた彼は、生まれて初めて母親の意向に逆らい、彼女との結婚を決意する。("計画通り")

90
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 20:32:04  ID:jzukwOUy.net(15)
数日後、彼は将来皇后として負うことになる義務や束縛について告げ、それでも私を支えてくれるかシシィに尋ねる。
彼女は婚約の証に送られたネックレスの重さに戸惑いの表情を見せるが、「あなたが側にいれば、どんな困難でも乗り越えられる」と、皇帝からの求婚を受け入れる。
15歳の少女はおとぎ話のような恋に胸がいっぱいになったが、宮廷での結婚生活という現実に直面する準備はできていなかった。("あなたが側にいれば")

91
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 20:35:42  ID:jzukwOUy.net(15)
(結婚までの短期間にエリザベートへの語学や宮廷作法などのお后教育が施されたが、成果は思わしくなく、母親が結婚式を延期してほしいと願い出るほどだったという。)
1854年4月24日午後6時半、ウィーンのアウグスティーナ教会で、エリザベートと皇帝フランツ・ヨーゼフの結婚式が執り行われた。
夕刻時という珍しい時間帯の結婚式も、災いの幕開けにはぴったりだとルキーニが野次を飛ばす。ルドヴィカとゾフィーに付き添われた新郎新婦は、大司教の前にひざまずく。

92
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 20:36:48  ID:jzukwOUy.net(15)
「結婚はあなたの意志であるか」との問いに、エリザベートは「はい」と返答する。すると彼女の声は教会内に何度もこだまし、結婚を祝う鐘の音が、まるでハプスブルク終焉の始まりを告げるかのように不気味に鳴り響く。
この瞬間、エリザベートは滅びゆく運命にある帝国に自らの意志で嫁いだのである。("不幸の始まり")

93
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 20:40:03  ID:jzukwOUy.net(15)
数日後、シェーンブルン宮殿では盛大な宮廷舞踏会が催された。大広間の外では、新婦の父親と新郎の母親が結婚への不満を漏らしている。
マックスは宮廷の堅苦しさがシシィを殺してしまうと心配しており、ゾフィーはエリザベートには皇后としての資質が欠けていると苛立っていた。
また、舞踏会の参加者もめいめいに新婦の噂話に興じている。彼女の美しさを称える者、身分の低さを揶揄する者、狂気の血筋を危惧する者、若さや無作法を心配する者など様々である。("結婚の失敗")

94
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 20:41:39  ID:jzukwOUy.net(15)
やがて、皇帝夫婦が広間に姿を現す。連日の行事に神経をすり減らしてたエリザベートは、皇帝の腕の中で安堵の表情を浮かべ、無邪気にワルツを踊る。
しかし、突然音楽が鳴り止むと、エリザベート以外の人間は蝋人形のように血の気を失い、彼女の前に再び「死」が現れる。
彼は「お前は彼を相手に選んだが、最後にお前と踊るのは私だ(意中の異性と舞踏会で最後にダンスを踊るという意味と、人が死ぬ間際に死神と死の舞踏を踊るという中世ヨーロッパの死生観の意味)」と告げて消える。
我に返り動揺するエリザベートの様子を、まるで見せ物を見るような好奇の目で周囲の人々が見つめる。その瞬間彼女は、自分が宮廷という異質な世界に入ってしまったことを真に実感したのだった。("最後のダンス")

95
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 20:43:48  ID:jzukwOUy.net(15)
行事や式典が落ち着くと、皇帝夫婦はウィーン郊外のラクセンブルク宮殿に居を構えた。
しかし、皇帝は執務で夜遅くまで宮殿を留守にしていたため、一人取り残されたエリザベートを待っていたのは、夫との幸せな新婚生活ではなく、姑の厳しい皇后教育であった。
朝5時から綿密にスケジュールが組まれ、歩き方から、お辞儀の仕方、言葉遣いまで厳しく躾けられた。女官の手を借りず一人で着替えをしたり、入浴することも禁止された。自分のことは自分でする環境で育ったエリザベートにとって、耐え難いことであった。
プライベートはなく、お世継ぎ作りを催促され、何よりも好きであった乗馬も禁じられた。("皇后の務め")

96
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 20:50:55  ID:jzukwOUy.net(15)
宮廷の息苦しさと孤独感に耐えかねた彼女は夫に助けを求めるが、「母の言う通りにすることが君のためにもなる」と、皇帝は母親の味方をする。
エリザベートは自らが宮廷で孤立無援であることを悟るが、「私は誰の所有物でもない、私は私だけのもの」と、姑の言いなりとなり、宮廷に飼い慣らされることを拒否する。("私だけに")

97
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 20:51:53  ID:jzukwOUy.net(15)
結婚1年目、クリミア戦争の戦火拡大のため皇帝は執務室に篭ることが多く、宮殿に取り残されたエリザベートの話し相手は、皇帝からの誕生日プレゼントのオウムだけであった。
結婚2年目、待望の長女が生まれるが、エリザベートは育児を許されず、名前も皇太后と同じゾフィーと決められてしまう。母親であるのに授乳も許されず、我が子に謁見できるのは皇太后の許可が出たわずかな時間だけであった。
結婚3年目、次女が生まれるが、またして姑に子供を奪われてしまう。しかし、転機が訪れる。当時ハプスブルク帝国の一部であったハンガリーで独立の気運が高まりをみせていた。

98
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 20:53:37  ID:jzukwOUy.net(15)
皇帝は帝国の支配権の誇示のためのハンガリー訪問に皇后を同行させ、その美貌を利用してこの動きを沈静化しようと試みる。
彼女は協力の見返りとして、娘を皇太后のもとから引き離し旅に同行させることに成功する。宮廷でエリザベートが手にした初めての勝利だった。("結婚生活の様子")

99
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 20:57:52  ID:jzukwOUy.net(15)
しかし、無常にも旅先で彼女を待っていたのは「死」であった。慣れない長旅に疲弊した長女ゾフィーが病死してしまう。
自責の念に打ちひしがれるエリザベートの前に現れた彼は、「偽りの愛にすがるなら、今後帝国をさらなる不幸が待ち受ける」と警告する。("闇が広がる")

100
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 20:59:19  ID:jzukwOUy.net(15)
(1848年のハンガリー革命後の弾圧を主導していた皇太后ゾフィーとの不和が噂されていたこともあり、エリザベートの訪問はハンガリー国民に好意的に迎えられた。
また、彼女も姑への反発や権威主義的なウィーン宮廷とは異なるハンガリーの自由な空気を気に入り、以後ハンガリーに対する抑圧を緩和する政策を皇帝に口添えするようになる)

101
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:00:48  ID:jzukwOUy.net(15)
19世紀末、ヨーロッパの東西南北の人と文化が交差するウィーンでは、没落に向かうハプスブルク帝国の混乱や陰鬱な時代背景の下で世紀末ウィーンと呼ばれる退廃的な文化の爛熟が興っていた。
今日もウィーンのカフェでは、多種多様な知識人が集まり、新聞を読み、皇室や政治の話題で暇を持て余していた。カフェで一番の話題は、皇太子ルドルフの誕生である。
帝国にとって待ち望まれたお世継ぎであるが、痛ましいことにまたしても息子は母親の手から引き離されてしまう。

102
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:08:00  ID:jzukwOUy.net(15)
次に、当時帝国の一部であった北イタリアがフランス皇帝ナポレオン3世と組み、オーストリアに対して独立戦争を起こした話題となる。
次々と領地を失い国際的に孤立する帝国の現状を「俺たちにできることは、カフェで他愛もない話をして、ただ破滅の時を待つことだけさ」とカフェの客たちは皮肉たっぷりに笑い飛ばす。("楽しい黙示録")

103
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/13 21:10:29  ID:jHvzF5Zv.net
だれかガラコンサートスレたててよ

104
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:11:57  ID:jzukwOUy.net(15)
1865年のある夜、宮殿のエリザベートの鍵のかかった寝室の前では、皇帝が扉を開けてほしいと妻に呼びかけている。イタリア独立戦争に敗れ、北イタリアの領地を失ったオーストリア帝国は窮地に陥っていた。
帝国の各地で独立の気運が再燃し、小ドイツ主義を掲げるビスマルク率いるプロイセンは、ドイツ統一に向け虎視眈々とオーストリアとの開戦の準備を進めていた。
度重なる戦争で国家財政は破綻寸前であり、そのすべての重圧が皇帝の肩に重く圧しかかっていた。彼は一晩だけでもあなたのそばで心休まる夜を送りたいと懇願する。

105
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:16:48  ID:jzukwOUy.net(15)
一方、エリザベートはルドルフが臣下に虐待されていると訴え、「息子の養育を自分に任せてほしい、さもなければ私は宮廷を出て行く」と悲壮な覚悟で夫に最後通牒を伝える。
しかし、あくまで母親への忠誠心を崩さない夫の態度に彼女は絶望する。そして「死」が彼女に囁きかける。「全ての葛藤は終わる、苦しみから救ってやろう」と。
しかし、エリザベートは宮廷での自由を手にするためなら自らの美貌さえ武器にしてみせると、彼の誘惑を拒絶する。("エリザベート、開けておくれ")

106
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:34:22  ID:nDpqv5qV.net(17)
ウィーンの中央広場ではミルクの配給を求める市民が集まっている。何故ミルクがないのか詰め寄る市民をルキーニは、「皇后が横取りしてミルク風呂に使っているからだ」と扇動する。
戦費をまかなうための重税で市民生活は困窮し、皇室の求心力は著しく低下していた。市民は「子供が死んでいるんだ!」、「皇后に思い知らせてやる!」と叫び声を上げる。再びウィーンでは革命の火種がくすぶり始めていた。
("ミルク") 一方宮殿では、女官が皇后の入浴用の大量のミルクを化粧室に運んでいた。彼女はミルク風呂だけではなく、オリーブ油風呂、苺や生肉のパック、仔牛の肉汁のジュースなど、効果があると思われるあらゆる美容法を実践していた。

107
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:35:25  ID:nDpqv5qV.net(17)
その長く美しい髪は、卵とコニャックを調合した特製シャンプーで、3週間に一度、丸一日かけて手入れをした。
身長172cm、ウェスト50cm、体重50kg以下と言われるスタイルを維持するため、ほとんど食事は口にせず、一日の大半を体操などの運動に費やすこともあった。
過剰ともいえる美容やダイエットと引き換えに、彼女の美貌はヨーロッパ中に知れ渡り、宮廷も無視できない程の影響力を持つこととなる。("皇后の務め〈リプライズ〉") 

108
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:37:52  ID:nDpqv5qV.net(17)
しばらくして、皇后の寝室の前に皇帝が現れる。彼は突然の訪問に驚く女官たちに下がるよう命じると、衝立越しに妻に語りかける。
彼は「統治者は自らの感情を抑えなければならないが、君を失うくらいなら唯一の掟をも破れる」と、エリザベートの美貌の前に敗北を認め、母親ではなく妻を選び、彼女の要求をすべて受け入れることを決める。
夫の言葉を聞き終え、姿を現したエリザベートは「これからもあなたと生きていきます、でも私は私だけのもの」と高らかに勝利を宣言する。
その姿は、美の神と称えられたかの有名なヴィンターハルターの肖像画で描かれたエリザベートそのものであった。("私だけに〈リプライズ〉")

109
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:39:03  ID:nDpqv5qV.net(17)
第二幕
ブダペストの大聖堂前は、オーストリア=ハンガリー帝国の国王フランツヨーゼフと王妃エリザベートの戴冠式を祝う人々で溢れかえっていた。
ハンガリー国民は大規模な自治権を認める二重帝国の実現に力添えをしたエリザベートに対して「エーヤン、エリザベート!(エリザベート、万歳!)」と歓声を送っている。 ("エーヤン") 一方、ルキーニは群衆の前でトランクを広げ、記念品の即売会を始める。
国王夫婦の仲睦ましい姿が描かれたグラスや、王妃と息子が並び描かれた肖像画を手にして、「こんなものはキッチュ(まがいもの)だ!」と切り捨てる。
死後100年間、本や映画で好意的に描かれてきた彼女の姿はどれも偽者や偶像で、本当の彼女は傲慢なエゴイストだと彼は言う。("キッチュ")

110
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:40:20  ID:nDpqv5qV.net(17)
反対するゾフィーらウィーン宮廷の多数を屈服させ、自らの希望を実現させたエリザベートは人生の絶頂の時を迎えていた。
自信と威厳に溢れた表情で、「私は自分の意志で踊る、もう誰にも操られない」と、夫や宮廷だけでなく、「死」との決別をも誓う。
しかし、すべてを見透かす彼は「この満ち足りた瞬間は、すぐに生への憎しみに変わる」「なぜなら、お前は私を愛している」と不敵な笑みを浮かべ立ち去る。("私が踊る時")

111
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:41:52  ID:nDpqv5qV.net(17)
ホーフブルク宮殿の寝室では、9歳になったルドルフが熱に浮かされていた。真っ暗の部屋の中で一人寒さに震える皇太子は、母にそばにいて欲しいとつぶやく。
息子の養育権を取り戻したエリザベートは、息子に軍隊式の訓練を施していた臣下を解任して、肉体的訓練よりも精神的教育を重視するリベラルな教育係を自ら選任した。
虚弱体質であったルドルフは、自由な環境を与え、苦しみから解放してくれた母への感謝の念を生涯忘れなかった。

112
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:42:42  ID:87I1CcYx.net(2)
チケ流にもチケキャンにも無い…
当日券買えるのかな
コメント1件

113
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:43:29  ID:nDpqv5qV.net(17)
しかし反対に、姑に勝利して満足したエリザベートは、徐々に宮廷や息子との距離を取り始め、堅苦しいウィーンを離れ、多くの時間をハンガリーでの居城ゲデレー城で過ごすようになる。
ルドルフは母親を慕っていたが、母は息子の気持ちに答えようとはしなかった。母の愛を知らずに育ったルドルフは、かつてのシシィのように「死」に母の面影を重ね、彼を友として慕うようになっていた。("ママ、どこにいるの?")

114
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:44:05  ID:nDpqv5qV.net(17)
(ルドルフの教師は、慣例であった聖職者や貴族という地位に囚われず、能力のある市民の知識人から選任された。
結果として皇太子は、皇帝を頂点とする君主制とは相容れない自由主義的な思想に惹かれるようになり、母親と同じように父親やウィーン宮廷と対立していくこととなる。)

115
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:44:42  ID:nDpqv5qV.net(17)
宮廷の義務からは逃避したエリザベートであるが、孤児院や救貧員への慰問など社会奉仕活動には積極的であった。
貧民や病人の世話が幼い頃からのヴィッテルスバッハ家の伝統であり、また彼女自身も、自分が興味を持つことに関しては、偏見を持たず、相手の地位や身分にとらわれず接する人物であった。
特に、彼女が生涯足しげく通ったのが精神病院であった。これは親類が多く精神の病を患っていたことも関係する。そして、ウィーン郊外のとある精神病院を慰問した際、エリザベートは一人の女性患者と出会う。

116
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:44:54  ID:87I1CcYx.net(2)
DVDは勿論買うけれども、もう一度生で見たかったな…

117
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:46:25  ID:nDpqv5qV.net(17)
彼女は自分こそが気高き皇后であり、エリザベートこそ狂った精神病者だと叫び、拘束具で取り押さえられる。
彼女は、皇后というしがらみに拘束されている己を省みて、肉体は拘束されていても、何も縛られない無垢な魂を持つその女性に惹かれる。
敬愛する戯曲『真夏の夜の夢』に登場する妖精ティターニアのように、周りからどんなに奇異な目で見られ狂ったと言われようと、気高く心のままに生きられたらどんなに素晴らしいかと。

118
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:46:50  ID:nDpqv5qV.net(17)
そして、ウィーン宮廷や姑との戦いに勝利しても、結局何一つ自分が望むものは手にいれられていないことに気づかされる。まるで今の自分は、自由の象徴であった曲芸のロープの上で、暗闇の中、恐怖に震え立ち竦んでいるようだと。
「いっそ足元の深淵に身を投げてしまいたい」と本心では願っていても、暗闇の先に待つ虚無の不安に怯えながら、見せかけの人生を歩み続けるしかないのか、彼女は自問自答する。(“魂の自由”)

119
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:47:20  ID:nDpqv5qV.net(17)
ホーフブルク宮殿のサロンでは、ゾフィーと近親が、皇帝を皇后から引き離すための策を話し合っていた。
皇帝は、オーストリア=ハンガリー帝国のハンガリー王国の初代首相に、1848年のハンガリー革命の首謀者の一人であるアンドラーシを任命した。彼はエリザベートと親しい関係にあり、後に帝国の外相も勤めることになる。
これ以上皇后の介入を許すと帝国が瓦解してしまうと恐れた彼女らは、非常手段として皇帝に愛人を用意する。("我々か彼女か") しかし売春宿から連れてこられた娘は病気持ちだった。("マダム・ヴォルフのコレクション")

120
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:48:35  ID:nDpqv5qV.net(17)
体操室で運動中に倒れたエリザベートは、医師から原因は過剰なダイエットではなくフランス病だと告げられる。夫の忠誠心を信じきっていた彼女は取り乱し、自ら命を絶つと口ばしる。
すると、その言葉を待っていた「死」が現れ、最後の決断を迫る。しかし、彼女は皇帝との婚約の証を首から外すと、この裏切りをむしろ宮廷とのしがらみを絶つために夫が自分に与えた救いなのだと受け取る。
そして以後、彼女はウィーンを離れ、旅から旅への流浪の生活を続けることになる。("微熱")

121
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:52:09  ID:nDpqv5qV.net(17)
療養と称してエリザベートは、マディラ島、コルフ島、ハンガリー、イギリスと、公務を放棄して1箇所に留まることなく当て所ない旅を続ける。
傘と扇子を持ち、早足で山から海へと歩き続け、くたびれ果てた表情で従者たちが彼女の後を追う。一方、皇帝はウィーンに戻らない妻の体調を案じて毎日のように手紙を書いている。
そして、10年が経った。皇后専属の美容師は髪を梳かした後、まっさらな櫛を彼女に見せる。櫛についた抜け毛を隠して、エリザベートを安心させるのは彼女の日課であった。

122
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:53:13  ID:nDpqv5qV.net(17)
しかし、ルキーニがこっそり一本抜き取ると、それは白髪であった。エリザベートはさらに旅を続けた。ハイネのように詩に没頭し、乗馬にのめりこみ、古代ギリシャに傾倒した。
ハイネへの博識は専門家を凌駕するほどで、乗馬の腕前はヨーロッパ有数の実力とまで言われた。結果エリザベートは17年間、何かを求めて走り続けた。ルキーニが彼女に鏡を差し出す。世紀の美貌と謳われた皇后にも確実に老いの影が忍び寄っていた。("放浪の歳月”)

123
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:55:13  ID:nDpqv5qV.net(17)
旅の末にエリザベートがたどり着いたのはギリシャのコルフ島であった。彼女はここに敬愛する古代ギリシャの英雄アキレウスの名を付けた別荘を建て、外界との接触を避けるように閉じこもった。
崇拝する哲学者や詩人ハイネの銅像を飾り、詩作に没頭した。エリザベートはハイネの情熱的で自然溢れる詩を愛し、彼のシニカルで社会批判的な思想に共感を覚えていた。
ドイツ生まれのユダヤ人として生涯国に馴染むことができず、後にドイツを追われフランスで晩年を過ごす生い立ちにも彼女は親近感を感じていた。彼女はハイネを師と仰ぎ、彼の魂と繋がりがあると信じていた。

124
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 21:57:13  ID:nDpqv5qV.net(17)
ある日、エリザベートがハイネの魂に呼びかけようと試みると、懐かしい声の主が語りかけてきた。その声は、現世から目を背け死者の魂とばかり向き合う彼女の身を案じていた。
しかし、シシィはこの時代、この世界に自分の居場所はないと嘆くだけであった。そして、「アデュー、シシィ(Adieuはフランス語で永遠の別れの意味)」という言葉を残して声は消えた。
同じ頃、シシィの誰よりの理解者であり、憧れであった父マックスはこの世を去った。行き着く先を失くした自由な魂は、コルフ島にも長くは留まらず、安住の地を求めて再び彷徨い始めた。("パパみたいに〈リプライズ〉")

125
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 22:06:24  ID:02wGTz2G.net(11)
エリザベートが旅を続ける間に、ルドルフは青年へと成長した。一方で、ヨーロッパでは民族主義やファシズムが台頭を始めており、帝国領内の民族による複合国家であるオーストリアでも、各民族の自治や権利を求める動きが強まっていた。
特に多民族都市であるウィーンでは、ドイツ人の民族的優位と権利擁護を掲げるシェーネラーなどのドイツ民族主義者が台頭しており、少数ながら経済的に恵まれていたユダヤ人はその格好の標的であった。
ルドルフは、市民の権利を押さえ込み、領内の民族主義運動を弾圧する父親の古い権威主義的な統治方法では、一時的には帝国の体面は保てても、結果としてその崩壊を早めてしまうだけだと危機感を持っていた。

126
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 22:08:42  ID:02wGTz2G.net(11)
彼の理想は中央ヨーロッパの各民族が対等な権利を持ち、ドナウ連邦として共存共栄を図ることにあった。しかし、匿名で新聞に投稿した体制批判の記事が暴露され、父親と決定的に対立し、民族主義者からも裏切り者と糾弾される。
結婚生活も冷え切っており、政治的にも宮廷生活でも孤立した彼は、徐々に精神を病んでいく。そんな折、母がウィーンに帰ってきた。ルドルフは自らの心情を吐露して、皇帝へ口添えして欲しいと助けを求めた。
しかし、宮廷との繋がりをすべて断ち切っていたエリザベートは、息子の懇願を頑なに拒否する。絶望したルドルフは、1889年ウィーン郊外のマイヤーリンクで「死」の接吻を受け入れ、拳銃で自ら命を絶つ。

127
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 22:10:36  ID:02wGTz2G.net(11)
息子の死を前に、エリザベートはルドルフは自分の生き写しだったことに気づく。そして、己の自由を求めるばかりに、同じように自由を欲していた息子を見殺しにしたことを悔やみ、棺の前で泣き崩れる。
その悲しみはあまりに深く、彼女は息子の命を奪った忌々しき相手にさえ哀れみを乞うた。だが、「死」はその嘆きに答えようとはしなかった。
息子の死はエリザベートに大きなショックを与えた。彼女は身の回りの豪華なドレスや宝飾品はすべて譲り渡し、残りの生涯を喪服だけで過ごした。

128
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 22:11:49  ID:02wGTz2G.net(11)
すでに父親は他界しており、事件の翌年には姉ヘレネ、そして母ルドヴィカと親しい者が彼女を残して次々とこの世を去った。無理なダイエットがたたり、神経痛に悩まされ、病気がちであった。
常に傘と扇で皺の目立つ顔を隠して、それでも孤独に旅を続けるエリザベートを新聞は、狂気に憑かれた哀れな皇后と同情的に書きたてた。
しかし、ルキーニは認められなかった。息子の遺体の前でうずくまる皇后の写真を手に、これも国民の同情を買うためのキッチュなんだと彼は訴えた。ルキーニは悲惨な人生を送った。

129
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 22:13:52  ID:02wGTz2G.net(11)
捨て子として孤児院に入れられ、孤児院から孤児院、里親から里親へとたらいまわしにされた。定職に就けず、国から国へと渡り歩いた先のスイスで無政府主義に出会い、傾倒した。
生まれながらに特権を享受する王族や貴族階級は、彼にとって誰よりも憎むべき存在でなければならなかった。("キッチュ〈リプライズ〉")

130
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 22:15:37  ID:02wGTz2G.net(11)
1895年2月マルタン岬のテラス、フランツ・ヨーゼフはエリザベートの旅先を訪れ、満月の夜に二人は再会する。その苦難の人生を象徴するかのように、皇帝の髪と長く伸びた髭はすでに真っ白に染まっていた。
彼は、宮廷に戻らない妻を責めようとはせず、出会いから変わらない愛を伝え、「私の元に帰ってきてほしい」と呼び掛けた。しかし、エリザベートは自分たちを積荷も目的地も違う二艘の船に例え、海上で偶然すれ違うことはあっても、二人が完全に相容れることは今後も決してないと告げると、夫の元を発っていった。
バートイシュルで愛し合い結ばれはずの夫婦が、40年の時を経て、お互いの孤独と愛の限界を再確認するだけの不幸な再会であった。("夜のボート")

131
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 22:17:28  ID:02wGTz2G.net(11)
(晩年のエリザベートの姿を残した写真や絵はほとんどない。彼女が最後に公に姿を現したのは、1896年のハンガリー建国千年の式典である。
皇帝の傍らにただ無表情で座る皇后の姿を新聞は、「現実から離れてしまっている」「死の影に寄り添われている」とも報じている。
体調の悪化に伴い、エリザベートの滞在先も移動が容易なスイスなどの観光地に限定された。この頃になってもダイエットをやめることはなかったという。無政府主義が蔓延る不穏な時代、何度も警察が護衛を申し出るが、エリザベートはこれを拒否している。)

132
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 22:21:41  ID:02wGTz2G.net(11)
ハプスブルク帝国は戦争で多くの領地を失い、残された地域でも独立を求める民族主義運動が激化していた。
また、皇帝の弟メキシコ皇帝マキシミリアンが革命で銃殺、皇后の従兄ルートヴィヒ2世は精神を病み湖で溺死するなど、皇帝や皇后の周辺でも不幸な事件が続いていた。ハプスブルク600年の栄光はすでに過去のものとなり、その滅亡の時が刻一刻と近づいていたのである。
そしてある晩、皇帝フランツ・ヨーゼフは悪夢に魘され、その夢の中で「死」と対峙する。彼の手には、エリザベート暗殺の凶器のやすりが握られていた。

133
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 22:23:20  ID:02wGTz2G.net(11)
沈みゆく帝国を模した沈没寸前の巨大船のデッキの上で、逃げまどう亡国の住人たちをよそに、エリザベートは虚ろな表情で何かを待つかのようにただ佇んでいた。皇帝は妻を救い出そうとするが、亡霊たちに妨げられ身動きが取れない。
そして、ついに「死」はルキーニにやすりを手渡す。その瞬間、阿鼻叫喚の叫び声と共に、皇帝や亡霊たちは次々と光の中へと吸い込まれていった。再び、裁判官の尋問の声が響き渡り、ルキーニが最後の証言を行う。("最後の証言")

134
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 22:25:54  ID:02wGTz2G.net(11)
1898年9月10日ジュネーヴ、レマン湖のほとり。船の汽笛が鳴り響くと、エリザベートと侍女のスターレイ伯爵夫人が現われる。
二人は蒸気船の乗り場へと向かっていた。突然、すれ違いざまに一人の男が皇后の胸をヤスリで突き刺す。男はその場ですぐに取り押さえられた。
皇后はすぐに起き上がり周りの者を制して桟橋へと向かうが、再び倒れ意識を失う。闇の中、エリザベートが日の光に目覚めると、そこには少女の頃と同じく「死」の姿があった。
彼女は身に着けていた喪服を脱ぎ捨てると、過去のすべての記憶の消滅と、いつ何処とも知れない魂の安住の地での再生を誓い、死と深い口づけを交わした。エリザベート暗殺の18年後、皇帝フランツ・ヨーゼフも崩御する。

135
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 22:27:45  ID:02wGTz2G.net(11)
彼の死の2年後、ハプスブルク帝国は崩壊、帝国内の各民族は独立を果たし、中央ヨーロッパに新しい時代が到来した。("ヴェールは降りた")
...私が旅に出るたびに、カモメの群れが船のあとについてきた。そのなかには必ず、ほとんど黒に近い濃い色のカモメが一羽いる。
時にはその黒いカモメが、大陸から大陸へと移動する間、ずっと私に付き添っていたこともあった。その鳥は私の運命なのだと思う...(「死」の着想となったとされるエリザベートの詩より)

136
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 23:04:19  ID:O6LS5Xuj.net
あと4回しか見れない

137
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 23:40:31  ID:yO+OeROX.net(11)
エリザベート -愛と死の輪舞-
概要
小池修一郎が、1992年にロンドンで現地のミュージカル作品の音楽集で興味を惹かれるものを探していたところ、その店の店主からこの『エリザベート』を薦められた[注 1]。
また翌年には、歌劇団に来客として訪れたイスタンブール在住の中国人の大学教授から、『エリザベート』のドイツ語プログラムを受け取ったりもしている。
これらの経緯を経て、日本では宝塚歌劇団が上演権を取得し、1996年に初めて日本に紹介。雪組で、当時トップスターだった一路真輝のサヨナラ公演として初演された。始めこそ評判はいまひとつであったが、次第にチケットが取れないほどの人気が出る。

138
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 23:43:44  ID:yO+OeROX.net(11)
一路の退団公演だったため「なぜサヨナラ公演で死を演じるのか?」「トップ退団公演で死はおかしい」など当時は疑問視されたが、公演開始後に徐々に批判はなくなった。
また「宝塚版はウィーン版を改竄している」と熱烈なミュージカルファンから批判があったため、東宝版はウィーン版に倣って制作された。
日本人には馴染みの薄い歴史を描いた演目ではあったが、成功を収め、その後も再演を繰り返し、宝塚歌劇団を代表する人気演目に成長した。
また、これが原因で女性を中心に「ハプスブルク帝国ブーム」がおき、その華麗な宮廷生活への憧れなどからオーストリア・ウィーンへの観光客増加を惹起した。

139
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 23:45:15  ID:yO+OeROX.net(11)
宝塚版とウィーン版の違い
このミュージカルの重要人物である Tod は、ドイツ語で「死」「死神」を表す単語である。日本以外の各国の公演では、その国の言語で死を表す言葉が役名に当てられている(英訳では "Death")。
これは芸術表現である「死の舞踏」や絵画『民衆を導く自由』での例のように、抽象概念(この場合は死)を擬人化するヨーロッパ諸語の慣行によったものである。
宝塚歌劇団での上演にあたって、トップの演じる役が死という設定では問題があったため、この役を「トート」という名前の「黄泉の帝王」に設定が変更された。

140
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 23:47:03  ID:yO+OeROX.net(11)
また、男役のトップを主役に置かなければならない伝統に則り、エリザベートではなくトートが主役になるよう脚本や演出が潤色された。
そのため、エリザベートと黄泉の帝王とのラブストーリーに重点を置いた宝塚版と、エリザベートと死の絡み合いをハプスブルク帝国崩壊に準えて描いたウィーンをはじめとする各国版では、同じミュージカルでありながら趣が異なった作品に仕上がっている。

141
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 23:49:34  ID:yO+OeROX.net(11)
あらすじ
煉獄で一人の男が裁判にかけられていた。彼の名はルイージ・ルキーニ。彼はエリザベート皇后殺害の容疑で、彼女の死後100年経った今でも裁判官から尋問を受けていた。
だがルキーニは「俺は望まれてやったんだ」「エリザベートは死と恋仲だった」と言い、それを証明させるためにハプスブルク時代の霊魂を呼び寄せる。その中に黄泉の王トートがいた。
ルキーニは彼らに皇后のことを語らせて、どういう経過になったのかを説明し物

142
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 23:51:55  ID:yO+OeROX.net(11)
1853年、まだ少女のエリザベートはバイエルン王国の公女として自由を満喫していた。ある時、彼女は綱渡りに挑戦しようとしてロープから落ち、意識不明の重体に陥る。冥界に迷い込んだエリザベートにトートは一目で惹きつけられ、禁断の恋におちる。
トートはエリザベートに生命を返してやる。そしてその愛を得ようと、彼女を追い続ける決意をする。こうして、愛と死の輪舞が始まった。
エリザベートはその後フランツ・ヨーゼフと結婚しオーストリア皇后となるも、父に似て自由であることを生き甲斐とする彼女は姑ゾフィーの取り仕切る王家としての公務や義務に耐えられず追い詰められる。

143
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 23:55:11  ID:yO+OeROX.net(11)
トートに唆されるも、死に逃げず自分一人で生きていく決意をする。その後、姑ゾフィーに奪われていた子どもの養育権を取り戻し確執に勝利するも、忙しさに負け、ようやく取り戻したはずの息子ルドルフを顧みることはなく、ルドルフは孤独な生活を送る。
一方でエリザベートは、自身の美貌が役立つと気付き、それを磨くことに時間を惜しまなかった。過激なダイエットで倒れたエリザベートにトートが夫の不貞を告げ、「死ねばいい!」と誘惑されても、エリザベートは負けなかった。
成人した息子ルドルフは父フランツ・ヨーゼフと対立し母エリザベートに助けを求めるも、宮廷に無関心のエリザベートはそれを拒む。絶望したルドルフは自殺し、トートの死のくちづけを受ける。

144
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 23:57:07  ID:yO+OeROX.net(11)
エリザベート (ミュージカル)

『エリザベート』(原題:Elisabeth)は、オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリーザベトの生涯を描いた、ウィーン発のミュージカル。脚本・作詞はミヒャエル・クンツェ、作曲はシルヴェスター・リーヴァイ。
日本語の題名が『エリザベート』であるのは、日本ではその他の表記(「エリーザベト」など)に比べて、より一般的な単語として認知されているためである。

145
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 23:57:47  ID:yO+OeROX.net(11)
作品概要
長きにわたりヨーロッパに君臨したハプスブルク帝国末期19世紀後半のオーストリアを舞台に、ドイツ地方・バイエルン王国公爵の次女として自由な環境で生まれ育ち、偶然にも皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から見初められ、
16歳でヨーロッパ宮廷随一と謳われる美貌のオーストリア皇后となるが、伝統と格式を重んじる宮廷との軋轢の中で苦しみ、やがてウィーンを離れヨーロッパ中を流浪する日々を送り、
その旅の果てに暗殺された皇妃エリザベートのベールに包まれた半生を、彼女につきまとい誘惑する「死」という架空の存在を通して迫り、これを以って中央ヨーロッパにおける帝国支配の終焉と新時代の萌芽を描いた作品。

146
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 23:58:19  ID:yO+OeROX.net(11)
「ブロードウェイ・ミュージカルとは違う世界観の作品を作りたい」との理念の下、グラミー賞を獲得するなどアメリカで作曲家として活躍していたハンガリー人のシルヴェスター・リーヴァイと、
数々のミュージカルのドイツ語翻訳を手がけ、小説家としても成功を収めていたチェコ・プラハ生まれのドイツ人ミヒャエル・クンツェが共同で制作を始める。
ミュージカルの題材として伝説的な皇妃を選んだ理由としてクンツェは、「一つの時代、王朝の終焉を描くと同時に、その最後の時に生きた人々の内面を描きたかった」と言う。

147
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/13 23:59:14  ID:yO+OeROX.net(11)
そして、「古い時代を代表するハプスブルク王朝にあって、新しい現代的な感性を持ったエリザベートはその宮廷文化の凋落を予見していた。
その没落する船に囚われ逃れられないと知りながら、誰よりも自由を追い求め、それゆえに死に惹かれていく一人の女性を通して、懐古趣味ではない現代にも通じるドラマを描きたかった」と述べている。
1992年9月3日、オペラ演出家として名高いハリー・クプファーの演出により、アン・デア・ウィーン劇場で初演され、6年のロングランを記録する。その後、世界各地で上演されドイツ語ミュージカルとして史上最大のヒット作となった。
日本においては、宝塚歌劇団による1996年の初演以来上演が続いており、2000年からは東宝版も上演されている。

148
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 00:01:27  ID:q3fZR8j6.net
あらすじが、うざすぎる

149
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 00:34:29  ID:Q3lzF5Rj.net
>112
チケキャンには土曜から楽まで全公演出てるみたいだけどいつのを探してるのよ

150
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 00:53:23  ID:fJH+YEaF.net
登場人物
エリザベート - 愛称はシシィ(Sissy)。オーストリア皇后。
死(トート) - 死の抽象概念を擬人化[1]したもので、金髪の青年の姿をしている。シシィが心酔した詩人ハインリヒ・ハイネの若き頃がモデル。
フランツ・ヨーゼフ1世 - オーストリア皇帝でエリザベートの夫。
ルイージ・ルキーニ - イタリア人無政府主義者。エリザベートを暗殺した男。
ルドルフ皇太子 - エリザベートの息子。オーストリア皇太子。
ゾフィー - オーストリア皇太后でフランツ・ヨーゼフの母。
以下は宝塚歌劇団版と東宝版のみ。
エルマー・バチャニー - 革命家。
エルマーを含む三人のハンガリー革命家は日本初演の雪組公演で誕生した。宝塚の若手男役のために作られた役とも、日本で馴染みの薄かったオーストリアとハンガリーの歴史を分かりやすく説明するためとも言われ、後の東宝版でも採用されている。

151
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 00:56:15  ID:E43SPBLT.net(13)
ストーリー
第一幕 編集
オーストリア皇后エリザベートの暗殺者ルキーニは、暗殺から100年経った後も死者の世界で裁判にかけられていた。彼は皇后暗殺の動機と背後関係を問う裁判官の尋問に、「動機は愛、黒幕は死だ。
なぜ殺したかって?彼女自身が望んだんだ!」と不可解な供述をする。そして証人として、未だに煉獄で自由を得られずに彷徨い続けている、エリザベートと同じ時代を生きたハプスブルク帝国の亡霊を呼び起こし、彼らはエリザベートについて語り始めるのだった。("プロローグ")

152
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 00:57:24  ID:E43SPBLT.net(13)
("ようこそみなさま") しかし、一同が縁談の話で持ちきりとなる中、興味を示さず一人で木に登り曲芸の練習をしていたシシィは、足を滑らせ高所から落下して意識を失う。その後、目を覚ました彼女は中性的な美しい姿の青年が自分を抱えベッドに連れ帰してくれたことを感じる。
彼女はそれが「死」だと気づくが、彼に何にも縛られない自由な父親の面影を重ね、強い憧れを感じる。("黒い王子")

153
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 00:58:07  ID:E43SPBLT.net(13)
その頃、ウィーンのホーフブルク宮殿謁見の間では、若き皇帝フランツ・ヨーゼフが執務机に腰掛け書類に目を通していた。その傍らには「宮廷でただ一人の男」と呼ばれる皇太后ゾフィーの姿がある。
ある死刑囚の母が陳情に訪れる。彼女は自由と叫んだだけで死刑を宣告された息子の減刑を願い出る。1848年に起こったフランス2月革命の余波で、ウィーンでも3月革命が勃発、宰相メッテルニヒが失脚、皇帝フェルディナント1世が退位する事態となった。
革命は鎮圧されたものの、その影響を押さえ込むためゾフィーは当時18歳の息子フランツ・ヨーゼフを次期皇帝として即位させ、反君主制的な動きを弾圧していた。皇帝は母親の悲痛な叫びに苦悩する表情を見せるが、皇太后に促され陳情を却下する。

154
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 00:59:01  ID:E43SPBLT.net(13)
次に、臣下よりクリミア戦争の情勢について、革命の鎮圧に手を貸してくれたロシア側について参戦すべきと進言を受ける。ゾフィーは「戦争は他家に任せておけ、幸運なオーストリアは結婚で勢力を拡大せよ」
というハプスブルク家の家訓を例にして、戦争には中立の立場を取り、皇帝は縁談の席に出発するよう指示する。("皇帝の義務")

155
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 01:00:39  ID:E43SPBLT.net(13)
(この旧態依然の日和見的な判断によって、結果としてオーストリアはヨーロッパ大陸におけるロシアという後ろ盾を失うことになる)
1853年8月、オーストリアの保養地バート・イシュルではフランツ・ヨーゼフとヘレネの縁談が行われていた。ゾフィーの当初の目論みは、息子とドイツ連邦で勢力を拡大するプロイセンの王女アンナと政略結婚させることにあった。
しかし、これが破断したため、友好国バイエルン王国の公女で操りやすい妹の娘に白羽の矢が立ったのである。一方、バイエルン王女の生まれでありながら身分の劣るヴィッテルスバッハ公爵家に嫁いだルドヴィカにとっても、娘と皇帝の結婚は願ってもない名誉挽回の機会であった。

156
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 01:02:29  ID:E43SPBLT.net(13)
しかし、縁談は両家の母親の思惑を通りには運ばない。皇帝は、お后教育を受けて育った礼儀正しいヘレネではなく、たまたま同行していた妹のシシィに一目ぼれしてしまう。
皇帝を前にしても天真爛漫に振る舞う美しい少女に心を奪われた彼は、生まれて初めて母親の意向に逆らい、彼女との結婚を決意する。("計画通り")

157
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 01:04:38  ID:E43SPBLT.net(13)
数日後、彼は将来皇后として負うことになる義務や束縛について告げ、それでも私を支えてくれるかシシィに尋ねる。
彼女は婚約の証に送られたネックレスの重さに戸惑いの表情を見せるが、「あなたが側にいれば、どんな困難でも乗り越えられる」と、皇帝からの求婚を受け入れる。
15歳の少女はおとぎ話のような恋に胸がいっぱいになったが、宮廷での結婚生活という現実に直面する準備はできていなかった。("あなたが側にいれば")


158
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 01:06:14  ID:E43SPBLT.net(13)
(結婚までの短期間にエリザベートへの語学や宮廷作法などのお后教育が施されたが、成果は思わしくなく、母親が結婚式を延期してほしいと願い出るほどだったという。)
1854年4月24日午後6時半、ウィーンのアウグスティーナ教会で、エリザベートと皇帝フランツ・ヨーゼフの結婚式が執り行われた。
夕刻時という珍しい時間帯の結婚式も、災いの幕開けにはぴったりだとルキーニが野次を飛ばす。ルドヴィカとゾフィーに付き添われた新郎新婦は、大司教の前にひざまずく。

159
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 01:07:58  ID:E43SPBLT.net(13)
「結婚はあなたの意志であるか」との問いに、エリザベートは「はい」と返答する。すると彼女の声は教会内に何度もこだまし、結婚を祝う鐘の音が、まるでハプスブルク終焉の始まりを告げるかのように不気味に鳴り響く。
この瞬間、エリザベートは滅びゆく運命にある帝国に自らの意志で嫁いだのである。("不幸の始まり")

160
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 01:09:26  ID:E43SPBLT.net(13)
数日後、シェーンブルン宮殿では盛大な宮廷舞踏会が催された。大広間の外では、新婦の父親と新郎の母親が結婚への不満を漏らしている。
マックスは宮廷の堅苦しさがシシィを殺してしまうと心配しており、ゾフィーはエリザベートには皇后としての資質が欠けていると苛立っていた。
また、舞踏会の参加者もめいめいに新婦の噂話に興じている。彼女の美しさを称える者、身分の低さを揶揄する者、狂気の血筋を危惧する者、若さや無作法を心配する者など様々である。("結婚の失敗")

161
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 01:11:48  ID:E43SPBLT.net(13)
やがて、皇帝夫婦が広間に姿を現す。連日の行事に神経をすり減らしてたエリザベートは、皇帝の腕の中で安堵の表情を浮かべ、無邪気にワルツを踊る。
しかし、突然音楽が鳴り止むと、エリザベート以外の人間は蝋人形のように血の気を失い、彼女の前に再び「死」が現れる。
彼は「お前は彼を相手に選んだが、最後にお前と踊るのは私だ(意中の異性と舞踏会で最後にダンスを踊るという意味と、人が死ぬ間際に死神と死の舞踏を踊るという中世ヨーロッパの死生観の意味)」と告げて消える。
我に返り動揺するエリザベートの様子を、まるで見せ物を見るような好奇の目で周囲の人々が見つめる。その瞬間彼女は、自分が宮廷という異質な世界に入ってしまったことを真に実感したのだった。("最後のダンス")

162
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 01:13:43  ID:E43SPBLT.net(13)
行事や式典が落ち着くと、皇帝夫婦はウィーン郊外のラクセンブルク宮殿に居を構えた。
しかし、皇帝は執務で夜遅くまで宮殿を留守にしていたため、一人取り残されたエリザベートを待っていたのは、夫との幸せな新婚生活ではなく、姑の厳しい皇后教育であった。
朝5時から綿密にスケジュールが組まれ、歩き方から、お辞儀の仕方、言葉遣いまで厳しく躾けられた。女官の手を借りず一人で着替えをしたり、入浴することも禁止された。自分のことは自分でする環境で育ったエリザベートにとって、耐え難いことであった。
プライベートはなく、お世継ぎ作りを催促され、何よりも好きであった乗馬も禁じられた。("皇后の務め")

163
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 01:15:55  ID:E43SPBLT.net(13)
宮廷の息苦しさと孤独感に耐えかねた彼女は夫に助けを求めるが、「母の言う通りにすることが君のためにもなる」と、皇帝は母親の味方をする。
エリザベートは自らが宮廷で孤立無援であることを悟るが、「私は誰の所有物でもない、私は私だけのもの」と、姑の言いなりとなり、宮廷に飼い慣らされることを拒否する。("私だけに")

164
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 01:51:54  ID:4htxlLux.net(11)
結婚1年目、クリミア戦争の戦火拡大のため皇帝は執務室に篭ることが多く、宮殿に取り残されたエリザベートの話し相手は、皇帝からの誕生日プレゼントのオウムだけであった。
結婚2年目、待望の長女が生まれるが、エリザベートは育児を許されず、名前も皇太后と同じゾフィーと決められてしまう。母親であるのに授乳も許されず、我が子に謁見できるのは皇太后の許可が出たわずかな時間だけであった。
結婚3年目、次女が生まれるが、またして姑に子供を奪われてしまう。しかし、転機が訪れる。当時ハプスブルク帝国の一部であったハンガリーで独立の気運が高まりをみせていた。

165
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 01:52:21  ID:4htxlLux.net(11)
皇帝は帝国の支配権の誇示のためのハンガリー訪問に皇后を同行させ、その美貌を利用してこの動きを沈静化しようと試みる。
彼女は協力の見返りとして、娘を皇太后のもとから引き離し旅に同行させることに成功する。宮廷でエリザベートが手にした初めての勝利だった。("結婚生活の様子")

166
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 01:55:07  ID:4htxlLux.net(11)
しかし、無常にも旅先で彼女を待っていたのは「死」であった。慣れない長旅に疲弊した長女ゾフィーが病死してしまう。
自責の念に打ちひしがれるエリザベートの前に現れた彼は、「偽りの愛にすがるなら、今後帝国をさらなる不幸が待ち受ける」と警告する。("闇が広がる")

167
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 01:56:34  ID:4htxlLux.net(11)
(1848年のハンガリー革命後の弾圧を主導していた皇太后ゾフィーとの不和が噂されていたこともあり、エリザベートの訪問はハンガリー国民に好意的に迎えられた。
また、彼女も姑への反発や権威主義的なウィーン宮廷とは異なるハンガリーの自由な空気を気に入り、以後ハンガリーに対する抑圧を緩和する政策を皇帝に口添えするようになる)

168
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 01:58:42  ID:4htxlLux.net(11)
19世紀末、ヨーロッパの東西南北の人と文化が交差するウィーンでは、没落に向かうハプスブルク帝国の混乱や陰鬱な時代背景の下で世紀末ウィーンと呼ばれる退廃的な文化の爛熟が興っていた。
今日もウィーンのカフェでは、多種多様な知識人が集まり、新聞を読み、皇室や政治の話題で暇を持て余していた。カフェで一番の話題は、皇太子ルドルフの誕生である。
帝国にとって待ち望まれたお世継ぎであるが、痛ましいことにまたしても息子は母親の手から引き離されてしまう。

169
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 02:01:51  ID:4htxlLux.net(11)
次に、当時帝国の一部であった北イタリアがフランス皇帝ナポレオン3世と組み、オーストリアに対して独立戦争を起こした話題となる。
次々と領地を失い国際的に孤立する帝国の現状を「俺たちにできることは、カフェで他愛もない話をして、ただ破滅の時を待つことだけさ」とカフェの客たちは皮肉たっぷりに笑い飛ばす。("楽しい黙示録")

170
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 02:03:17  ID:4htxlLux.net(11)
1865年のある夜、宮殿のエリザベートの鍵のかかった寝室の前では、皇帝が扉を開けてほしいと妻に呼びかけている。イタリア独立戦争に敗れ、北イタリアの領地を失ったオーストリア帝国は窮地に陥っていた。
帝国の各地で独立の気運が再燃し、小ドイツ主義を掲げるビスマルク率いるプロイセンは、ドイツ統一に向け虎視眈々とオーストリアとの開戦の準備を進めていた。
度重なる戦争で国家財政は破綻寸前であり、そのすべての重圧が皇帝の肩に重く圧しかかっていた。彼は一晩だけでもあなたのそばで心休まる夜を送りたいと懇願する。

171
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 02:04:39  ID:4htxlLux.net(11)
一方、エリザベートはルドルフが臣下に虐待されていると訴え、「息子の養育を自分に任せてほしい、さもなければ私は宮廷を出て行く」と悲壮な覚悟で夫に最後通牒を伝える。
しかし、あくまで母親への忠誠心を崩さない夫の態度に彼女は絶望する。そして「死」が彼女に囁きかける。「全ての葛藤は終わる、苦しみから救ってやろう」と。
しかし、エリザベートは宮廷での自由を手にするためなら自らの美貌さえ武器にしてみせると、彼の誘惑を拒絶する。("エリザベート、開けておくれ")

172
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 02:06:32  ID:4htxlLux.net(11)
ウィーンの中央広場ではミルクの配給を求める市民が集まっている。何故ミルクがないのか詰め寄る市民をルキーニは、「皇后が横取りしてミルク風呂に使っているからだ」と扇動する。
戦費をまかなうための重税で市民生活は困窮し、皇室の求心力は著しく低下していた。市民は「子供が死んでいるんだ!」、「皇后に思い知らせてやる!」と叫び声を上げる。再びウィーンでは革命の火種がくすぶり始めていた。
("ミルク") 一方宮殿では、女官が皇后の入浴用の大量のミルクを化粧室に運んでいた。彼女はミルク風呂だけではなく、オリーブ油風呂、苺や生肉のパック、仔牛の肉汁のジュースなど、効果があると思われるあらゆる美容法を実践していた。

173
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 02:08:37  ID:4htxlLux.net(11)
その長く美しい髪は、卵とコニャックを調合した特製シャンプーで、3週間に一度、丸一日かけて手入れをした。
身長172cm、ウェスト50cm、体重50kg以下と言われるスタイルを維持するため、ほとんど食事は口にせず、一日の大半を体操などの運動に費やすこともあった。
過剰ともいえる美容やダイエットと引き換えに、彼女の美貌はヨーロッパ中に知れ渡り、宮廷も無視できない程の影響力を持つこととなる。("皇后の務め〈リプライズ〉") 

174
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 02:10:15  ID:4htxlLux.net(11)
しばらくして、皇后の寝室の前に皇帝が現れる。彼は突然の訪問に驚く女官たちに下がるよう命じると、衝立越しに妻に語りかける。
彼は「統治者は自らの感情を抑えなければならないが、君を失うくらいなら唯一の掟をも破れる」と、エリザベートの美貌の前に敗北を認め、母親ではなく妻を選び、彼女の要求をすべて受け入れることを決める。
夫の言葉を聞き終え、姿を現したエリザベートは「これからもあなたと生きていきます、でも私は私だけのもの」と高らかに勝利を宣言する。
その姿は、美の神と称えられたかの有名なヴィンターハルターの肖像画で描かれたエリザベートそのものであった。("私だけに〈リプライズ〉")

175
名無しさん@花束いっぱい。[age]   投稿日:2017/01/14 03:14:05  ID:c8OBN9Yr.net
DVDがほしい
黒髪のオサトートの・・・
なんで出ないのよ

誰か撮ってくれ・・・

176
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 08:48:44  ID:gOFmgoku.net
オサアサ楽しみすぎ。一緒はラストステージかもしれないからしっかり見ます。

177
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 10:51:40  ID:mvrZAv5U.net(6)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

178
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 10:52:12  ID:mvrZAv5U.net(6)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

179
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 10:52:35  ID:mvrZAv5U.net(6)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

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180
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 10:52:54  ID:mvrZAv5U.net(6)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

181
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 10:53:12  ID:mvrZAv5U.net(6)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

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182
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 10:53:35  ID:mvrZAv5U.net(6)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

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183
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 11:53:16  ID:WWJ2kNgG.net(13)
第二幕
ブダペストの大聖堂前は、オーストリア=ハンガリー帝国の国王フランツヨーゼフと王妃エリザベートの戴冠式を祝う人々で溢れかえっていた。
ハンガリー国民は大規模な自治権を認める二重帝国の実現に力添えをしたエリザベートに対して「エーヤン、エリザベート!(エリザベート、万歳!)」と歓声を送っている。 ("エーヤン") 一方、ルキーニは群衆の前でトランクを広げ、記念品の即売会を始める。
国王夫婦の仲睦ましい姿が描かれたグラスや、王妃と息子が並び描かれた肖像画を手にして、「こんなものはキッチュ(まがいもの)だ!」と切り捨てる。
死後100年間、本や映画で好意的に描かれてきた彼女の姿はどれも偽者や偶像で、本当の彼女は傲慢なエゴイストだと彼は言う。("キッチュ")

184
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 11:54:39  ID:WWJ2kNgG.net(13)
反対するゾフィーらウィーン宮廷の多数を屈服させ、自らの希望を実現させたエリザベートは人生の絶頂の時を迎えていた。
自信と威厳に溢れた表情で、「私は自分の意志で踊る、もう誰にも操られない」と、夫や宮廷だけでなく、「死」との決別をも誓う。
しかし、すべてを見透かす彼は「この満ち足りた瞬間は、すぐに生への憎しみに変わる」「なぜなら、お前は私を愛している」と不敵な笑みを浮かべ立ち去る。("私が踊る時")

185
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 11:57:09  ID:WWJ2kNgG.net(13)
ホーフブルク宮殿の寝室では、9歳になったルドルフが熱に浮かされていた。真っ暗の部屋の中で一人寒さに震える皇太子は、母にそばにいて欲しいとつぶやく。
息子の養育権を取り戻したエリザベートは、息子に軍隊式の訓練を施していた臣下を解任して、肉体的訓練よりも精神的教育を重視するリベラルな教育係を自ら選任した。
虚弱体質であったルドルフは、自由な環境を与え、苦しみから解放してくれた母への感謝の念を生涯忘れなかった。

186
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 11:58:38  ID:WWJ2kNgG.net(13)
しかし反対に、姑に勝利して満足したエリザベートは、徐々に宮廷や息子との距離を取り始め、堅苦しいウィーンを離れ、多くの時間をハンガリーでの居城ゲデレー城で過ごすようになる。
ルドルフは母親を慕っていたが、母は息子の気持ちに答えようとはしなかった。母の愛を知らずに育ったルドルフは、かつてのシシィのように「死」に母の面影を重ね、彼を友として慕うようになっていた。("ママ、どこにいるの?")

187
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:01:26  ID:WWJ2kNgG.net(13)
(ルドルフの教師は、慣例であった聖職者や貴族という地位に囚われず、能力のある市民の知識人から選任された。
結果として皇太子は、皇帝を頂点とする君主制とは相容れない自由主義的な思想に惹かれるようになり、母親と同じように父親やウィーン宮廷と対立していくこととなる。)

188
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:01:52  ID:WWJ2kNgG.net(13)
宮廷の義務からは逃避したエリザベートであるが、孤児院や救貧員への慰問など社会奉仕活動には積極的であった。
貧民や病人の世話が幼い頃からのヴィッテルスバッハ家の伝統であり、また彼女自身も、自分が興味を持つことに関しては、偏見を持たず、相手の地位や身分にとらわれず接する人物であった。
特に、彼女が生涯足しげく通ったのが精神病院であった。これは親類が多く精神の病を患っていたことも関係する。そして、ウィーン郊外のとある精神病院を慰問した際、エリザベートは一人の女性患者と出会う。

189
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:03:16  ID:WWJ2kNgG.net(13)
彼女は自分こそが気高き皇后であり、エリザベートこそ狂った精神病者だと叫び、拘束具で取り押さえられる。
彼女は、皇后というしがらみに拘束されている己を省みて、肉体は拘束されていても、何も縛られない無垢な魂を持つその女性に惹かれる。
敬愛する戯曲『真夏の夜の夢』に登場する妖精ティターニアのように、周りからどんなに奇異な目で見られ狂ったと言われようと、気高く心のままに生きられたらどんなに素晴らしいかと。

190
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:05:27  ID:WWJ2kNgG.net(13)
そして、ウィーン宮廷や姑との戦いに勝利しても、結局何一つ自分が望むものは手にいれられていないことに気づかされる。まるで今の自分は、自由の象徴であった曲芸のロープの上で、暗闇の中、恐怖に震え立ち竦んでいるようだと。
「いっそ足元の深淵に身を投げてしまいたい」と本心では願っていても、暗闇の先に待つ虚無の不安に怯えながら、見せかけの人生を歩み続けるしかないのか、彼女は自問自答する。(“魂の自由”)

191
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:06:13  ID:WWJ2kNgG.net(13)
ホーフブルク宮殿のサロンでは、ゾフィーと近親が、皇帝を皇后から引き離すための策を話し合っていた。
皇帝は、オーストリア=ハンガリー帝国のハンガリー王国の初代首相に、1848年のハンガリー革命の首謀者の一人であるアンドラーシを任命した。彼はエリザベートと親しい関係にあり、後に帝国の外相も勤めることになる。
これ以上皇后の介入を許すと帝国が瓦解してしまうと恐れた彼女らは、非常手段として皇帝に愛人を用意する。("我々か彼女か") しかし売春宿から連れてこられた娘は病気持ちだった。("マダム・ヴォルフのコレクション")

192
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:07:24  ID:WWJ2kNgG.net(13)
体操室で運動中に倒れたエリザベートは、医師から原因は過剰なダイエットではなくフランス病だと告げられる。夫の忠誠心を信じきっていた彼女は取り乱し、自ら命を絶つと口ばしる。
すると、その言葉を待っていた「死」が現れ、最後の決断を迫る。しかし、彼女は皇帝との婚約の証を首から外すと、この裏切りをむしろ宮廷とのしがらみを絶つために夫が自分に与えた救いなのだと受け取る。
そして以後、彼女はウィーンを離れ、旅から旅への流浪の生活を続けることになる。("微熱")

193
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:10:29  ID:WWJ2kNgG.net(13)
療養と称してエリザベートは、マディラ島、コルフ島、ハンガリー、イギリスと、公務を放棄して1箇所に留まることなく当て所ない旅を続ける。
傘と扇子を持ち、早足で山から海へと歩き続け、くたびれ果てた表情で従者たちが彼女の後を追う。一方、皇帝はウィーンに戻らない妻の体調を案じて毎日のように手紙を書いている。
そして、10年が経った。皇后専属の美容師は髪を梳かした後、まっさらな櫛を彼女に見せる。櫛についた抜け毛を隠して、エリザベートを安心させるのは彼女の日課であった。
しかし、ルキーニがこっそり一本抜き取ると、それは白髪であった。エリザベートはさらに旅を続けた。ハイネのように詩に没頭し、乗馬にのめりこみ、古代ギリシャに傾倒した。
ハイネへの博識は専門家を凌駕するほどで、乗馬の腕前はヨーロッパ有数の実力とまで言われた。結果エリザベートは17年間、何かを求めて走り続けた。ルキーニが彼女に鏡を差し出す。世紀の美貌と謳われた皇后にも確実に老いの影が忍び寄っていた。("放浪の歳月”)

194
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:12:33  ID:WWJ2kNgG.net(13)
旅の末にエリザベートがたどり着いたのはギリシャのコルフ島であった。彼女はここに敬愛する古代ギリシャの英雄アキレウスの名を付けた別荘を建て、外界との接触を避けるように閉じこもった。
崇拝する哲学者や詩人ハイネの銅像を飾り、詩作に没頭した。エリザベートはハイネの情熱的で自然溢れる詩を愛し、彼のシニカルで社会批判的な思想に共感を覚えていた。
ドイツ生まれのユダヤ人として生涯国に馴染むことができず、後にドイツを追われフランスで晩年を過ごす生い立ちにも彼女は親近感を感じていた。彼女はハイネを師と仰ぎ、彼の魂と繋がりがあると信じていた。

195
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:13:14  ID:WWJ2kNgG.net(13)
ある日、エリザベートがハイネの魂に呼びかけようと試みると、懐かしい声の主が語りかけてきた。その声は、現世から目を背け死者の魂とばかり向き合う彼女の身を案じていた。
しかし、シシィはこの時代、この世界に自分の居場所はないと嘆くだけであった。そして、「アデュー、シシィ(Adieuはフランス語で永遠の別れの意味)」という言葉を残して声は消えた。
同じ頃、シシィの誰よりの理解者であり、憧れであった父マックスはこの世を去った。行き着く先を失くした自由な魂は、コルフ島にも長くは留まらず、安住の地を求めて再び彷徨い始めた。("パパみたいに〈リプライズ〉")

196
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:17:29  ID:yHsb/ApN.net
「宝塚エリザベート意見交換スレ」
というのを立てましょうか
コメント1件

197
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:26:08  ID:1Kq+oslh.net(12)
エリザベートが旅を続ける間に、ルドルフは青年へと成長した。一方で、ヨーロッパでは民族主義やファシズムが台頭を始めており、帝国領内の民族による複合国家であるオーストリアでも、各民族の自治や権利を求める動きが強まっていた。
特に多民族都市であるウィーンでは、ドイツ人の民族的優位と権利擁護を掲げるシェーネラーなどのドイツ民族主義者が台頭しており、少数ながら経済的に恵まれていたユダヤ人はその格好の標的であった。
ルドルフは、市民の権利を押さえ込み、領内の民族主義運動を弾圧する父親の古い権威主義的な統治方法では、一時的には帝国の体面は保てても、結果としてその崩壊を早めてしまうだけだと危機感を持っていた。

198
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:26:29  ID:1Kq+oslh.net(12)
彼の理想は中央ヨーロッパの各民族が対等な権利を持ち、ドナウ連邦として共存共栄を図ることにあった。しかし、匿名で新聞に投稿した体制批判の記事が暴露され、父親と決定的に対立し、民族主義者からも裏切り者と糾弾される。
結婚生活も冷え切っており、政治的にも宮廷生活でも孤立した彼は、徐々に精神を病んでいく。そんな折、母がウィーンに帰ってきた。ルドルフは自らの心情を吐露して、皇帝へ口添えして欲しいと助けを求めた。
しかし、宮廷との繋がりをすべて断ち切っていたエリザベートは、息子の懇願を頑なに拒否する。絶望したルドルフは、1889年ウィーン郊外のマイヤーリンクで「死」の接吻を受け入れ、拳銃で自ら命を絶つ。

199
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:26:51  ID:1Kq+oslh.net(12)
息子の死を前に、エリザベートはルドルフは自分の生き写しだったことに気づく。そして、己の自由を求めるばかりに、同じように自由を欲していた息子を見殺しにしたことを悔やみ、棺の前で泣き崩れる。
その悲しみはあまりに深く、彼女は息子の命を奪った忌々しき相手にさえ哀れみを乞うた。だが、「死」はその嘆きに答えようとはしなかった。
息子の死はエリザベートに大きなショックを与えた。彼女は身の回りの豪華なドレスや宝飾品はすべて譲り渡し、残りの生涯を喪服だけで過ごした。

200
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:27:32  ID:1Kq+oslh.net(12)
すでに父親は他界しており、事件の翌年には姉ヘレネ、そして母ルドヴィカと親しい者が彼女を残して次々とこの世を去った。無理なダイエットがたたり、神経痛に悩まされ、病気がちであった。
常に傘と扇で皺の目立つ顔を隠して、それでも孤独に旅を続けるエリザベートを新聞は、狂気に憑かれた哀れな皇后と同情的に書きたてた。
しかし、ルキーニは認められなかった。息子の遺体の前でうずくまる皇后の写真を手に、これも国民の同情を買うためのキッチュなんだと彼は訴えた。ルキーニは悲惨な人生を送った。

201
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:28:18  ID:1Kq+oslh.net(12)
捨て子として孤児院に入れられ、孤児院から孤児院、里親から里親へとたらいまわしにされた。定職に就けず、国から国へと渡り歩いた先のスイスで無政府主義に出会い、傾倒した。
生まれながらに特権を享受する王族や貴族階級は、彼にとって誰よりも憎むべき存在でなければならなかった。("キッチュ〈リプライズ〉")

202
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:29:12  ID:1Kq+oslh.net(12)
1895年2月マルタン岬のテラス、フランツ・ヨーゼフはエリザベートの旅先を訪れ、満月の夜に二人は再会する。その苦難の人生を象徴するかのように、皇帝の髪と長く伸びた髭はすでに真っ白に染まっていた。
彼は、宮廷に戻らない妻を責めようとはせず、出会いから変わらない愛を伝え、「私の元に帰ってきてほしい」と呼び掛けた。しかし、エリザベートは自分たちを積荷も目的地も違う二艘の船に例え、海上で偶然すれ違うことはあっても、二人が完全に相容れることは今後も決してないと告げると、夫の元を発っていった。
バートイシュルで愛し合い結ばれはずの夫婦が、40年の時を経て、お互いの孤独と愛の限界を再確認するだけの不幸な再会であった。("夜のボート")

203
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:30:57  ID:1Kq+oslh.net(12)
(晩年のエリザベートの姿を残した写真や絵はほとんどない。彼女が最後に公に姿を現したのは、1896年のハンガリー建国千年の式典である。
皇帝の傍らにただ無表情で座る皇后の姿を新聞は、「現実から離れてしまっている」「死の影に寄り添われている」とも報じている。
体調の悪化に伴い、エリザベートの滞在先も移動が容易なスイスなどの観光地に限定された。この頃になってもダイエットをやめることはなかったという。無政府主義が蔓延る不穏な時代、何度も警察が護衛を申し出るが、エリザベートはこれを拒否している。)

204
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:32:09  ID:1Kq+oslh.net(12)
ハプスブルク帝国は戦争で多くの領地を失い、残された地域でも独立を求める民族主義運動が激化していた。
また、皇帝の弟メキシコ皇帝マキシミリアンが革命で銃殺、皇后の従兄ルートヴィヒ2世は精神を病み湖で溺死するなど、皇帝や皇后の周辺でも不幸な事件が続いていた。ハプスブルク600年の栄光はすでに過去のものとなり、その滅亡の時が刻一刻と近づいていたのである。
そしてある晩、皇帝フランツ・ヨーゼフは悪夢に魘され、その夢の中で「死」と対峙する。彼の手には、エリザベート暗殺の凶器のやすりが握られていた。

205
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:32:32  ID:1Kq+oslh.net(12)
沈みゆく帝国を模した沈没寸前の巨大船のデッキの上で、逃げまどう亡国の住人たちをよそに、エリザベートは虚ろな表情で何かを待つかのようにただ佇んでいた。皇帝は妻を救い出そうとするが、亡霊たちに妨げられ身動きが取れない。
そして、ついに「死」はルキーニにやすりを手渡す。その瞬間、阿鼻叫喚の叫び声と共に、皇帝や亡霊たちは次々と光の中へと吸い込まれていった。再び、裁判官の尋問の声が響き渡り、ルキーニが最後の証言を行う。("最後の証言")

206
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:34:05  ID:1Kq+oslh.net(12)
1898年9月10日ジュネーヴ、レマン湖のほとり。船の汽笛が鳴り響くと、エリザベートと侍女のスターレイ伯爵夫人が現われる。
二人は蒸気船の乗り場へと向かっていた。突然、すれ違いざまに一人の男が皇后の胸をヤスリで突き刺す。男はその場ですぐに取り押さえられた。
皇后はすぐに起き上がり周りの者を制して桟橋へと向かうが、再び倒れ意識を失う。闇の中、エリザベートが日の光に目覚めると、そこには少女の頃と同じく「死」の姿があった。

207
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:35:01  ID:1Kq+oslh.net(12)
彼女は身に着けていた喪服を脱ぎ捨てると、過去のすべての記憶の消滅と、いつ何処とも知れない魂の安住の地での再生を誓い、死と深い口づけを交わした。エリザベート暗殺の18年後、皇帝フランツ・ヨーゼフも崩御する。
彼の死の2年後、ハプスブルク帝国は崩壊、帝国内の各民族は独立を果たし、中央ヨーロッパに新しい時代が到来した。("ヴェールは降りた")

208
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:36:00  ID:1Kq+oslh.net(12)
...私が旅に出るたびに、カモメの群れが船のあとについてきた。そのなかには必ず、ほとんど黒に近い濃い色のカモメが一羽いる。
時にはその黒いカモメが、大陸から大陸へと移動する間、ずっと私に付き添っていたこともあった。その鳥は私の運命なのだと思う...(「死」の着想となったとされるエリザベートの詩より)

209
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:43:47  ID:S3C60Hnv.net
>196
何したって同じ
基地はどこにだってやってくる
コメント1件

210
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:53:31  ID:0pwqExWQ.net(2)
シベリアにいこう

211
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:54:14  ID:0YzdT31Q.net(12)
エリザベート -愛と死の輪舞-
概要
小池修一郎が、1992年にロンドンで現地のミュージカル作品の音楽集で興味を惹かれるものを探していたところ、その店の店主からこの『エリザベート』を薦められた[注 1]。
また翌年には、歌劇団に来客として訪れたイスタンブール在住の中国人の大学教授から、『エリザベート』のドイツ語プログラムを受け取ったりもしている。
これらの経緯を経て、日本では宝塚歌劇団が上演権を取得し、1996年に初めて日本に紹介。雪組で、当時トップスターだった一路真輝のサヨナラ公演として初演された。始めこそ評判はいまひとつであったが、次第にチケットが取れないほどの人気が出る。

212
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:54:46  ID:0YzdT31Q.net(12)
一路の退団公演だったため「なぜサヨナラ公演で死を演じるのか?」「トップ退団公演で死はおかしい」など当時は疑問視されたが、公演開始後に徐々に批判はなくなった。
また「宝塚版はウィーン版を改竄している」と熱烈なミュージカルファンから批判があったため、東宝版はウィーン版に倣って制作された。
日本人には馴染みの薄い歴史を描いた演目ではあったが、成功を収め、その後も再演を繰り返し、宝塚歌劇団を代表する人気演目に成長した。
また、これが原因で女性を中心に「ハプスブルク帝国ブーム」がおき、その華麗な宮廷生活への憧れなどからオーストリア・ウィーンへの観光客増加を惹起した。

213
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 12:56:00  ID:0YzdT31Q.net(12)
宝塚版とウィーン版の違い
このミュージカルの重要人物である Tod は、ドイツ語で「死」「死神」を表す単語である。日本以外の各国の公演では、その国の言語で死を表す言葉が役名に当てられている(英訳では "Death")。
これは芸術表現である「死の舞踏」や絵画『民衆を導く自由』での例のように、抽象概念(この場合は死)を擬人化するヨーロッパ諸語の慣行によったものである。
宝塚歌劇団での上演にあたって、トップの演じる役が死という設定では問題があったため、この役を「トート」という名前の「黄泉の帝王」に設定が変更された。

214
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 13:03:50  ID:lOxHwDJm.net(3)
>209
あらすじ婆は誰とも意見交換する気がないから来ないでしょう
まえから居座ってて先住民だとおもってるんじゃ
夜までにとりあえず立ててみます
現在あらすじは99%カットされてるけどこれでは会話にならな杉
コメント1件

215
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 13:05:23  ID:0YzdT31Q.net(12)
また、男役のトップを主役に置かなければならない伝統に則り、エリザベートではなくトートが主役になるよう脚本や演出が潤色された。
そのため、エリザベートと黄泉の帝王とのラブストーリーに重点を置いた宝塚版と、エリザベートと死の絡み合いをハプスブルク帝国崩壊に準えて描いたウィーンをはじめとする各国版では、同じミュージカルでありながら趣が異なった作品に仕上がっている。

216
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 13:07:29  ID:hNJYOO7q.net
この人NGワード何10個も登録したって人か
そこまで2chにこだわるって…

217
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 13:07:52  ID:0YzdT31Q.net(12)
あらすじ
煉獄で一人の男が裁判にかけられていた。彼の名はルイージ・ルキーニ。彼はエリザベート皇后殺害の容疑で、彼女の死後100年経った今でも裁判官から尋問を受けていた。
だがルキーニは「俺は望まれてやったんだ」「エリザベートは死と恋仲だった」と言い、それを証明させるためにハプスブルク時代の霊魂を呼び寄せる。その中に黄泉の王トートがいた。
ルキーニは彼らに皇后のことを語らせて、どういう経過になったのかを説明し物語はエリザベートの少女時代へと移る。

218
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 13:08:46  ID:0YzdT31Q.net(12)
1853年、まだ少女のエリザベートはバイエルン王国の公女として自由を満喫していた。ある時、彼女は綱渡りに挑戦しようとしてロープから落ち、意識不明の重体に陥る。冥界に迷い込んだエリザベートにトートは一目で惹きつけられ、禁断の恋におちる。
トートはエリザベートに生命を返してやる。そしてその愛を得ようと、彼女を追い続ける決意をする。こうして、愛と死の輪舞が始まった。
エリザベートはその後フランツ・ヨーゼフと結婚しオーストリア皇后となるも、父に似て自由であることを生き甲斐とする彼女は姑ゾフィーの取り仕切る王家としての公務や義務に耐えられず追い詰められる。

219
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 13:09:14  ID:0YzdT31Q.net(12)
トートに唆されるも、死に逃げず自分一人で生きていく決意をする。その後、姑ゾフィーに奪われていた子どもの養育権を取り戻し確執に勝利するも、忙しさに負け、ようやく取り戻したはずの息子ルドルフを顧みることはなく、ルドルフは孤独な生活を送る。
一方でエリザベートは、自身の美貌が役立つと気付き、それを磨くことに時間を惜しまなかった。過激なダイエットで倒れたエリザベートにトートが夫の不貞を告げ、「死ねばいい!」と誘惑されても、エリザベートは負けなかった。
成人した息子ルドルフは父フランツ・ヨーゼフと対立し母エリザベートに助けを求めるも、宮廷に無関心のエリザベートはそれを拒む。絶望したルドルフは自殺し、トートの死のくちづけを受ける。

220
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 13:10:39  ID:0YzdT31Q.net(12)
エリザベート (ミュージカル)

『エリザベート』(原題:Elisabeth)は、オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリーザベトの生涯を描いた、ウィーン発のミュージカル。脚本・作詞はミヒャエル・クンツェ、作曲はシルヴェスター・リーヴァイ。
日本語の題名が『エリザベート』であるのは、日本ではその他の表記(「エリーザベト」など)に比べて、より一般的な単語として認知されているためである。

221
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 13:11:17  ID:0YzdT31Q.net(12)
作品概要
長きにわたりヨーロッパに君臨したハプスブルク帝国末期19世紀後半のオーストリアを舞台に、ドイツ地方・バイエルン王国公爵の次女として自由な環境で生まれ育ち、偶然にも皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から見初められ、
16歳でヨーロッパ宮廷随一と謳われる美貌のオーストリア皇后となるが、伝統と格式を重んじる宮廷との軋轢の中で苦しみ、やがてウィーンを離れヨーロッパ中を流浪する日々を送り、
その旅の果てに暗殺された皇妃エリザベートのベールに包まれた半生を、彼女につきまとい誘惑する「死」という架空の存在を通して迫り、これを以って中央ヨーロッパにおける帝国支配の終焉と新時代の萌芽を描いた作品。

222
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 13:16:47  ID:lOxHwDJm.net(3)
> ID:hNJYOO7q
ってあらすじ婆かも

223
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 13:20:55  ID:YJAsU/rf.net(2)
スレタイなんて関係ないさー

224
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 13:25:14  ID:0YzdT31Q.net(12)
「ブロードウェイ・ミュージカルとは違う世界観の作品を作りたい」との理念の下、グラミー賞を獲得するなどアメリカで作曲家として活躍していたハンガリー人のシルヴェスター・リーヴァイと、
数々のミュージカルのドイツ語翻訳を手がけ、小説家としても成功を収めていたチェコ・プラハ生まれのドイツ人ミヒャエル・クンツェが共同で制作を始める。
ミュージカルの題材として伝説的な皇妃を選んだ理由としてクンツェは、「一つの時代、王朝の終焉を描くと同時に、その最後の時に生きた人々の内面を描きたかった」と言う。

225
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 13:44:01  ID:hysl4jVU.net
今までこの気違いを運営板に報告したことは無いの?
スレ潰しのコピペ連投だから普通にアク禁できそうだけど

226
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 13:51:30  ID:0YzdT31Q.net(12)
そして、「古い時代を代表するハプスブルク王朝にあって、新しい現代的な感性を持ったエリザベートはその宮廷文化の凋落を予見していた。
その没落する船に囚われ逃れられないと知りながら、誰よりも自由を追い求め、それゆえに死に惹かれていく一人の女性を通して、懐古趣味ではない現代にも通じるドラマを描きたかった」と述べている。
1992年9月3日、オペラ演出家として名高いハリー・クプファーの演出により、アン・デア・ウィーン劇場で初演され、6年のロングランを記録する。その後、世界各地で上演されドイツ語ミュージカルとして史上最大のヒット作となった。
日本においては、宝塚歌劇団による1996年の初演以来上演が続いており、2000年からは東宝版も上演されている。

227
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 13:51:55  ID:0YzdT31Q.net(12)
登場人物
エリザベート - 愛称はシシィ(Sissy)。オーストリア皇后。
死(トート) - 死の抽象概念を擬人化[1]したもので、金髪の青年の姿をしている。シシィが心酔した詩人ハインリヒ・ハイネの若き頃がモデル。
フランツ・ヨーゼフ1世 - オーストリア皇帝でエリザベートの夫。
ルイージ・ルキーニ - イタリア人無政府主義者。エリザベートを暗殺した男。
ルドルフ皇太子 - エリザベートの息子。オーストリア皇太子。
ゾフィー - オーストリア皇太后でフランツ・ヨーゼフの母。
以下は宝塚歌劇団版と東宝版のみ。
エルマー・バチャニー - 革命家。
エルマーを含む三人のハンガリー革命家は日本初演の雪組公演で誕生した。宝塚の若手男役のために作られた役とも、日本で馴染みの薄かったオーストリアとハンガリーの歴史を分かりやすく説明するためとも言われ、後の東宝版でも採用されている。

228
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 15:25:07  ID:g3xIYXzQ.net(7)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

229
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 15:25:28  ID:g3xIYXzQ.net(7)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

230
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 15:25:42  ID:g3xIYXzQ.net(7)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

231
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 15:25:57  ID:g3xIYXzQ.net(7)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

232
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 15:26:13  ID:g3xIYXzQ.net(7)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

233
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 15:26:31  ID:g3xIYXzQ.net(7)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

234
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 15:26:47  ID:g3xIYXzQ.net(7)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

235
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/14 16:25:44  ID:rMZvHEG+.net
>214
糞スレ立てるなボケ
あぼーんで対応しろよ

236
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 17:13:49  ID:lOxHwDJm.net(3)

237
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 17:18:21  ID:922DTiYw.net(9)
ストーリー
第一幕 編集
オーストリア皇后エリザベートの暗殺者ルキーニは、暗殺から100年経った後も死者の世界で裁判にかけられていた。彼は皇后暗殺の動機と背後関係を問う裁判官の尋問に、「動機は愛、黒幕は死だ。
なぜ殺したかって?彼女自身が望んだんだ!」と不可解な供述をする。そして証人として、未だに煉獄で自由を得られずに彷徨い続けている、エリザベートと同じ時代を生きたハプスブルク帝国の亡霊を呼び起こし、彼らはエリザベートについて語り始めるのだった。("プロローグ")

238
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 17:18:32  ID:922DTiYw.net(9)
("ようこそみなさま") しかし、一同が縁談の話で持ちきりとなる中、興味を示さず一人で木に登り曲芸の練習をしていたシシィは、足を滑らせ高所から落下して意識を失う。その後、目を覚ました彼女は中性的な美しい姿の青年が自分を抱えベッドに連れ帰してくれたことを感じる。
彼女はそれが「死」だと気づくが、彼に何にも縛られない自由な父親の面影を重ね、強い憧れを感じる。("黒い王子")

239
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 17:19:46  ID:922DTiYw.net(9)
その頃、ウィーンのホーフブルク宮殿謁見の間では、若き皇帝フランツ・ヨーゼフが執務机に腰掛け書類に目を通していた。その傍らには「宮廷でただ一人の男」と呼ばれる皇太后ゾフィーの姿がある。
ある死刑囚の母が陳情に訪れる。彼女は自由と叫んだだけで死刑を宣告された息子の減刑を願い出る。1848年に起こったフランス2月革命の余波で、ウィーンでも3月革命が勃発、宰相メッテルニヒが失脚、皇帝フェルディナント1世が退位する事態となった。
革命は鎮圧されたものの、その影響を押さえ込むためゾフィーは当時18歳の息子フランツ・ヨーゼフを次期皇帝として即位させ、反君主制的な動きを弾圧していた。皇帝は母親の悲痛な叫びに苦悩する表情を見せるが、皇太后に促され陳情を却下する。

240
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 17:23:13  ID:922DTiYw.net(9)
次に、臣下よりクリミア戦争の情勢について、革命の鎮圧に手を貸してくれたロシア側について参戦すべきと進言を受ける。ゾフィーは「戦争は他家に任せておけ、幸運なオーストリアは結婚で勢力を拡大せよ」
というハプスブルク家の家訓を例にして、戦争には中立の立場を取り、皇帝は縁談の席に出発するよう指示する。("皇帝の義務")
(この旧態依然の日和見的な判断によって、結果としてオーストリアはヨーロッパ大陸におけるロシアという後ろ盾を失うことになる)

241
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 17:23:58  ID:YJAsU/rf.net(2)
あと1週間も公演ないのにな

242
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 17:25:35  ID:922DTiYw.net(9)
1853年8月、オーストリアの保養地バート・イシュルではフランツ・ヨーゼフとヘレネの縁談が行われていた。ゾフィーの当初の目論みは、息子とドイツ連邦で勢力を拡大するプロイセンの王女アンナと政略結婚させることにあった。
しかし、これが破断したため、友好国バイエルン王国の公女で操りやすい妹の娘に白羽の矢が立ったのである。一方、バイエルン王女の生まれでありながら身分の劣るヴィッテルスバッハ公爵家に嫁いだルドヴィカにとっても、娘と皇帝の結婚は願ってもない名誉挽回の機会であった。
しかし、縁談は両家の母親の思惑を通りには運ばない。皇帝は、お后教育を受けて育った礼儀正しいヘレネではなく、たまたま同行していた妹のシシィに一目ぼれしてしまう。
皇帝を前にしても天真爛漫に振る舞う美しい少女に心を奪われた彼は、生まれて初めて母親の意向に逆らい、彼女との結婚を決意する。("計画通り")

243
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 17:26:40  ID:922DTiYw.net(9)
数日後、彼は将来皇后として負うことになる義務や束縛について告げ、それでも私を支えてくれるかシシィに尋ねる。
彼女は婚約の証に送られたネックレスの重さに戸惑いの表情を見せるが、「あなたが側にいれば、どんな困難でも乗り越えられる」と、皇帝からの求婚を受け入れる。
15歳の少女はおとぎ話のような恋に胸がいっぱいになったが、宮廷での結婚生活という現実に直面する準備はできていなかった。("あなたが側にいれば")

244
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 17:27:32  ID:922DTiYw.net(9)
(結婚までの短期間にエリザベートへの語学や宮廷作法などのお后教育が施されたが、成果は思わしくなく、母親が結婚式を延期してほしいと願い出るほどだったという。)
1854年4月24日午後6時半、ウィーンのアウグスティーナ教会で、エリザベートと皇帝フランツ・ヨーゼフの結婚式が執り行われた。
夕刻時という珍しい時間帯の結婚式も、災いの幕開けにはぴったりだとルキーニが野次を飛ばす。ルドヴィカとゾフィーに付き添われた新郎新婦は、大司教の前にひざまずく。

245
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 17:32:24  ID:922DTiYw.net(9)
数日後、シェーンブルン宮殿では盛大な宮廷舞踏会が催された。大広間の外では、新婦の父親と新郎の母親が結婚への不満を漏らしている。
マックスは宮廷の堅苦しさがシシィを殺してしまうと心配しており、ゾフィーはエリザベートには皇后としての資質が欠けていると苛立っていた。
また、舞踏会の参加者もめいめいに新婦の噂話に興じている。彼女の美しさを称える者、身分の低さを揶揄する者、狂気の血筋を危惧する者、若さや無作法を心配する者など様々である。("結婚の失敗")

246
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 17:33:27  ID:922DTiYw.net(9)
やがて、皇帝夫婦が広間に姿を現す。連日の行事に神経をすり減らしてたエリザベートは、皇帝の腕の中で安堵の表情を浮かべ、無邪気にワルツを踊る。
しかし、突然音楽が鳴り止むと、エリザベート以外の人間は蝋人形のように血の気を失い、彼女の前に再び「死」が現れる。
彼は「お前は彼を相手に選んだが、最後にお前と踊るのは私だ(意中の異性と舞踏会で最後にダンスを踊るという意味と、人が死ぬ間際に死神と死の舞踏を踊るという中世ヨーロッパの死生観の意味)」と告げて消える。

247
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 17:40:44  ID:eZhEEOS1.net
新たにスレ立てしても結局は変わらん
最初から判ってた

248
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 17:53:49  ID:0pwqExWQ.net(2)
シベリアしかない

249
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/14 18:08:44  ID:wOr75Ma3.net
>236みたいな馬鹿は基地以上に扱いに困る
コメント1件

250
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 19:03:57  ID:ewxSwd7Q.net
即刻荒らされててわろたwww
結局無視するしかないんだよね…歯がゆいけど
時々注意したりする人がいるだけでも喜んじゃうから

251
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 19:10:27  ID:ByqfQVa2.net
>249とか下の引用とかがあらすじ基地の正体だろうね
つまらないやつだよ

あらすじ禁止スレの
>
18 名前:名無しさん@花束いっぱい。 Mail:sage 投稿日:2017/01/14(土) 17:31:09.15 ID:LZo/W+Rm
いろんなスレで長文コピペ連投しまくってるまさきちが普通に生存してるってのに

とか
>
24 名前:名無しさん@花束いっぱい。 Mail:sage 投稿日:2017/01/14(土) 18:34:34.88 ID:PljxyJ8i
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

>今日は、あさこが歌間違えてたけど、アンコールでちゃんと懺悔してた
>オトコマエw

歌を間違えるなんて精神がたるんでいるな
懺悔をオトコマエなんて持ち上げるのはやめろ

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

とか
コメント1件

252
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 19:13:00  ID:wVlYqxd9.net(10)
行事や式典が落ち着くと、皇帝夫婦はウィーン郊外のラクセンブルク宮殿に居を構えた。
しかし、皇帝は執務で夜遅くまで宮殿を留守にしていたため、一人取り残されたエリザベートを待っていたのは、夫との幸せな新婚生活ではなく、姑の厳しい皇后教育であった。
朝5時から綿密にスケジュールが組まれ、歩き方から、お辞儀の仕方、言葉遣いまで厳しく躾けられた。女官の手を借りず一人で着替えをしたり、入浴することも禁止された。自分のことは自分でする環境で育ったエリザベートにとって、耐え難いことであった。
プライベートはなく、お世継ぎ作りを催促され、何よりも好きであった乗馬も禁じられた。("皇后の務め")

253
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 19:13:44  ID:wVlYqxd9.net(10)
宮廷の息苦しさと孤独感に耐えかねた彼女は夫に助けを求めるが、「母の言う通りにすることが君のためにもなる」と、皇帝は母親の味方をする。
エリザベートは自らが宮廷で孤立無援であることを悟るが、「私は誰の所有物でもない、私は私だけのもの」と、姑の言いなりとなり、宮廷に飼い慣らされることを拒否する。("私だけに")

254
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 19:14:48  ID:wVlYqxd9.net(10)
結婚1年目、クリミア戦争の戦火拡大のため皇帝は執務室に篭ることが多く、宮殿に取り残されたエリザベートの話し相手は、皇帝からの誕生日プレゼントのオウムだけであった。
結婚2年目、待望の長女が生まれるが、エリザベートは育児を許されず、名前も皇太后と同じゾフィーと決められてしまう。母親であるのに授乳も許されず、我が子に謁見できるのは皇太后の許可が出たわずかな時間だけであった。
結婚3年目、次女が生まれるが、またして姑に子供を奪われてしまう。しかし、転機が訪れる。当時ハプスブルク帝国の一部であったハンガリーで独立の気運が高まりをみせていた。

255
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 19:16:52  ID:wVlYqxd9.net(10)
皇帝は帝国の支配権の誇示のためのハンガリー訪問に皇后を同行させ、その美貌を利用してこの動きを沈静化しようと試みる。
彼女は協力の見返りとして、娘を皇太后のもとから引き離し旅に同行させることに成功する。宮廷でエリザベートが手にした初めての勝利だった。("結婚生活の様子")

256
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 19:18:17  ID:wVlYqxd9.net(10)
しかし、無常にも旅先で彼女を待っていたのは「死」であった。慣れない長旅に疲弊した長女ゾフィーが病死してしまう。
自責の念に打ちひしがれるエリザベートの前に現れた彼は、「偽りの愛にすがるなら、今後帝国をさらなる不幸が待ち受ける」と警告する。("闇が広がる")

257
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 19:20:51  ID:wVlYqxd9.net(10)
(1848年のハンガリー革命後の弾圧を主導していた皇太后ゾフィーとの不和が噂されていたこともあり、エリザベートの訪問はハンガリー国民に好意的に迎えられた。
また、彼女も姑への反発や権威主義的なウィーン宮廷とは異なるハンガリーの自由な空気を気に入り、以後ハンガリーに対する抑圧を緩和する政策を皇帝に口添えするようになる)

258
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 19:23:53  ID:wVlYqxd9.net(10)
19世紀末、ヨーロッパの東西南北の人と文化が交差するウィーンでは、没落に向かうハプスブルク帝国の混乱や陰鬱な時代背景の下で世紀末ウィーンと呼ばれる退廃的な文化の爛熟が興っていた。
今日もウィーンのカフェでは、多種多様な知識人が集まり、新聞を読み、皇室や政治の話題で暇を持て余していた。カフェで一番の話題は、皇太子ルドルフの誕生である。
帝国にとって待ち望まれたお世継ぎであるが、痛ましいことにまたしても息子は母親の手から引き離されてしまう。

259
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 19:25:52  ID:wVlYqxd9.net(10)
次に、当時帝国の一部であった北イタリアがフランス皇帝ナポレオン3世と組み、オーストリアに対して独立戦争を起こした話題となる。
次々と領地を失い国際的に孤立する帝国の現状を「俺たちにできることは、カフェで他愛もない話をして、ただ破滅の時を待つことだけさ」とカフェの客たちは皮肉たっぷりに笑い飛ばす。("楽しい黙示録")

260
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 19:28:22  ID:wVlYqxd9.net(10)
1865年のある夜、宮殿のエリザベートの鍵のかかった寝室の前では、皇帝が扉を開けてほしいと妻に呼びかけている。イタリア独立戦争に敗れ、北イタリアの領地を失ったオーストリア帝国は窮地に陥っていた。
帝国の各地で独立の気運が再燃し、小ドイツ主義を掲げるビスマルク率いるプロイセンは、ドイツ統一に向け虎視眈々とオーストリアとの開戦の準備を進めていた。
度重なる戦争で国家財政は破綻寸前であり、そのすべての重圧が皇帝の肩に重く圧しかかっていた。彼は一晩だけでもあなたのそばで心休まる夜を送りたいと懇願する。

261
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 19:30:55  ID:wVlYqxd9.net(10)
一方、エリザベートはルドルフが臣下に虐待されていると訴え、「息子の養育を自分に任せてほしい、さもなければ私は宮廷を出て行く」と悲壮な覚悟で夫に最後通牒を伝える。
しかし、あくまで母親への忠誠心を崩さない夫の態度に彼女は絶望する。そして「死」が彼女に囁きかける。「全ての葛藤は終わる、苦しみから救ってやろう」と。
しかし、エリザベートは宮廷での自由を手にするためなら自らの美貌さえ武器にしてみせると、彼の誘惑を拒絶する。("エリザベート、開けておくれ")

262
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/14 20:15:05  ID:77qSWO0o.net
>251
お前は何を言っているんだ?

263
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 20:46:24  ID:i8YDaM/v.net
あらすじ基地のずんこヲタ
いいかげんしつこいぞ

オサ花バージョンのチケットまだぴあに残ってる
当時の主要メンバー揃ってるのに完売しないのね
コメント1件

264
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 20:57:11  ID:V08FGILy.net(14)
ウィーンの中央広場ではミルクの配給を求める市民が集まっている。何故ミルクがないのか詰め寄る市民をルキーニは、「皇后が横取りしてミルク風呂に使っているからだ」と扇動する。
戦費をまかなうための重税で市民生活は困窮し、皇室の求心力は著しく低下していた。市民は「子供が死んでいるんだ!」、「皇后に思い知らせてやる!」と叫び声を上げる。再びウィーンでは革命の火種がくすぶり始めていた。
("ミルク") 一方宮殿では、女官が皇后の入浴用の大量のミルクを化粧室に運んでいた。彼女はミルク風呂だけではなく、オリーブ油風呂、苺や生肉のパック、仔牛の肉汁のジュースなど、効果があると思われるあらゆる美容法を実践していた。

265
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 20:57:35  ID:V08FGILy.net(14)
その長く美しい髪は、卵とコニャックを調合した特製シャンプーで、3週間に一度、丸一日かけて手入れをした。
身長172cm、ウェスト50cm、体重50kg以下と言われるスタイルを維持するため、ほとんど食事は口にせず、一日の大半を体操などの運動に費やすこともあった。
過剰ともいえる美容やダイエットと引き換えに、彼女の美貌はヨーロッパ中に知れ渡り、宮廷も無視できない程の影響力を持つこととなる。("皇后の務め〈リプライズ〉") 

266
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 20:58:02  ID:V08FGILy.net(14)
しばらくして、皇后の寝室の前に皇帝が現れる。彼は突然の訪問に驚く女官たちに下がるよう命じると、衝立越しに妻に語りかける。
彼は「統治者は自らの感情を抑えなければならないが、君を失うくらいなら唯一の掟をも破れる」と、エリザベートの美貌の前に敗北を認め、母親ではなく妻を選び、彼女の要求をすべて受け入れることを決める。
夫の言葉を聞き終え、姿を現したエリザベートは「これからもあなたと生きていきます、でも私は私だけのもの」と高らかに勝利を宣言する。
その姿は、美の神と称えられたかの有名なヴィンターハルターの肖像画で描かれたエリザベートそのものであった。("私だけに〈リプライズ〉")

267
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:00:41  ID:V08FGILy.net(14)
第二幕
ブダペストの大聖堂前は、オーストリア=ハンガリー帝国の国王フランツヨーゼフと王妃エリザベートの戴冠式を祝う人々で溢れかえっていた。
ハンガリー国民は大規模な自治権を認める二重帝国の実現に力添えをしたエリザベートに対して「エーヤン、エリザベート!(エリザベート、万歳!)」と歓声を送っている。 ("エーヤン") 一方、ルキーニは群衆の前でトランクを広げ、記念品の即売会を始める。
国王夫婦の仲睦ましい姿が描かれたグラスや、王妃と息子が並び描かれた肖像画を手にして、「こんなものはキッチュ(まがいもの)だ!」と切り捨てる。
死後100年間、本や映画で好意的に描かれてきた彼女の姿はどれも偽者や偶像で、本当の彼女は傲慢なエゴイストだと彼は言う。("キッチュ")

268
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:01:30  ID:V08FGILy.net(14)
反対するゾフィーらウィーン宮廷の多数を屈服させ、自らの希望を実現させたエリザベートは人生の絶頂の時を迎えていた。
自信と威厳に溢れた表情で、「私は自分の意志で踊る、もう誰にも操られない」と、夫や宮廷だけでなく、「死」との決別をも誓う。
しかし、すべてを見透かす彼は「この満ち足りた瞬間は、すぐに生への憎しみに変わる」「なぜなら、お前は私を愛している」と不敵な笑みを浮かべ立ち去る。("私が踊る時")

269
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:01:58  ID:V08FGILy.net(14)
ホーフブルク宮殿の寝室では、9歳になったルドルフが熱に浮かされていた。真っ暗の部屋の中で一人寒さに震える皇太子は、母にそばにいて欲しいとつぶやく。
息子の養育権を取り戻したエリザベートは、息子に軍隊式の訓練を施していた臣下を解任して、肉体的訓練よりも精神的教育を重視するリベラルな教育係を自ら選任した。
虚弱体質であったルドルフは、自由な環境を与え、苦しみから解放してくれた母への感謝の念を生涯忘れなかった。

270
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:02:44  ID:V08FGILy.net(14)
しかし反対に、姑に勝利して満足したエリザベートは、徐々に宮廷や息子との距離を取り始め、堅苦しいウィーンを離れ、多くの時間をハンガリーでの居城ゲデレー城で過ごすようになる。
ルドルフは母親を慕っていたが、母は息子の気持ちに答えようとはしなかった。母の愛を知らずに育ったルドルフは、かつてのシシィのように「死」に母の面影を重ね、彼を友として慕うようになっていた。("ママ、どこにいるの?")

271
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:03:11  ID:V08FGILy.net(14)
(ルドルフの教師は、慣例であった聖職者や貴族という地位に囚われず、能力のある市民の知識人から選任された。
結果として皇太子は、皇帝を頂点とする君主制とは相容れない自由主義的な思想に惹かれるようになり、母親と同じように父親やウィーン宮廷と対立していくこととなる。)

272
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:03:59  ID:V08FGILy.net(14)
宮廷の義務からは逃避したエリザベートであるが、孤児院や救貧員への慰問など社会奉仕活動には積極的であった。
貧民や病人の世話が幼い頃からのヴィッテルスバッハ家の伝統であり、また彼女自身も、自分が興味を持つことに関しては、偏見を持たず、相手の地位や身分にとらわれず接する人物であった。
特に、彼女が生涯足しげく通ったのが精神病院であった。これは親類が多く精神の病を患っていたことも関係する。そして、ウィーン郊外のとある精神病院を慰問した際、エリザベートは一人の女性患者と出会う。

273
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:04:55  ID:V08FGILy.net(14)
彼女は自分こそが気高き皇后であり、エリザベートこそ狂った精神病者だと叫び、拘束具で取り押さえられる。
彼女は、皇后というしがらみに拘束されている己を省みて、肉体は拘束されていても、何も縛られない無垢な魂を持つその女性に惹かれる。
敬愛する戯曲『真夏の夜の夢』に登場する妖精ティターニアのように、周りからどんなに奇異な目で見られ狂ったと言われようと、気高く心のままに生きられたらどんなに素晴らしいかと。

274
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:06:52  ID:V08FGILy.net(14)
そして、ウィーン宮廷や姑との戦いに勝利しても、結局何一つ自分が望むものは手にいれられていないことに気づかされる。まるで今の自分は、自由の象徴であった曲芸のロープの上で、暗闇の中、恐怖に震え立ち竦んでいるようだと。
「いっそ足元の深淵に身を投げてしまいたい」と本心では願っていても、暗闇の先に待つ虚無の不安に怯えながら、見せかけの人生を歩み続けるしかないのか、彼女は自問自答する。(“魂の自由”)

275
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:08:35  ID:V08FGILy.net(14)
ホーフブルク宮殿のサロンでは、ゾフィーと近親が、皇帝を皇后から引き離すための策を話し合っていた。
皇帝は、オーストリア=ハンガリー帝国のハンガリー王国の初代首相に、1848年のハンガリー革命の首謀者の一人であるアンドラーシを任命した。彼はエリザベートと親しい関係にあり、後に帝国の外相も勤めることになる。
これ以上皇后の介入を許すと帝国が瓦解してしまうと恐れた彼女らは、非常手段として皇帝に愛人を用意する。("我々か彼女か") しかし売春宿から連れてこられた娘は病気持ちだった。("マダム・ヴォルフのコレクション")

276
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:14:54  ID:V08FGILy.net(14)
体操室で運動中に倒れたエリザベートは、医師から原因は過剰なダイエットではなくフランス病だと告げられる。夫の忠誠心を信じきっていた彼女は取り乱し、自ら命を絶つと口ばしる。
すると、その言葉を待っていた「死」が現れ、最後の決断を迫る。しかし、彼女は皇帝との婚約の証を首から外すと、この裏切りをむしろ宮廷とのしがらみを絶つために夫が自分に与えた救いなのだと受け取る。
そして以後、彼女はウィーンを離れ、旅から旅への流浪の生活を続けることになる。("微熱")

277
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:15:54  ID:V08FGILy.net(14)
療養と称してエリザベートは、マディラ島、コルフ島、ハンガリー、イギリスと、公務を放棄して1箇所に留まることなく当て所ない旅を続ける。
傘と扇子を持ち、早足で山から海へと歩き続け、くたびれ果てた表情で従者たちが彼女の後を追う。一方、皇帝はウィーンに戻らない妻の体調を案じて毎日のように手紙を書いている。
そして、10年が経った。皇后専属の美容師は髪を梳かした後、まっさらな櫛を彼女に見せる。櫛についた抜け毛を隠して、エリザベートを安心させるのは彼女の日課であった。

278
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:22:00  ID:S33cP5Pu.net
>263
オサ花はメンバーも揃っているのに残っているね
ガラコントートは前回と同じような顔ぶれだし、飽きられてきたのかも

279
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:26:25  ID:aomP6R85.net
それでDVDでないのか

この前も出なかった
欲しいのに

280
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:28:59  ID:Zus7hUBY.net(23)
しかし、ルキーニがこっそり一本抜き取ると、それは白髪であった。エリザベートはさらに旅を続けた。ハイネのように詩に没頭し、乗馬にのめりこみ、古代ギリシャに傾倒した。
ハイネへの博識は専門家を凌駕するほどで、乗馬の腕前はヨーロッパ有数の実力とまで言われた。結果エリザベートは17年間、何かを求めて走り続けた。ルキーニが彼女に鏡を差し出す。世紀の美貌と謳われた皇后にも確実に老いの影が忍び寄っていた。("放浪の歳月”)

281
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:29:57  ID:Zus7hUBY.net(23)
旅の末にエリザベートがたどり着いたのはギリシャのコルフ島であった。彼女はここに敬愛する古代ギリシャの英雄アキレウスの名を付けた別荘を建て、外界との接触を避けるように閉じこもった。
崇拝する哲学者や詩人ハイネの銅像を飾り、詩作に没頭した。エリザベートはハイネの情熱的で自然溢れる詩を愛し、彼のシニカルで社会批判的な思想に共感を覚えていた。
ドイツ生まれのユダヤ人として生涯国に馴染むことができず、後にドイツを追われフランスで晩年を過ごす生い立ちにも彼女は親近感を感じていた。彼女はハイネを師と仰ぎ、彼の魂と繋がりがあると信じていた。

282
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:30:39  ID:Zus7hUBY.net(23)
ある日、エリザベートがハイネの魂に呼びかけようと試みると、懐かしい声の主が語りかけてきた。その声は、現世から目を背け死者の魂とばかり向き合う彼女の身を案じていた。
しかし、シシィはこの時代、この世界に自分の居場所はないと嘆くだけであった。そして、「アデュー、シシィ(Adieuはフランス語で永遠の別れの意味)」という言葉を残して声は消えた。
同じ頃、シシィの誰よりの理解者であり、憧れであった父マックスはこの世を去った。行き着く先を失くした自由な魂は、コルフ島にも長くは留まらず、安住の地を求めて再び彷徨い始めた。("パパみたいに〈リプライズ〉")

283
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:33:41  ID:Zus7hUBY.net(23)
エリザベートが旅を続ける間に、ルドルフは青年へと成長した。一方で、ヨーロッパでは民族主義やファシズムが台頭を始めており、帝国領内の民族による複合国家であるオーストリアでも、各民族の自治や権利を求める動きが強まっていた。
特に多民族都市であるウィーンでは、ドイツ人の民族的優位と権利擁護を掲げるシェーネラーなどのドイツ民族主義者が台頭しており、少数ながら経済的に恵まれていたユダヤ人はその格好の標的であった。
ルドルフは、市民の権利を押さえ込み、領内の民族主義運動を弾圧する父親の古い権威主義的な統治方法では、一時的には帝国の体面は保てても、結果としてその崩壊を早めてしまうだけだと危機感を持っていた。

284
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:34:13  ID:Zus7hUBY.net(23)
彼の理想は中央ヨーロッパの各民族が対等な権利を持ち、ドナウ連邦として共存共栄を図ることにあった。しかし、匿名で新聞に投稿した体制批判の記事が暴露され、父親と決定的に対立し、民族主義者からも裏切り者と糾弾される。
結婚生活も冷え切っており、政治的にも宮廷生活でも孤立した彼は、徐々に精神を病んでいく。そんな折、母がウィーンに帰ってきた。ルドルフは自らの心情を吐露して、皇帝へ口添えして欲しいと助けを求めた。
しかし、宮廷との繋がりをすべて断ち切っていたエリザベートは、息子の懇願を頑なに拒否する。絶望したルドルフは、1889年ウィーン郊外のマイヤーリンクで「死」の接吻を受け入れ、拳銃で自ら命を絶つ。

285
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:36:12  ID:Zus7hUBY.net(23)
息子の死を前に、エリザベートはルドルフは自分の生き写しだったことに気づく。そして、己の自由を求めるばかりに、同じように自由を欲していた息子を見殺しにしたことを悔やみ、棺の前で泣き崩れる。
その悲しみはあまりに深く、彼女は息子の命を奪った忌々しき相手にさえ哀れみを乞うた。だが、「死」はその嘆きに答えようとはしなかった。
息子の死はエリザベートに大きなショックを与えた。彼女は身の回りの豪華なドレスや宝飾品はすべて譲り渡し、残りの生涯を喪服だけで過ごした。

286
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:38:05  ID:Zus7hUBY.net(23)
すでに父親は他界しており、事件の翌年には姉ヘレネ、そして母ルドヴィカと親しい者が彼女を残して次々とこの世を去った。無理なダイエットがたたり、神経痛に悩まされ、病気がちであった。
常に傘と扇で皺の目立つ顔を隠して、それでも孤独に旅を続けるエリザベートを新聞は、狂気に憑かれた哀れな皇后と同情的に書きたてた。
しかし、ルキーニは認められなかった。息子の遺体の前でうずくまる皇后の写真を手に、これも国民の同情を買うためのキッチュなんだと彼は訴えた。ルキーニは悲惨な人生を送った。

287
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:39:45  ID:Zus7hUBY.net(23)
捨て子として孤児院に入れられ、孤児院から孤児院、里親から里親へとたらいまわしにされた。定職に就けず、国から国へと渡り歩いた先のスイスで無政府主義に出会い、傾倒した。
生まれながらに特権を享受する王族や貴族階級は、彼にとって誰よりも憎むべき存在でなければならなかった。("キッチュ〈リプライズ〉")

288
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:42:20  ID:Zus7hUBY.net(23)
1895年2月マルタン岬のテラス、フランツ・ヨーゼフはエリザベートの旅先を訪れ、満月の夜に二人は再会する。その苦難の人生を象徴するかのように、皇帝の髪と長く伸びた髭はすでに真っ白に染まっていた。
彼は、宮廷に戻らない妻を責めようとはせず、出会いから変わらない愛を伝え、「私の元に帰ってきてほしい」と呼び掛けた。しかし、エリザベートは自分たちを積荷も目的地も違う二艘の船に例え、海上で偶然すれ違うことはあっても、二人が完全に相容れることは今後も決してないと告げると、夫の元を発っていった。
バートイシュルで愛し合い結ばれはずの夫婦が、40年の時を経て、お互いの孤独と愛の限界を再確認するだけの不幸な再会であった。("夜のボート")

289
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:44:30  ID:Zus7hUBY.net(23)
(晩年のエリザベートの姿を残した写真や絵はほとんどない。彼女が最後に公に姿を現したのは、1896年のハンガリー建国千年の式典である。
皇帝の傍らにただ無表情で座る皇后の姿を新聞は、「現実から離れてしまっている」「死の影に寄り添われている」とも報じている。
体調の悪化に伴い、エリザベートの滞在先も移動が容易なスイスなどの観光地に限定された。この頃になってもダイエットをやめることはなかったという。無政府主義が蔓延る不穏な時代、何度も警察が護衛を申し出るが、エリザベートはこれを拒否している。)

290
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:46:59  ID:Zus7hUBY.net(23)
ハプスブルク帝国は戦争で多くの領地を失い、残された地域でも独立を求める民族主義運動が激化していた。
また、皇帝の弟メキシコ皇帝マキシミリアンが革命で銃殺、皇后の従兄ルートヴィヒ2世は精神を病み湖で溺死するなど、皇帝や皇后の周辺でも不幸な事件が続いていた。ハプスブルク600年の栄光はすでに過去のものとなり、その滅亡の時が刻一刻と近づいていたのである。
そしてある晩、皇帝フランツ・ヨーゼフは悪夢に魘され、その夢の中で「死」と対峙する。彼の手には、エリザベート暗殺の凶器のやすりが握られていた。

291
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:48:27  ID:Zus7hUBY.net(23)
沈みゆく帝国を模した沈没寸前の巨大船のデッキの上で、逃げまどう亡国の住人たちをよそに、エリザベートは虚ろな表情で何かを待つかのようにただ佇んでいた。皇帝は妻を救い出そうとするが、亡霊たちに妨げられ身動きが取れない。
そして、ついに「死」はルキーニにやすりを手渡す。その瞬間、阿鼻叫喚の叫び声と共に、皇帝や亡霊たちは次々と光の中へと吸い込まれていった。再び、裁判官の尋問の声が響き渡り、ルキーニが最後の証言を行う。("最後の証言")

292
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:50:55  ID:Zus7hUBY.net(23)
1898年9月10日ジュネーヴ、レマン湖のほとり。船の汽笛が鳴り響くと、エリザベートと侍女のスターレイ伯爵夫人が現われる。
二人は蒸気船の乗り場へと向かっていた。突然、すれ違いざまに一人の男が皇后の胸をヤスリで突き刺す。男はその場ですぐに取り押さえられた。
皇后はすぐに起き上がり周りの者を制して桟橋へと向かうが、再び倒れ意識を失う。闇の中、エリザベートが日の光に目覚めると、そこには少女の頃と同じく「死」の姿があった。

293
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:53:42  ID:Zus7hUBY.net(23)
彼女は身に着けていた喪服を脱ぎ捨てると、過去のすべての記憶の消滅と、いつ何処とも知れない魂の安住の地での再生を誓い、死と深い口づけを交わした。エリザベート暗殺の18年後、皇帝フランツ・ヨーゼフも崩御する。
彼の死の2年後、ハプスブルク帝国は崩壊、帝国内の各民族は独立を果たし、中央ヨーロッパに新しい時代が到来した。("ヴェールは降りた")

294
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:55:51  ID:Zus7hUBY.net(23)
...私が旅に出るたびに、カモメの群れが船のあとについてきた。そのなかには必ず、ほとんど黒に近い濃い色のカモメが一羽いる。
時にはその黒いカモメが、大陸から大陸へと移動する間、ずっと私に付き添っていたこともあった。その鳥は私の運命なのだと思う...(「死」の着想となったとされるエリザベートの詩より)

295
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 21:57:59  ID:Zus7hUBY.net(23)
エリザベート -愛と死の輪舞-
概要
小池修一郎が、1992年にロンドンで現地のミュージカル作品の音楽集で興味を惹かれるものを探していたところ、その店の店主からこの『エリザベート』を薦められた[注 1]。
また翌年には、歌劇団に来客として訪れたイスタンブール在住の中国人の大学教授から、『エリザベート』のドイツ語プログラムを受け取ったりもしている。
これらの経緯を経て、日本では宝塚歌劇団が上演権を取得し、1996年に初めて日本に紹介。雪組で、当時トップスターだった一路真輝のサヨナラ公演として初演された。始めこそ評判はいまひとつであったが、次第にチケットが取れないほどの人気が出る。

296
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 22:00:54  ID:Zus7hUBY.net(23)
一路の退団公演だったため「なぜサヨナラ公演で死を演じるのか?」「トップ退団公演で死はおかしい」など当時は疑問視されたが、公演開始後に徐々に批判はなくなった。
また「宝塚版はウィーン版を改竄している」と熱烈なミュージカルファンから批判があったため、東宝版はウィーン版に倣って制作された。
日本人には馴染みの薄い歴史を描いた演目ではあったが、成功を収め、その後も再演を繰り返し、宝塚歌劇団を代表する人気演目に成長した。
また、これが原因で女性を中心に「ハプスブルク帝国ブーム」がおき、その華麗な宮廷生活への憧れなどからオーストリア・ウィーンへの観光客増加を惹起した。

297
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 22:02:17  ID:Zus7hUBY.net(23)
宝塚版とウィーン版の違い
このミュージカルの重要人物である Tod は、ドイツ語で「死」「死神」を表す単語である。日本以外の各国の公演では、その国の言語で死を表す言葉が役名に当てられている(英訳では "Death")。
これは芸術表現である「死の舞踏」や絵画『民衆を導く自由』での例のように、抽象概念(この場合は死)を擬人化するヨーロッパ諸語の慣行によったものである。
宝塚歌劇団での上演にあたって、トップの演じる役が死という設定では問題があったため、この役を「トート」という名前の「黄泉の帝王」に設定が変更された。

298
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 22:05:45  ID:Zus7hUBY.net(23)
また、男役のトップを主役に置かなければならない伝統に則り、エリザベートではなくトートが主役になるよう脚本や演出が潤色された。
そのため、エリザベートと黄泉の帝王とのラブストーリーに重点を置いた宝塚版と、エリザベートと死の絡み合いをハプスブルク帝国崩壊に準えて描いたウィーンをはじめとする各国版では、同じミュージカルでありながら趣が異なった作品に仕上がっている。

299
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 22:07:38  ID:Zus7hUBY.net(23)
あらすじ
煉獄で一人の男が裁判にかけられていた。彼の名はルイージ・ルキーニ。彼はエリザベート皇后殺害の容疑で、彼女の死後100年経った今でも裁判官から尋問を受けていた。
だがルキーニは「俺は望まれてやったんだ」「エリザベートは死と恋仲だった」と言い、それを証明させるためにハプスブルク時代の霊魂を呼び寄せる。その中に黄泉の王トートがいた。
ルキーニは彼らに皇后のことを語らせて、どういう経過になったのかを説明し物語はエリザベートの少女時代へと移る。

300
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 22:09:57  ID:Zus7hUBY.net(23)
1853年、まだ少女のエリザベートはバイエルン王国の公女として自由を満喫していた。ある時、彼女は綱渡りに挑戦しようとしてロープから落ち、意識不明の重体に陥る。冥界に迷い込んだエリザベートにトートは一目で惹きつけられ、禁断の恋におちる。
トートはエリザベートに生命を返してやる。そしてその愛を得ようと、彼女を追い続ける決意をする。こうして、愛と死の輪舞が始まった。
エリザベートはその後フランツ・ヨーゼフと結婚しオーストリア皇后となるも、父に似て自由であることを生き甲斐とする彼女は姑ゾフィーの取り仕切る王家としての公務や義務に耐えられず追い詰められる。

301
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 22:13:34  ID:Zus7hUBY.net(23)
トートに唆されるも、死に逃げず自分一人で生きていく決意をする。その後、姑ゾフィーに奪われていた子どもの養育権を取り戻し確執に勝利するも、忙しさに負け、ようやく取り戻したはずの息子ルドルフを顧みることはなく、ルドルフは孤独な生活を送る。
一方でエリザベートは、自身の美貌が役立つと気付き、それを磨くことに時間を惜しまなかった。過激なダイエットで倒れたエリザベートにトートが夫の不貞を告げ、「死ねばいい!」と誘惑されても、エリザベートは負けなかった。
成人した息子ルドルフは父フランツ・ヨーゼフと対立し母エリザベートに助けを求めるも、宮廷に無関心のエリザベートはそれを拒む。絶望したルドルフは自殺し、トートの死のくちづけを受ける。

302
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 22:20:09  ID:Zus7hUBY.net(23)
2重書き込みのため表示しません 内容を確認する

303
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:01:44  ID:EWCEM9z6.net(16)
エリザベート (ミュージカル)

『エリザベート』(原題:Elisabeth)は、オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリーザベトの生涯を描いた、ウィーン発のミュージカル。脚本・作詞はミヒャエル・クンツェ、作曲はシルヴェスター・リーヴァイ。
日本語の題名が『エリザベート』であるのは、日本ではその他の表記(「エリーザベト」など)に比べて、より一般的な単語として認知されているためである。

304
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:03:15  ID:EWCEM9z6.net(16)
作品概要
長きにわたりヨーロッパに君臨したハプスブルク帝国末期19世紀後半のオーストリアを舞台に、ドイツ地方・バイエルン王国公爵の次女として自由な環境で生まれ育ち、偶然にも皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から見初められ、
16歳でヨーロッパ宮廷随一と謳われる美貌のオーストリア皇后となるが、伝統と格式を重んじる宮廷との軋轢の中で苦しみ、やがてウィーンを離れヨーロッパ中を流浪する日々を送り、
その旅の果てに暗殺された皇妃エリザベートのベールに包まれた半生を、彼女につきまとい誘惑する「死」という架空の存在を通して迫り、これを以って中央ヨーロッパにおける帝国支配の終焉と新時代の萌芽を描いた作品。

305
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:04:40  ID:EWCEM9z6.net(16)
「ブロードウェイ・ミュージカルとは違う世界観の作品を作りたい」との理念の下、グラミー賞を獲得するなどアメリカで作曲家として活躍していたハンガリー人のシルヴェスター・リーヴァイと、
数々のミュージカルのドイツ語翻訳を手がけ、小説家としても成功を収めていたチェコ・プラハ生まれのドイツ人ミヒャエル・クンツェが共同で制作を始める。
ミュージカルの題材として伝説的な皇妃を選んだ理由としてクンツェは、「一つの時代、王朝の終焉を描くと同時に、その最後の時に生きた人々の内面を描きたかった」と言う。

306
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:05:52  ID:EWCEM9z6.net(16)
そして、「古い時代を代表するハプスブルク王朝にあって、新しい現代的な感性を持ったエリザベートはその宮廷文化の凋落を予見していた。
その没落する船に囚われ逃れられないと知りながら、誰よりも自由を追い求め、それゆえに死に惹かれていく一人の女性を通して、懐古趣味ではない現代にも通じるドラマを描きたかった」と述べている。
1992年9月3日、オペラ演出家として名高いハリー・クプファーの演出により、アン・デア・ウィーン劇場で初演され、6年のロングランを記録する。その後、世界各地で上演されドイツ語ミュージカルとして史上最大のヒット作となった。
日本においては、宝塚歌劇団による1996年の初演以来上演が続いており、2000年からは東宝版も上演されている。

307
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:07:52  ID:EWCEM9z6.net(16)
登場人物
エリザベート - 愛称はシシィ(Sissy)。オーストリア皇后。
死(トート) - 死の抽象概念を擬人化[1]したもので、金髪の青年の姿をしている。シシィが心酔した詩人ハインリヒ・ハイネの若き頃がモデル。
フランツ・ヨーゼフ1世 - オーストリア皇帝でエリザベートの夫。
ルイージ・ルキーニ - イタリア人無政府主義者。エリザベートを暗殺した男。
ルドルフ皇太子 - エリザベートの息子。オーストリア皇太子。

308
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:09:19  ID:EWCEM9z6.net(16)
ゾフィー - オーストリア皇太后でフランツ・ヨーゼフの母。
以下は宝塚歌劇団版と東宝版のみ。
エルマー・バチャニー - 革命家。
エルマーを含む三人のハンガリー革命家は日本初演の雪組公演で誕生した。宝塚の若手男役のために作られた役とも、日本で馴染みの薄かったオーストリアとハンガリーの歴史を分かりやすく説明するためとも言われ、後の東宝版でも採用されている。

309
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:11:32  ID:EWCEM9z6.net(16)
ストーリー
第一幕 編集
オーストリア皇后エリザベートの暗殺者ルキーニは、暗殺から100年経った後も死者の世界で裁判にかけられていた。彼は皇后暗殺の動機と背後関係を問う裁判官の尋問に、「動機は愛、黒幕は死だ。
なぜ殺したかって?彼女自身が望んだんだ!」と不可解な供述をする。そして証人として、未だに煉獄で自由を得られずに彷徨い続けている、エリザベートと同じ時代を生きたハプスブルク帝国の亡霊を呼び起こし、彼らはエリザベートについて語り始めるのだった。("プロローグ")

310
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:13:33  ID:EWCEM9z6.net(16)
("ようこそみなさま") しかし、一同が縁談の話で持ちきりとなる中、興味を示さず一人で木に登り曲芸の練習をしていたシシィは、足を滑らせ高所から落下して意識を失う。その後、目を覚ました彼女は中性的な美しい姿の青年が自分を抱えベッドに連れ帰してくれたことを感じる。
彼女はそれが「死」だと気づくが、彼に何にも縛られない自由な父親の面影を重ね、強い憧れを感じる。("黒い王子")

311
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:15:49  ID:EWCEM9z6.net(16)
その頃、ウィーンのホーフブルク宮殿謁見の間では、若き皇帝フランツ・ヨーゼフが執務机に腰掛け書類に目を通していた。その傍らには「宮廷でただ一人の男」と呼ばれる皇太后ゾフィーの姿がある。
ある死刑囚の母が陳情に訪れる。彼女は自由と叫んだだけで死刑を宣告された息子の減刑を願い出る。1848年に起こったフランス2月革命の余波で、ウィーンでも3月革命が勃発、宰相メッテルニヒが失脚、皇帝フェルディナント1世が退位する事態となった。
革命は鎮圧されたものの、その影響を押さえ込むためゾフィーは当時18歳の息子フランツ・ヨーゼフを次期皇帝として即位させ、反君主制的な動きを弾圧していた。皇帝は母親の悲痛な叫びに苦悩する表情を見せるが、皇太后に促され陳情を却下する。

312
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:16:18  ID:EWCEM9z6.net(16)
次に、臣下よりクリミア戦争の情勢について、革命の鎮圧に手を貸してくれたロシア側について参戦すべきと進言を受ける。ゾフィーは「戦争は他家に任せておけ、幸運なオーストリアは結婚で勢力を拡大せよ」
というハプスブルク家の家訓を例にして、戦争には中立の立場を取り、皇帝は縁談の席に出発するよう指示する。("皇帝の義務")
(この旧態依然の日和見的な判断によって、結果としてオーストリアはヨーロッパ大陸におけるロシアという後ろ盾を失うことになる)

313
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:17:25  ID:EWCEM9z6.net(16)
1853年8月、オーストリアの保養地バート・イシュルではフランツ・ヨーゼフとヘレネの縁談が行われていた。ゾフィーの当初の目論みは、息子とドイツ連邦で勢力を拡大するプロイセンの王女アンナと政略結婚させることにあった。
しかし、これが破断したため、友好国バイエルン王国の公女で操りやすい妹の娘に白羽の矢が立ったのである。一方、バイエルン王女の生まれでありながら身分の劣るヴィッテルスバッハ公爵家に嫁いだルドヴィカにとっても、娘と皇帝の結婚は願ってもない名誉挽回の機会であった。
しかし、縁談は両家の母親の思惑を通りには運ばない。皇帝は、お后教育を受けて育った礼儀正しいヘレネではなく、たまたま同行していた妹のシシィに一目ぼれしてしまう。
皇帝を前にしても天真爛漫に振る舞う美しい少女に心を奪われた彼は、生まれて初めて母親の意向に逆らい、彼女との結婚を決意する。("計画通り")

314
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:18:18  ID:EWCEM9z6.net(16)
数日後、彼は将来皇后として負うことになる義務や束縛について告げ、それでも私を支えてくれるかシシィに尋ねる。
彼女は婚約の証に送られたネックレスの重さに戸惑いの表情を見せるが、「あなたが側にいれば、どんな困難でも乗り越えられる」と、皇帝からの求婚を受け入れる。
15歳の少女はおとぎ話のような恋に胸がいっぱいになったが、宮廷での結婚生活という現実に直面する準備はできていなかった。("あなたが側にいれば")

315
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:19:53  ID:EWCEM9z6.net(16)
(結婚までの短期間にエリザベートへの語学や宮廷作法などのお后教育が施されたが、成果は思わしくなく、母親が結婚式を延期してほしいと願い出るほどだったという。)
1854年4月24日午後6時半、ウィーンのアウグスティーナ教会で、エリザベートと皇帝フランツ・ヨーゼフの結婚式が執り行われた。
夕刻時という珍しい時間帯の結婚式も、災いの幕開けにはぴったりだとルキーニが野次を飛ばす。ルドヴィカとゾフィーに付き添われた新郎新婦は、大司教の前にひざまずく。

316
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:21:27  ID:EWCEM9z6.net(16)
「結婚はあなたの意志であるか」との問いに、エリザベートは「はい」と返答する。すると彼女の声は教会内に何度もこだまし、結婚を祝う鐘の音が、まるでハプスブルク終焉の始まりを告げるかのように不気味に鳴り響く。
この瞬間、エリザベートは滅びゆく運命にある帝国に自らの意志で嫁いだのである。("不幸の始まり")

317
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:23:20  ID:EWCEM9z6.net(16)
数日後、シェーンブルン宮殿では盛大な宮廷舞踏会が催された。大広間の外では、新婦の父親と新郎の母親が結婚への不満を漏らしている。
マックスは宮廷の堅苦しさがシシィを殺してしまうと心配しており、ゾフィーはエリザベートには皇后としての資質が欠けていると苛立っていた。
また、舞踏会の参加者もめいめいに新婦の噂話に興じている。彼女の美しさを称える者、身分の低さを揶揄する者、狂気の血筋を危惧する者、若さや無作法を心配する者など様々である。("結婚の失敗")

318
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:25:31  ID:EWCEM9z6.net(16)
やがて、皇帝夫婦が広間に姿を現す。連日の行事に神経をすり減らしてたエリザベートは、皇帝の腕の中で安堵の表情を浮かべ、無邪気にワルツを踊る。
しかし、突然音楽が鳴り止むと、エリザベート以外の人間は蝋人形のように血の気を失い、彼女の前に再び「死」が現れる。
彼は「お前は彼を相手に選んだが、最後にお前と踊るのは私だ(意中の異性と舞踏会で最後にダンスを踊るという意味と、人が死ぬ間際に死神と死の舞踏を踊るという中世ヨーロッパの死生観の意味)」と告げて消える。
我に返り動揺するエリザベートの様子を、まるで見せ物を見るような好奇の目で周囲の人々が見つめる。その瞬間彼女は、自分が宮廷という異質な世界に入ってしまったことを真に実感したのだった。("最後のダンス")

319
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:42:34  ID:/pohfEb7.net(8)
行事や式典が落ち着くと、皇帝夫婦はウィーン郊外のラクセンブルク宮殿に居を構えた。
しかし、皇帝は執務で夜遅くまで宮殿を留守にしていたため、一人取り残されたエリザベートを待っていたのは、夫との幸せな新婚生活ではなく、姑の厳しい皇后教育であった。
朝5時から綿密にスケジュールが組まれ、歩き方から、お辞儀の仕方、言葉遣いまで厳しく躾けられた。女官の手を借りず一人で着替えをしたり、入浴することも禁止された。自分のことは自分でする環境で育ったエリザベートにとって、耐え難いことであった。
プライベートはなく、お世継ぎ作りを催促され、何よりも好きであった乗馬も禁じられた。("皇后の務め")

320
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:45:37  ID:/pohfEb7.net(8)
宮廷の息苦しさと孤独感に耐えかねた彼女は夫に助けを求めるが、「母の言う通りにすることが君のためにもなる」と、皇帝は母親の味方をする。
エリザベートは自らが宮廷で孤立無援であることを悟るが、「私は誰の所有物でもない、私は私だけのもの」と、姑の言いなりとなり、宮廷に飼い慣らされることを拒否する。("私だけに")
結婚1年目、クリミア戦争の戦火拡大のため皇帝は執務室に篭ることが多く、宮殿に取り残されたエリザベートの話し相手は、皇帝からの誕生日プレゼントのオウムだけであった。

321
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:47:30  ID:/pohfEb7.net(8)
結婚2年目、待望の長女が生まれるが、エリザベートは育児を許されず、名前も皇太后と同じゾフィーと決められてしまう。母親であるのに授乳も許されず、我が子に謁見できるのは皇太后の許可が出たわずかな時間だけであった。
結婚3年目、次女が生まれるが、またして姑に子供を奪われてしまう。しかし、転機が訪れる。当時ハプスブルク帝国の一部であったハンガリーで独立の気運が高まりをみせていた。
皇帝は帝国の支配権の誇示のためのハンガリー訪問に皇后を同行させ、その美貌を利用してこの動きを沈静化しようと試みる。

322
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:52:01  ID:/pohfEb7.net(8)
彼女は協力の見返りとして、娘を皇太后のもとから引き離し旅に同行させることに成功する。宮廷でエリザベートが手にした初めての勝利だった。("結婚生活の様子")

しかし、無常にも旅先で彼女を待っていたのは「死」であった。慣れない長旅に疲弊した長女ゾフィーが病死してしまう。
自責の念に打ちひしがれるエリザベートの前に現れた彼は、「偽りの愛にすがるなら、今後帝国をさらなる不幸が待ち受ける」と警告する。("闇が広がる")

323
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:53:51  ID:/pohfEb7.net(8)
(1848年のハンガリー革命後の弾圧を主導していた皇太后ゾフィーとの不和が噂されていたこともあり、エリザベートの訪問はハンガリー国民に好意的に迎えられた。
また、彼女も姑への反発や権威主義的なウィーン宮廷とは異なるハンガリーの自由な空気を気に入り、以後ハンガリーに対する抑圧を緩和する政策を皇帝に口添えするようになる)

324
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:55:37  ID:/pohfEb7.net(8)
19世紀末、ヨーロッパの東西南北の人と文化が交差するウィーンでは、没落に向かうハプスブルク帝国の混乱や陰鬱な時代背景の下で世紀末ウィーンと呼ばれる退廃的な文化の爛熟が興っていた。
今日もウィーンのカフェでは、多種多様な知識人が集まり、新聞を読み、皇室や政治の話題で暇を持て余していた。カフェで一番の話題は、皇太子ルドルフの誕生である。
帝国にとって待ち望まれたお世継ぎであるが、痛ましいことにまたしても息子は母親の手から引き離されてしまう。

325
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:57:37  ID:/pohfEb7.net(8)
次に、当時帝国の一部であった北イタリアがフランス皇帝ナポレオン3世と組み、オーストリアに対して独立戦争を起こした話題となる。
次々と領地を失い国際的に孤立する帝国の現状を「俺たちにできることは、カフェで他愛もない話をして、ただ破滅の時を待つことだけさ」とカフェの客たちは皮肉たっぷりに笑い飛ばす。("楽しい黙示録")

326
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/14 23:59:34  ID:/pohfEb7.net(8)
1865年のある夜、宮殿のエリザベートの鍵のかかった寝室の前では、皇帝が扉を開けてほしいと妻に呼びかけている。イタリア独立戦争に敗れ、北イタリアの領地を失ったオーストリア帝国は窮地に陥っていた。
帝国の各地で独立の気運が再燃し、小ドイツ主義を掲げるビスマルク率いるプロイセンは、ドイツ統一に向け虎視眈々とオーストリアとの開戦の準備を進めていた。
度重なる戦争で国家財政は破綻寸前であり、そのすべての重圧が皇帝の肩に重く圧しかかっていた。彼は一晩だけでもあなたのそばで心休まる夜を送りたいと懇願する。

327
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 00:01:01  ID:uYkbEd3y.net(9)
一方、エリザベートはルドルフが臣下に虐待されていると訴え、「息子の養育を自分に任せてほしい、さもなければ私は宮廷を出て行く」と悲壮な覚悟で夫に最後通牒を伝える。
しかし、あくまで母親への忠誠心を崩さない夫の態度に彼女は絶望する。そして「死」が彼女に囁きかける。「全ての葛藤は終わる、苦しみから救ってやろう」と。
しかし、エリザベートは宮廷での自由を手にするためなら自らの美貌さえ武器にしてみせると、彼の誘惑を拒絶する。("エリザベート、開けておくれ")

328
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 00:02:57  ID:uYkbEd3y.net(9)
ウィーンの中央広場ではミルクの配給を求める市民が集まっている。何故ミルクがないのか詰め寄る市民をルキーニは、「皇后が横取りしてミルク風呂に使っているからだ」と扇動する。
戦費をまかなうための重税で市民生活は困窮し、皇室の求心力は著しく低下していた。市民は「子供が死んでいるんだ!」、「皇后に思い知らせてやる!」と叫び声を上げる。再びウィーンでは革命の火種がくすぶり始めていた。
("ミルク") 一方宮殿では、女官が皇后の入浴用の大量のミルクを化粧室に運んでいた。彼女はミルク風呂だけではなく、オリーブ油風呂、苺や生肉のパック、仔牛の肉汁のジュースなど、効果があると思われるあらゆる美容法を実践していた。

329
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 00:05:15  ID:uYkbEd3y.net(9)
その長く美しい髪は、卵とコニャックを調合した特製シャンプーで、3週間に一度、丸一日かけて手入れをした。
身長172cm、ウェスト50cm、体重50kg以下と言われるスタイルを維持するため、ほとんど食事は口にせず、一日の大半を体操などの運動に費やすこともあった。
過剰ともいえる美容やダイエットと引き換えに、彼女の美貌はヨーロッパ中に知れ渡り、宮廷も無視できない程の影響力を持つこととなる。("皇后の務め〈リプライズ〉") 

330
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 00:06:11  ID:uYkbEd3y.net(9)
しばらくして、皇后の寝室の前に皇帝が現れる。彼は突然の訪問に驚く女官たちに下がるよう命じると、衝立越しに妻に語りかける。
彼は「統治者は自らの感情を抑えなければならないが、君を失うくらいなら唯一の掟をも破れる」と、エリザベートの美貌の前に敗北を認め、母親ではなく妻を選び、彼女の要求をすべて受け入れることを決める。
夫の言葉を聞き終え、姿を現したエリザベートは「これからもあなたと生きていきます、でも私は私だけのもの」と高らかに勝利を宣言する。
その姿は、美の神と称えられたかの有名なヴィンターハルターの肖像画で描かれたエリザベートそのものであった。("私だけに〈リプライズ〉")

331
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 00:07:39  ID:uYkbEd3y.net(9)
第二幕
ブダペストの大聖堂前は、オーストリア=ハンガリー帝国の国王フランツヨーゼフと王妃エリザベートの戴冠式を祝う人々で溢れかえっていた。
ハンガリー国民は大規模な自治権を認める二重帝国の実現に力添えをしたエリザベートに対して「エーヤン、エリザベート!(エリザベート、万歳!)」と歓声を送っている。 ("エーヤン") 一方、ルキーニは群衆の前でトランクを広げ、記念品の即売会を始める。
国王夫婦の仲睦ましい姿が描かれたグラスや、王妃と息子が並び描かれた肖像画を手にして、「こんなものはキッチュ(まがいもの)だ!」と切り捨てる。
死後100年間、本や映画で好意的に描かれてきた彼女の姿はどれも偽者や偶像で、本当の彼女は傲慢なエゴイストだと彼は言う。("キッチュ")

332
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 00:10:42  ID:uYkbEd3y.net(9)
反対するゾフィーらウィーン宮廷の多数を屈服させ、自らの希望を実現させたエリザベートは人生の絶頂の時を迎えていた。
自信と威厳に溢れた表情で、「私は自分の意志で踊る、もう誰にも操られない」と、夫や宮廷だけでなく、「死」との決別をも誓う。
しかし、すべてを見透かす彼は「この満ち足りた瞬間は、すぐに生への憎しみに変わる」「なぜなら、お前は私を愛している」と不敵な笑みを浮かべ立ち去る。("私が踊る時")

333
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 00:12:14  ID:uYkbEd3y.net(9)
ホーフブルク宮殿の寝室では、9歳になったルドルフが熱に浮かされていた。真っ暗の部屋の中で一人寒さに震える皇太子は、母にそばにいて欲しいとつぶやく。
息子の養育権を取り戻したエリザベートは、息子に軍隊式の訓練を施していた臣下を解任して、肉体的訓練よりも精神的教育を重視するリベラルな教育係を自ら選任した。
虚弱体質であったルドルフは、自由な環境を与え、苦しみから解放してくれた母への感謝の念を生涯忘れなかった。

334
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 00:13:42  ID:uYkbEd3y.net(9)
しかし反対に、姑に勝利して満足したエリザベートは、徐々に宮廷や息子との距離を取り始め、堅苦しいウィーンを離れ、多くの時間をハンガリーでの居城ゲデレー城で過ごすようになる。
ルドルフは母親を慕っていたが、母は息子の気持ちに答えようとはしなかった。母の愛を知らずに育ったルドルフは、かつてのシシィのように「死」に母の面影を重ね、彼を友として慕うようになっていた。("ママ、どこにいるの?")

335
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 00:15:30  ID:uYkbEd3y.net(9)
(ルドルフの教師は、慣例であった聖職者や貴族という地位に囚われず、能力のある市民の知識人から選任された。
結果として皇太子は、皇帝を頂点とする君主制とは相容れない自由主義的な思想に惹かれるようになり、母親と同じように父親やウィーン宮廷と対立していくこととなる。)

336
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 00:24:15  ID:uPjHvR9o.net(2)
さえちゃんトートが大好きだった私は楽しみすぎて遠足前の子供状態…眠れない

337
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 00:27:59  ID:KMv/wKnZ.net(5)
宮廷の義務からは逃避したエリザベートであるが、孤児院や救貧員への慰問など社会奉仕活動には積極的であった。
貧民や病人の世話が幼い頃からのヴィッテルスバッハ家の伝統であり、また彼女自身も、自分が興味を持つことに関しては、偏見を持たず、相手の地位や身分にとらわれず接する人物であった。
特に、彼女が生涯足しげく通ったのが精神病院であった。これは親類が多く精神の病を患っていたことも関係する。そして、ウィーン郊外のとある精神病院を慰問した際、エリザベートは一人の女性患者と出会う。

338
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 00:31:14  ID:KMv/wKnZ.net(5)
彼女は自分こそが気高き皇后であり、エリザベートこそ狂った精神病者だと叫び、拘束具で取り押さえられる。
彼女は、皇后というしがらみに拘束されている己を省みて、肉体は拘束されていても、何も縛られない無垢な魂を持つその女性に惹かれる。
敬愛する戯曲『真夏の夜の夢』に登場する妖精ティターニアのように、周りからどんなに奇異な目で見られ狂ったと言われようと、気高く心のままに生きられたらどんなに素晴らしいかと。

339
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 00:36:50  ID:KMv/wKnZ.net(5)
そして、ウィーン宮廷や姑との戦いに勝利しても、結局何一つ自分が望むものは手にいれられていないことに気づかされる。まるで今の自分は、自由の象徴であった曲芸のロープの上で、暗闇の中、恐怖に震え立ち竦んでいるようだと。
「いっそ足元の深淵に身を投げてしまいたい」と本心では願っていても、暗闇の先に待つ虚無の不安に怯えながら、見せかけの人生を歩み続けるしかないのか、彼女は自問自答する。(“魂の自由”)

340
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 00:39:30  ID:KMv/wKnZ.net(5)
ホーフブルク宮殿のサロンでは、ゾフィーと近親が、皇帝を皇后から引き離すための策を話し合っていた。
皇帝は、オーストリア=ハンガリー帝国のハンガリー王国の初代首相に、1848年のハンガリー革命の首謀者の一人であるアンドラーシを任命した。彼はエリザベートと親しい関係にあり、後に帝国の外相も勤めることになる。
これ以上皇后の介入を許すと帝国が瓦解してしまうと恐れた彼女らは、非常手段として皇帝に愛人を用意する。("我々か彼女か") しかし売春宿から連れてこられた娘は病気持ちだった。("マダム・ヴォルフのコレクション")

341
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 00:42:19  ID:2lUke2hv.net(3)
面白いな、エリザベートスレ乱立させたら
全部にあらすじコピペするな、こいつ。
強迫神経症だから、しなきゃ気が済まない。
夜も寝ないでコピペ、しまくれw

342
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 00:42:31  ID:KMv/wKnZ.net(5)
体操室で運動中に倒れたエリザベートは、医師から原因は過剰なダイエットではなくフランス病だと告げられる。夫の忠誠心を信じきっていた彼女は取り乱し、自ら命を絶つと口ばしる。
すると、その言葉を待っていた「死」が現れ、最後の決断を迫る。しかし、彼女は皇帝との婚約の証を首から外すと、この裏切りをむしろ宮廷とのしがらみを絶つために夫が自分に与えた救いなのだと受け取る。
そして以後、彼女はウィーンを離れ、旅から旅への流浪の生活を続けることになる。("微熱")

343
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/15 00:59:55  ID:2lUke2hv.net(3)
なんだもう終わり?
もっとやんなよw

344
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 06:07:20  ID:7w9Rq7eA.net
向こうはあらすじではなくてAA貼り付けてる
ちゃんとスレタイ読めてる基地らしい

すでに昨日通報はしてるが継続して何回かすると規制になるでしょう

現在の状況
宝塚エリザベート総合スレ 14
    Total 661/1000 66.1%
    期間:2016/12/10(土) 07:34〜2016/12/27(火) 18:45
宝塚エリザベート総合スレ 15 
    Total 842/1000 84.2%
    期間:2016/12/27(火) 18:51〜2017/01/12(木) 22:22
宝塚エリザベート総合スレ 16 
    Total 299/337 88.7%
    期間:2017/01/13(金) 07:30〜2017.1.15(土) 06.05

あらしの爆撃率向上のため余計なレスを控えましょうw

345
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 07:30:22  ID:QmR+8sBX.net(7)
  2 0 年 分 の 思 い 出 を 胸 に ・・・
宝塚歌劇版歴代キャストと共に祝うアニヴァーサリー

三井住友VISAカード
『エリザベート TAKARAZUKA20周年
        スペシャル・ガラ・コンサート』
http://www.umegei.com/elisabethgala20/index.html

<大阪公演>
【梅田芸術劇場メインホール】≪全13回≫
■公演は終了いたしました。

<東京公演>
【Bunkamura オーチャードホール】≪全17回≫
■2017年01月08日(日)〜20(金)


1992年のウィーン初演以来、世界各国で
上演が続けられているミュージカル「エリザベート」。
日本では、各国での上演に先駆けて、
1996年、一路真輝を中心とする宝塚歌劇団雪組にて初演。
以降、
星組(1996年)、宙組(1998年)、花組(2002年)、
月組(2005年)、雪組(2007年)、月組(2009年)、
花組(2014年)、そして、宙組(2016年)と、
再演を重ね、
宝塚歌劇を代表する大ヒットミュージカルとなりました。 

梅田芸術劇場では、
ウィーン初演から20周年のメモリアルイヤーとなる2012年に、
『エリザベート スペシャル・ガラ・コンサート』を上演。
宝塚歌劇版の歴代キャストを中心に、組や時代を超え、
組み合わせも新たに、夢の共演が実現いたしました。
そして、
宝塚歌劇団による日本初演から20周年となる今年、
宝塚歌劇版の歴代キャストを中心に、
『エリザベート TAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート』
として、
あの感動と衝撃が、更に進化して帰ってきます!

346
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 07:31:38  ID:QmR+8sBX.net(7)
「エリザベート TAKARAZUKA20周年
    スペシャル・ガラ・コンサート
http://www.umegei.com/elisabethgala20/

■大阪公演【梅田芸術劇場メインホール】 
 2016年12月09日(金)〜18(日)

■東京公演【Bunkamura オーチャードホール】
 2017年01月08日(日)〜20(金)


『エリザベート TAKARAZUKA20周年
    スペシャル・ガラ・コンサート』
制作発表記者会見
https://www.youtube.com/watch?v=Py71vjNiAAE

347
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 07:32:38  ID:QmR+8sBX.net(7)
一路 真輝
麻路 さき
高嶺 ふぶき
稔 幸
香寿 たつき
えまお ゆう
姿月 あさと
白城 あやか……(※東京公演のみ出演)
湖月 わたる
月影 瞳
彩輝 なお
花總 まり
安蘭 けい
春野 寿美礼
朝海 ひかる
大空 祐飛……(※東京公演のみ出演)
瀬奈 じゅん…(※東京公演のみ出演)
水 夏希
大鳥 れい
霧矢 大夢……(※大阪公演のみ出演)
紫城 るい
白羽 ゆり
凰稀 かなめ…(※東京公演のみ出演)
龍 真咲
.

348
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 07:33:36  ID:QmR+8sBX.net(7)
【宝塚歌劇団(特別出演)】

轟 悠……※東京公演のみ出演 ※大阪公演はビデオ出演

凪七瑠海……※東京公演のみ出演

京 三紗

飛鳥 裕

五峰亜季……※モニュメントバージョンのみ出演

美穂圭子
.

349
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 07:35:19  ID:QmR+8sBX.net(7)
初風 緑
樹里咲穂
彩吹真央
涼 紫央
立ともみ
磯野千尋
古代みず希
大峯麻友
出雲 綾
朱未知留
美郷真也
夢輝のあ
未来優希
越乃リュウ
.

350
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 07:36:32  ID:QmR+8sBX.net(7)
朝峰ひかり
久路あかり
初嶺麿代
天羽珠紀
望月理世
音花ゆり
羽咲まな
愛純もえり
月央和沙
美翔かずき
蓮城まこと
天風いぶき
有瀬そう
百千 糸
七瀬りりこ

351
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 07:38:19  ID:QmR+8sBX.net(7)
【DVD(2枚組) 】
『エリザベート TAKARAZUKA20周年
     スペシャル・ガラ・コンサート』

【Disc1】:◆アニヴァーサリーバージョン
2017年01月20日|17:30公演≪全編≫
2016年12月17日|17:30公演≪ダイジェスト≫

【Disc2】:●モニュメントバージョン
2017年01月08日|17:30公演≪ダイジェスト≫

■フルコスチュームバージョン
2016年12月13日|13:00公演
◎ダイジェスト
〔トート:麻路さき、エリザベート:龍 真咲〕

2016年12月13日|18:00公演
◎ダイジェスト
〔トート:水 夏希、エリザベート:白羽ゆり〕

2017年01月11日|18:30公演
◎ダイジェスト
〔トート:瀬奈じゅん、エリザベート:凪七瑠海〕

※以上の公演を収録(予定)


【発売日】…2017年4月18日(火)(予定)
【価 格】…10,000円(税込)
http://www.umegei.com/elisabethgala20/dvd.html
.

352
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 10:10:11  ID:2lUke2hv.net(3)
今日はさえちゃん♫

353
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 11:05:03  ID:/V6iTo00.net(4)
療養と称してエリザベートは、マディラ島、コルフ島、ハンガリー、イギリスと、公務を放棄して1箇所に留まることなく当て所ない旅を続ける。
傘と扇子を持ち、早足で山から海へと歩き続け、くたびれ果てた表情で従者たちが彼女の後を追う。一方、皇帝はウィーンに戻らない妻の体調を案じて毎日のように手紙を書いている。
そして、10年が経った。皇后専属の美容師は髪を梳かした後、まっさらな櫛を彼女に見せる。櫛についた抜け毛を隠して、エリザベートを安心させるのは彼女の日課であった。

354
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 11:05:31  ID:/V6iTo00.net(4)
しかし、ルキーニがこっそり一本抜き取ると、それは白髪であった。エリザベートはさらに旅を続けた。ハイネのように詩に没頭し、乗馬にのめりこみ、古代ギリシャに傾倒した。
ハイネへの博識は専門家を凌駕するほどで、乗馬の腕前はヨーロッパ有数の実力とまで言われた。結果エリザベートは17年間、何かを求めて走り続けた。ルキーニが彼女に鏡を差し出す。世紀の美貌と謳われた皇后にも確実に老いの影が忍び寄っていた。("放浪の歳月”)

355
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 11:05:57  ID:/V6iTo00.net(4)
旅の末にエリザベートがたどり着いたのはギリシャのコルフ島であった。彼女はここに敬愛する古代ギリシャの英雄アキレウスの名を付けた別荘を建て、外界との接触を避けるように閉じこもった。
崇拝する哲学者や詩人ハイネの銅像を飾り、詩作に没頭した。エリザベートはハイネの情熱的で自然溢れる詩を愛し、彼のシニカルで社会批判的な思想に共感を覚えていた。
ドイツ生まれのユダヤ人として生涯国に馴染むことができず、後にドイツを追われフランスで晩年を過ごす生い立ちにも彼女は親近感を感じていた。彼女はハイネを師と仰ぎ、彼の魂と繋がりがあると信じていた。

356
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 11:07:44  ID:/V6iTo00.net(4)
ある日、エリザベートがハイネの魂に呼びかけようと試みると、懐かしい声の主が語りかけてきた。その声は、現世から目を背け死者の魂とばかり向き合う彼女の身を案じていた。
しかし、シシィはこの時代、この世界に自分の居場所はないと嘆くだけであった。そして、「アデュー、シシィ(Adieuはフランス語で永遠の別れの意味)」という言葉を残して声は消えた。
同じ頃、シシィの誰よりの理解者であり、憧れであった父マックスはこの世を去った。行き着く先を失くした自由な魂は、コルフ島にも長くは留まらず、安住の地を求めて再び彷徨い始めた。("パパみたいに〈リプライズ〉")

357
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/15 13:22:02  ID:leQSoWB3.net(2)
ここの嵐のおバカさん、誰のファンなの?
ずん子さんかおささんあたり?
なんのメリットがあるんだろう?
コメント2件

358
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 14:49:19  ID:L88EUxCh.net
>357
こういうのが本当のアホなんだろうね
OG関係のスレはここでは嫌がられているのは理解できている?

359
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 15:48:11  ID:bwdy3n8b.net(3)
(結婚までの短期間にエリザベートへの語学や宮廷作法などのお后教育が施されたが、成果は思わしくなく、母親が結婚式を延期してほしいと願い出るほどだったという。)
1854年4月24日午後6時半、ウィーンのアウグスティーナ教会で、エリザベートと皇帝フランツ・ヨーゼフの結婚式が執り行われた。
夕刻時という珍しい時間帯の結婚式も、災いの幕開けにはぴったりだとルキーニが野次を飛ばす。ルドヴィカとゾフィーに付き添われた新郎新婦は、大司教の前にひざまずく。
「結婚はあなたの意志であるか」との問いに、エリザベートは「はい」と返答する。すると彼女の声は教会内に何度もこだまし、結婚を祝う鐘の音が、まるでハプスブルク終焉の始まりを告げるかのように不気味に鳴り響く。

360
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 15:50:26  ID:bwdy3n8b.net(3)
数日後、シェーンブルン宮殿では盛大な宮廷舞踏会が催された。大広間の外では、新婦の父親と新郎の母親が結婚への不満を漏らしている。
マックスは宮廷の堅苦しさがシシィを殺してしまうと心配しており、ゾフィーはエリザベートには皇后としての資質が欠けていると苛立っていた。
また、舞踏会の参加者もめいめいに新婦の噂話に興じている。彼女の美しさを称える者、身分の低さを揶揄する者、狂気の血筋を危惧する者、若さや無作法を心配する者など様々である。("結婚の失敗")

361
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 15:52:10  ID:bwdy3n8b.net(3)
やがて、皇帝夫婦が広間に姿を現す。連日の行事に神経をすり減らしてたエリザベートは、皇帝の腕の中で安堵の表情を浮かべ、無邪気にワルツを踊る。
しかし、突然音楽が鳴り止むと、エリザベート以外の人間は蝋人形のように血の気を失い、彼女の前に再び「死」が現れる。
彼は「お前は彼を相手に選んだが、最後にお前と踊るのは私だ(意中の異性と舞踏会で最後にダンスを踊るという意味と、人が死ぬ間際に死神と死の舞踏を踊るという中世ヨーロッパの死生観の意味)」と告げて消える。
我に返り動揺するエリザベートの様子を、まるで見せ物を見るような好奇の目で周囲の人々が見つめる。その瞬間彼女は、自分が宮廷という異質な世界に入ってしまったことを真に実感したのだった。("最後のダンス")

362
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 16:35:08  ID:gTNBEctn.net
>357
ずんこオタだったよね
少し前にID変えるの忘れて書き込んでバレて話題になった

363
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 17:20:13  ID:ZrEIMcYP.net
何でずんこヲタが発狂しなければいけないの

364
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 18:32:14  ID:qZ1npvUM.net
ずんこさんのトート、素晴らしかったんだから
オタが発狂する必要はないよね。

オサさんだって出演しているし…

出てない人のオタじゃない?

365
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/15 18:39:34  ID:XUG2zRjq.net
前からずんこオタはずんこが一番じゃないと大暴れするイメージだから、そうかもって思ってしまう

366
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 18:56:27  ID:uPjHvR9o.net(2)
みんな違ってみんないいのにね
あ〜〜さえちゃん素敵だった
しばらく頭が黄泉の国から戻れなそう

367
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/15 19:00:35  ID:6ej4EI3b.net
宝塚御用達の国内最強の白魔術、黒魔術であなたの願望も叶えてみよう。

https://www.youtube.com/watch?v=85Y55BF2U3Y

368
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 19:31:24  ID:QiYTrtDz.net(39)
/ ~-,,        i ~~,i'
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 19:40:11  ID:QiYTrtDz.net(39)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 19:40:43  ID:QiYTrtDz.net(39)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 19:41:01  ID:QiYTrtDz.net(39)
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400
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 19:41:19  ID:QiYTrtDz.net(39)
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401
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 19:41:40  ID:QiYTrtDz.net(39)
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402
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 19:41:56  ID:QiYTrtDz.net(39)
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403
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 19:42:12  ID:QiYTrtDz.net(39)
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404
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 19:42:27  ID:QiYTrtDz.net(39)
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405
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 19:42:44  ID:QiYTrtDz.net(39)
[405]スレ埋め荒らしです(重複回数:38)

406
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 19:43:04  ID:QiYTrtDz.net(39)
[406]スレ埋め荒らしです(重複回数:38)

407
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/15 20:18:55  ID:leQSoWB3.net(2)
いろんな気違いがいるのね。

408
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 21:19:28  ID:lQemCf6R.net
一時期OGスレを席巻してた「なんだってー!」のAAもう見ないね

409
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 22:54:44  ID:Vj6Mc76U.net
久しぶりに花ちゃんのAA見たいなー

410
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 23:38:14  ID:XD3dTtos.net
1898年9月10日ジュネーヴ、レマン湖のほとり。船の汽笛が鳴り響くと、エリザベートと侍女のスターレイ伯爵夫人が現われる。
二人は蒸気船の乗り場へと向かっていた。突然、すれ違いざまに一人の男が皇后の胸をヤスリで突き刺す。男はその場ですぐに取り押さえられた。
皇后はすぐに起き上がり周りの者を制して桟橋へと向かうが、再び倒れ意識を失う。闇の中、エリザベートが日の光に目覚めると、そこには少女の頃と同じく「死」の姿があった。

411
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 23:51:02  ID:Rzb3SEqc.net
いまさらだけど…

これって、何に乗っている荒筋なの?
(観ていても解らない)細かい所迄
良く解って良いワ
コメント1件

412
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/15 23:58:53  ID:8XQu3pgs.net
>411
そのうちNG設定するようになるよw
コメント1件

413
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/16 00:02:01  ID:WbOaCLK3.net
トート閣下の予言みたいで素敵w
コメント1件


414
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 00:39:43  ID:aWXWxMmK.net(7)
エリザベート -愛と死の輪舞-
概要
小池修一郎が、1992年にロンドンで現地のミュージカル作品の音楽集で興味を惹かれるものを探していたところ、その店の店主からこの『エリザベート』を薦められた[注 1]。
また翌年には、歌劇団に来客として訪れたイスタンブール在住の中国人の大学教授から、『エリザベート』のドイツ語プログラムを受け取ったりもしている。
これらの経緯を経て、日本では宝塚歌劇団が上演権を取得し、1996年に初めて日本に紹介。雪組で、当時トップスターだった一路真輝のサヨナラ公演として初演された。始めこそ評判はいまひとつであったが、次第にチケットが取れないほどの人気が出る。

415
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 00:40:33  ID:aWXWxMmK.net(7)
一路の退団公演だったため「なぜサヨナラ公演で死を演じるのか?」「トップ退団公演で死はおかしい」など当時は疑問視されたが、公演開始後に徐々に批判はなくなった。
また「宝塚版はウィーン版を改竄している」と熱烈なミュージカルファンから批判があったため、東宝版はウィーン版に倣って制作された。
日本人には馴染みの薄い歴史を描いた演目ではあったが、成功を収め、その後も再演を繰り返し、宝塚歌劇団を代表する人気演目に成長した。
また、これが原因で女性を中心に「ハプスブルク帝国ブーム」がおき、その華麗な宮廷生活への憧れなどからオーストリア・ウィーンへの観光客増加を惹起した。

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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 00:42:41  ID:aWXWxMmK.net(7)
宝塚版とウィーン版の違い
このミュージカルの重要人物である Tod は、ドイツ語で「死」「死神」を表す単語である。日本以外の各国の公演では、その国の言語で死を表す言葉が役名に当てられている(英訳では "Death")。
これは芸術表現である「死の舞踏」や絵画『民衆を導く自由』での例のように、抽象概念(この場合は死)を擬人化するヨーロッパ諸語の慣行によったものである。
宝塚歌劇団での上演にあたって、トップの演じる役が死という設定では問題があったため、この役を「トート」という名前の「黄泉の帝王」に設定が変更された。

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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 00:47:11  ID:aWXWxMmK.net(7)
また、男役のトップを主役に置かなければならない伝統に則り、エリザベートではなくトートが主役になるよう脚本や演出が潤色された。
そのため、エリザベートと黄泉の帝王とのラブストーリーに重点を置いた宝塚版と、エリザベートと死の絡み合いをハプスブルク帝国崩壊に準えて描いたウィーンをはじめとする各国版では、同じミュージカルでありながら趣が異なった作品に仕上がっている。

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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 00:51:27  ID:aWXWxMmK.net(7)
あらすじ
煉獄で一人の男が裁判にかけられていた。彼の名はルイージ・ルキーニ。彼はエリザベート皇后殺害の容疑で、彼女の死後100年経った今でも裁判官から尋問を受けていた。
だがルキーニは「俺は望まれてやったんだ」「エリザベートは死と恋仲だった」と言い、それを証明させるためにハプスブルク時代の霊魂を呼び寄せる。その中に黄泉の王トートがいた。
ルキーニは彼らに皇后のことを語らせて、どういう経過になったのかを説明し物語はエリザベートの少女時代へと移る。

419
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 00:54:28  ID:aWXWxMmK.net(7)
1853年、まだ少女のエリザベートはバイエルン王国の公女として自由を満喫していた。ある時、彼女は綱渡りに挑戦しようとしてロープから落ち、意識不明の重体に陥る。冥界に迷い込んだエリザベートにトートは一目で惹きつけられ、禁断の恋におちる。
トートはエリザベートに生命を返してやる。そしてその愛を得ようと、彼女を追い続ける決意をする。こうして、愛と死の輪舞が始まった。
エリザベートはその後フランツ・ヨーゼフと結婚しオーストリア皇后となるも、父に似て自由であることを生き甲斐とする彼女は姑ゾフィーの取り仕切る王家としての公務や義務に耐えられず追い詰められる。

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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 00:57:32  ID:aWXWxMmK.net(7)
トートに唆されるも、死に逃げず自分一人で生きていく決意をする。その後、姑ゾフィーに奪われていた子どもの養育権を取り戻し確執に勝利するも、忙しさに負け、ようやく取り戻したはずの息子ルドルフを顧みることはなく、ルドルフは孤独な生活を送る。
一方でエリザベートは、自身の美貌が役立つと気付き、それを磨くことに時間を惜しまなかった。過激なダイエットで倒れたエリザベートにトートが夫の不貞を告げ、「死ねばいい!」と誘惑されても、エリザベートは負けなかった。
成人した息子ルドルフは父フランツ・ヨーゼフと対立し母エリザベートに助けを求めるも、宮廷に無関心のエリザベートはそれを拒む。絶望したルドルフは自殺し、トートの死のくちづけを受ける。

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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 01:30:54  ID:TCbvVG6v.net
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名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/16 06:59:20  ID:MvVinew7.net(2)
>412>413
今に消したい時が来る……

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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 07:58:49  ID:DXd8EAk3.net(10)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 07:59:08  ID:DXd8EAk3.net(10)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 07:59:28  ID:DXd8EAk3.net(10)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 07:59:47  ID:DXd8EAk3.net(10)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 08:00:04  ID:DXd8EAk3.net(10)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 08:00:21  ID:DXd8EAk3.net(10)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 08:00:38  ID:DXd8EAk3.net(10)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 08:01:04  ID:DXd8EAk3.net(10)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 08:01:30  ID:DXd8EAk3.net(10)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 08:01:46  ID:DXd8EAk3.net(10)
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名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/16 13:58:32  ID:CaUcND7B.net
休憩のお時間ですか?

434
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 15:00:50  ID:OzniZPpl.net
さえこトート良かったなー
歌も上手くなってるしあの声の黄泉っぽさは誰もかなわん
コメント1件

435
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 15:51:48  ID:MvVinew7.net(2)
>434
一人だけ天然リバーブかかってたね!
異論は認めるけど私はあの声と容姿大好きだー
「もうこれ以上生きるあてもない」からの降臨なんてもう死神すぎてほんとゾクゾクした

あとカチャシシィも良かったんだけど、やっぱり麻子さんのお相手なんだよね…と
トートとシシィの間の独特な絆のようなものが薄くて、それだけ少し物足りなかったかな

436
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 16:31:14  ID:w22MJbGU.net
しかし、縁談は両家の母親の思惑を通りには運ばない。皇帝は、お后教育を受けて育った礼儀正しいヘレネではなく、たまたま同行していた妹のシシィに一目ぼれしてしまう。
皇帝を前にしても天真爛漫に振る舞う美しい少女に心を奪われた彼は、生まれて初めて母親の意向に逆らい、彼女との結婚を決意する。("計画通り")
数日後、彼は将来皇后として負うことになる義務や束縛について告げ、それでも私を支えてくれるかシシィに尋ねる。

437
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 17:48:48  ID:CObKERDF.net
数日後、彼は将来皇后として負うことになる義務や束縛について告げ、それでも私を支えてくれるかシシィに尋ねる。
彼女は婚約の証に送られたネックレスの重さに戸惑いの表情を見せるが、「あなたが側にいれば、どんな困難でも乗り越えられる」と、皇帝からの求婚を受け入れる。
15歳の少女はおとぎ話のような恋に胸がいっぱいになったが、宮廷での結婚生活という現実に直面する準備はできていなかった。("あなたが側にいれば")

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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 19:18:37  ID:2Sk3M+xj.net(15)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 19:18:51  ID:2Sk3M+xj.net(15)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 19:19:07  ID:2Sk3M+xj.net(15)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 19:19:41  ID:2Sk3M+xj.net(15)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 19:20:01  ID:2Sk3M+xj.net(15)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 19:20:18  ID:2Sk3M+xj.net(15)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 19:20:35  ID:2Sk3M+xj.net(15)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 19:20:50  ID:2Sk3M+xj.net(15)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 19:21:12  ID:2Sk3M+xj.net(15)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 19:21:31  ID:2Sk3M+xj.net(15)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 19:21:51  ID:2Sk3M+xj.net(15)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 19:22:19  ID:2Sk3M+xj.net(15)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 19:22:35  ID:2Sk3M+xj.net(15)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 19:23:03  ID:2Sk3M+xj.net(15)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 20:49:46  ID:ut7X8ubJ.net
水トート、よかったよー
現役時より歌うまいし
コメント1件

454
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 21:32:38  ID:LoNLT9sN.net(12)
(結婚までの短期間にエリザベートへの語学や宮廷作法などのお后教育が施されたが、成果は思わしくなく、母親が結婚式を延期してほしいと願い出るほどだったという。)
1854年4月24日午後6時半、ウィーンのアウグスティーナ教会で、エリザベートと皇帝フランツ・ヨーゼフの結婚式が執り行われた。
夕刻時という珍しい時間帯の結婚式も、災いの幕開けにはぴったりだとルキーニが野次を飛ばす。ルドヴィカとゾフィーに付き添われた新郎新婦は、大司教の前にひざまずく。

455
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 21:33:26  ID:LoNLT9sN.net(12)
「結婚はあなたの意志であるか」との問いに、エリザベートは「はい」と返答する。すると彼女の声は教会内に何度もこだまし、結婚を祝う鐘の音が、まるでハプスブルク終焉の始まりを告げるかのように不気味に鳴り響く。
この瞬間、エリザベートは滅びゆく運命にある帝国に自らの意志で嫁いだのである。("不幸の始まり")

456
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 21:34:35  ID:LoNLT9sN.net(12)
数日後、シェーンブルン宮殿では盛大な宮廷舞踏会が催された。大広間の外では、新婦の父親と新郎の母親が結婚への不満を漏らしている。
マックスは宮廷の堅苦しさがシシィを殺してしまうと心配しており、ゾフィーはエリザベートには皇后としての資質が欠けていると苛立っていた。
また、舞踏会の参加者もめいめいに新婦の噂話に興じている。彼女の美しさを称える者、身分の低さを揶揄する者、狂気の血筋を危惧する者、若さや無作法を心配する者など様々である。("結婚の失敗")

457
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 21:41:25  ID:LoNLT9sN.net(12)
やがて、皇帝夫婦が広間に姿を現す。連日の行事に神経をすり減らしてたエリザベートは、皇帝の腕の中で安堵の表情を浮かべ、無邪気にワルツを踊る。
しかし、突然音楽が鳴り止むと、エリザベート以外の人間は蝋人形のように血の気を失い、彼女の前に再び「死」が現れる。
彼は「お前は彼を相手に選んだが、最後にお前と踊るのは私だ(意中の異性と舞踏会で最後にダンスを踊るという意味と、人が死ぬ間際に死神と死の舞踏を踊るという中世ヨーロッパの死生観の意味)」と告げて消える。
我に返り動揺するエリザベートの様子を、まるで見せ物を見るような好奇の目で周囲の人々が見つめる。その瞬間彼女は、自分が宮廷という異質な世界に入ってしまったことを真に実感したのだった。("最後のダンス")

458
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 21:41:59  ID:LoNLT9sN.net(12)
行事や式典が落ち着くと、皇帝夫婦はウィーン郊外のラクセンブルク宮殿に居を構えた。
しかし、皇帝は執務で夜遅くまで宮殿を留守にしていたため、一人取り残されたエリザベートを待っていたのは、夫との幸せな新婚生活ではなく、姑の厳しい皇后教育であった。
朝5時から綿密にスケジュールが組まれ、歩き方から、お辞儀の仕方、言葉遣いまで厳しく躾けられた。女官の手を借りず一人で着替えをしたり、入浴することも禁止された。自分のことは自分でする環境で育ったエリザベートにとって、耐え難いことであった。
プライベートはなく、お世継ぎ作りを催促され、何よりも好きであった乗馬も禁じられた。("皇后の務め")

459
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 21:42:26  ID:LoNLT9sN.net(12)
宮廷の息苦しさと孤独感に耐えかねた彼女は夫に助けを求めるが、「母の言う通りにすることが君のためにもなる」と、皇帝は母親の味方をする。
エリザベートは自らが宮廷で孤立無援であることを悟るが、「私は誰の所有物でもない、私は私だけのもの」と、姑の言いなりとなり、宮廷に飼い慣らされることを拒否する。("私だけに")

460
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 21:43:54  ID:LoNLT9sN.net(12)
結婚1年目、クリミア戦争の戦火拡大のため皇帝は執務室に篭ることが多く、宮殿に取り残されたエリザベートの話し相手は、皇帝からの誕生日プレゼントのオウムだけであった。
結婚2年目、待望の長女が生まれるが、エリザベートは育児を許されず、名前も皇太后と同じゾフィーと決められてしまう。母親であるのに授乳も許されず、我が子に謁見できるのは皇太后の許可が出たわずかな時間だけであった。
結婚3年目、次女が生まれるが、またして姑に子供を奪われてしまう。しかし、転機が訪れる。当時ハプスブルク帝国の一部であったハンガリーで独立の気運が高まりをみせていた。

461
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 21:44:38  ID:LoNLT9sN.net(12)
皇帝は帝国の支配権の誇示のためのハンガリー訪問に皇后を同行させ、その美貌を利用してこの動きを沈静化しようと試みる。
彼女は協力の見返りとして、娘を皇太后のもとから引き離し旅に同行させることに成功する。宮廷でエリザベートが手にした初めての勝利だった。("結婚生活の様子")

462
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 21:45:26  ID:LoNLT9sN.net(12)
しかし、無常にも旅先で彼女を待っていたのは「死」であった。慣れない長旅に疲弊した長女ゾフィーが病死してしまう。
自責の念に打ちひしがれるエリザベートの前に現れた彼は、「偽りの愛にすがるなら、今後帝国をさらなる不幸が待ち受ける」と警告する。("闇が広がる")

463
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 21:46:50  ID:LoNLT9sN.net(12)
(1848年のハンガリー革命後の弾圧を主導していた皇太后ゾフィーとの不和が噂されていたこともあり、エリザベートの訪問はハンガリー国民に好意的に迎えられた。
また、彼女も姑への反発や権威主義的なウィーン宮廷とは異なるハンガリーの自由な空気を気に入り、以後ハンガリーに対する抑圧を緩和する政策を皇帝に口添えするようになる)

464
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 21:58:27  ID:LoNLT9sN.net(12)
19世紀末、ヨーロッパの東西南北の人と文化が交差するウィーンでは、没落に向かうハプスブルク帝国の混乱や陰鬱な時代背景の下で世紀末ウィーンと呼ばれる退廃的な文化の爛熟が興っていた。
今日もウィーンのカフェでは、多種多様な知識人が集まり、新聞を読み、皇室や政治の話題で暇を持て余していた。カフェで一番の話題は、皇太子ルドルフの誕生である。
帝国にとって待ち望まれたお世継ぎであるが、痛ましいことにまたしても息子は母親の手から引き離されてしまう。

465
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/16 21:59:22  ID:LoNLT9sN.net(12)
次に、当時帝国の一部であった北イタリアがフランス皇帝ナポレオン3世と組み、オーストリアに対して独立戦争を起こした話題となる。
次々と領地を失い国際的に孤立する帝国の現状を「俺たちにできることは、カフェで他愛もない話をして、ただ破滅の時を待つことだけさ」とカフェの客たちは皮肉たっぷりに笑い飛ばす。("楽しい黙示録")

466
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 03:01:51  ID:B09lIh+U.net
梅田のアニバーサリー三回見たけど最後のダンスで踊り出したのは水だけだった
自分の売りをわかってるなと思った

467
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 03:28:37  ID:Tt8QURJD.net
>453
うん、良かったよね
最後の挨拶は可愛くてギャップがあったわ
今回いろいろなトートを聴き比べることができて本当に楽しかった
でも今日のルドヴィカはなんか歌がフルフルしててちょっと興醒め
せめて脇は雰囲気をこわさない歌ウマで揃えて欲しかったな

468
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 04:50:52  ID:djlvF9d7.net(12)
1865年のある夜、宮殿のエリザベートの鍵のかかった寝室の前では、皇帝が扉を開けてほしいと妻に呼びかけている。イタリア独立戦争に敗れ、北イタリアの領地を失ったオーストリア帝国は窮地に陥っていた。
帝国の各地で独立の気運が再燃し、小ドイツ主義を掲げるビスマルク率いるプロイセンは、ドイツ統一に向け虎視眈々とオーストリアとの開戦の準備を進めていた。
度重なる戦争で国家財政は破綻寸前であり、そのすべての重圧が皇帝の肩に重く圧しかかっていた。彼は一晩だけでもあなたのそばで心休まる夜を送りたいと懇願する。

469
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 04:51:52  ID:djlvF9d7.net(12)
一方、エリザベートはルドルフが臣下に虐待されていると訴え、「息子の養育を自分に任せてほしい、さもなければ私は宮廷を出て行く」と悲壮な覚悟で夫に最後通牒を伝える。
しかし、あくまで母親への忠誠心を崩さない夫の態度に彼女は絶望する。そして「死」が彼女に囁きかける。「全ての葛藤は終わる、苦しみから救ってやろう」と。
しかし、エリザベートは宮廷での自由を手にするためなら自らの美貌さえ武器にしてみせると、彼の誘惑を拒絶する。("エリザベート、開けておくれ")

470
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 04:52:22  ID:djlvF9d7.net(12)
ウィーンの中央広場ではミルクの配給を求める市民が集まっている。何故ミルクがないのか詰め寄る市民をルキーニは、「皇后が横取りしてミルク風呂に使っているからだ」と扇動する。
戦費をまかなうための重税で市民生活は困窮し、皇室の求心力は著しく低下していた。市民は「子供が死んでいるんだ!」、「皇后に思い知らせてやる!」と叫び声を上げる。再びウィーンでは革命の火種がくすぶり始めていた。
("ミルク") 一方宮殿では、女官が皇后の入浴用の大量のミルクを化粧室に運んでいた。彼女はミルク風呂だけではなく、オリーブ油風呂、苺や生肉のパック、仔牛の肉汁のジュースなど、効果があると思われるあらゆる美容法を実践していた。

471
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 04:53:45  ID:djlvF9d7.net(12)
その長く美しい髪は、卵とコニャックを調合した特製シャンプーで、3週間に一度、丸一日かけて手入れをした。
身長172cm、ウェスト50cm、体重50kg以下と言われるスタイルを維持するため、ほとんど食事は口にせず、一日の大半を体操などの運動に費やすこともあった。
過剰ともいえる美容やダイエットと引き換えに、彼女の美貌はヨーロッパ中に知れ渡り、宮廷も無視できない程の影響力を持つこととなる。("皇后の務め〈リプライズ〉") 

472
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 04:56:49  ID:djlvF9d7.net(12)
しばらくして、皇后の寝室の前に皇帝が現れる。彼は突然の訪問に驚く女官たちに下がるよう命じると、衝立越しに妻に語りかける。
彼は「統治者は自らの感情を抑えなければならないが、君を失うくらいなら唯一の掟をも破れる」と、エリザベートの美貌の前に敗北を認め、母親ではなく妻を選び、彼女の要求をすべて受け入れることを決める。
夫の言葉を聞き終え、姿を現したエリザベートは「これからもあなたと生きていきます、でも私は私だけのもの」と高らかに勝利を宣言する。
その姿は、美の神と称えられたかの有名なヴィンターハルターの肖像画で描かれたエリザベートそのものであった。("私だけに〈リプライズ〉")

473
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 04:57:38  ID:djlvF9d7.net(12)
第二幕
ブダペストの大聖堂前は、オーストリア=ハンガリー帝国の国王フランツヨーゼフと王妃エリザベートの戴冠式を祝う人々で溢れかえっていた。
ハンガリー国民は大規模な自治権を認める二重帝国の実現に力添えをしたエリザベートに対して「エーヤン、エリザベート!(エリザベート、万歳!)」と歓声を送っている。 ("エーヤン") 一方、ルキーニは群衆の前でトランクを広げ、記念品の即売会を始める。
国王夫婦の仲睦ましい姿が描かれたグラスや、王妃と息子が並び描かれた肖像画を手にして、「こんなものはキッチュ(まがいもの)だ!」と切り捨てる。
死後100年間、本や映画で好意的に描かれてきた彼女の姿はどれも偽者や偶像で、本当の彼女は傲慢なエゴイストだと彼は言う。("キッチュ")

474
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 05:03:53  ID:djlvF9d7.net(12)
反対するゾフィーらウィーン宮廷の多数を屈服させ、自らの希望を実現させたエリザベートは人生の絶頂の時を迎えていた。
自信と威厳に溢れた表情で、「私は自分の意志で踊る、もう誰にも操られない」と、夫や宮廷だけでなく、「死」との決別をも誓う。
しかし、すべてを見透かす彼は「この満ち足りた瞬間は、すぐに生への憎しみに変わる」「なぜなら、お前は私を愛している」と不敵な笑みを浮かべ立ち去る。("私が踊る時")

475
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 05:04:51  ID:djlvF9d7.net(12)
ホーフブルク宮殿の寝室では、9歳になったルドルフが熱に浮かされていた。真っ暗の部屋の中で一人寒さに震える皇太子は、母にそばにいて欲しいとつぶやく。
息子の養育権を取り戻したエリザベートは、息子に軍隊式の訓練を施していた臣下を解任して、肉体的訓練よりも精神的教育を重視するリベラルな教育係を自ら選任した。
虚弱体質であったルドルフは、自由な環境を与え、苦しみから解放してくれた母への感謝の念を生涯忘れなかった。
しかし反対に、姑に勝利して満足したエリザベートは、徐々に宮廷や息子との距離を取り始め、堅苦しいウィーンを離れ、多くの時間をハンガリーでの居城ゲデレー城で過ごすようになる。

476
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 05:08:15  ID:djlvF9d7.net(12)
ルドルフは母親を慕っていたが、母は息子の気持ちに答えようとはしなかった。母の愛を知らずに育ったルドルフは、かつてのシシィのように「死」に母の面影を重ね、彼を友として慕うようになっていた。("ママ、どこにいるの?")
(ルドルフの教師は、慣例であった聖職者や貴族という地位に囚われず、能力のある市民の知識人から選任された。
結果として皇太子は、皇帝を頂点とする君主制とは相容れない自由主義的な思想に惹かれるようになり、母親と同じように父親やウィーン宮廷と対立していくこととなる。)

477
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 05:08:45  ID:djlvF9d7.net(12)
宮廷の義務からは逃避したエリザベートであるが、孤児院や救貧員への慰問など社会奉仕活動には積極的であった。
貧民や病人の世話が幼い頃からのヴィッテルスバッハ家の伝統であり、また彼女自身も、自分が興味を持つことに関しては、偏見を持たず、相手の地位や身分にとらわれず接する人物であった。
特に、彼女が生涯足しげく通ったのが精神病院であった。これは親類が多く精神の病を患っていたことも関係する。そして、ウィーン郊外のとある精神病院を慰問した際、エリザベートは一人の女性患者と出会う。

478
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 05:09:16  ID:djlvF9d7.net(12)
彼女は自分こそが気高き皇后であり、エリザベートこそ狂った精神病者だと叫び、拘束具で取り押さえられる。
彼女は、皇后というしがらみに拘束されている己を省みて、肉体は拘束されていても、何も縛られない無垢な魂を持つその女性に惹かれる。
敬愛する戯曲『真夏の夜の夢』に登場する妖精ティターニアのように、周りからどんなに奇異な目で見られ狂ったと言われようと、気高く心のままに生きられたらどんなに素晴らしいかと

479
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 05:09:44  ID:djlvF9d7.net(12)
そして、ウィーン宮廷や姑との戦いに勝利しても、結局何一つ自分が望むものは手にいれられていないことに気づかされる。まるで今の自分は、自由の象徴であった曲芸のロープの上で、暗闇の中、恐怖に震え立ち竦んでいるようだと。
「いっそ足元の深淵に身を投げてしまいたい」と本心では願っていても、暗闇の先に待つ虚無の不安に怯えながら、見せかけの人生を歩み続けるしかないのか、彼女は自問自答する。(“魂の自由”)

480
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 08:33:07  ID:CPGTI2Z7.net
さえこさんトート観てからずっと黄泉の世界から帰れない…
カテコでもう思い残す事はありませんなんて言っていたし、もしかしたらもうガラコンには出ないのかもと思うと、全員分映像残してほしかったと切に思います…

481
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 08:40:24  ID:+8VBtYIe.net(7)
ホーフブルク宮殿のサロンでは、ゾフィーと近親が、皇帝を皇后から引き離すための策を話し合っていた。
皇帝は、オーストリア=ハンガリー帝国のハンガリー王国の初代首相に、1848年のハンガリー革命の首謀者の一人であるアンドラーシを任命した。彼はエリザベートと親しい関係にあり、後に帝国の外相も勤めることになる。
これ以上皇后の介入を許すと帝国が瓦解してしまうと恐れた彼女らは、非常手段として皇帝に愛人を用意する。("我々か彼女か") しかし売春宿から連れてこられた娘は病気持ちだった。("マダム・ヴォルフのコレクション")

482
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 08:40:56  ID:+8VBtYIe.net(7)
体操室で運動中に倒れたエリザベートは、医師から原因は過剰なダイエットではなくフランス病だと告げられる。夫の忠誠心を信じきっていた彼女は取り乱し、自ら命を絶つと口ばしる。
すると、その言葉を待っていた「死」が現れ、最後の決断を迫る。しかし、彼女は皇帝との婚約の証を首から外すと、この裏切りをむしろ宮廷とのしがらみを絶つために夫が自分に与えた救いなのだと受け取る。
そして以後、彼女はウィーンを離れ、旅から旅への流浪の生活を続けることになる。("微熱")

483
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 08:41:38  ID:+8VBtYIe.net(7)
療養と称してエリザベートは、マディラ島、コルフ島、ハンガリー、イギリスと、公務を放棄して1箇所に留まることなく当て所ない旅を続ける。
傘と扇子を持ち、早足で山から海へと歩き続け、くたびれ果てた表情で従者たちが彼女の後を追う。一方、皇帝はウィーンに戻らない妻の体調を案じて毎日のように手紙を書いている。
そして、10年が経った。皇后専属の美容師は髪を梳かした後、まっさらな櫛を彼女に見せる。櫛についた抜け毛を隠して、エリザベートを安心させるのは彼女の日課であった。

484
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 08:42:28  ID:+8VBtYIe.net(7)
しかし、ルキーニがこっそり一本抜き取ると、それは白髪であった。エリザベートはさらに旅を続けた。ハイネのように詩に没頭し、乗馬にのめりこみ、古代ギリシャに傾倒した。
ハイネへの博識は専門家を凌駕するほどで、乗馬の腕前はヨーロッパ有数の実力とまで言われた。結果エリザベートは17年間、何かを求めて走り続けた。ルキーニが彼女に鏡を差し出す。世紀の美貌と謳われた皇后にも確実に老いの影が忍び寄っていた。("放浪の歳月”)

485
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 08:42:55  ID:+8VBtYIe.net(7)
旅の末にエリザベートがたどり着いたのはギリシャのコルフ島であった。彼女はここに敬愛する古代ギリシャの英雄アキレウスの名を付けた別荘を建て、外界との接触を避けるように閉じこもった。
崇拝する哲学者や詩人ハイネの銅像を飾り、詩作に没頭した。エリザベートはハイネの情熱的で自然溢れる詩を愛し、彼のシニカルで社会批判的な思想に共感を覚えていた。
ドイツ生まれのユダヤ人として生涯国に馴染むことができず、後にドイツを追われフランスで晩年を過ごす生い立ちにも彼女は親近感を感じていた。彼女はハイネを師と仰ぎ、彼の魂と繋がりがあると信じていた。

486
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 08:45:13  ID:+8VBtYIe.net(7)
ある日、エリザベートがハイネの魂に呼びかけようと試みると、懐かしい声の主が語りかけてきた。その声は、現世から目を背け死者の魂とばかり向き合う彼女の身を案じていた。
しかし、シシィはこの時代、この世界に自分の居場所はないと嘆くだけであった。そして、「アデュー、シシィ(Adieuはフランス語で永遠の別れの意味)」という言葉を残して声は消えた。
同じ頃、シシィの誰よりの理解者であり、憧れであった父マックスはこの世を去った。行き着く先を失くした自由な魂は、コルフ島にも長くは留まらず、安住の地を求めて再び彷徨い始めた。("パパみたいに〈リプライズ〉")

487
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 08:45:48  ID:+8VBtYIe.net(7)
エリザベートが旅を続ける間に、ルドルフは青年へと成長した。一方で、ヨーロッパでは民族主義やファシズムが台頭を始めており、帝国領内の民族による複合国家であるオーストリアでも、各民族の自治や権利を求める動きが強まっていた。
特に多民族都市であるウィーンでは、ドイツ人の民族的優位と権利擁護を掲げるシェーネラーなどのドイツ民族主義者が台頭しており、少数ながら経済的に恵まれていたユダヤ人はその格好の標的であった。
ルドルフは、市民の権利を押さえ込み、領内の民族主義運動を弾圧する父親の古い権威主義的な統治方法では、一時的には帝国の体面は保てても、結果としてその崩壊を早めてしまうだけだと危機感を持っていた。

488
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 10:06:25  ID:GxXUW/TR.net(3)
彼の理想は中央ヨーロッパの各民族が対等な権利を持ち、ドナウ連邦として共存共栄を図ることにあった。しかし、匿名で新聞に投稿した体制批判の記事が暴露され、父親と決定的に対立し、民族主義者からも裏切り者と糾弾される。
結婚生活も冷え切っており、政治的にも宮廷生活でも孤立した彼は、徐々に精神を病んでいく。そんな折、母がウィーンに帰ってきた。ルドルフは自らの心情を吐露して、皇帝へ口添えして欲しいと助けを求めた。
しかし、宮廷との繋がりをすべて断ち切っていたエリザベートは、息子の懇願を頑なに拒否する。絶望したルドルフは、1889年ウィーン郊外のマイヤーリンクで「死」の接吻を受け入れ、拳銃で自ら命を絶つ。

489
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 10:07:52  ID:GxXUW/TR.net(3)
息子の死を前に、エリザベートはルドルフは自分の生き写しだったことに気づく。そして、己の自由を求めるばかりに、同じように自由を欲していた息子を見殺しにしたことを悔やみ、棺の前で泣き崩れる。
その悲しみはあまりに深く、彼女は息子の命を奪った忌々しき相手にさえ哀れみを乞うた。だが、「死」はその嘆きに答えようとはしなかった。
息子の死はエリザベートに大きなショックを与えた。彼女は身の回りの豪華なドレスや宝飾品はすべて譲り渡し、残りの生涯を喪服だけで過ごした。

490
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 10:08:25  ID:GxXUW/TR.net(3)
すでに父親は他界しており、事件の翌年には姉ヘレネ、そして母ルドヴィカと親しい者が彼女を残して次々とこの世を去った。無理なダイエットがたたり、神経痛に悩まされ、病気がちであった。
常に傘と扇で皺の目立つ顔を隠して、それでも孤独に旅を続けるエリザベートを新聞は、狂気に憑かれた哀れな皇后と同情的に書きたてた。
しかし、ルキーニは認められなかった。息子の遺体の前でうずくまる皇后の写真を手に、これも国民の同情を買うためのキッチュなんだと彼は訴えた。ルキーニは悲惨な人生を送った。

491
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 12:52:23  ID:GUEK5sOI.net
トート7多すぎ

492
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 13:24:36  ID:Ip8SzYnd.net
歴代トート9人のうち、現役2名を除く全員集合するのはスゴい事だと思う

シシィは蘭はなだけ今回メンバーに入ってないね
現役のカチャですら出演してるのにw
コメント2件

493
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 13:32:43  ID:UFSaCzTo.net
>492
蘭はなは相手役が現役で出てないから出ないんでしょ
みりおが退団したらしゃしゃってくるよ

494
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 13:40:16  ID:WxIRYBpA.net(7)
捨て子として孤児院に入れられ、孤児院から孤児院、里親から里親へとたらいまわしにされた。定職に就けず、国から国へと渡り歩いた先のスイスで無政府主義に出会い、傾倒した。
生まれながらに特権を享受する王族や貴族階級は、彼にとって誰よりも憎むべき存在でなければならなかった。("キッチュ〈リプライズ〉")

495
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 13:41:06  ID:WxIRYBpA.net(7)
1895年2月マルタン岬のテラス、フランツ・ヨーゼフはエリザベートの旅先を訪れ、満月の夜に二人は再会する。その苦難の人生を象徴するかのように、皇帝の髪と長く伸びた髭はすでに真っ白に染まっていた。
彼は、宮廷に戻らない妻を責めようとはせず、出会いから変わらない愛を伝え、「私の元に帰ってきてほしい」と呼び掛けた。しかし、エリザベートは自分たちを積荷も目的地も違う二艘の船に例え、海上で偶然すれ違うことはあっても、二人が完全に相容れることは今後も決してないと告げると、夫の元を発っていった。
バートイシュルで愛し合い結ばれはずの夫婦が、40年の時を経て、お互いの孤独と愛の限界を再確認するだけの不幸な再会であった。("夜のボート")

496
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 13:43:38  ID:WxIRYBpA.net(7)
(晩年のエリザベートの姿を残した写真や絵はほとんどない。彼女が最後に公に姿を現したのは、1896年のハンガリー建国千年の式典である。
皇帝の傍らにただ無表情で座る皇后の姿を新聞は、「現実から離れてしまっている」「死の影に寄り添われている」とも報じている。
体調の悪化に伴い、エリザベートの滞在先も移動が容易なスイスなどの観光地に限定された。この頃になってもダイエットをやめることはなかったという。無政府主義が蔓延る不穏な時代、何度も警察が護衛を申し出るが、エリザベートはこれを拒否している。)

497
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 13:57:04  ID:WxIRYBpA.net(7)
ハプスブルク帝国は戦争で多くの領地を失い、残された地域でも独立を求める民族主義運動が激化していた。
また、皇帝の弟メキシコ皇帝マキシミリアンが革命で銃殺、皇后の従兄ルートヴィヒ2世は精神を病み湖で溺死するなど、皇帝や皇后の周辺でも不幸な事件が続いていた。ハプスブルク600年の栄光はすでに過去のものとなり、その滅亡の時が刻一刻と近づいていたのである。
そしてある晩、皇帝フランツ・ヨーゼフは悪夢に魘され、その夢の中で「死」と対峙する。彼の手には、エリザベート暗殺の凶器のやすりが握られていた。

498
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 13:59:49  ID:WxIRYBpA.net(7)
沈みゆく帝国を模した沈没寸前の巨大船のデッキの上で、逃げまどう亡国の住人たちをよそに、エリザベートは虚ろな表情で何かを待つかのようにただ佇んでいた。皇帝は妻を救い出そうとするが、亡霊たちに妨げられ身動きが取れない。
そして、ついに「死」はルキーニにやすりを手渡す。その瞬間、阿鼻叫喚の叫び声と共に、皇帝や亡霊たちは次々と光の中へと吸い込まれていった。再び、裁判官の尋問の声が響き渡り、ルキーニが最後の証言を行う。("最後の証言")

499
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 14:01:08  ID:hnxzooSn.net
>492
これだけ揃うのは今回で最後かもね

500
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 14:01:37  ID:WxIRYBpA.net(7)
1898年9月10日ジュネーヴ、レマン湖のほとり。船の汽笛が鳴り響くと、エリザベートと侍女のスターレイ伯爵夫人が現われる。
二人は蒸気船の乗り場へと向かっていた。突然、すれ違いざまに一人の男が皇后の胸をヤスリで突き刺す。男はその場ですぐに取り押さえられた。
皇后はすぐに起き上がり周りの者を制して桟橋へと向かうが、再び倒れ意識を失う。闇の中、エリザベートが日の光に目覚めると、そこには少女の頃と同じく「死」の姿があった。

501
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 14:02:07  ID:WxIRYBpA.net(7)
彼女は身に着けていた喪服を脱ぎ捨てると、過去のすべての記憶の消滅と、いつ何処とも知れない魂の安住の地での再生を誓い、死と深い口づけを交わした。エリザベート暗殺の18年後、皇帝フランツ・ヨーゼフも崩御する。
彼の死の2年後、ハプスブルク帝国は崩壊、帝国内の各民族は独立を果たし、中央ヨーロッパに新しい時代が到来した。("ヴェールは降りた")

502
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/17 17:10:34  ID:9p9gFASV.net(7)
.
  2 0 年 分 の 思 い 出 を 胸 に ・・・
宝塚歌劇版歴代キャストと共に祝うアニヴァーサリー

三井住友VISAカード
『エリザベート TAKARAZUKA20周年
        スペシャル・ガラ・コンサート』
http://www.umegei.com/elisabethgala20/index.html

<大阪公演>
【梅田芸術劇場メインホール】≪全13回≫
■公演は終了いたしました。

<東京公演>
【Bunkamura オーチャードホール】≪全17回≫
■2017年01月08日(日)〜20(金)


1992年のウィーン初演以来、世界各国で
上演が続けられているミュージカル「エリザベート」。
日本では、各国での上演に先駆けて、
1996年、一路真輝を中心とする宝塚歌劇団雪組にて初演。
以降、
星組(1996年)、宙組(1998年)、花組(2002年)、
月組(2005年)、雪組(2007年)、月組(2009年)、
花組(2014年)、そして、宙組(2016年)と、
再演を重ね、
宝塚歌劇を代表する大ヒットミュージカルとなりました。 

梅田芸術劇場では、
ウィーン初演から20周年のメモリアルイヤーとなる2012年に、
『エリザベート スペシャル・ガラ・コンサート』を上演。
宝塚歌劇版の歴代キャストを中心に、組や時代を超え、
組み合わせも新たに、夢の共演が実現いたしました。
そして、
宝塚歌劇団による日本初演から20周年となる今年、
宝塚歌劇版の歴代キャストを中心に、
『エリザベート TAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート』
として、
あの感動と衝撃が、更に進化して帰ってきます!

503
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/17 17:11:00  ID:9p9gFASV.net(7)
.
「エリザベート TAKARAZUKA20周年
    スペシャル・ガラ・コンサート
http://www.umegei.com/elisabethgala20/

■大阪公演【梅田芸術劇場メインホール】 
 2016年12月09日(金)〜18(日)

■東京公演【Bunkamura オーチャードホール】
 2017年01月08日(日)〜20(金)


『エリザベート TAKARAZUKA20周年
    スペシャル・ガラ・コンサート』
制作発表記者会見
https://www.youtube.com/watch?v=Py71vjNiAAE

.

504
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/17 17:11:34  ID:9p9gFASV.net(7)
一路 真輝
麻路 さき
高嶺 ふぶき
稔 幸
香寿 たつき
えまお ゆう
姿月 あさと
白城 あやか……(※東京公演のみ出演)
湖月 わたる
月影 瞳
彩輝 なお
花總 まり
安蘭 けい
春野 寿美礼
朝海 ひかる
大空 祐飛……(※東京公演のみ出演)
瀬奈 じゅん…(※東京公演のみ出演)
水 夏希
大鳥 れい
霧矢 大夢……(※大阪公演のみ出演)
紫城 るい
白羽 ゆり
凰稀 かなめ…(※東京公演のみ出演)
龍 真咲

.

505
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/17 17:11:55  ID:9p9gFASV.net(7)
【宝塚歌劇団(特別出演)】

轟 悠……※東京公演のみ出演 ※大阪公演はビデオ出演

凪七瑠海……※東京公演のみ出演

京 三紗

飛鳥 裕

五峰亜季……※モニュメントバージョンのみ出演

美穂圭子

.

506
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/17 17:12:16  ID:9p9gFASV.net(7)
初風 緑
樹里咲穂
彩吹真央
涼 紫央
立ともみ
磯野千尋
古代みず希
大峯麻友
出雲 綾
朱未知留
美郷真也
夢輝のあ
未来優希
越乃リュウ

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507
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/17 17:12:37  ID:9p9gFASV.net(7)
朝峰ひかり
久路あかり
初嶺麿代
天羽珠紀
望月理世
音花ゆり
羽咲まな
愛純もえり
月央和沙
美翔かずき
蓮城まこと
天風いぶき
有瀬そう
百千 糸
七瀬りりこ

.

508
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/17 17:12:54  ID:9p9gFASV.net(7)
【DVD(2枚組) 】
『エリザベート TAKARAZUKA20周年
     スペシャル・ガラ・コンサート』


【Disc1】:◆アニヴァーサリーバージョン
2017年01月20日|17:30公演≪全編≫
2016年12月17日|17:30公演≪ダイジェスト≫

【Disc2】:●モニュメントバージョン
2017年01月08日|17:30公演≪ダイジェスト≫

■フルコスチュームバージョン
2016年12月13日|13:00公演
◎ダイジェスト
〔トート:麻路さき、エリザベート:龍 真咲〕

2016年12月13日|18:00公演
◎ダイジェスト
〔トート:水 夏希、エリザベート:白羽ゆり〕

2017年01月11日|18:30公演
◎ダイジェスト
〔トート:瀬奈じゅん、エリザベート:凪七瑠海〕

※以上の公演を収録(予定)


【発売日】…2017年4月18日(火)(予定)
【価 格】…10,000円(税込)
http://www.umegei.com/elisabethgala20/dvd.html

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509
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 18:28:58  ID:XFt2bYyt.net
祐飛が増毛したって祐飛ヲタたちが喜んでるぞ

510
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 18:52:04  ID:lj/3Olhc.net(3)
...私が旅に出るたびに、カモメの群れが船のあとについてきた。そのなかには必ず、ほとんど黒に近い濃い色のカモメが一羽いる。
時にはその黒いカモメが、大陸から大陸へと移動する間、ずっと私に付き添っていたこともあった。その鳥は私の運命なのだと思う...(「死」の着想となったとされるエリザベートの詩より)

511
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 18:52:42  ID:lj/3Olhc.net(3)
エリザベート -愛と死の輪舞-
概要
小池修一郎が、1992年にロンドンで現地のミュージカル作品の音楽集で興味を惹かれるものを探していたところ、その店の店主からこの『エリザベート』を薦められた[注 1]。
また翌年には、歌劇団に来客として訪れたイスタンブール在住の中国人の大学教授から、『エリザベート』のドイツ語プログラムを受け取ったりもしている。
これらの経緯を経て、日本では宝塚歌劇団が上演権を取得し、1996年に初めて日本に紹介。雪組で、当時トップスターだった一路真輝のサヨナラ公演として初演された。始めこそ評判はいまひとつであったが、次第にチケットが取れないほどの人気が出る。

512
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/17 18:53:52  ID:lj/3Olhc.net(3)
一路の退団公演だったため「なぜサヨナラ公演で死を演じるのか?」「トップ退団公演で死はおかしい」など当時は疑問視されたが、公演開始後に徐々に批判はなくなった。
また「宝塚版はウィーン版を改竄している」と熱烈なミュージカルファンから批判があったため、東宝版はウィーン版に倣って制作された。
日本人には馴染みの薄い歴史を描いた演目ではあったが、成功を収め、その後も再演を繰り返し、宝塚歌劇団を代表する人気演目に成長した。
また、これが原因で女性を中心に「ハプスブルク帝国ブーム」がおき、その華麗な宮廷生活への憧れなどからオーストリア・ウィーンへの観光客増加を惹起した。

513
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 00:39:44  ID:75vnR05A.net
オサはいつも口角が上がっていて笑いながら歌っているように見えてトートの雰囲気じゃないのが残念
現役の時はがっつりメイクで然程気にならなかったけどガラコン化粧だと目立つわー

514
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 01:13:37  ID:oGTOp91T.net(5)
宝塚版とウィーン版の違い
このミュージカルの重要人物である Tod は、ドイツ語で「死」「死神」を表す単語である。日本以外の各国の公演では、その国の言語で死を表す言葉が役名に当てられている(英訳では "Death")。
これは芸術表現である「死の舞踏」や絵画『民衆を導く自由』での例のように、抽象概念(この場合は死)を擬人化するヨーロッパ諸語の慣行によったものである。
宝塚歌劇団での上演にあたって、トップの演じる役が死という設定では問題があったため、この役を「トート」という名前の「黄泉の帝王」に設定が変更された。

515
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 01:14:02  ID:oGTOp91T.net(5)
また、男役のトップを主役に置かなければならない伝統に則り、エリザベートではなくトートが主役になるよう脚本や演出が潤色された。
そのため、エリザベートと黄泉の帝王とのラブストーリーに重点を置いた宝塚版と、エリザベートと死の絡み合いをハプスブルク帝国崩壊に準えて描いたウィーンをはじめとする各国版では、同じミュージカルでありながら趣が異なった作品に仕上がっている。

516
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 01:14:52  ID:oGTOp91T.net(5)
あらすじ
煉獄で一人の男が裁判にかけられていた。彼の名はルイージ・ルキーニ。彼はエリザベート皇后殺害の容疑で、彼女の死後100年経った今でも裁判官から尋問を受けていた。
だがルキーニは「俺は望まれてやったんだ」「エリザベートは死と恋仲だった」と言い、それを証明させるためにハプスブルク時代の霊魂を呼び寄せる。その中に黄泉の王トートがいた。
ルキーニは彼らに皇后のことを語らせて、どういう経過になったのかを説明し物語はエリザベートの少女時代へと移る。

517
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 01:15:17  ID:oGTOp91T.net(5)
1853年、まだ少女のエリザベートはバイエルン王国の公女として自由を満喫していた。ある時、彼女は綱渡りに挑戦しようとしてロープから落ち、意識不明の重体に陥る。冥界に迷い込んだエリザベートにトートは一目で惹きつけられ、禁断の恋におちる。
トートはエリザベートに生命を返してやる。そしてその愛を得ようと、彼女を追い続ける決意をする。こうして、愛と死の輪舞が始まった。
エリザベートはその後フランツ・ヨーゼフと結婚しオーストリア皇后となるも、父に似て自由であることを生き甲斐とする彼女は姑ゾフィーの取り仕切る王家としての公務や義務に耐えられず追い詰められる。

518
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 01:15:53  ID:oGTOp91T.net(5)
トートに唆されるも、死に逃げず自分一人で生きていく決意をする。その後、姑ゾフィーに奪われていた子どもの養育権を取り戻し確執に勝利するも、忙しさに負け、ようやく取り戻したはずの息子ルドルフを顧みることはなく、ルドルフは孤独な生活を送る。
一方でエリザベートは、自身の美貌が役立つと気付き、それを磨くことに時間を惜しまなかった。過激なダイエットで倒れたエリザベートにトートが夫の不貞を告げ、「死ねばいい!」と誘惑されても、エリザベートは負けなかった。
成人した息子ルドルフは父フランツ・ヨーゼフと対立し母エリザベートに助けを求めるも、宮廷に無関心のエリザベートはそれを拒む。絶望したルドルフは自殺し、トートの死のくちづけを受ける。

519
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 09:02:38  ID:/1kI/Uni.net
麻子が男前でしたな

520
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 12:49:33  ID:n4FhRr4z.net(10)
エリザベート (ミュージカル)

『エリザベート』(原題:Elisabeth)は、オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリーザベトの生涯を描いた、ウィーン発のミュージカル。脚本・作詞はミヒャエル・クンツェ、作曲はシルヴェスター・リーヴァイ。
日本語の題名が『エリザベート』であるのは、日本ではその他の表記(「エリーザベト」など)に比べて、より一般的な単語として認知されているためである。

521
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 12:51:46  ID:n4FhRr4z.net(10)
作品概要
長きにわたりヨーロッパに君臨したハプスブルク帝国末期19世紀後半のオーストリアを舞台に、ドイツ地方・バイエルン王国公爵の次女として自由な環境で生まれ育ち、偶然にも皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から見初められ、
16歳でヨーロッパ宮廷随一と謳われる美貌のオーストリア皇后となるが、伝統と格式を重んじる宮廷との軋轢の中で苦しみ、やがてウィーンを離れヨーロッパ中を流浪する日々を送り、
その旅の果てに暗殺された皇妃エリザベートのベールに包まれた半生を、彼女につきまとい誘惑する「死」という架空の存在を通して迫り、これを以って中央ヨーロッパにおける帝国支配の終焉と新時代の萌芽を描いた作品。

522
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 12:52:12  ID:n4FhRr4z.net(10)
「ブロードウェイ・ミュージカルとは違う世界観の作品を作りたい」との理念の下、グラミー賞を獲得するなどアメリカで作曲家として活躍していたハンガリー人のシルヴェスター・リーヴァイと、
数々のミュージカルのドイツ語翻訳を手がけ、小説家としても成功を収めていたチェコ・プラハ生まれのドイツ人ミヒャエル・クンツェが共同で制作を始める。
ミュージカルの題材として伝説的な皇妃を選んだ理由としてクンツェは、「一つの時代、王朝の終焉を描くと同時に、その最後の時に生きた人々の内面を描きたかった」と言う。

523
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 12:53:40  ID:n4FhRr4z.net(10)
そして、「古い時代を代表するハプスブルク王朝にあって、新しい現代的な感性を持ったエリザベートはその宮廷文化の凋落を予見していた。
その没落する船に囚われ逃れられないと知りながら、誰よりも自由を追い求め、それゆえに死に惹かれていく一人の女性を通して、懐古趣味ではない現代にも通じるドラマを描きたかった」と述べている。
1992年9月3日、オペラ演出家として名高いハリー・クプファーの演出により、アン・デア・ウィーン劇場で初演され、6年のロングランを記録する。その後、世界各地で上演されドイツ語ミュージカルとして史上最大のヒット作となった。
日本においては、宝塚歌劇団による1996年の初演以来上演が続いており、2000年からは東宝版も上演されている。

524
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 12:54:40  ID:687N0KIZ.net
歌はイチロずんこおさだがビジュアルは水

525
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 12:56:01  ID:n4FhRr4z.net(10)
登場人物
エリザベート - 愛称はシシィ(Sissy)。オーストリア皇后。
死(トート) - 死の抽象概念を擬人化[1]したもので、金髪の青年の姿をしている。シシィが心酔した詩人ハインリヒ・ハイネの若き頃がモデル。
フランツ・ヨーゼフ1世 - オーストリア皇帝でエリザベートの夫。
ルイージ・ルキーニ - イタリア人無政府主義者。エリザベートを暗殺した男。
ルドルフ皇太子 - エリザベートの息子。オーストリア皇太子。
ゾフィー - オーストリア皇太后でフランツ・ヨーゼフの母。
以下は宝塚歌劇団版と東宝版のみ。
エルマー・バチャニー - 革命家。
エルマーを含む三人のハンガリー革命家は日本初演の雪組公演で誕生した。宝塚の若手男役のために作られた役とも、日本で馴染みの薄かったオーストリアとハンガリーの歴史を分かりやすく説明するためとも言われ、後の東宝版でも採用されている。

526
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 12:56:42  ID:n4FhRr4z.net(10)
ストーリー
第一幕 編集
オーストリア皇后エリザベートの暗殺者ルキーニは、暗殺から100年経った後も死者の世界で裁判にかけられていた。彼は皇后暗殺の動機と背後関係を問う裁判官の尋問に、「動機は愛、黒幕は死だ。
なぜ殺したかって?彼女自身が望んだんだ!」と不可解な供述をする。そして証人として、未だに煉獄で自由を得られずに彷徨い続けている、エリザベートと同じ時代を生きたハプスブルク帝国の亡霊を呼び起こし、彼らはエリザベートについて語り始めるのだった。("プロローグ")

527
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 12:57:34  ID:n4FhRr4z.net(10)
("ようこそみなさま") しかし、一同が縁談の話で持ちきりとなる中、興味を示さず一人で木に登り曲芸の練習をしていたシシィは、足を滑らせ高所から落下して意識を失う。その後、目を覚ました彼女は中性的な美しい姿の青年が自分を抱えベッドに連れ帰してくれたことを感じる。
彼女はそれが「死」だと気づくが、彼に何にも縛られない自由な父親の面影を重ね、強い憧れを感じる。("黒い王子")

528
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 12:58:05  ID:n4FhRr4z.net(10)
その頃、ウィーンのホーフブルク宮殿謁見の間では、若き皇帝フランツ・ヨーゼフが執務机に腰掛け書類に目を通していた。その傍らには「宮廷でただ一人の男」と呼ばれる皇太后ゾフィーの姿がある。
ある死刑囚の母が陳情に訪れる。彼女は自由と叫んだだけで死刑を宣告された息子の減刑を願い出る。1848年に起こったフランス2月革命の余波で、ウィーンでも3月革命が勃発、宰相メッテルニヒが失脚、皇帝フェルディナント1世が退位する事態となった。
革命は鎮圧されたものの、その影響を押さえ込むためゾフィーは当時18歳の息子フランツ・ヨーゼフを次期皇帝として即位させ、反君主制的な動きを弾圧していた。皇帝は母親の悲痛な叫びに苦悩する表情を見せるが、皇太后に促され陳情を却下する。

529
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 12:59:03  ID:n4FhRr4z.net(10)
次に、臣下よりクリミア戦争の情勢について、革命の鎮圧に手を貸してくれたロシア側について参戦すべきと進言を受ける。ゾフィーは「戦争は他家に任せておけ、幸運なオーストリアは結婚で勢力を拡大せよ」
というハプスブルク家の家訓を例にして、戦争には中立の立場を取り、皇帝は縁談の席に出発するよう指示する。("皇帝の義務")
(この旧態依然の日和見的な判断によって、結果としてオーストリアはヨーロッパ大陸におけるロシアという後ろ盾を失うことになる)

530
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 13:00:52  ID:n4FhRr4z.net(10)
1853年8月、オーストリアの保養地バート・イシュルではフランツ・ヨーゼフとヘレネの縁談が行われていた。ゾフィーの当初の目論みは、息子とドイツ連邦で勢力を拡大するプロイセンの王女アンナと政略結婚させることにあった。
しかし、これが破断したため、友好国バイエルン王国の公女で操りやすい妹の娘に白羽の矢が立ったのである。一方、バイエルン王女の生まれでありながら身分の劣るヴィッテルスバッハ公爵家に嫁いだルドヴィカにとっても、娘と皇帝の結婚は願ってもない名誉挽回の機会であった。
しかし、縁談は両家の母親の思惑を通りには運ばない。皇帝は、お后教育を受けて育った礼儀正しいヘレネではなく、たまたま同行していた妹のシシィに一目ぼれしてしまう。
皇帝を前にしても天真爛漫に振る舞う美しい少女に心を奪われた彼は、生まれて初めて母親の意向に逆らい、彼女との結婚を決意する。("計画通り")

531
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 15:58:13  ID:xBOTWPvc.net(5)
数日後、彼は将来皇后として負うことになる義務や束縛について告げ、それでも私を支えてくれるかシシィに尋ねる。
彼女は婚約の証に送られたネックレスの重さに戸惑いの表情を見せるが、「あなたが側にいれば、どんな困難でも乗り越えられる」と、皇帝からの求婚を受け入れる。
15歳の少女はおとぎ話のような恋に胸がいっぱいになったが、宮廷での結婚生活という現実に直面する準備はできていなかった。("あなたが側にいれば")

532
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 15:58:59  ID:xBOTWPvc.net(5)
(結婚までの短期間にエリザベートへの語学や宮廷作法などのお后教育が施されたが、成果は思わしくなく、母親が結婚式を延期してほしいと願い出るほどだったという。)
1854年4月24日午後6時半、ウィーンのアウグスティーナ教会で、エリザベートと皇帝フランツ・ヨーゼフの結婚式が執り行われた。
夕刻時という珍しい時間帯の結婚式も、災いの幕開けにはぴったりだとルキーニが野次を飛ばす。ルドヴィカとゾフィーに付き添われた新郎新婦は、大司教の前にひざまずく。

533
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 15:59:36  ID:xBOTWPvc.net(5)
「結婚はあなたの意志であるか」との問いに、エリザベートは「はい」と返答する。すると彼女の声は教会内に何度もこだまし、結婚を祝う鐘の音が、まるでハプスブルク終焉の始まりを告げるかのように不気味に鳴り響く。
この瞬間、エリザベートは滅びゆく運命にある帝国に自らの意志で嫁いだのである。("不幸の始まり")

534
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 15:59:59  ID:xBOTWPvc.net(5)
数日後、シェーンブルン宮殿では盛大な宮廷舞踏会が催された。大広間の外では、新婦の父親と新郎の母親が結婚への不満を漏らしている。
マックスは宮廷の堅苦しさがシシィを殺してしまうと心配しており、ゾフィーはエリザベートには皇后としての資質が欠けていると苛立っていた。
また、舞踏会の参加者もめいめいに新婦の噂話に興じている。彼女の美しさを称える者、身分の低さを揶揄する者、狂気の血筋を危惧する者、若さや無作法を心配する者など様々である。("結婚の失敗")

535
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 16:00:25  ID:xBOTWPvc.net(5)
やがて、皇帝夫婦が広間に姿を現す。連日の行事に神経をすり減らしてたエリザベートは、皇帝の腕の中で安堵の表情を浮かべ、無邪気にワルツを踊る。
しかし、突然音楽が鳴り止むと、エリザベート以外の人間は蝋人形のように血の気を失い、彼女の前に再び「死」が現れる。
彼は「お前は彼を相手に選んだが、最後にお前と踊るのは私だ(意中の異性と舞踏会で最後にダンスを踊るという意味と、人が死ぬ間際に死神と死の舞踏を踊るという中世ヨーロッパの死生観の意味)」と告げて消える。
我に返り動揺するエリザベートの様子を、まるで見せ物を見るような好奇の目で周囲の人々が見つめる。その瞬間彼女は、自分が宮廷という異質な世界に入ってしまったことを真に実感したのだった。("最後のダンス")

536
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 18:17:38  ID:UDM7EH3d.net
my best cast
トート さえこ(口パク)ずんこ(カゲソロ)
シシィ かちゃ(口パク) おはな(カゲソロ)
フランツ ノル(台詞のみ)ガイチ(カゲソロ)
ルキーニ わたる
ルドルフ 樹里

明日からアニヴァーサリー、楽しみ。
コメント2件

537
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 18:24:57  ID:LFzpyOG6.net
今日客席にいた現役男役って誰だろう

538
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 18:28:35  ID:X+2Sbhdg.net(9)
宮廷の息苦しさと孤独感に耐えかねた彼女は夫に助けを求めるが、「母の言う通りにすることが君のためにもなる」と、皇帝は母親の味方をする。
エリザベートは自らが宮廷で孤立無援であることを悟るが、「私は誰の所有物でもない、私は私だけのもの」と、姑の言いなりとなり、宮廷に飼い慣らされることを拒否する。("私だけに")

539
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 18:28:58  ID:X+2Sbhdg.net(9)
結婚1年目、クリミア戦争の戦火拡大のため皇帝は執務室に篭ることが多く、宮殿に取り残されたエリザベートの話し相手は、皇帝からの誕生日プレゼントのオウムだけであった。
結婚2年目、待望の長女が生まれるが、エリザベートは育児を許されず、名前も皇太后と同じゾフィーと決められてしまう。母親であるのに授乳も許されず、我が子に謁見できるのは皇太后の許可が出たわずかな時間だけであった。
結婚3年目、次女が生まれるが、またして姑に子供を奪われてしまう。しかし、転機が訪れる。当時ハプスブルク帝国の一部であったハンガリーで独立の気運が高まりをみせていた。

540
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 18:29:33  ID:X+2Sbhdg.net(9)
皇帝は帝国の支配権の誇示のためのハンガリー訪問に皇后を同行させ、その美貌を利用してこの動きを沈静化しようと試みる。
彼女は協力の見返りとして、娘を皇太后のもとから引き離し旅に同行させることに成功する。宮廷でエリザベートが手にした初めての勝利だった。("結婚生活の様子")

541
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 18:29:58  ID:X+2Sbhdg.net(9)
しかし、無常にも旅先で彼女を待っていたのは「死」であった。慣れない長旅に疲弊した長女ゾフィーが病死してしまう。
自責の念に打ちひしがれるエリザベートの前に現れた彼は、「偽りの愛にすがるなら、今後帝国をさらなる不幸が待ち受ける」と警告する。("闇が広がる")

542
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 18:30:28  ID:X+2Sbhdg.net(9)
(1848年のハンガリー革命後の弾圧を主導していた皇太后ゾフィーとの不和が噂されていたこともあり、エリザベートの訪問はハンガリー国民に好意的に迎えられた。
また、彼女も姑への反発や権威主義的なウィーン宮廷とは異なるハンガリーの自由な空気を気に入り、以後ハンガリーに対する抑圧を緩和する政策を皇帝に口添えするようになる)

543
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 18:30:52  ID:X+2Sbhdg.net(9)
19世紀末、ヨーロッパの東西南北の人と文化が交差するウィーンでは、没落に向かうハプスブルク帝国の混乱や陰鬱な時代背景の下で世紀末ウィーンと呼ばれる退廃的な文化の爛熟が興っていた。
今日もウィーンのカフェでは、多種多様な知識人が集まり、新聞を読み、皇室や政治の話題で暇を持て余していた。カフェで一番の話題は、皇太子ルドルフの誕生である。
帝国にとって待ち望まれたお世継ぎであるが、痛ましいことにまたしても息子は母親の手から引き離されてしまう。

544
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 18:31:16  ID:X+2Sbhdg.net(9)
次に、当時帝国の一部であった北イタリアがフランス皇帝ナポレオン3世と組み、オーストリアに対して独立戦争を起こした話題となる。
次々と領地を失い国際的に孤立する帝国の現状を「俺たちにできることは、カフェで他愛もない話をして、ただ破滅の時を待つことだけさ」とカフェの客たちは皮肉たっぷりに笑い飛ばす。("楽しい黙示録")

545
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 18:36:48  ID:X+2Sbhdg.net(9)
1865年のある夜、宮殿のエリザベートの鍵のかかった寝室の前では、皇帝が扉を開けてほしいと妻に呼びかけている。イタリア独立戦争に敗れ、北イタリアの領地を失ったオーストリア帝国は窮地に陥っていた。
帝国の各地で独立の気運が再燃し、小ドイツ主義を掲げるビスマルク率いるプロイセンは、ドイツ統一に向け虎視眈々とオーストリアとの開戦の準備を進めていた。
度重なる戦争で国家財政は破綻寸前であり、そのすべての重圧が皇帝の肩に重く圧しかかっていた。彼は一晩だけでもあなたのそばで心休まる夜を送りたいと懇願する。

546
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 18:37:11  ID:X+2Sbhdg.net(9)
一方、エリザベートはルドルフが臣下に虐待されていると訴え、「息子の養育を自分に任せてほしい、さもなければ私は宮廷を出て行く」と悲壮な覚悟で夫に最後通牒を伝える。
しかし、あくまで母親への忠誠心を崩さない夫の態度に彼女は絶望する。そして「死」が彼女に囁きかける。「全ての葛藤は終わる、苦しみから救ってやろう」と。
しかし、エリザベートは宮廷での自由を手にするためなら自らの美貌さえ武器にしてみせると、彼の誘惑を拒絶する。("エリザベート、開けておくれ")

547
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 19:11:13  ID:T3frNYDP.net
>536
それいい!
ちょっとわがままを言わせていただくなら
ルドルフはコムがいいけど

548
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 20:54:26  ID:JdxQ/8We.net
>536
うわーそれみたくないわー

549
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 21:13:25  ID:pKvWkMrB.net(7)
ウィーンの中央広場ではミルクの配給を求める市民が集まっている。何故ミルクがないのか詰め寄る市民をルキーニは、「皇后が横取りしてミルク風呂に使っているからだ」と扇動する。
戦費をまかなうための重税で市民生活は困窮し、皇室の求心力は著しく低下していた。市民は「子供が死んでいるんだ!」、「皇后に思い知らせてやる!」と叫び声を上げる。再びウィーンでは革命の火種がくすぶり始めていた。
("ミルク") 一方宮殿では、女官が皇后の入浴用の大量のミルクを化粧室に運んでいた。彼女はミルク風呂だけではなく、オリーブ油風呂、苺や生肉のパック、仔牛の肉汁のジュースなど、効果があると思われるあらゆる美容法を実践していた。

550
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 21:14:05  ID:pKvWkMrB.net(7)
その長く美しい髪は、卵とコニャックを調合した特製シャンプーで、3週間に一度、丸一日かけて手入れをした。
身長172cm、ウェスト50cm、体重50kg以下と言われるスタイルを維持するため、ほとんど食事は口にせず、一日の大半を体操などの運動に費やすこともあった。
過剰ともいえる美容やダイエットと引き換えに、彼女の美貌はヨーロッパ中に知れ渡り、宮廷も無視できない程の影響力を持つこととなる。("皇后の務め〈リプライズ〉") 

551
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 21:15:00  ID:pKvWkMrB.net(7)
しばらくして、皇后の寝室の前に皇帝が現れる。彼は突然の訪問に驚く女官たちに下がるよう命じると、衝立越しに妻に語りかける。
彼は「統治者は自らの感情を抑えなければならないが、君を失うくらいなら唯一の掟をも破れる」と、エリザベートの美貌の前に敗北を認め、母親ではなく妻を選び、彼女の要求をすべて受け入れることを決める。
夫の言葉を聞き終え、姿を現したエリザベートは「これからもあなたと生きていきます、でも私は私だけのもの」と高らかに勝利を宣言する。
その姿は、美の神と称えられたかの有名なヴィンターハルターの肖像画で描かれたエリザベートそのものであった。("私だけに〈リプライズ〉")

552
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 21:24:16  ID:pKvWkMrB.net(7)
第二幕
ブダペストの大聖堂前は、オーストリア=ハンガリー帝国の国王フランツヨーゼフと王妃エリザベートの戴冠式を祝う人々で溢れかえっていた。
ハンガリー国民は大規模な自治権を認める二重帝国の実現に力添えをしたエリザベートに対して「エーヤン、エリザベート!(エリザベート、万歳!)」と歓声を送っている。 ("エーヤン") 一方、ルキーニは群衆の前でトランクを広げ、記念品の即売会を始める。
国王夫婦の仲睦ましい姿が描かれたグラスや、王妃と息子が並び描かれた肖像画を手にして、「こんなものはキッチュ(まがいもの)だ!」と切り捨てる。
死後100年間、本や映画で好意的に描かれてきた彼女の姿はどれも偽者や偶像で、本当の彼女は傲慢なエゴイストだと彼は言う。("キッチュ")

553
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 21:25:33  ID:pKvWkMrB.net(7)
反対するゾフィーらウィーン宮廷の多数を屈服させ、自らの希望を実現させたエリザベートは人生の絶頂の時を迎えていた。
自信と威厳に溢れた表情で、「私は自分の意志で踊る、もう誰にも操られない」と、夫や宮廷だけでなく、「死」との決別をも誓う。
しかし、すべてを見透かす彼は「この満ち足りた瞬間は、すぐに生への憎しみに変わる」「なぜなら、お前は私を愛している」と不敵な笑みを浮かべ立ち去る。("私が踊る時")

554
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 21:27:18  ID:pKvWkMrB.net(7)
ホーフブルク宮殿の寝室では、9歳になったルドルフが熱に浮かされていた。真っ暗の部屋の中で一人寒さに震える皇太子は、母にそばにいて欲しいとつぶやく。
息子の養育権を取り戻したエリザベートは、息子に軍隊式の訓練を施していた臣下を解任して、肉体的訓練よりも精神的教育を重視するリベラルな教育係を自ら選任した。
虚弱体質であったルドルフは、自由な環境を与え、苦しみから解放してくれた母への感謝の念を生涯忘れなかった

555
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/18 21:27:43  ID:pKvWkMrB.net(7)
しかし反対に、姑に勝利して満足したエリザベートは、徐々に宮廷や息子との距離を取り始め、堅苦しいウィーンを離れ、多くの時間をハンガリーでの居城ゲデレー城で過ごすようになる。
ルドルフは母親を慕っていたが、母は息子の気持ちに答えようとはしなかった。母の愛を知らずに育ったルドルフは、かつてのシシィのように「死」に母の面影を重ね、彼を友として慕うようになっていた。("ママ、どこにいるの?")
(ルドルフの教師は、慣例であった聖職者や貴族という地位に囚われず、能力のある市民の知識人から選任された。

556
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/19 19:53:41  ID:Xo4dHYaG.net
おーい基地!さぼんなよ!

557
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/19 21:59:30  ID:U6NJO52A.net
トート7になったらどれだけ削られるんだか
コメント1件

558
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/19 22:41:07  ID:qLftPpck.net(5)
結果として皇太子は、皇帝を頂点とする君主制とは相容れない自由主義的な思想に惹かれるようになり、母親と同じように父親やウィーン宮廷と対立していくこととなる。)
宮廷の義務からは逃避したエリザベートであるが、孤児院や救貧員への慰問など社会奉仕活動には積極的であった。
貧民や病人の世話が幼い頃からのヴィッテルスバッハ家の伝統であり、また彼女自身も、自分が興味を持つことに関しては、偏見を持たず、相手の地位や身分にとらわれず接する人物であった。

559
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/19 22:41:44  ID:qLftPpck.net(5)
特に、彼女が生涯足しげく通ったのが精神病院であった。これは親類が多く精神の病を患っていたことも関係する。そして、ウィーン郊外のとある精神病院を慰問した際、エリザベートは一人の女性患者と出会う。
彼女は自分こそが気高き皇后であり、エリザベートこそ狂った精神病者だと叫び、拘束具で取り押さえられる。
彼女は、皇后というしがらみに拘束されている己を省みて、肉体は拘束されていても、何も縛られない無垢な魂を持つその女性に惹かれる。

560
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/19 22:42:07  ID:qLftPpck.net(5)
敬愛する戯曲『真夏の夜の夢』に登場する妖精ティターニアのように、周りからどんなに奇異な目で見られ狂ったと言われようと、気高く心のままに生きられたらどんなに素晴らしいかと。
そして、ウィーン宮廷や姑との戦いに勝利しても、結局何一つ自分が望むものは手にいれられていないことに気づかされる。まるで今の自分は、自由の象徴であった曲芸のロープの上で、暗闇の中、恐怖に震え立ち竦んでいるようだと。
「いっそ足元の深淵に身を投げてしまいたい」と本心では願っていても、暗闇の先に待つ虚無の不安に怯えながら、見せかけの人生を歩み続けるしかないのか、彼女は自問自答する。(“魂の自由”)

561
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/19 22:42:35  ID:qLftPpck.net(5)
ホーフブルク宮殿のサロンでは、ゾフィーと近親が、皇帝を皇后から引き離すための策を話し合っていた。
皇帝は、オーストリア=ハンガリー帝国のハンガリー王国の初代首相に、1848年のハンガリー革命の首謀者の一人であるアンドラーシを任命した。彼はエリザベートと親しい関係にあり、後に帝国の外相も勤めることになる。
これ以上皇后の介入を許すと帝国が瓦解してしまうと恐れた彼女らは、非常手段として皇帝に愛人を用意する。("我々か彼女か") しかし売春宿から連れてこられた娘は病気持ちだった。("マダム・ヴォルフのコレクション")

562
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/19 22:43:22  ID:qLftPpck.net(5)
体操室で運動中に倒れたエリザベートは、医師から原因は過剰なダイエットではなくフランス病だと告げられる。夫の忠誠心を信じきっていた彼女は取り乱し、自ら命を絶つと口ばしる。
すると、その言葉を待っていた「死」が現れ、最後の決断を迫る。しかし、彼女は皇帝との婚約の証を首から外すと、この裏切りをむしろ宮廷とのしがらみを絶つために夫が自分に与えた救いなのだと受け取る。
そして以後、彼女はウィーンを離れ、旅から旅への流浪の生活を続けることになる。("微熱")

563
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/19 22:51:42  ID:vCVI5ENy.net
花組バージョンとアニバーサリー観てきた
アニバーサリーギラッギラな衣装のルキーニはちょっと引いた
あれ目立ちすぎやろ

564
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/19 22:57:47  ID:2Ht3rKCn.net(2)
療養と称してエリザベートは、マディラ島、コルフ島、ハンガリー、イギリスと、公務を放棄して1箇所に留まることなく当て所ない旅を続ける。
傘と扇子を持ち、早足で山から海へと歩き続け、くたびれ果てた表情で従者たちが彼女の後を追う。一方、皇帝はウィーンに戻らない妻の体調を案じて毎日のように手紙を書いている。
そして、10年が経った。皇后専属の美容師は髪を梳かした後、まっさらな櫛を彼女に見せる。櫛についた抜け毛を隠して、エリザベートを安心させるのは彼女の日課であった。

565
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/19 22:58:16  ID:R1DbSKMu.net
しかし、ルキーニがこっそり一本抜き取ると、それは白髪であった。エリザベートはさらに旅を続けた。ハイネのように詩に没頭し、乗馬にのめりこみ、古代ギリシャに傾倒した。
ハイネへの博識は専門家を凌駕するほどで、乗馬の腕前はヨーロッパ有数の実力とまで言われた。結果エリザベートは17年間、何かを求めて走り続けた。ルキーニが彼女に鏡を差し出す。世紀の美貌と謳われた皇后にも確実に老いの影が忍び寄っていた。("放浪の歳月”)


566
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/19 23:06:00  ID:rKrEy+0w.net
アニバーサリー見たけど、みどりはどうしてあんなにドレスと髪型の趣味が悪いのか
特に昇天の白いドレス、おばあちゃんかよ!って感じで酷すぎ
せっかくの歌ウマシシィが勿体無い

567
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/19 23:15:12  ID:2Ht3rKCn.net(2)
旅の末にエリザベートがたどり着いたのはギリシャのコルフ島であった。彼女はここに敬愛する古代ギリシャの英雄アキレウスの名を付けた別荘を建て、外界との接触を避けるように閉じこもった。
崇拝する哲学者や詩人ハイネの銅像を飾り、詩作に没頭した。エリザベートはハイネの情熱的で自然溢れる詩を愛し、彼のシニカルで社会批判的な思想に共感を覚えていた。
ドイツ生まれのユダヤ人として生涯国に馴染むことができず、後にドイツを追われフランスで晩年を過ごす生い立ちにも彼女は親近感を感じていた。彼女はハイネを師と仰ぎ、彼の魂と繋がりがあると信じていた。

568
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 00:02:11  ID:x6kIIpGx.net
まさおの衣装あれなんなの?

569
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 00:24:59  ID:BAqKx31M.net(10)
ある日、エリザベートがハイネの魂に呼びかけようと試みると、懐かしい声の主が語りかけてきた。その声は、現世から目を背け死者の魂とばかり向き合う彼女の身を案じていた。
しかし、シシィはこの時代、この世界に自分の居場所はないと嘆くだけであった。そして、「アデュー、シシィ(Adieuはフランス語で永遠の別れの意味)」という言葉を残して声は消えた。
同じ頃、シシィの誰よりの理解者であり、憧れであった父マックスはこの世を去った。行き着く先を失くした自由な魂は、コルフ島にも長くは留まらず、安住の地を求めて再び彷徨い始めた。("パパみたいに〈リプライズ〉")

570
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 00:25:20  ID:BAqKx31M.net(10)
エリザベートが旅を続ける間に、ルドルフは青年へと成長した。一方で、ヨーロッパでは民族主義やファシズムが台頭を始めており、帝国領内の民族による複合国家であるオーストリアでも、各民族の自治や権利を求める動きが強まっていた。
特に多民族都市であるウィーンでは、ドイツ人の民族的優位と権利擁護を掲げるシェーネラーなどのドイツ民族主義者が台頭しており、少数ながら経済的に恵まれていたユダヤ人はその格好の標的であった。
ルドルフは、市民の権利を押さえ込み、領内の民族主義運動を弾圧する父親の古い権威主義的な統治方法では、一時的には帝国の体面は保てても、結果としてその崩壊を早めてしまうだけだと危機感を持っていた。

571
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 00:34:02  ID:BAqKx31M.net(10)
彼の理想は中央ヨーロッパの各民族が対等な権利を持ち、ドナウ連邦として共存共栄を図ることにあった。しかし、匿名で新聞に投稿した体制批判の記事が暴露され、父親と決定的に対立し、民族主義者からも裏切り者と糾弾される。
結婚生活も冷え切っており、政治的にも宮廷生活でも孤立した彼は、徐々に精神を病んでいく。そんな折、母がウィーンに帰ってきた。ルドルフは自らの心情を吐露して、皇帝へ口添えして欲しいと助けを求めた。
しかし、宮廷との繋がりをすべて断ち切っていたエリザベートは、息子の懇願を頑なに拒否する。絶望したルドルフは、1889年ウィーン郊外のマイヤーリンクで「死」の接吻を受け入れ、拳銃で自ら命を絶つ。

572
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 00:34:28  ID:BAqKx31M.net(10)
息子の死を前に、エリザベートはルドルフは自分の生き写しだったことに気づく。そして、己の自由を求めるばかりに、同じように自由を欲していた息子を見殺しにしたことを悔やみ、棺の前で泣き崩れる。
その悲しみはあまりに深く、彼女は息子の命を奪った忌々しき相手にさえ哀れみを乞うた。だが、「死」はその嘆きに答えようとはしなかった。
息子の死はエリザベートに大きなショックを与えた。彼女は身の回りの豪華なドレスや宝飾品はすべて譲り渡し、残りの生涯を喪服だけで過ごした。

573
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 00:37:55  ID:BAqKx31M.net(10)
すでに父親は他界しており、事件の翌年には姉ヘレネ、そして母ルドヴィカと親しい者が彼女を残して次々とこの世を去った。無理なダイエットがたたり、神経痛に悩まされ、病気がちであった。
常に傘と扇で皺の目立つ顔を隠して、それでも孤独に旅を続けるエリザベートを新聞は、狂気に憑かれた哀れな皇后と同情的に書きたてた。
しかし、ルキーニは認められなかった。息子の遺体の前でうずくまる皇后の写真を手に、これも国民の同情を買うためのキッチュなんだと彼は訴えた。ルキーニは悲惨な人生を送った。

574
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 00:39:01  ID:BAqKx31M.net(10)
捨て子として孤児院に入れられ、孤児院から孤児院、里親から里親へとたらいまわしにされた。定職に就けず、国から国へと渡り歩いた先のスイスで無政府主義に出会い、傾倒した。
生まれながらに特権を享受する王族や貴族階級は、彼にとって誰よりも憎むべき存在でなければならなかった。("キッチュ〈リプライズ〉")

575
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 00:40:42  ID:BAqKx31M.net(10)
1895年2月マルタン岬のテラス、フランツ・ヨーゼフはエリザベートの旅先を訪れ、満月の夜に二人は再会する。その苦難の人生を象徴するかのように、皇帝の髪と長く伸びた髭はすでに真っ白に染まっていた。
彼は、宮廷に戻らない妻を責めようとはせず、出会いから変わらない愛を伝え、「私の元に帰ってきてほしい」と呼び掛けた。しかし、エリザベートは自分たちを積荷も目的地も違う二艘の船に例え、海上で偶然すれ違うことはあっても、二人が完全に相容れることは今後も決してないと告げると、夫の元を発っていった。
バートイシュルで愛し合い結ばれはずの夫婦が、40年の時を経て、お互いの孤独と愛の限界を再確認するだけの不幸な再会であった。("夜のボート")

576
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 00:45:18  ID:BAqKx31M.net(10)
(晩年のエリザベートの姿を残した写真や絵はほとんどない。彼女が最後に公に姿を現したのは、1896年のハンガリー建国千年の式典である。
皇帝の傍らにただ無表情で座る皇后の姿を新聞は、「現実から離れてしまっている」「死の影に寄り添われている」とも報じている。
体調の悪化に伴い、エリザベートの滞在先も移動が容易なスイスなどの観光地に限定された。この頃になってもダイエットをやめることはなかったという。無政府主義が蔓延る不穏な時代、何度も警察が護衛を申し出るが、エリザベートはこれを拒否している。)

577
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 00:45:44  ID:BAqKx31M.net(10)
ハプスブルク帝国は戦争で多くの領地を失い、残された地域でも独立を求める民族主義運動が激化していた。
また、皇帝の弟メキシコ皇帝マキシミリアンが革命で銃殺、皇后の従兄ルートヴィヒ2世は精神を病み湖で溺死するなど、皇帝や皇后の周辺でも不幸な事件が続いていた。ハプスブルク600年の栄光はすでに過去のものとなり、その滅亡の時が刻一刻と近づいていたのである。

578
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 00:46:36  ID:BAqKx31M.net(10)
そしてある晩、皇帝フランツ・ヨーゼフは悪夢に魘され、その夢の中で「死」と対峙する。彼の手には、エリザベート暗殺の凶器のやすりが握られていた。
沈みゆく帝国を模した沈没寸前の巨大船のデッキの上で、逃げまどう亡国の住人たちをよそに、エリザベートは虚ろな表情で何かを待つかのようにただ佇んでいた。皇帝は妻を救い出そうとするが、亡霊たちに妨げられ身動きが取れない。
そして、ついに「死」はルキーニにやすりを手渡す。その瞬間、阿鼻叫喚の叫び声と共に、皇帝や亡霊たちは次々と光の中へと吸い込まれていった。再び、裁判官の尋問の声が響き渡り、ルキーニが最後の証言を行う。("最後の証言")

579
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 01:00:15  ID:ngLjinOY.net(2)
>557
トートセブンってなんかワロタ

580
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 01:42:16  ID:lT0TZYVg.net(5)
1898年9月10日ジュネーヴ、レマン湖のほとり。船の汽笛が鳴り響くと、エリザベートと侍女のスターレイ伯爵夫人が現われる。
二人は蒸気船の乗り場へと向かっていた。突然、すれ違いざまに一人の男が皇后の胸をヤスリで突き刺す。男はその場ですぐに取り押さえられた。
皇后はすぐに起き上がり周りの者を制して桟橋へと向かうが、再び倒れ意識を失う。闇の中、エリザベートが日の光に目覚めると、そこには少女の頃と同じく「死」の姿があった。

581
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 01:42:50  ID:lT0TZYVg.net(5)
彼女は身に着けていた喪服を脱ぎ捨てると、過去のすべての記憶の消滅と、いつ何処とも知れない魂の安住の地での再生を誓い、死と深い口づけを交わした。エリザベート暗殺の18年後、皇帝フランツ・ヨーゼフも崩御する。
彼の死の2年後、ハプスブルク帝国は崩壊、帝国内の各民族は独立を果たし、中央ヨーロッパに新しい時代が到来した。("ヴェールは降りた")

582
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 01:43:13  ID:lT0TZYVg.net(5)
...私が旅に出るたびに、カモメの群れが船のあとについてきた。そのなかには必ず、ほとんど黒に近い濃い色のカモメが一羽いる。
時にはその黒いカモメが、大陸から大陸へと移動する間、ずっと私に付き添っていたこともあった。その鳥は私の運命なのだと思う...(「死」の着想となったとされるエリザベートの詩より)

583
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 01:43:37  ID:lT0TZYVg.net(5)
エリザベート -愛と死の輪舞-
概要
小池修一郎が、1992年にロンドンで現地のミュージカル作品の音楽集で興味を惹かれるものを探していたところ、その店の店主からこの『エリザベート』を薦められた[注 1]。
また翌年には、歌劇団に来客として訪れたイスタンブール在住の中国人の大学教授から、『エリザベート』のドイツ語プログラムを受け取ったりもしている。
これらの経緯を経て、日本では宝塚歌劇団が上演権を取得し、1996年に初めて日本に紹介。雪組で、当時トップスターだった一路真輝のサヨナラ公演として初演された。始めこそ評判はいまひとつであったが、次第にチケットが取れないほどの人気が出る。

584
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 01:44:01  ID:lT0TZYVg.net(5)
一路の退団公演だったため「なぜサヨナラ公演で死を演じるのか?」「トップ退団公演で死はおかしい」など当時は疑問視されたが、公演開始後に徐々に批判はなくなった。
また「宝塚版はウィーン版を改竄している」と熱烈なミュージカルファンから批判があったため、東宝版はウィーン版に倣って制作された。
日本人には馴染みの薄い歴史を描いた演目ではあったが、成功を収め、その後も再演を繰り返し、宝塚歌劇団を代表する人気演目に成長した。
また、これが原因で女性を中心に「ハプスブルク帝国ブーム」がおき、その華麗な宮廷生活への憧れなどからオーストリア・ウィーンへの観光客増加を惹起した。

585
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 02:32:31  ID:9sfoLkgA.net
●ロリコン犯罪者はメガネ障害者ばかり

2017/1/17 小学校教師が10代の少女の服脱がす 菅野博之(かんの ひろゆき)
http://i.imgur.com/EmWav2Q.jpg
メガネ無し(コンタクト使用中?)
http://i.imgur.com/l3IuJCH.jpg

2017/1/12 ツイッターに「僕の嫁」=ストーカー容疑、医師逮捕 角田真弘(かくだまさひろ)(34)
http://i.imgur.com/LOiYbuw.jpg

http://i.imgur.com/CJj7YIQ.jpg
http://i.imgur.com/wvmpJMc.jpg

2016/12/22 女子高校生にみだらな行為 宮城・気仙沼市立中の元校長、菅原進(56)に懲役3年求刑
「震災で母を亡くしたことがストレスとなり」
http://i.imgur.com/0yDHVn8.jpg
http://i.imgur.com/5uApPzE.jpg
「教育委員会と現場の教員の板ばさみで強いストレスを抱え、半ば自暴自棄に」
http://i.imgur.com/9MxHFC3.jpg

2017年1月13日
福井市の無職、前川敬仁(まえがわ・たかし)(23)は、去年3月、永平寺町の公共施設の駐輪場で警察官を名乗って小学校高学年の女の子に声をかけ連れ去ろうとしたなどとして、わいせつ誘拐未遂。
執行猶予4年の付いた懲役2年6か月の判決。
http://i.imgur.com/GrvQDQE.jpg
入子光臣 裁判長
http://i.imgur.com/bE0lgia.jpg

わいせつ男、女児に対し言葉巧み 福井署が送検、容疑否認
2016/12/9
福井県内の女子児童を車内に監禁し、わいせつな行為をしたとして、県警福井署などが強制わいせつ、わいせつ略取、監禁の疑いで逮捕した同県越前町の会社員、川端啓示(33)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161209-00010000-fukui-l18
http://i.imgur.com/vOSEVMX.jpg
http://i.imgur.com/0vdAIXj.jpg

2016年12月14日
福井市の路上で小学校低学年の女の子を無理やり車の中に連れ込みわいせつな行為
http://i.imgur.com/RX2HNXL.jpg

教諭「盗撮する目的で入った」
山形県鶴岡市の市立小学校教諭、佐藤佑一(25)は11月15日、正当な理由がないのに自分が勤める学校にある児童用の女子トイレに入ったとして、建造物侵入の疑いが持たれています。
2016年11月21日 12時55分
http://i.imgur.com/YycsH3R.jpg

●メガネはメガネ障害者です

586
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 09:53:08  ID:1ZDcmeT+.net

587
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 15:22:35  ID:chyAeawA.net
アニヴァのさえちゃんミハイルみたいだった

588
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 16:56:05  ID:Q5mlIjp2.net(3)
いや、壮観でしたわ。セブントート。
四シシィ、五フランツ様。
素晴らしかったわ〜。
まさおの衣装だけが、場違いだった。
どしたのあれ。
コメント1件

589
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 17:26:54  ID:3WMzjPuH.net(5)
宝塚版とウィーン版の違い
このミュージカルの重要人物である Tod は、ドイツ語で「死」「死神」を表す単語である。日本以外の各国の公演では、その国の言語で死を表す言葉が役名に当てられている(英訳では "Death")。
これは芸術表現である「死の舞踏」や絵画『民衆を導く自由』での例のように、抽象概念(この場合は死)を擬人化するヨーロッパ諸語の慣行によったものである。
宝塚歌劇団での上演にあたって、トップの演じる役が死という設定では問題があったため、この役を「トート」という名前の「黄泉の帝王」に設定が変更された。

590
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 17:27:15  ID:3WMzjPuH.net(5)
また、男役のトップを主役に置かなければならない伝統に則り、エリザベートではなくトートが主役になるよう脚本や演出が潤色された。
そのため、エリザベートと黄泉の帝王とのラブストーリーに重点を置いた宝塚版と、エリザベートと死の絡み合いをハプスブルク帝国崩壊に準えて描いたウィーンをはじめとする各国版では、同じミュージカルでありながら趣が異なった作品に仕上がっている。

591
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 17:34:11  ID:3WMzjPuH.net(5)
あらすじ
煉獄で一人の男が裁判にかけられていた。彼の名はルイージ・ルキーニ。彼はエリザベート皇后殺害の容疑で、彼女の死後100年経った今でも裁判官から尋問を受けていた。
だがルキーニは「俺は望まれてやったんだ」「エリザベートは死と恋仲だった」と言い、それを証明させるためにハプスブルク時代の霊魂を呼び寄せる。その中に黄泉の王トートがいた。
ルキーニは彼らに皇后のことを語らせて、どういう経過になったのかを説明し物語はエリザベートの少女時代へと移る。

592
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 17:34:33  ID:3WMzjPuH.net(5)
1853年、まだ少女のエリザベートはバイエルン王国の公女として自由を満喫していた。ある時、彼女は綱渡りに挑戦しようとしてロープから落ち、意識不明の重体に陥る。冥界に迷い込んだエリザベートにトートは一目で惹きつけられ、禁断の恋におちる。
トートはエリザベートに生命を返してやる。そしてその愛を得ようと、彼女を追い続ける決意をする。こうして、愛と死の輪舞が始まった。
エリザベートはその後フランツ・ヨーゼフと結婚しオーストリア皇后となるも、父に似て自由であることを生き甲斐とする彼女は姑ゾフィーの取り仕切る王家としての公務や義務に耐えられず追い詰められる。

593
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 17:34:54  ID:3WMzjPuH.net(5)
トートに唆されるも、死に逃げず自分一人で生きていく決意をする。その後、姑ゾフィーに奪われていた子どもの養育権を取り戻し確執に勝利するも、忙しさに負け、ようやく取り戻したはずの息子ルドルフを顧みることはなく、ルドルフは孤独な生活を送る。
一方でエリザベートは、自身の美貌が役立つと気付き、それを磨くことに時間を惜しまなかった。過激なダイエットで倒れたエリザベートにトートが夫の不貞を告げ、「死ねばいい!」と誘惑されても、エリザベートは負けなかった。
成人した息子ルドルフは父フランツ・ヨーゼフと対立し母エリザベートに助けを求めるも、宮廷に無関心のエリザベートはそれを拒む。絶望したルドルフは自殺し、トートの死のくちづけを受ける。

594
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 18:17:52  ID:ngLjinOY.net(2)
>588
ほんとにね…
まさお結構好きな私でもあれはちょっと…
舞台のどこにいてもチカチカしちゃってて目にも優しくなかったし、だいいちセブントートより目立つ格好してきちゃダメでしょうとハラハラしたよ…
出番少ないからまだ良かったものの…

595
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 18:24:08  ID:CURDkNbN.net
テルの衣装もどーかと思った、今日。まさおもさることながら。

596
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 18:57:45  ID:pm+PnxzK.net
実際に演じてない音花さん、よっちがソロ。ましてやとよこやまさおのはじめまして配役あるならねったんのルドルフ見たかった。新公ありにしてとうこやねったんトートとかも。

597
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 18:58:14  ID:1EB6qm01.net
まさおは確かに浮いてたね でもいいじゃん可愛かったからおk
テルも小公子みたいだったwけど可愛かったからおk
おk出せないのは
OG公演出るのに太ってる人
ただでさえ、加齢で皆顔デカになってるのをスルーしてるのに
あんな長めで薄手のフロックコート着てヒール履いたら
素人でもスタイル良く見えるよ
それでもデブってるとか、いかんよね

598
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:07:47  ID:Q5mlIjp2.net(3)
でもユキちゃん見れてうれしかった (о´∀`о)
歌はよかったから許して?

599
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:12:30  ID:9TDtnyGx.net
一種のお祭りだから楽しんだ者勝ち
但しDVDはフルコストートは全バージョン収録した方がより売れると思う

600
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:18:01  ID:LYrbi1kY.net(13)
エリザベート (ミュージカル)

『エリザベート』(原題:Elisabeth)は、オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリーザベトの生涯を描いた、ウィーン発のミュージカル。脚本・作詞はミヒャエル・クンツェ、作曲はシルヴェスター・リーヴァイ。
日本語の題名が『エリザベート』であるのは、日本ではその他の表記(「エリーザベト」など)に比べて、より一般的な単語として認知されているためである。

601
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:18:20  ID:LYrbi1kY.net(13)
作品概要
長きにわたりヨーロッパに君臨したハプスブルク帝国末期19世紀後半のオーストリアを舞台に、ドイツ地方・バイエルン王国公爵の次女として自由な環境で生まれ育ち、偶然にも皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から見初められ、
16歳でヨーロッパ宮廷随一と謳われる美貌のオーストリア皇后となるが、伝統と格式を重んじる宮廷との軋轢の中で苦しみ、やがてウィーンを離れヨーロッパ中を流浪する日々を送り、
その旅の果てに暗殺された皇妃エリザベートのベールに包まれた半生を、彼女につきまとい誘惑する「死」という架空の存在を通して迫り、これを以って中央ヨーロッパにおける帝国支配の終焉と新時代の萌芽を描いた作品

602
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:18:47  ID:LYrbi1kY.net(13)
「ブロードウェイ・ミュージカルとは違う世界観の作品を作りたい」との理念の下、グラミー賞を獲得するなどアメリカで作曲家として活躍していたハンガリー人のシルヴェスター・リーヴァイと、
数々のミュージカルのドイツ語翻訳を手がけ、小説家としても成功を収めていたチェコ・プラハ生まれのドイツ人ミヒャエル・クンツェが共同で制作を始める。
ミュージカルの題材として伝説的な皇妃を選んだ理由としてクンツェは、「一つの時代、王朝の終焉を描くと同時に、その最後の時に生きた人々の内面を描きたかった」と言う。

603
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:19:34  ID:LYrbi1kY.net(13)
そして、「古い時代を代表するハプスブルク王朝にあって、新しい現代的な感性を持ったエリザベートはその宮廷文化の凋落を予見していた。
その没落する船に囚われ逃れられないと知りながら、誰よりも自由を追い求め、それゆえに死に惹かれていく一人の女性を通して、懐古趣味ではない現代にも通じるドラマを描きたかった」と述べている。
1992年9月3日、オペラ演出家として名高いハリー・クプファーの演出により、アン・デア・ウィーン劇場で初演され、6年のロングランを記録する。その後、世界各地で上演されドイツ語ミュージカルとして史上最大のヒット作となった。
日本においては、宝塚歌劇団による1996年の初演以来上演が続いており、2000年からは東宝版も上演されている。

604
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:19:53  ID:LYrbi1kY.net(13)
登場人物
エリザベート - 愛称はシシィ(Sissy)。オーストリア皇后。
死(トート) - 死の抽象概念を擬人化[1]したもので、金髪の青年の姿をしている。シシィが心酔した詩人ハインリヒ・ハイネの若き頃がモデル。
フランツ・ヨーゼフ1世 - オーストリア皇帝でエリザベートの夫。
ルイージ・ルキーニ - イタリア人無政府主義者。エリザベートを暗殺した男。
ルドルフ皇太子 - エリザベートの息子。オーストリア皇太子。
ゾフィー - オーストリア皇太后でフランツ・ヨーゼフの母。
以下は宝塚歌劇団版と東宝版のみ。
エルマー・バチャニー - 革命家。
エルマーを含む三人のハンガリー革命家は日本初演の雪組公演で誕生した。宝塚の若手男役のために作られた役とも、日本で馴染みの薄かったオーストリアとハンガリーの歴史を分かりやすく説明するためとも言われ、後の東宝版でも採用されている。

605
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:20:34  ID:LYrbi1kY.net(13)
ストーリー
第一幕 編集
オーストリア皇后エリザベートの暗殺者ルキーニは、暗殺から100年経った後も死者の世界で裁判にかけられていた。彼は皇后暗殺の動機と背後関係を問う裁判官の尋問に、「動機は愛、黒幕は死だ。
なぜ殺したかって?彼女自身が望んだんだ!」と不可解な供述をする。そして証人として、未だに煉獄で自由を得られずに彷徨い続けている、エリザベートと同じ時代を生きたハプスブルク帝国の亡霊を呼び起こし、彼らはエリザベートについて語り始めるのだった。("プロローグ")

606
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:20:59  ID:LYrbi1kY.net(13)
("ようこそみなさま") しかし、一同が縁談の話で持ちきりとなる中、興味を示さず一人で木に登り曲芸の練習をしていたシシィは、足を滑らせ高所から落下して意識を失う。その後、目を覚ました彼女は中性的な美しい姿の青年が自分を抱えベッドに連れ帰してくれたことを感じる。
彼女はそれが「死」だと気づくが、彼に何にも縛られない自由な父親の面影を重ね、強い憧れを感じる。("黒い王子")
その頃、ウィーンのホーフブルク宮殿謁見の間では、若き皇帝フランツ・ヨーゼフが執務机に腰掛け書類に目を通していた。その傍らには「宮廷でただ一人の男」と呼ばれる皇太后ゾフィーの姿がある。

607
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:23:24  ID:LYrbi1kY.net(13)
ある死刑囚の母が陳情に訪れる。彼女は自由と叫んだだけで死刑を宣告された息子の減刑を願い出る。1848年に起こったフランス2月革命の余波で、ウィーンでも3月革命が勃発、宰相メッテルニヒが失脚、皇帝フェルディナント1世が退位する事態となった。
革命は鎮圧されたものの、その影響を押さえ込むためゾフィーは当時18歳の息子フランツ・ヨーゼフを次期皇帝として即位させ、反君主制的な動きを弾圧していた。皇帝は母親の悲痛な叫びに苦悩する表情を見せるが、皇太后に促され陳情を却下する。
次に、臣下よりクリミア戦争の情勢について、革命の鎮圧に手を貸してくれたロシア側について参戦すべきと進言を受ける。ゾフィーは「戦争は他家に任せておけ、幸運なオーストリアは結婚で勢力を拡大せよ」
というハプスブルク家の家訓を例にして、戦争には中立の立場を取り、皇帝は縁談の席に出発するよう指示する。("皇帝の義務")

608
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:24:55  ID:LYrbi1kY.net(13)
(この旧態依然の日和見的な判断によって、結果としてオーストリアはヨーロッパ大陸におけるロシアという後ろ盾を失うことになる)
1853年8月、オーストリアの保養地バート・イシュルではフランツ・ヨーゼフとヘレネの縁談が行われていた。ゾフィーの当初の目論みは、息子とドイツ連邦で勢力を拡大するプロイセンの王女アンナと政略結婚させることにあった。
しかし、これが破断したため、友好国バイエルン王国の公女で操りやすい妹の娘に白羽の矢が立ったのである。一方、バイエルン王女の生まれでありながら身分の劣るヴィッテルスバッハ公爵家に嫁いだルドヴィカにとっても、娘と皇帝の結婚は願ってもない名誉挽回の機会であった。

609
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/20 19:25:04  ID:C2uzdsFz.net(4)
まさお昨日も同じ衣装着てたから本当にダメだったら上級生からダメだしあったと思うよ
今日も着てったってことは懐の深い器の大きいお姉さま方が温かく見守って下さったんだよ
さすがOGの皆さま

610
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:26:03  ID:LYrbi1kY.net(13)
しかし、縁談は両家の母親の思惑を通りには運ばない。皇帝は、お后教育を受けて育った礼儀正しいヘレネではなく、たまたま同行していた妹のシシィに一目ぼれしてしまう。
皇帝を前にしても天真爛漫に振る舞う美しい少女に心を奪われた彼は、生まれて初めて母親の意向に逆らい、彼女との結婚を決意する。("計画通り")

611
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:27:02  ID:LYrbi1kY.net(13)
数日後、彼は将来皇后として負うことになる義務や束縛について告げ、それでも私を支えてくれるかシシィに尋ねる。
彼女は婚約の証に送られたネックレスの重さに戸惑いの表情を見せるが、「あなたが側にいれば、どんな困難でも乗り越えられる」と、皇帝からの求婚を受け入れる。
15歳の少女はおとぎ話のような恋に胸がいっぱいになったが、宮廷での結婚生活という現実に直面する準備はできていなかった。("あなたが側にいれば")

612
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:27:31  ID:LYrbi1kY.net(13)
(結婚までの短期間にエリザベートへの語学や宮廷作法などのお后教育が施されたが、成果は思わしくなく、母親が結婚式を延期してほしいと願い出るほどだったという。)
1854年4月24日午後6時半、ウィーンのアウグスティーナ教会で、エリザベートと皇帝フランツ・ヨーゼフの結婚式が執り行われた。
夕刻時という珍しい時間帯の結婚式も、災いの幕開けにはぴったりだとルキーニが野次を飛ばす。ルドヴィカとゾフィーに付き添われた新郎新婦は、大司教の前にひざまずく。

613
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:27:55  ID:LYrbi1kY.net(13)
「結婚はあなたの意志であるか」との問いに、エリザベートは「はい」と返答する。すると彼女の声は教会内に何度もこだまし、結婚を祝う鐘の音が、まるでハプスブルク終焉の始まりを告げるかのように不気味に鳴り響く。
この瞬間、エリザベートは滅びゆく運命にある帝国に自らの意志で嫁いだのである。("不幸の始まり")

614
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:29:28  ID:vJoMu638.net
衣装位好きにさせたれよ
特に今日のルドルフなんか元々出番少ないのに4人で分け合ってたがな

と、私の贔屓もルドルフだったから庇ってみる

615
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:31:21  ID:isVFrX8/.net(2)
もうOGだからダメ出しはしない。
でもダメだと思ってるよ。
トート7人あわせたより派手だったもん。
コメント1件

616
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:32:13  ID:TO/mOKyU.net
北川景子さん観に来てるんだガラコン

617
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:36:54  ID:FJPzh9Lb.net(12)
数日後、シェーンブルン宮殿では盛大な宮廷舞踏会が催された。大広間の外では、新婦の父親と新郎の母親が結婚への不満を漏らしている。
マックスは宮廷の堅苦しさがシシィを殺してしまうと心配しており、ゾフィーはエリザベートには皇后としての資質が欠けていると苛立っていた。
また、舞踏会の参加者もめいめいに新婦の噂話に興じている。彼女の美しさを称える者、身分の低さを揶揄する者、狂気の血筋を危惧する者、若さや無作法を心配する者など様々である。("結婚の失敗")

618
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:37:39  ID:CvX+Ro00.net
>615
ネスレトークでエリザの時OGさんから色々注意やアドバイスがあったって言ってたよ

619
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:37:52  ID:FJPzh9Lb.net(12)
やがて、皇帝夫婦が広間に姿を現す。連日の行事に神経をすり減らしてたエリザベートは、皇帝の腕の中で安堵の表情を浮かべ、無邪気にワルツを踊る。
しかし、突然音楽が鳴り止むと、エリザベート以外の人間は蝋人形のように血の気を失い、彼女の前に再び「死」が現れる。
彼は「お前は彼を相手に選んだが、最後にお前と踊るのは私だ(意中の異性と舞踏会で最後にダンスを踊るという意味と、人が死ぬ間際に死神と死の舞踏を踊るという中世ヨーロッパの死生観の意味)」と告げて消える。
我に返り動揺するエリザベートの様子を、まるで見せ物を見るような好奇の目で周囲の人々が見つめる。その瞬間彼女は、自分が宮廷という異質な世界に入ってしまったことを真に実感したのだった。("最後のダンス")

620
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:38:03  ID:u7zNXDM0.net
注意してくれるのは優しさだからね
OGになったらそんなことしてくれないよ
マナーが悪いと思われておしまい

621
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:38:16  ID:FJPzh9Lb.net(12)
行事や式典が落ち着くと、皇帝夫婦はウィーン郊外のラクセンブルク宮殿に居を構えた。
しかし、皇帝は執務で夜遅くまで宮殿を留守にしていたため、一人取り残されたエリザベートを待っていたのは、夫との幸せな新婚生活ではなく、姑の厳しい皇后教育であった。
朝5時から綿密にスケジュールが組まれ、歩き方から、お辞儀の仕方、言葉遣いまで厳しく躾けられた。女官の手を借りず一人で着替えをしたり、入浴することも禁止された。自分のことは自分でする環境で育ったエリザベートにとって、耐え難いことであった。
プライベートはなく、お世継ぎ作りを催促され、何よりも好きであった乗馬も禁じられた。("皇后の務め")

622
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:40:13  ID:FJPzh9Lb.net(12)
宮廷の息苦しさと孤独感に耐えかねた彼女は夫に助けを求めるが、「母の言う通りにすることが君のためにもなる」と、皇帝は母親の味方をする。
エリザベートは自らが宮廷で孤立無援であることを悟るが、「私は誰の所有物でもない、私は私だけのもの」と、姑の言いなりとなり、宮廷に飼い慣らされることを拒否する。("私だけに")

623
www[]   投稿日:2017/01/20 19:40:53  ID:JFFlzHcu.net(8)
エリザっていうか、まさきのルキーニね
いや〜っ 素晴らしい吸引力を持った
圧倒的なインパクトを持った物語の紡ぎ手でしたよ

まさきの舞台って見るたびに
新しい感動や発見があって
目から鱗、ドキドキワクワクなんだけど

私はガラコンのまさきルキーニを観て
エリザベートの物語の結末をただ一人
最後まで全て知っていて達観した目で見遠し
右往左往する人間たちを
面白がって笑っているのがルキーニという存在なんだと
本当によくわかった

ルキーニって、もう人じゃないんだよね 
死神の手先であり
エリザベートを死に導く手伝いをする悪魔であり
必死に生きる人間たちを笑い飛ばす道化でもある
異界の存在なんだよ

ルキーニ以外はストーリーに沿ってオンタイムで
その時々を懸命に生きている(死神トートでさえもねw)
でもルキーニは違う!

もともと裁判にかけられたルキーニが死者達を黄泉の世界から召喚して
ストーリーが始まり
ルキーニがエリザベートを天国に送ってジエンドで
ストーリーが終わるんだから当然と言えば当然なんだけど

これは暗殺者ルキーニよるルキーニがページをめくる
【オーストリア皇后エリザベートの生涯】
という絵本なんだとはじめてすとーんと腹入りしたわ

そういうことだからお祭りアニバーサリーでは
黒のラメでも赤のシャツでもいいんじゃないの
死神に派手な衣装は無いでしょ 真っ黒が当たり前w

624
それにー[]   投稿日:2017/01/20 19:47:43  ID:JFFlzHcu.net(8)
舞台を演出しているのは
出演者じゃないでしょ

舞台演出から
ちゃん衣装のチェックが
事前に入っているはず

演出サイドからOKが出ているから
まさきも着ているのであって
OGが注意云々というのはおかしいよねえ

625
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:50:01  ID:FJPzh9Lb.net(12)
結婚1年目、クリミア戦争の戦火拡大のため皇帝は執務室に篭ることが多く、宮殿に取り残されたエリザベートの話し相手は、皇帝からの誕生日プレゼントのオウムだけであった。
結婚2年目、待望の長女が生まれるが、エリザベートは育児を許されず、名前も皇太后と同じゾフィーと決められてしまう。母親であるのに授乳も許されず、我が子に謁見できるのは皇太后の許可が出たわずかな時間だけであった。
結婚3年目、次女が生まれるが、またして姑に子供を奪われてしまう。しかし、転機が訪れる。当時ハプスブルク帝国の一部であったハンガリーで独立の気運が高まりをみせていた。

626
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:51:14  ID:FJPzh9Lb.net(12)
皇帝は帝国の支配権の誇示のためのハンガリー訪問に皇后を同行させ、その美貌を利用してこの動きを沈静化しようと試みる。
彼女は協力の見返りとして、娘を皇太后のもとから引き離し旅に同行させることに成功する。宮廷でエリザベートが手にした初めての勝利だった。("結婚生活の様子")

627
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:51:45  ID:FJPzh9Lb.net(12)
しかし、無常にも旅先で彼女を待っていたのは「死」であった。慣れない長旅に疲弊した長女ゾフィーが病死してしまう。
自責の念に打ちひしがれるエリザベートの前に現れた彼は、「偽りの愛にすがるなら、今後帝国をさらなる不幸が待ち受ける」と警告する。("闇が広がる")

628
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 19:53:25  ID:FJPzh9Lb.net(12)
(1848年のハンガリー革命後の弾圧を主導していた皇太后ゾフィーとの不和が噂されていたこともあり、エリザベートの訪問はハンガリー国民に好意的に迎えられた。
また、彼女も姑への反発や権威主義的なウィーン宮廷とは異なるハンガリーの自由な空気を気に入り、以後ハンガリーに対する抑圧を緩和する政策を皇帝に口添えするようになる)

629
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/20 20:02:08  ID:xyvtMd8e.net
>623
まさきのルキーニなんてファンしか認めないよ。
エリザベートという作品を理解する頭なんか持ってないよ。
あったら風共のスカーレットがあんな独りよがりになんかならないよ。
コメント1件

630
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 20:05:59  ID:FJPzh9Lb.net(12)
19世紀末、ヨーロッパの東西南北の人と文化が交差するウィーンでは、没落に向かうハプスブルク帝国の混乱や陰鬱な時代背景の下で世紀末ウィーンと呼ばれる退廃的な文化の爛熟が興っていた。
今日もウィーンのカフェでは、多種多様な知識人が集まり、新聞を読み、皇室や政治の話題で暇を持て余していた。カフェで一番の話題は、皇太子ルドルフの誕生である。
帝国にとって待ち望まれたお世継ぎであるが、痛ましいことにまたしても息子は母親の手から引き離されてしまう。

631
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 20:06:51  ID:FJPzh9Lb.net(12)
次に、当時帝国の一部であった北イタリアがフランス皇帝ナポレオン3世と組み、オーストリアに対して独立戦争を起こした話題となる。
次々と領地を失い国際的に孤立する帝国の現状を「俺たちにできることは、カフェで他愛もない話をして、ただ破滅の時を待つことだけさ」とカフェの客たちは皮肉たっぷりに笑い飛ばす。("楽しい黙示録")

632
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 20:07:16  ID:FJPzh9Lb.net(12)
1865年のある夜、宮殿のエリザベートの鍵のかかった寝室の前では、皇帝が扉を開けてほしいと妻に呼びかけている。イタリア独立戦争に敗れ、北イタリアの領地を失ったオーストリア帝国は窮地に陥っていた。
帝国の各地で独立の気運が再燃し、小ドイツ主義を掲げるビスマルク率いるプロイセンは、ドイツ統一に向け虎視眈々とオーストリアとの開戦の準備を進めていた。
度重なる戦争で国家財政は破綻寸前であり、そのすべての重圧が皇帝の肩に重く圧しかかっていた。彼は一晩だけでもあなたのそばで心休まる夜を送りたいと懇願する。

633
ふ〜んw[]   投稿日:2017/01/20 20:07:43  ID:JFFlzHcu.net(8)
私は生き生きと生命力に溢れたまさきスカーレットが
本当にかっこよくて素敵だと思いましたけどね
さっぱりとしていて潔くて悪びれないところも、いかにもスカーレットらしいw
でもどこかに女性らしい無邪気な愛らしさがあって
そこが出会う男性を次々ととりこにしていく魅力の一つなんだろうね

バトラーはプライドの高いかっこつけたおじさんだけど
実は猜疑心と劣等感の塊なのよね 根底的なところで、自分に自信がないの
映画だとバトラーはもっと力強くてたくましいんだけど
お年を重ねられた塚の男役さんがやられるんだから、そこは仕方がないでしょ

634
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/20 20:09:24  ID:JFFlzHcu.net(8)
スカーレットの凄いところは、何が起こっても負けないへこたれない
南北戦争の動乱のアメリカで、自分に嘘をつかずまっすぐにひた向きに生き抜いたところでしょう

そんな生命力に溢れた快活でたくましいスカーレットは
男性から見ても非常に魅力的で出会う男性を次々に虜にする 

でもメラニーを命を懸けて守ったのはスカーレットだし
故郷のタラの農園を自分の未来を懸けて守り抜いたのもスカーレットでしょ

独りよがりぶち切れバトラーは去っていくけど、
1年以内にスカーレットには
新しい魅力的な恋人ができて華やかに幸せに暮らしている
そんな未来がありありと見えるのが、まさきのスカーレットでしたね
その役作りで100%正解だと私は思いますけどw

635
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 20:12:30  ID:FJPzh9Lb.net(12)
一方、エリザベートはルドルフが臣下に虐待されていると訴え、「息子の養育を自分に任せてほしい、さもなければ私は宮廷を出て行く」と悲壮な覚悟で夫に最後通牒を伝える。
しかし、あくまで母親への忠誠心を崩さない夫の態度に彼女は絶望する。そして「死」が彼女に囁きかける。「全ての葛藤は終わる、苦しみから救ってやろう」と。
しかし、エリザベートは宮廷での自由を手にするためなら自らの美貌さえ武器にしてみせると、彼の誘惑を拒絶する。("エリザベート、開けておくれ")

636
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 20:20:10  ID:kDjJRx4l.net
>629
ちえヲタの声優田村ゆかりがまさルキ超お気に入りですよ
みり基地かゴミ付き雪基地

637
いずれにせよ[]   投稿日:2017/01/20 20:39:31  ID:JFFlzHcu.net(8)
ガラコン出演者の衣装については
演出サイドからきちんとチェックが入っている
演出側から見て不適切なら
その旨きちんと指示があったはず

アニバーサリーは多くの人が出演する
楽しいお祭りバージョンだし
ルキーニが黒いラメのスーツでも赤のシャツでも
問題無いという判断だったんでしょ

100周年記念公演のホスト役をやった
16年ぶりの月生え抜きトップが
3番手の狂言回しをやるんだから
それにふさわしいコスチュームにもなるでしょうしね

638
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 20:48:33  ID:nGD+Phgz.net
黒いラメではなく、全身スパンコールのギンギラギンのピカピカ
不評だったので夜は赤シャツに変更したが
なぜか今日はまた全身ミラーボールに戻したらしいのね。

639
違うでしょ[]   投稿日:2017/01/20 20:53:43  ID:JFFlzHcu.net(8)
まさきはあらかじめ2パターン用意してたんだよ
黒のスパンコールと赤のシャツ
お客様にアニバーサリーのコスチュームを
楽しんでいただくためにね
どちらもアニバーサリーのルキーニらしくて面白いと思うけどねえ

ガラコン出演者の衣装については
演出サイドからきちんとチェックが入っている
演出側から見て不適切なら
その旨きちんと指示があったはず

文句があるのなら、演出サイドにどーぞ

640
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 20:57:48  ID:AgxTpgPt.net
>100周年記念公演のホスト役をやった
16年ぶりの月生え抜きトップ

それがエリザ20周年に何の関係がある?
理事も三番手ルキだけどきちんとみんなになじんだ服装だった。
コメント1件

641
あらっw[]   投稿日:2017/01/20 21:06:05  ID:JFFlzHcu.net(8)
それは残念

理事様がスパンコールのジャケットや
赤いフリルのブラウスで
スタイリッシュにかっこよくルキーニをやって下さったら
凄く盛り上がったと思うのに

そういうのはやっぱり
若くてやんちゃなうちでないと無理なのかしらね

642
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/20 21:16:21  ID:C2uzdsFz.net(4)
今日も着てたってことは不評じゃなかったってことだね
まああなたに不評だったってことね了解

643
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:21:10  ID:Q5mlIjp2.net(3)
今日はキッチュの場面だからまだいいけど
昨日はのっけから「被告、ルイジルキーニ」で全身スパンコールw

トートには全身スパンコール禁止が出てたけど
ルキーニには出てなかったらしいww

644
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:24:08  ID:xgiaT2aT.net
まさきちさんってすごーくわかりやすいヒールだよね
お子さんいるそうなのでそれなりの年齢にも関わらず

今が良ければそれで良い
まさき以外どうでも良い

その割り切りがすがすがしくも腹立つなーwww

645
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:24:51  ID:qmFFHnsb.net(2)
>640
見たよ。3番手の理事ってあんなに可愛いとはねw
トークではとうこと二人でやんちゃしていた
が、ルキーニは第一声からスゲーかった
出演者のテンションが一気に上がってスーッとエリザの世界へ
イケコの言っていた理事の凄さを思い知ったよ

646
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/20 21:27:07  ID:C2uzdsFz.net(4)
執念深いねあんたツイでも必死にまさおだけ叩いてた人だね
可哀想何事も楽しめなくてただ気に入らなかったら叩く
どうして私を不愉快にさせるのって言ってたものね何事も自分中心に回ってるんだね

647
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/20 21:29:32  ID:C2uzdsFz.net(4)
あなたの贔屓も周り気にせずにキラキラ着ればよかったね
みんなと一緒じゃなきゃ気に食わないんだね
あーあ寂しい人生

648
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:34:45  ID:3xxaMgz2.net
ラストの劇中は控え目だったみたいだけど(衣裳)
カテコではゆみさんやコムさんゆきちゃんと楽しそうにしゃべっていたとか
そういえばゆみさんも東大阪出身だったような・・・
初嶺まよさんのブログにまさおはアイドル的で人懐こくてキュート ♪うちの中高生の生徒に人気が高いの納得とか書いてたな
以外とOG受けは良さそうだな
ぶんちゃんとか色々なブログにも出てたし

649
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:36:50  ID:rphD84a6.net
あらすじ基地は今日は控えめw

650
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:38:43  ID:BoYbft1m.net(2)
風邪ひいて寝込んでるんじゃないのw

651
だからー[]   投稿日:2017/01/20 21:38:52  ID:JFFlzHcu.net(8)
ガラコン出演者の衣装については
演出サイドからきちんとチェックが入ってるでしょ
演出側から見て不適切だったら
その旨きちんと指示があったはず

アニバーサリーは多くの皆さんが出演する
和気あいあいで楽しいお祭りバージョンだし
ルキーニが黒いスパンのスーツでも赤いフリルのシャツでも
かまわないという演出サイドの判断だったんでしょ

文句があるのなら
OKを出している演出サイドに言うべきですよ
ルキーニはエリザベートを刺殺す狂気の暗殺者だからねー
お祭りになったらキラキラで
ぶっ飛んじゃうのもありなんじゃない?

652
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:41:23  ID:BoYbft1m.net(2)
間違えた
政吉ネタに追いついていけないんだ

653
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:44:59  ID:qmFFHnsb.net(2)
あらすじ基地は結局誰のファンの何だろう

654
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:48:49  ID:Yt3nlSEu.net(14)
ウィーンの中央広場ではミルクの配給を求める市民が集まっている。何故ミルクがないのか詰め寄る市民をルキーニは、「皇后が横取りしてミルク風呂に使っているからだ」と扇動する。
戦費をまかなうための重税で市民生活は困窮し、皇室の求心力は著しく低下していた。市民は「子供が死んでいるんだ!」、「皇后に思い知らせてやる!」と叫び声を上げる。再びウィーンでは革命の火種がくすぶり始めていた。
("ミルク") 一方宮殿では、女官が皇后の入浴用の大量のミルクを化粧室に運んでいた。彼女はミルク風呂だけではなく、オリーブ油風呂、苺や生肉のパック、仔牛の肉汁のジュースなど、効果があると思われるあらゆる美容法を実践していた。

655
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:49:22  ID:Yt3nlSEu.net(14)
その長く美しい髪は、卵とコニャックを調合した特製シャンプーで、3週間に一度、丸一日かけて手入れをした。
身長172cm、ウェスト50cm、体重50kg以下と言われるスタイルを維持するため、ほとんど食事は口にせず、一日の大半を体操などの運動に費やすこともあった。
過剰ともいえる美容やダイエットと引き換えに、彼女の美貌はヨーロッパ中に知れ渡り、宮廷も無視できない程の影響力を持つこととなる。("皇后の務め〈リプライズ〉") 

656
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:50:07  ID:Yt3nlSEu.net(14)
しばらくして、皇后の寝室の前に皇帝が現れる。彼は突然の訪問に驚く女官たちに下がるよう命じると、衝立越しに妻に語りかける。
彼は「統治者は自らの感情を抑えなければならないが、君を失うくらいなら唯一の掟をも破れる」と、エリザベートの美貌の前に敗北を認め、母親ではなく妻を選び、彼女の要求をすべて受け入れることを決める。
夫の言葉を聞き終え、姿を現したエリザベートは「これからもあなたと生きていきます、でも私は私だけのもの」と高らかに勝利を宣言する。
その姿は、美の神と称えられたかの有名なヴィンターハルターの肖像画で描かれたエリザベートそのものであった。("私だけに〈リプライズ〉")

657
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:50:31  ID:Yt3nlSEu.net(14)
第二幕
ブダペストの大聖堂前は、オーストリア=ハンガリー帝国の国王フランツヨーゼフと王妃エリザベートの戴冠式を祝う人々で溢れかえっていた。
ハンガリー国民は大規模な自治権を認める二重帝国の実現に力添えをしたエリザベートに対して「エーヤン、エリザベート!(エリザベート、万歳!)」と歓声を送っている。 ("エーヤン") 一方、ルキーニは群衆の前でトランクを広げ、記念品の即売会を始める。
国王夫婦の仲睦ましい姿が描かれたグラスや、王妃と息子が並び描かれた肖像画を手にして、「こんなものはキッチュ(まがいもの)だ!」と切り捨てる。
死後100年間、本や映画で好意的に描かれてきた彼女の姿はどれも偽者や偶像で、本当の彼女は傲慢なエゴイストだと彼は言う。("キッチュ")

658
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:50:53  ID:Yt3nlSEu.net(14)
反対するゾフィーらウィーン宮廷の多数を屈服させ、自らの希望を実現させたエリザベートは人生の絶頂の時を迎えていた。
自信と威厳に溢れた表情で、「私は自分の意志で踊る、もう誰にも操られない」と、夫や宮廷だけでなく、「死」との決別をも誓う。
しかし、すべてを見透かす彼は「この満ち足りた瞬間は、すぐに生への憎しみに変わる」「なぜなら、お前は私を愛している」と不敵な笑みを浮かべ立ち去る。("私が踊る時")

659
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:51:25  ID:Yt3nlSEu.net(14)
ホーフブルク宮殿の寝室では、9歳になったルドルフが熱に浮かされていた。真っ暗の部屋の中で一人寒さに震える皇太子は、母にそばにいて欲しいとつぶやく。
息子の養育権を取り戻したエリザベートは、息子に軍隊式の訓練を施していた臣下を解任して、肉体的訓練よりも精神的教育を重視するリベラルな教育係を自ら選任した。
虚弱体質であったルドルフは、自由な環境を与え、苦しみから解放してくれた母への感謝の念を生涯忘れなかった。

660
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:52:18  ID:Yt3nlSEu.net(14)
しかし反対に、姑に勝利して満足したエリザベートは、徐々に宮廷や息子との距離を取り始め、堅苦しいウィーンを離れ、多くの時間をハンガリーでの居城ゲデレー城で過ごすようになる。
ルドルフは母親を慕っていたが、母は息子の気持ちに答えようとはしなかった。母の愛を知らずに育ったルドルフは、かつてのシシィのように「死」に母の面影を重ね、彼を友として慕うようになっていた。("ママ、どこにいるの?")
(ルドルフの教師は、慣例であった聖職者や貴族という地位に囚われず、能力のある市民の知識人から選任された。

661
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:53:43  ID:Yt3nlSEu.net(14)
結果として皇太子は、皇帝を頂点とする君主制とは相容れない自由主義的な思想に惹かれるようになり、母親と同じように父親やウィーン宮廷と対立していくこととなる。)
宮廷の義務からは逃避したエリザベートであるが、孤児院や救貧員への慰問など社会奉仕活動には積極的であった。
貧民や病人の世話が幼い頃からのヴィッテルスバッハ家の伝統であり、また彼女自身も、自分が興味を持つことに関しては、偏見を持たず、相手の地位や身分にとらわれず接する人物であった。

662
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:55:17  ID:Yt3nlSEu.net(14)
特に、彼女が生涯足しげく通ったのが精神病院であった。これは親類が多く精神の病を患っていたことも関係する。そして、ウィーン郊外のとある精神病院を慰問した際、エリザベートは一人の女性患者と出会う。
彼女は自分こそが気高き皇后であり、エリザベートこそ狂った精神病者だと叫び、拘束具で取り押さえられる。
彼女は、皇后というしがらみに拘束されている己を省みて、肉体は拘束されていても、何も縛られない無垢な魂を持つその女性に惹かれる。

663
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:58:15  ID:isVFrX8/.net(2)
終わっちゃったねー(*´ー`*)
さびしいねー

664
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:58:20  ID:Yt3nlSEu.net(14)
敬愛する戯曲『真夏の夜の夢』に登場する妖精ティターニアのように、周りからどんなに奇異な目で見られ狂ったと言われようと、気高く心のままに生きられたらどんなに素晴らしいかと。
そして、ウィーン宮廷や姑との戦いに勝利しても、結局何一つ自分が望むものは手にいれられていないことに気づかされる。まるで今の自分は、自由の象徴であった曲芸のロープの上で、暗闇の中、恐怖に震え立ち竦んでいるようだと。
「いっそ足元の深淵に身を投げてしまいたい」と本心では願っていても、暗闇の先に待つ虚無の不安に怯えながら、見せかけの人生を歩み続けるしかないのか、彼女は自問自答する。(“魂の自由”)

665
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 21:58:43  ID:Yt3nlSEu.net(14)
ホーフブルク宮殿のサロンでは、ゾフィーと近親が、皇帝を皇后から引き離すための策を話し合っていた。
皇帝は、オーストリア=ハンガリー帝国のハンガリー王国の初代首相に、1848年のハンガリー革命の首謀者の一人であるアンドラーシを任命した。彼はエリザベートと親しい関係にあり、後に帝国の外相も勤めることになる。
これ以上皇后の介入を許すと帝国が瓦解してしまうと恐れた彼女らは、非常手段として皇帝に愛人を用意する。("我々か彼女か") しかし売春宿から連れてこられた娘は病気持ちだった。("マダム・ヴォルフのコレクション")

666
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:00:15  ID:Yt3nlSEu.net(14)
体操室で運動中に倒れたエリザベートは、医師から原因は過剰なダイエットではなくフランス病だと告げられる。夫の忠誠心を信じきっていた彼女は取り乱し、自ら命を絶つと口ばしる。
すると、その言葉を待っていた「死」が現れ、最後の決断を迫る。しかし、彼女は皇帝との婚約の証を首から外すと、この裏切りをむしろ宮廷とのしがらみを絶つために夫が自分に与えた救いなのだと受け取る。
そして以後、彼女はウィーンを離れ、旅から旅への流浪の生活を続けることになる。("微熱")

667
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:01:45  ID:Yt3nlSEu.net(14)
療養と称してエリザベートは、マディラ島、コルフ島、ハンガリー、イギリスと、公務を放棄して1箇所に留まることなく当て所ない旅を続ける。
傘と扇子を持ち、早足で山から海へと歩き続け、くたびれ果てた表情で従者たちが彼女の後を追う。一方、皇帝はウィーンに戻らない妻の体調を案じて毎日のように手紙を書いている。
そして、10年が経った。皇后専属の美容師は髪を梳かした後、まっさらな櫛を彼女に見せる。櫛についた抜け毛を隠して、エリザベートを安心させるのは彼女の日課であった。

668
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:06:39  ID:Yt3nlSEu.net(14)
しかし、ルキーニがこっそり一本抜き取ると、それは白髪であった。エリザベートはさらに旅を続けた。ハイネのように詩に没頭し、乗馬にのめりこみ、古代ギリシャに傾倒した。
ハイネへの博識は専門家を凌駕するほどで、乗馬の腕前はヨーロッパ有数の実力とまで言われた。結果エリザベートは17年間、何かを求めて走り続けた。ルキーニが彼女に鏡を差し出す。世紀の美貌と謳われた皇后にも確実に老いの影が忍び寄っていた。("放浪の歳月”)

669
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:12:40  ID:azhY4LcO.net(2)
トート7よかった

まさおの衣装といつものまさお節にドン引き
コメント1件

670
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:17:31  ID:kmZWc+nw.net
>669
あら筋基地かのずんこヲタさん?
コメント1件

671
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:23:19  ID:AYDHkdPZ.net(13)
旅の末にエリザベートがたどり着いたのはギリシャのコルフ島であった。彼女はここに敬愛する古代ギリシャの英雄アキレウスの名を付けた別荘を建て、外界との接触を避けるように閉じこもった。
崇拝する哲学者や詩人ハイネの銅像を飾り、詩作に没頭した。エリザベートはハイネの情熱的で自然溢れる詩を愛し、彼のシニカルで社会批判的な思想に共感を覚えていた。
ドイツ生まれのユダヤ人として生涯国に馴染むことができず、後にドイツを追われフランスで晩年を過ごす生い立ちにも彼女は親近感を感じていた。彼女はハイネを師と仰ぎ、彼の魂と繋がりがあると信じていた。

672
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:27:09  ID:AYDHkdPZ.net(13)
エリザベートが旅を続ける間に、ルドルフは青年へと成長した。一方で、ヨーロッパでは民族主義やファシズムが台頭を始めており、帝国領内の民族による複合国家であるオーストリアでも、各民族の自治や権利を求める動きが強まっていた。
特に多民族都市であるウィーンでは、ドイツ人の民族的優位と権利擁護を掲げるシェーネラーなどのドイツ民族主義者が台頭しており、少数ながら経済的に恵まれていたユダヤ人はその格好の標的であった。
ルドルフは、市民の権利を押さえ込み、領内の民族主義運動を弾圧する父親の古い権威主義的な統治方法では、一時的には帝国の体面は保てても、結果としてその崩壊を早めてしまうだけだと危機感を持っていた。

673
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:28:50  ID:AYDHkdPZ.net(13)
彼の理想は中央ヨーロッパの各民族が対等な権利を持ち、ドナウ連邦として共存共栄を図ることにあった。しかし、匿名で新聞に投稿した体制批判の記事が暴露され、父親と決定的に対立し、民族主義者からも裏切り者と糾弾される。
結婚生活も冷え切っており、政治的にも宮廷生活でも孤立した彼は、徐々に精神を病んでいく。そんな折、母がウィーンに帰ってきた。ルドルフは自らの心情を吐露して、皇帝へ口添えして欲しいと助けを求めた。
しかし、宮廷との繋がりをすべて断ち切っていたエリザベートは、息子の懇願を頑なに拒否する。絶望したルドルフは、1889年ウィーン郊外のマイヤーリンクで「死」の接吻を受け入れ、拳銃で自ら命を絶つ。

674
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:30:05  ID:AYDHkdPZ.net(13)
息子の死を前に、エリザベートはルドルフは自分の生き写しだったことに気づく。そして、己の自由を求めるばかりに、同じように自由を欲していた息子を見殺しにしたことを悔やみ、棺の前で泣き崩れる。
その悲しみはあまりに深く、彼女は息子の命を奪った忌々しき相手にさえ哀れみを乞うた。だが、「死」はその嘆きに答えようとはしなかった。
息子の死はエリザベートに大きなショックを与えた。彼女は身の回りの豪華なドレスや宝飾品はすべて譲り渡し、残りの生涯を喪服だけで過ごした。

675
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:32:44  ID:AYDHkdPZ.net(13)
すでに父親は他界しており、事件の翌年には姉ヘレネ、そして母ルドヴィカと親しい者が彼女を残して次々とこの世を去った。無理なダイエットがたたり、神経痛に悩まされ、病気がちであった。
常に傘と扇で皺の目立つ顔を隠して、それでも孤独に旅を続けるエリザベートを新聞は、狂気に憑かれた哀れな皇后と同情的に書きたてた。
しかし、ルキーニは認められなかった。息子の遺体の前でうずくまる皇后の写真を手に、これも国民の同情を買うためのキッチュなんだと彼は訴えた。ルキーニは悲惨な人生を送った。

676
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:33:05  ID:AYDHkdPZ.net(13)
捨て子として孤児院に入れられ、孤児院から孤児院、里親から里親へとたらいまわしにされた。定職に就けず、国から国へと渡り歩いた先のスイスで無政府主義に出会い、傾倒した。
生まれながらに特権を享受する王族や貴族階級は、彼にとって誰よりも憎むべき存在でなければならなかった。("キッチュ〈リプライズ〉")

677
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:35:13  ID:AYDHkdPZ.net(13)
1895年2月マルタン岬のテラス、フランツ・ヨーゼフはエリザベートの旅先を訪れ、満月の夜に二人は再会する。その苦難の人生を象徴するかのように、皇帝の髪と長く伸びた髭はすでに真っ白に染まっていた。
彼は、宮廷に戻らない妻を責めようとはせず、出会いから変わらない愛を伝え、「私の元に帰ってきてほしい」と呼び掛けた。しかし、エリザベートは自分たちを積荷も目的地も違う二艘の船に例え、海上で偶然すれ違うことはあっても、二人が完全に相容れることは今後も決してないと告げると、夫の元を発っていった。
バートイシュルで愛し合い結ばれはずの夫婦が、40年の時を経て、お互いの孤独と愛の限界を再確認するだけの不幸な再会であった。("夜のボート")

678
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:35:26  ID:azhY4LcO.net(2)
>670
悪いけどずんちゃんは興味ないわw

679
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:36:48  ID:AYDHkdPZ.net(13)
(晩年のエリザベートの姿を残した写真や絵はほとんどない。彼女が最後に公に姿を現したのは、1896年のハンガリー建国千年の式典である。
皇帝の傍らにただ無表情で座る皇后の姿を新聞は、「現実から離れてしまっている」「死の影に寄り添われている」とも報じている。
体調の悪化に伴い、エリザベートの滞在先も移動が容易なスイスなどの観光地に限定された。この頃になってもダイエットをやめることはなかったという。無政府主義が蔓延る不穏な時代、何度も警察が護衛を申し出るが、エリザベートはこれを拒否している。)

680
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:37:21  ID:AYDHkdPZ.net(13)
ハプスブルク帝国は戦争で多くの領地を失い、残された地域でも独立を求める民族主義運動が激化していた。
また、皇帝の弟メキシコ皇帝マキシミリアンが革命で銃殺、皇后の従兄ルートヴィヒ2世は精神を病み湖で溺死するなど、皇帝や皇后の周辺でも不幸な事件が続いていた。ハプスブルク600年の栄光はすでに過去のものとなり、その滅亡の時が刻一刻と近づいていたのである。
そしてある晩、皇帝フランツ・ヨーゼフは悪夢に魘され、その夢の中で「死」と対峙する。彼の手には、エリザベート暗殺の凶器のやすりが握られていた。

681
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:39:22  ID:AYDHkdPZ.net(13)
沈みゆく帝国を模した沈没寸前の巨大船のデッキの上で、逃げまどう亡国の住人たちをよそに、エリザベートは虚ろな表情で何かを待つかのようにただ佇んでいた。皇帝は妻を救い出そうとするが、亡霊たちに妨げられ身動きが取れない。
そして、ついに「死」はルキーニにやすりを手渡す。その瞬間、阿鼻叫喚の叫び声と共に、皇帝や亡霊たちは次々と光の中へと吸い込まれていった。再び、裁判官の尋問の声が響き渡り、ルキーニが最後の証言を行う。("最後の証言")

682
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:41:09  ID:AYDHkdPZ.net(13)
1898年9月10日ジュネーヴ、レマン湖のほとり。船の汽笛が鳴り響くと、エリザベートと侍女のスターレイ伯爵夫人が現われる。
二人は蒸気船の乗り場へと向かっていた。突然、すれ違いざまに一人の男が皇后の胸をヤスリで突き刺す。男はその場ですぐに取り押さえられた。
皇后はすぐに起き上がり周りの者を制して桟橋へと向かうが、再び倒れ意識を失う。闇の中、エリザベートが日の光に目覚めると、そこには少女の頃と同じく「死」の姿があった。

683
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:41:37  ID:AYDHkdPZ.net(13)
彼女は身に着けていた喪服を脱ぎ捨てると、過去のすべての記憶の消滅と、いつ何処とも知れない魂の安住の地での再生を誓い、死と深い口づけを交わした。エリザベート暗殺の18年後、皇帝フランツ・ヨーゼフも崩御する。
彼の死の2年後、ハプスブルク帝国は崩壊、帝国内の各民族は独立を果たし、中央ヨーロッパに新しい時代が到来した。("ヴェールは降りた")

684
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/20 22:42:08  ID:AYDHkdPZ.net(13)
...私が旅に出るたびに、カモメの群れが船のあとについてきた。そのなかには必ず、ほとんど黒に近い濃い色のカモメが一羽いる。
時にはその黒いカモメが、大陸から大陸へと移動する間、ずっと私に付き添っていたこともあった。その鳥は私の運命なのだと思う...(「死」の着想となったとされるエリザベートの詩より)

685
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:02:02  ID:FOgXO2QR.net(2)
イチロブログにトート7

686
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:03:33  ID:/JmQCkFl.net
現役時代の龍真咲さんを殆ど見たことがないからファンでもアンチでもないけどシシィは悪くなかったよ綺麗だったし
だけどルキーニのあの衣装もヘアも場に合わないしルキーニの狂気とあの衣装のぶっ飛び?は私は方向性が違うと思ったわ
演出がOK出したにしても他のOGが何も言わなかったとしても観客からのそういう感想があってもいいじゃない
どうして反射で噛み付くの

ガラコンもそろそろ世代交代かな
まだ出て欲しいメンバーも沢山いるけど次回は初演から何作かは出演者みんな50超えちゃうもんね

687
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:13:09  ID:V5LfR1S+.net(16)
エリザベート -愛と死の輪舞-
概要
小池修一郎が、1992年にロンドンで現地のミュージカル作品の音楽集で興味を惹かれるものを探していたところ、その店の店主からこの『エリザベート』を薦められた[注 1]。
また翌年には、歌劇団に来客として訪れたイスタンブール在住の中国人の大学教授から、『エリザベート』のドイツ語プログラムを受け取ったりもしている。
これらの経緯を経て、日本では宝塚歌劇団が上演権を取得し、1996年に初めて日本に紹介。雪組で、当時トップスターだった一路真輝のサヨナラ公演として初演された。始めこそ評判はいまひとつであったが、次第にチケットが取れないほどの人気が出る。

688
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:14:26  ID:V5LfR1S+.net(16)
一路の退団公演だったため「なぜサヨナラ公演で死を演じるのか?」「トップ退団公演で死はおかしい」など当時は疑問視されたが、公演開始後に徐々に批判はなくなった。
また「宝塚版はウィーン版を改竄している」と熱烈なミュージカルファンから批判があったため、東宝版はウィーン版に倣って制作された。
日本人には馴染みの薄い歴史を描いた演目ではあったが、成功を収め、その後も再演を繰り返し、宝塚歌劇団を代表する人気演目に成長した。
また、これが原因で女性を中心に「ハプスブルク帝国ブーム」がおき、その華麗な宮廷生活への憧れなどからオーストリア・ウィーンへの観光客増加を惹起した。

689
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:17:11  ID:V5LfR1S+.net(16)
宝塚版とウィーン版の違い
このミュージカルの重要人物である Tod は、ドイツ語で「死」「死神」を表す単語である。日本以外の各国の公演では、その国の言語で死を表す言葉が役名に当てられている(英訳では "Death")。
これは芸術表現である「死の舞踏」や絵画『民衆を導く自由』での例のように、抽象概念(この場合は死)を擬人化するヨーロッパ諸語の慣行によったものである。
宝塚歌劇団での上演にあたって、トップの演じる役が死という設定では問題があったため、この役を「トート」という名前の「黄泉の帝王」に設定が変更された。

690
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:17:36  ID:V5LfR1S+.net(16)
また、男役のトップを主役に置かなければならない伝統に則り、エリザベートではなくトートが主役になるよう脚本や演出が潤色された。
そのため、エリザベートと黄泉の帝王とのラブストーリーに重点を置いた宝塚版と、エリザベートと死の絡み合いをハプスブルク帝国崩壊に準えて描いたウィーンをはじめとする各国版では、同じミュージカルでありながら趣が異なった作品に仕上がっている。

691
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:18:13  ID:ANvnj3Zq.net(2)
演出がOK出すとか出さない以前に、自分でこれは無いなって気付けないところが問題なんだけどね
まさおが主役のガラコンだったらいいよ
でも主役はあくまでトートで、OGの先輩方たくさんいて、そのお客さんだってみんな楽しみに観に来てるんだから
フルコスチュームのルキーニは良かったから余計に残念だったよ

692
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:20:11  ID:V5LfR1S+.net(16)
あらすじ
煉獄で一人の男が裁判にかけられていた。彼の名はルイージ・ルキーニ。彼はエリザベート皇后殺害の容疑で、彼女の死後100年経った今でも裁判官から尋問を受けていた。
だがルキーニは「俺は望まれてやったんだ」「エリザベートは死と恋仲だった」と言い、それを証明させるためにハプスブルク時代の霊魂を呼び寄せる。その中に黄泉の王トートがいた。
ルキーニは彼らに皇后のことを語らせて、どういう経過になったのかを説明し物語はエリザベートの少女時代へと移る。

693
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:20:36  ID:V5LfR1S+.net(16)
1853年、まだ少女のエリザベートはバイエルン王国の公女として自由を満喫していた。ある時、彼女は綱渡りに挑戦しようとしてロープから落ち、意識不明の重体に陥る。冥界に迷い込んだエリザベートにトートは一目で惹きつけられ、禁断の恋におちる。
トートはエリザベートに生命を返してやる。そしてその愛を得ようと、彼女を追い続ける決意をする。こうして、愛と死の輪舞が始まった。
エリザベートはその後フランツ・ヨーゼフと結婚しオーストリア皇后となるも、父に似て自由であることを生き甲斐とする彼女は姑ゾフィーの取り仕切る王家としての公務や義務に耐えられず追い詰められる。

694
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:21:09  ID:V5LfR1S+.net(16)
トートに唆されるも、死に逃げず自分一人で生きていく決意をする。その後、姑ゾフィーに奪われていた子どもの養育権を取り戻し確執に勝利するも、忙しさに負け、ようやく取り戻したはずの息子ルドルフを顧みることはなく、ルドルフは孤独な生活を送る。
一方でエリザベートは、自身の美貌が役立つと気付き、それを磨くことに時間を惜しまなかった。過激なダイエットで倒れたエリザベートにトートが夫の不貞を告げ、「死ねばいい!」と誘惑されても、エリザベートは負けなかった。
成人した息子ルドルフは父フランツ・ヨーゼフと対立し母エリザベートに助けを求めるも、宮廷に無関心のエリザベートはそれを拒む。絶望したルドルフは自殺し、トートの死のくちづけを受ける


695
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:24:44  ID:V5LfR1S+.net(16)
エリザベート (ミュージカル)

『エリザベート』(原題:Elisabeth)は、オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリーザベトの生涯を描いた、ウィーン発のミュージカル。脚本・作詞はミヒャエル・クンツェ、作曲はシルヴェスター・リーヴァイ。
日本語の題名が『エリザベート』であるのは、日本ではその他の表記(「エリーザベト」など)に比べて、より一般的な単語として認知されているためである。

696
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:25:07  ID:V5LfR1S+.net(16)
作品概要
長きにわたりヨーロッパに君臨したハプスブルク帝国末期19世紀後半のオーストリアを舞台に、ドイツ地方・バイエルン王国公爵の次女として自由な環境で生まれ育ち、偶然にも皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から見初められ、
16歳でヨーロッパ宮廷随一と謳われる美貌のオーストリア皇后となるが、伝統と格式を重んじる宮廷との軋轢の中で苦しみ、やがてウィーンを離れヨーロッパ中を流浪する日々を送り、
その旅の果てに暗殺された皇妃エリザベートのベールに包まれた半生を、彼女につきまとい誘惑する「死」という架空の存在を通して迫り、これを以って中央ヨーロッパにおける帝国支配の終焉と新時代の萌芽を描いた作品。

697
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:27:15  ID:V5LfR1S+.net(16)
「ブロードウェイ・ミュージカルとは違う世界観の作品を作りたい」との理念の下、グラミー賞を獲得するなどアメリカで作曲家として活躍していたハンガリー人のシルヴェスター・リーヴァイと、
数々のミュージカルのドイツ語翻訳を手がけ、小説家としても成功を収めていたチェコ・プラハ生まれのドイツ人ミヒャエル・クンツェが共同で制作を始める。
ミュージカルの題材として伝説的な皇妃を選んだ理由としてクンツェは、「一つの時代、王朝の終焉を描くと同時に、その最後の時に生きた人々の内面を描きたかった」と言う。

698
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:30:30  ID:JpNVr5G0.net
アニバーサリーも楽しいけど各組メンバーが揃った公演の方が面白いよね
年齢上がると難しい役もあるし、初演雪・星はこれで終わりっぽいよね

699
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:35:02  ID:V5LfR1S+.net(16)
そして、「古い時代を代表するハプスブルク王朝にあって、新しい現代的な感性を持ったエリザベートはその宮廷文化の凋落を予見していた。
その没落する船に囚われ逃れられないと知りながら、誰よりも自由を追い求め、それゆえに死に惹かれていく一人の女性を通して、懐古趣味ではない現代にも通じるドラマを描きたかった」と述べている。
1992年9月3日、オペラ演出家として名高いハリー・クプファーの演出により、アン・デア・ウィーン劇場で初演され、6年のロングランを記録する。その後、世界各地で上演されドイツ語ミュージカルとして史上最大のヒット作となった。
日本においては、宝塚歌劇団による1996年の初演以来上演が続いており、2000年からは東宝版も上演されている。

700
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:35:25  ID:V5LfR1S+.net(16)
登場人物
エリザベート - 愛称はシシィ(Sissy)。オーストリア皇后。
死(トート) - 死の抽象概念を擬人化[1]したもので、金髪の青年の姿をしている。シシィが心酔した詩人ハインリヒ・ハイネの若き頃がモデル。
フランツ・ヨーゼフ1世 - オーストリア皇帝でエリザベートの夫。
ルイージ・ルキーニ - イタリア人無政府主義者。エリザベートを暗殺した男。
ルドルフ皇太子 - エリザベートの息子。オーストリア皇太子。
ゾフィー - オーストリア皇太后でフランツ・ヨーゼフの母。
以下は宝塚歌劇団版と東宝版のみ。
エルマー・バチャニー - 革命家。
エルマーを含む三人のハンガリー革命家は日本初演の雪組公演で誕生した。宝塚の若手男役のために作られた役とも、日本で馴染みの薄かったオーストリアとハンガリーの歴史を分かりやすく説明するためとも言われ、後の東宝版でも採用されている。

701
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:46:29  ID:V5LfR1S+.net(16)
ストーリー
第一幕 編集
オーストリア皇后エリザベートの暗殺者ルキーニは、暗殺から100年経った後も死者の世界で裁判にかけられていた。彼は皇后暗殺の動機と背後関係を問う裁判官の尋問に、「動機は愛、黒幕は死だ。
なぜ殺したかって?彼女自身が望んだんだ!」と不可解な供述をする。そして証人として、未だに煉獄で自由を得られずに彷徨い続けている、エリザベートと同じ時代を生きたハプスブルク帝国の亡霊を呼び起こし、彼らはエリザベートについて語り始めるのだった。("プロローグ")

702
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:46:54  ID:V5LfR1S+.net(16)
("ようこそみなさま") しかし、一同が縁談の話で持ちきりとなる中、興味を示さず一人で木に登り曲芸の練習をしていたシシィは、足を滑らせ高所から落下して意識を失う。その後、目を覚ました彼女は中性的な美しい姿の青年が自分を抱えベッドに連れ帰してくれたことを感じる。
彼女はそれが「死」だと気づくが、彼に何にも縛られない自由な父親の面影を重ね、強い憧れを感じる。("黒い王子")

703
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:48:28  ID:V5LfR1S+.net(16)
その頃、ウィーンのホーフブルク宮殿謁見の間では、若き皇帝フランツ・ヨーゼフが執務机に腰掛け書類に目を通していた。その傍らには「宮廷でただ一人の男」と呼ばれる皇太后ゾフィーの姿がある。
ある死刑囚の母が陳情に訪れる。彼女は自由と叫んだだけで死刑を宣告された息子の減刑を願い出る。1848年に起こったフランス2月革命の余波で、ウィーンでも3月革命が勃発、宰相メッテルニヒが失脚、皇帝フェルディナント1世が退位する事態となった。
革命は鎮圧されたものの、その影響を押さえ込むためゾフィーは当時18歳の息子フランツ・ヨーゼフを次期皇帝として即位させ、反君主制的な動きを弾圧していた。皇帝は母親の悲痛な叫びに苦悩する表情を見せるが、皇太后に促され陳情を却下する。

704
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 00:48:57  ID:V5LfR1S+.net(16)
次に、臣下よりクリミア戦争の情勢について、革命の鎮圧に手を貸してくれたロシア側について参戦すべきと進言を受ける。ゾフィーは「戦争は他家に任せておけ、幸運なオーストリアは結婚で勢力を拡大せよ」
というハプスブルク家の家訓を例にして、戦争には中立の立場を取り、皇帝は縁談の席に出発するよう指示する。("皇帝の義務")
(この旧態依然の日和見的な判断によって、結果としてオーストリアはヨーロッパ大陸におけるロシアという後ろ盾を失うことになる)

705
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 02:13:55  ID:sAdtXYTB.net(6)
数日後、彼は将来皇后として負うことになる義務や束縛について告げ、それでも私を支えてくれるかシシィに尋ねる。
彼女は婚約の証に送られたネックレスの重さに戸惑いの表情を見せるが、「あなたが側にいれば、どんな困難でも乗り越えられる」と、皇帝からの求婚を受け入れる。
15歳の少女はおとぎ話のような恋に胸がいっぱいになったが、宮廷での結婚生活という現実に直面する準備はできていなかった。("あなたが側にいれば")

706
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 02:14:27  ID:sAdtXYTB.net(6)
(結婚までの短期間にエリザベートへの語学や宮廷作法などのお后教育が施されたが、成果は思わしくなく、母親が結婚式を延期してほしいと願い出るほどだったという。)
1854年4月24日午後6時半、ウィーンのアウグスティーナ教会で、エリザベートと皇帝フランツ・ヨーゼフの結婚式が執り行われた。
夕刻時という珍しい時間帯の結婚式も、災いの幕開けにはぴったりだとルキーニが野次を飛ばす。ルドヴィカとゾフィーに付き添われた新郎新婦は、大司教の前にひざまずく。

707
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 02:15:07  ID:sAdtXYTB.net(6)
「結婚はあなたの意志であるか」との問いに、エリザベートは「はい」と返答する。すると彼女の声は教会内に何度もこだまし、結婚を祝う鐘の音が、まるでハプスブルク終焉の始まりを告げるかのように不気味に鳴り響く。
この瞬間、エリザベートは滅びゆく運命にある帝国に自らの意志で嫁いだのである。("不幸の始まり")

708
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 02:15:34  ID:sAdtXYTB.net(6)
数日後、シェーンブルン宮殿では盛大な宮廷舞踏会が催された。大広間の外では、新婦の父親と新郎の母親が結婚への不満を漏らしている。
マックスは宮廷の堅苦しさがシシィを殺してしまうと心配しており、ゾフィーはエリザベートには皇后としての資質が欠けていると苛立っていた。
また、舞踏会の参加者もめいめいに新婦の噂話に興じている。彼女の美しさを称える者、身分の低さを揶揄する者、狂気の血筋を危惧する者、若さや無作法を心配する者など様々である。("結婚の失敗")

709
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 02:19:34  ID:sAdtXYTB.net(6)
やがて、皇帝夫婦が広間に姿を現す。連日の行事に神経をすり減らしてたエリザベートは、皇帝の腕の中で安堵の表情を浮かべ、無邪気にワルツを踊る。
しかし、突然音楽が鳴り止むと、エリザベート以外の人間は蝋人形のように血の気を失い、彼女の前に再び「死」が現れる。
彼は「お前は彼を相手に選んだが、最後にお前と踊るのは私だ(意中の異性と舞踏会で最後にダンスを踊るという意味と、人が死ぬ間際に死神と死の舞踏を踊るという中世ヨーロッパの死生観の意味)」と告げて消える。
我に返り動揺するエリザベートの様子を、まるで見せ物を見るような好奇の目で周囲の人々が見つめる。その瞬間彼女は、自分が宮廷という異質な世界に入ってしまったことを真に実感したのだった。("最後のダンス")

710
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 02:19:58  ID:sAdtXYTB.net(6)
行事や式典が落ち着くと、皇帝夫婦はウィーン郊外のラクセンブルク宮殿に居を構えた。
しかし、皇帝は執務で夜遅くまで宮殿を留守にしていたため、一人取り残されたエリザベートを待っていたのは、夫との幸せな新婚生活ではなく、姑の厳しい皇后教育であった。
朝5時から綿密にスケジュールが組まれ、歩き方から、お辞儀の仕方、言葉遣いまで厳しく躾けられた。女官の手を借りず一人で着替えをしたり、入浴することも禁止された。自分のことは自分でする環境で育ったエリザベートにとって、耐え難いことであった。
プライベートはなく、お世継ぎ作りを催促され、何よりも好きであった乗馬も禁じられた。("皇后の務め")

711
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 05:37:38  ID:tC1mHdtC.net
まさおルキーニってデコった写るんです持ってた?

712
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 07:50:04  ID:Q8Vq9PG9.net
デコってたかわからないけど写るんですでパー子みたく撮ってたよ

713
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 09:03:51  ID:wfcLvHIp.net
本人とファンってやっぱり似た者同志なのね
非常識な自己中
まさおとそのファンとはもう関わりたくないわ

714
100周年月特出で基地害ヲタを煽って大騒ぎした在日柚希[]   投稿日:2017/01/21 09:37:07  ID:UyX8hbNo.net(5)
781 :名無しさん@花束いっぱい。:2014/04/13(日) 14:22:14.12 ID:4ytRuu+q
ファン友達と普通に観劇の場合 ペンライトやうちわ奇声をあげるなんてあり得ないと思う
【誰かが先導しなければあんな事できないと思います 】
初舞台生もいるのにとても恥ずかしかったです
【 あれじゃ公演中に注意しきれないから後で絶対注意入りますよ… 】

791 :名無しさん@花束いっぱい。:2014/04/13(日) 19:36:11.15 ID:luo7aih6
ツイ荒れてますね 星ファンじゃないけど一部の客のせいでこれは気の毒
【他組公演で声掛けとかペンライトとか非常識すぎ】

98 :名無しさん@花束いっぱい。:2014/04/13(日) 20:22:38.12 ID:w4WlyrHy
最後緞帳が二回目上がったとき チエちゃ〜んコールがうるさすぎた。
だって特出とは言え、月組の公演なんよ、まさおに対して失礼だなと思った。
結局 まさお一言も声発せずチエちゃんが仕切って終わってもた。
【終演後、前の席の人が今日は騒いでもいいとお達しが出てたから・・とか言っておった。】

799 :名無しさん@花束いっぱい。:2014/04/13(日) 20:37:25.07 ID:d84oD9xC
【入り待ちでチエ会が歓声OKって言ったからでしょ 
2階S席センターらへんの歓声はすべてチエ会だったよ】

【まさき月への特出で、いくら大騒ぎをして歓声を上げ羽目をはずしてもかまわないという、
ちえ会から会員達への入りでのお達し】だったそうです 
一番大騒ぎをしていたのは、2階S席センターに陣取っていたちえ会なんだとさ
こんな非常識な大騒ぎが平然とやれたのは、
6年居座り在日柚希礼音が小学生並みの思考力しか持たない、大馬鹿で非常識な自己中女だからですね

715
00周年月特出で基地害ヲタを煽って大騒ぎした在日柚希[]   投稿日:2017/01/21 09:38:07  ID:UyX8hbNo.net(5)
840 :名無しさん@花束いっぱい。:2014/04/14(月) 06:26:49.34 ID:O0R+xafM
何がおかしいってちえがおかしいんでしょ
【他組公演に特出して禁止されてる奇声を会が容認する】 【更にちえ自身がそれを煽る(ご満悦)w】
ワーキャー大騒ぎで組子も初舞台生もドン引き
ホスト役のトップまさおに一言もしゃべらせずにちえ自身がしめる
【ちえ感想「月組楽しかった〜!」】 馬鹿かアホ以外の表現があるの?

853 :名無しさん@花束いっぱい。:2014/04/14(月) 09:20:36.53 ID:9r/yCAdo
なんかショーでの掛け声が問題だみたいな方向に持っていきたいみたいだけど
一番ダメだって言われてるのはカテコでしょ
【月公演なのにカテコでちえちゃんって叫びまくり 月組子無視で、まさおは一言もしゃべらずに終わってしまった】

883 :名無しさん@花束いっぱい。:2014/04/14(月) 14:29:06.81 ID:Niby+SUg
ちえヲタじゃない、【一番の問題はちえ本人。】
【ファンの暴走を止めることもせず、特出先に言葉もない。】
【ちえが一言、月組生に対しての言葉があれば客席の流れも変わったはず。
それをしないで自分讃歌で満足して幕を締めたのが一番の癌。】
機転が利かず配慮に欠ける人だとは思っていたが、これほど酷いとは情けない。

大きな負担と苦労を背負う各組トップ特出あり、秋篠宮御夫妻をはじめとする来賓の方々の御前でのショーもあった
まさき月の100周年3本立て記念公演で、6年居座り傲慢天狗鼻税日ジャイアン柚希は

「いくらでも歓声を上げて好きなだけ騒いでかまわない」と指示を出したちえ会とつるみ
まさきと月組子を鼻先でせせら笑って馬鹿にし「チエちゃ〜〜〜ん! チエちゃ〜〜〜ん!」と
たった15分の特出でギャーギャー大騒ぎして月公演自体を乗っ取り、鼻高々出得意満面でした
本人とヲタって、本当にそっくりだよね

716
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 09:38:20  ID:OBhb0Ewl.net(2)
アンチや叩き→関わる 止めれるの?
まさおの衣装私服叩きていつもの通常運転
シシィやルキの出来叩きは流石に少ないな

717
100周年月特出で基地害ヲタを煽って大騒ぎした在日柚希[]   投稿日:2017/01/21 09:40:10  ID:UyX8hbNo.net(5)
865 :名無しさん@花束いっぱい。:2014/04/14(月) 10:27:45.62 ID:vBBkaHlJ
昨日の11時公演
まずちえの方から客席に 「盛り上がってるかー!?」客席「イエーイ!」
【さらにちえ「2階席盛り上がってるかー!?」客席「イエーイ! 」】
きてんを利かせたまさおが「月組盛り上がってるかー!?」 月組生「イエーイ!」

3時公演
【またちえの方から「ねね!めっちゃ楽しかったな!」 ねねちゃん「はい!」】
ちえファンの歓声でよく聞こえなかったのですが
まさお「そうですか?」としか答えれてなかったような気が・・・
【今までのトップさんはまさおが何か言ってから答えてたような
記憶があったのでちょっとびっくり
最後の挨拶も「バンザイでもしましょうか?」って ちえがしめてた】

>さらにちえ「2階席盛り上がってるかー!?」客席「イエーイ! 」

これは小学生脳の馬鹿柚希の月特出で、【いくら騒いでもいいからと入りでちえ会の責任者から指示があり】
【大騒ぎをしている2階S席センターに陣取る自分の会の基地害ヲタたちを煽って、さらに大声を上げさせる
6年居座り在日ジャイアン柚希の我が物顔の掛け声】

傲慢自己中な在日ジャイアン柚希とそのヲタとは、
関わり合いにならないのが身のためですよ

718
100周年月特出で基地害ヲタを煽って大騒ぎした在日柚希[]   投稿日:2017/01/21 09:42:00  ID:UyX8hbNo.net(5)
【こいつは、自分のFCのヲタどもと羽目をはずして大騒ぎをして盛り上がり
優越感を得てホスト役のまさきを貶めるために、月へ特出にやって来た】
本人もヲタも、どこまでも傲慢自己中で最低の連中です!!!

まさきの月特出でいくら大騒ぎをして羽目をはずしてもかまわないというちえ会のお達しは、
いったいどこのどいつが許可したものなのか?

在日天下の星を徹底えこ贔屓優遇すた、元星のプロデューサー
たった1度のお披露目公演で糞明日海との鬼畜の主役役替わりをまさきに平然と強制した
お披露目と主役と相手役泥棒のイカサマ修正詐欺師明日海のパパ
色ボケイジメオヤジ小林公一と
在日ジャイアン柚希に血眼で肩入れし
まさきをイジメ抜いて追い出し舞台から干して嘲り笑っている
パワハラ煎餅小川友次なんだとさー

719
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 09:50:35  ID:FOgXO2QR.net(2)
まさおもヲタも勘違い野郎が多いな

720
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 09:52:58  ID:ANvnj3Zq.net(2)
うんわかった
ここエリザスレだから他所でやってね

721
はあ?[]   投稿日:2017/01/21 10:01:51  ID:UyX8hbNo.net(5)
840 :名無しさん@花束いっぱい。:2014/04/14(月) 06:26:49.34 ID:O0R+xafM
何がおかしいってちえがおかしいんでしょ
【他組公演に特出して禁止されてる奇声を会が容認する】 【更にちえ自身がそれを煽る(ご満悦)w】
ワーキャー大騒ぎで組子も初舞台生もドン引き
ホスト役のトップまさおに一言もしゃべらせずにちえ自身がしめる
【ちえ感想「月組楽しかった〜!」】 馬鹿かアホ以外の表現があるの?

853 :名無しさん@花束いっぱい。:2014/04/14(月) 09:20:36.53 ID:9r/yCAdo
なんかショーでの掛け声が問題だみたいな方向に持っていきたいみたいだけど
一番ダメだって言われてるのはカテコでしょ
【月公演なのにカテコでちえちゃんって叫びまくり 月組子無視で、まさおは一言もしゃべらずに終わってしまった】

883 :名無しさん@花束いっぱい。:2014/04/14(月) 14:29:06.81 ID:Niby+SUg
ちえヲタじゃない、【一番の問題はちえ本人。】
【ファンの暴走を止めることもせず、特出先に言葉もない。】
【ちえが一言、月組生に対しての言葉があれば客席の流れも変わったはず。
それをしないで自分讃歌で満足して幕を締めたのが一番の癌。】
機転が利かず配慮に欠ける人だとは思っていたが、これほど酷いとは情けない。

勘違い野郎が多いのは、100周年記念公演の特出で
FCをあげて大騒ぎをやった
在日ジャイアン柚希と柚希ヲタでしょ

722
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 10:12:18  ID:OBhb0Ewl.net(2)
次回は是非 音月さん北翔さん・・・タカコさんも出演してほしいな

723
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 10:47:13  ID:QapB8XjP.net(14)
宮廷の息苦しさと孤独感に耐えかねた彼女は夫に助けを求めるが、「母の言う通りにすることが君のためにもなる」と、皇帝は母親の味方をする。
エリザベートは自らが宮廷で孤立無援であることを悟るが、「私は誰の所有物でもない、私は私だけのもの」と、姑の言いなりとなり、宮廷に飼い慣らされることを拒否する。("私だけに")
結婚1年目、クリミア戦争の戦火拡大のため皇帝は執務室に篭ることが多く、宮殿に取り残されたエリザベートの話し相手は、皇帝からの誕生日プレゼントのオウムだけであった。

724
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 10:47:48  ID:QapB8XjP.net(14)
結婚2年目、待望の長女が生まれるが、エリザベートは育児を許されず、名前も皇太后と同じゾフィーと決められてしまう。母親であるのに授乳も許されず、我が子に謁見できるのは皇太后の許可が出たわずかな時間だけであった。
結婚3年目、次女が生まれるが、またして姑に子供を奪われてしまう。しかし、転機が訪れる。当時ハプスブルク帝国の一部であったハンガリーで独立の気運が高まりをみせていた。
皇帝は帝国の支配権の誇示のためのハンガリー訪問に皇后を同行させ、その美貌を利用してこの動きを沈静化しようと試みる。

725
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 10:48:16  ID:QapB8XjP.net(14)
彼女は協力の見返りとして、娘を皇太后のもとから引き離し旅に同行させることに成功する。宮廷でエリザベートが手にした初めての勝利だった。("結婚生活の様子")

しかし、無常にも旅先で彼女を待っていたのは「死」であった。慣れない長旅に疲弊した長女ゾフィーが病死してしまう。
自責の念に打ちひしがれるエリザベートの前に現れた彼は、「偽りの愛にすがるなら、今後帝国をさらなる不幸が待ち受ける」と警告する。("闇が広がる")

726
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 10:54:18  ID:QapB8XjP.net(14)
(1848年のハンガリー革命後の弾圧を主導していた皇太后ゾフィーとの不和が噂されていたこともあり、エリザベートの訪問はハンガリー国民に好意的に迎えられた。
また、彼女も姑への反発や権威主義的なウィーン宮廷とは異なるハンガリーの自由な空気を気に入り、以後ハンガリーに対する抑圧を緩和する政策を皇帝に口添えするようになる)

19世紀末、ヨーロッパの東西南北の人と文化が交差するウィーンでは、没落に向かうハプスブルク帝国の混乱や陰鬱な時代背景の下で世紀末ウィーンと呼ばれる退廃的な文化の爛熟が興っていた。

727
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 10:54:42  ID:QapB8XjP.net(14)
今日もウィーンのカフェでは、多種多様な知識人が集まり、新聞を読み、皇室や政治の話題で暇を持て余していた。カフェで一番の話題は、皇太子ルドルフの誕生である。
帝国にとって待ち望まれたお世継ぎであるが、痛ましいことにまたしても息子は母親の手から引き離されてしまう。
次に、当時帝国の一部であった北イタリアがフランス皇帝ナポレオン3世と組み、オーストリアに対して独立戦争を起こした話題となる。

728
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 10:56:07  ID:QapB8XjP.net(14)
次々と領地を失い国際的に孤立する帝国の現状を「俺たちにできることは、カフェで他愛もない話をして、ただ破滅の時を待つことだけさ」とカフェの客たちは皮肉たっぷりに笑い飛ばす。("楽しい黙示録")

729
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 10:57:43  ID:QapB8XjP.net(14)
1865年のある夜、宮殿のエリザベートの鍵のかかった寝室の前では、皇帝が扉を開けてほしいと妻に呼びかけている。イタリア独立戦争に敗れ、北イタリアの領地を失ったオーストリア帝国は窮地に陥っていた。
帝国の各地で独立の気運が再燃し、小ドイツ主義を掲げるビスマルク率いるプロイセンは、ドイツ統一に向け虎視眈々とオーストリアとの開戦の準備を進めていた。
度重なる戦争で国家財政は破綻寸前であり、そのすべての重圧が皇帝の肩に重く圧しかかっていた。彼は一晩だけでもあなたのそばで心休まる夜を送りたいと懇願する。

730
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 10:58:10  ID:QapB8XjP.net(14)
一方、エリザベートはルドルフが臣下に虐待されていると訴え、「息子の養育を自分に任せてほしい、さもなければ私は宮廷を出て行く」と悲壮な覚悟で夫に最後通牒を伝える。
しかし、あくまで母親への忠誠心を崩さない夫の態度に彼女は絶望する。そして「死」が彼女に囁きかける。「全ての葛藤は終わる、苦しみから救ってやろう」と。
しかし、エリザベートは宮廷での自由を手にするためなら自らの美貌さえ武器にしてみせると、彼の誘惑を拒絶する。("エリザベート、開けておくれ")

731
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 10:58:51  ID:xzpT/HKl.net
なんかずんこファンじゃなくて
エリザで絶対に楽しめないそして今OGでも楽しくない
ちえヲタがコピペ基地な気がしてきた
今回だけでなく過去も未来もエリザで盛り上がれない可哀想なちえとちえファンそりゃ面白くないよね
コメント1件

732
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 11:02:22  ID:QapB8XjP.net(14)
ウィーンの中央広場ではミルクの配給を求める市民が集まっている。何故ミルクがないのか詰め寄る市民をルキーニは、「皇后が横取りしてミルク風呂に使っているからだ」と扇動する。
戦費をまかなうための重税で市民生活は困窮し、皇室の求心力は著しく低下していた。市民は「子供が死んでいるんだ!」、「皇后に思い知らせてやる!」と叫び声を上げる。再びウィーンでは革命の火種がくすぶり始めていた。
("ミルク") 一方宮殿では、女官が皇后の入浴用の大量のミルクを化粧室に運んでいた。彼女はミルク風呂だけではなく、オリーブ油風呂、苺や生肉のパック、仔牛の肉汁のジュースなど、効果があると思われるあらゆる美容法を実践していた。

733
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 11:03:17  ID:QapB8XjP.net(14)
その長く美しい髪は、卵とコニャックを調合した特製シャンプーで、3週間に一度、丸一日かけて手入れをした。
身長172cm、ウェスト50cm、体重50kg以下と言われるスタイルを維持するため、ほとんど食事は口にせず、一日の大半を体操などの運動に費やすこともあった。
過剰ともいえる美容やダイエットと引き換えに、彼女の美貌はヨーロッパ中に知れ渡り、宮廷も無視できない程の影響力を持つこととなる。("皇后の務め〈リプライズ〉") 

734
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 11:04:16  ID:QapB8XjP.net(14)
しばらくして、皇后の寝室の前に皇帝が現れる。彼は突然の訪問に驚く女官たちに下がるよう命じると、衝立越しに妻に語りかける。
彼は「統治者は自らの感情を抑えなければならないが、君を失うくらいなら唯一の掟をも破れる」と、エリザベートの美貌の前に敗北を認め、母親ではなく妻を選び、彼女の要求をすべて受け入れることを決める。
夫の言葉を聞き終え、姿を現したエリザベートは「これからもあなたと生きていきます、でも私は私だけのもの」と高らかに勝利を宣言する。
その姿は、美の神と称えられたかの有名なヴィンターハルターの肖像画で描かれたエリザベートそのものであった。("私だけに〈リプライズ〉")

735
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/21 11:10:14  ID:9c5P1bVl.net
秋葉原通り魔事件で逮捕された加藤智大氏は、明らかに冤罪

http://youtu.be/gj0X2qLNbUg

736
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 11:11:12  ID:QapB8XjP.net(14)
反対するゾフィーらウィーン宮廷の多数を屈服させ、自らの希望を実現させたエリザベートは人生の絶頂の時を迎えていた。
自信と威厳に溢れた表情で、「私は自分の意志で踊る、もう誰にも操られない」と、夫や宮廷だけでなく、「死」との決別をも誓う。
しかし、すべてを見透かす彼は「この満ち足りた瞬間は、すぐに生への憎しみに変わる」「なぜなら、お前は私を愛している」と不敵な笑みを浮かべ立ち去る。("私が踊る時")

737
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 11:12:53  ID:QapB8XjP.net(14)
ホーフブルク宮殿の寝室では、9歳になったルドルフが熱に浮かされていた。真っ暗の部屋の中で一人寒さに震える皇太子は、母にそばにいて欲しいとつぶやく。
息子の養育権を取り戻したエリザベートは、息子に軍隊式の訓練を施していた臣下を解任して、肉体的訓練よりも精神的教育を重視するリベラルな教育係を自ら選任した。
虚弱体質であったルドルフは、自由な環境を与え、苦しみから解放してくれた母への感謝の念を生涯忘れなかった。

738
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 11:15:24  ID:QapB8XjP.net(14)
しかし反対に、姑に勝利して満足したエリザベートは、徐々に宮廷や息子との距離を取り始め、堅苦しいウィーンを離れ、多くの時間をハンガリーでの居城ゲデレー城で過ごすようになる。
ルドルフは母親を慕っていたが、母は息子の気持ちに答えようとはしなかった。母の愛を知らずに育ったルドルフは、かつてのシシィのように「死」に母の面影を重ね、彼を友として慕うようになっていた。("ママ、どこにいるの?")

739
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 11:38:29  ID:jssxySnq.net(5)
(ルドルフの教師は、慣例であった聖職者や貴族という地位に囚われず、能力のある市民の知識人から選任された。
結果として皇太子は、皇帝を頂点とする君主制とは相容れない自由主義的な思想に惹かれるようになり、母親と同じように父親やウィーン宮廷と対立していくこととなる。)

740
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 11:38:58  ID:jssxySnq.net(5)
宮廷の義務からは逃避したエリザベートであるが、孤児院や救貧員への慰問など社会奉仕活動には積極的であった。
貧民や病人の世話が幼い頃からのヴィッテルスバッハ家の伝統であり、また彼女自身も、自分が興味を持つことに関しては、偏見を持たず、相手の地位や身分にとらわれず接する人物であった。
特に、彼女が生涯足しげく通ったのが精神病院であった。これは親類が多く精神の病を患っていたことも関係する。そして、ウィーン郊外のとある精神病院を慰問した際、エリザベートは一人の女性患者と出会う。

741
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 11:39:27  ID:jssxySnq.net(5)
彼女は自分こそが気高き皇后であり、エリザベートこそ狂った精神病者だと叫び、拘束具で取り押さえられる。
彼女は、皇后というしがらみに拘束されている己を省みて、肉体は拘束されていても、何も縛られない無垢な魂を持つその女性に惹かれる。
敬愛する戯曲『真夏の夜の夢』に登場する妖精ティターニアのように、周りからどんなに奇異な目で見られ狂ったと言われようと、気高く心のままに生きられたらどんなに素晴らしいかと。

742
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 11:39:51  ID:jssxySnq.net(5)
そして、ウィーン宮廷や姑との戦いに勝利しても、結局何一つ自分が望むものは手にいれられていないことに気づかされる。まるで今の自分は、自由の象徴であった曲芸のロープの上で、暗闇の中、恐怖に震え立ち竦んでいるようだと。
「いっそ足元の深淵に身を投げてしまいたい」と本心では願っていても、暗闇の先に待つ虚無の不安に怯えながら、見せかけの人生を歩み続けるしかないのか、彼女は自問自答する。(“魂の自由”)

743
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 11:40:27  ID:jssxySnq.net(5)
ホーフブルク宮殿のサロンでは、ゾフィーと近親が、皇帝を皇后から引き離すための策を話し合っていた。
皇帝は、オーストリア=ハンガリー帝国のハンガリー王国の初代首相に、1848年のハンガリー革命の首謀者の一人であるアンドラーシを任命した。彼はエリザベートと親しい関係にあり、後に帝国の外相も勤めることになる。
これ以上皇后の介入を許すと帝国が瓦解してしまうと恐れた彼女らは、非常手段として皇帝に愛人を用意する。("我々か彼女か") しかし売春宿から連れてこられた娘は病気持ちだった。("マダム・ヴォルフのコレクション")

744
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/21 21:57:10  ID:7rkn8kvg.net
トートセブンてゴロが良いねw
19日に6人並んでた時は自分は「ウルトラの兄弟
みたーい」と思ったが、w
大阪で5人並びを見た友人は「戦隊物」を連想したそうだw

745
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/21 22:39:24  ID:M3P5HdPB.net
まさおのシシィもあり、でもそれ以上に怪物化する女帝の凄さよ

746
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 00:01:53  ID:AFwSNEFJ.net(3)
>731
もうズンコヲタでいいじゃん

747
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 00:30:52  ID:CK8FQ7p6.net
まさおのルキーニはかなり軽薄でイヤだったけど、シシィは美しかった。
歌もよかったしね。
かちゃは、シシィよりルドルフで見たかったな。ガラコンだからムリだけど。
シシィは白城さんが一番よかったと思いました。
コメント1件

748
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 00:43:47  ID:XqQnArfH.net(14)
体操室で運動中に倒れたエリザベートは、医師から原因は過剰なダイエットではなくフランス病だと告げられる。夫の忠誠心を信じきっていた彼女は取り乱し、自ら命を絶つと口ばしる。
すると、その言葉を待っていた「死」が現れ、最後の決断を迫る。しかし、彼女は皇帝との婚約の証を首から外すと、この裏切りをむしろ宮廷とのしがらみを絶つために夫が自分に与えた救いなのだと受け取る。
そして以後、彼女はウィーンを離れ、旅から旅への流浪の生活を続けることになる。("微熱")

749
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 00:44:16  ID:XqQnArfH.net(14)
療養と称してエリザベートは、マディラ島、コルフ島、ハンガリー、イギリスと、公務を放棄して1箇所に留まることなく当て所ない旅を続ける。
傘と扇子を持ち、早足で山から海へと歩き続け、くたびれ果てた表情で従者たちが彼女の後を追う。一方、皇帝はウィーンに戻らない妻の体調を案じて毎日のように手紙を書いている。
そして、10年が経った。皇后専属の美容師は髪を梳かした後、まっさらな櫛を彼女に見せる。櫛についた抜け毛を隠して、エリザベートを安心させるのは彼女の日課であった。

750
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 00:44:37  ID:XqQnArfH.net(14)
しかし、ルキーニがこっそり一本抜き取ると、それは白髪であった。エリザベートはさらに旅を続けた。ハイネのように詩に没頭し、乗馬にのめりこみ、古代ギリシャに傾倒した。
ハイネへの博識は専門家を凌駕するほどで、乗馬の腕前はヨーロッパ有数の実力とまで言われた。結果エリザベートは17年間、何かを求めて走り続けた。ルキーニが彼女に鏡を差し出す。世紀の美貌と謳われた皇后にも確実に老いの影が忍び寄っていた。("放浪の歳月”)

751
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 00:45:30  ID:XqQnArfH.net(14)
旅の末にエリザベートがたどり着いたのはギリシャのコルフ島であった。彼女はここに敬愛する古代ギリシャの英雄アキレウスの名を付けた別荘を建て、外界との接触を避けるように閉じこもった。
崇拝する哲学者や詩人ハイネの銅像を飾り、詩作に没頭した。エリザベートはハイネの情熱的で自然溢れる詩を愛し、彼のシニカルで社会批判的な思想に共感を覚えていた。
ドイツ生まれのユダヤ人として生涯国に馴染むことができず、後にドイツを追われフランスで晩年を過ごす生い立ちにも彼女は親近感を感じていた。彼女はハイネを師と仰ぎ、彼の魂と繋がりがあると信じていた。

752
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 00:45:51  ID:XqQnArfH.net(14)
ある日、エリザベートがハイネの魂に呼びかけようと試みると、懐かしい声の主が語りかけてきた。その声は、現世から目を背け死者の魂とばかり向き合う彼女の身を案じていた。
しかし、シシィはこの時代、この世界に自分の居場所はないと嘆くだけであった。そして、「アデュー、シシィ(Adieuはフランス語で永遠の別れの意味)」という言葉を残して声は消えた。
同じ頃、シシィの誰よりの理解者であり、憧れであった父マックスはこの世を去った。行き着く先を失くした自由な魂は、コルフ島にも長くは留まらず、安住の地を求めて再び彷徨い始めた。("パパみたいに〈リプライズ〉")

753
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 00:46:13  ID:XqQnArfH.net(14)
エリザベートが旅を続ける間に、ルドルフは青年へと成長した。一方で、ヨーロッパでは民族主義やファシズムが台頭を始めており、帝国領内の民族による複合国家であるオーストリアでも、各民族の自治や権利を求める動きが強まっていた。
特に多民族都市であるウィーンでは、ドイツ人の民族的優位と権利擁護を掲げるシェーネラーなどのドイツ民族主義者が台頭しており、少数ながら経済的に恵まれていたユダヤ人はその格好の標的であった。
ルドルフは、市民の権利を押さえ込み、領内の民族主義運動を弾圧する父親の古い権威主義的な統治方法では、一時的には帝国の体面は保てても、結果としてその崩壊を早めてしまうだけだと危機感を持っていた。

754
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 00:46:33  ID:XqQnArfH.net(14)
彼の理想は中央ヨーロッパの各民族が対等な権利を持ち、ドナウ連邦として共存共栄を図ることにあった。しかし、匿名で新聞に投稿した体制批判の記事が暴露され、父親と決定的に対立し、民族主義者からも裏切り者と糾弾される。
結婚生活も冷え切っており、政治的にも宮廷生活でも孤立した彼は、徐々に精神を病んでいく。そんな折、母がウィーンに帰ってきた。ルドルフは自らの心情を吐露して、皇帝へ口添えして欲しいと助けを求めた。
しかし、宮廷との繋がりをすべて断ち切っていたエリザベートは、息子の懇願を頑なに拒否する。絶望したルドルフは、1889年ウィーン郊外のマイヤーリンクで「死」の接吻を受け入れ、拳銃で自ら命を絶つ。

755
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 00:46:55  ID:XqQnArfH.net(14)
息子の死を前に、エリザベートはルドルフは自分の生き写しだったことに気づく。そして、己の自由を求めるばかりに、同じように自由を欲していた息子を見殺しにしたことを悔やみ、棺の前で泣き崩れる。
その悲しみはあまりに深く、彼女は息子の命を奪った忌々しき相手にさえ哀れみを乞うた。だが、「死」はその嘆きに答えようとはしなかった。
息子の死はエリザベートに大きなショックを与えた。彼女は身の回りの豪華なドレスや宝飾品はすべて譲り渡し、残りの生涯を喪服だけで過ごした。

756
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 00:48:28  ID:XqQnArfH.net(14)
すでに父親は他界しており、事件の翌年には姉ヘレネ、そして母ルドヴィカと親しい者が彼女を残して次々とこの世を去った。無理なダイエットがたたり、神経痛に悩まされ、病気がちであった。
常に傘と扇で皺の目立つ顔を隠して、それでも孤独に旅を続けるエリザベートを新聞は、狂気に憑かれた哀れな皇后と同情的に書きたてた。
しかし、ルキーニは認められなかった。息子の遺体の前でうずくまる皇后の写真を手に、これも国民の同情を買うためのキッチュなんだと彼は訴えた。ルキーニは悲惨な人生を送った。

757
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 00:48:50  ID:XqQnArfH.net(14)
捨て子として孤児院に入れられ、孤児院から孤児院、里親から里親へとたらいまわしにされた。定職に就けず、国から国へと渡り歩いた先のスイスで無政府主義に出会い、傾倒した。
生まれながらに特権を享受する王族や貴族階級は、彼にとって誰よりも憎むべき存在でなければならなかった。("キッチュ〈リプライズ〉")

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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 00:51:39  ID:XqQnArfH.net(14)
1895年2月マルタン岬のテラス、フランツ・ヨーゼフはエリザベートの旅先を訪れ、満月の夜に二人は再会する。その苦難の人生を象徴するかのように、皇帝の髪と長く伸びた髭はすでに真っ白に染まっていた。
彼は、宮廷に戻らない妻を責めようとはせず、出会いから変わらない愛を伝え、「私の元に帰ってきてほしい」と呼び掛けた。しかし、エリザベートは自分たちを積荷も目的地も違う二艘の船に例え、海上で偶然すれ違うことはあっても、二人が完全に相容れることは今後も決してないと告げると、夫の元を発っていった。
バートイシュルで愛し合い結ばれはずの夫婦が、40年の時を経て、お互いの孤独と愛の限界を再確認するだけの不幸な再会であった。("夜のボート")

759
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 00:56:59  ID:XqQnArfH.net(14)
(晩年のエリザベートの姿を残した写真や絵はほとんどない。彼女が最後に公に姿を現したのは、1896年のハンガリー建国千年の式典である。
皇帝の傍らにただ無表情で座る皇后の姿を新聞は、「現実から離れてしまっている」「死の影に寄り添われている」とも報じている。
体調の悪化に伴い、エリザベートの滞在先も移動が容易なスイスなどの観光地に限定された。この頃になってもダイエットをやめることはなかったという。無政府主義が蔓延る不穏な時代、何度も警察が護衛を申し出るが、エリザベートはこれを拒否している。)

760
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 00:58:14  ID:XqQnArfH.net(14)
ハプスブルク帝国は戦争で多くの領地を失い、残された地域でも独立を求める民族主義運動が激化していた。
また、皇帝の弟メキシコ皇帝マキシミリアンが革命で銃殺、皇后の従兄ルートヴィヒ2世は精神を病み湖で溺死するなど、皇帝や皇后の周辺でも不幸な事件が続いていた。ハプスブルク600年の栄光はすでに過去のものとなり、その滅亡の時が刻一刻と近づいていたのである。
そしてある晩、皇帝フランツ・ヨーゼフは悪夢に魘され、その夢の中で「死」と対峙する。彼の手には、エリザベート暗殺の凶器のやすりが握られていた。

761
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 00:59:03  ID:XqQnArfH.net(14)
沈みゆく帝国を模した沈没寸前の巨大船のデッキの上で、逃げまどう亡国の住人たちをよそに、エリザベートは虚ろな表情で何かを待つかのようにただ佇んでいた。皇帝は妻を救い出そうとするが、亡霊たちに妨げられ身動きが取れない。
そして、ついに「死」はルキーニにやすりを手渡す。その瞬間、阿鼻叫喚の叫び声と共に、皇帝や亡霊たちは次々と光の中へと吸い込まれていった。再び、裁判官の尋問の声が響き渡り、ルキーニが最後の証言を行う。("最後の証言")

762
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 01:45:22  ID:O8UnlqZH.net(2)
だからちえヲタやめろ!

763
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 02:04:53  ID:7WhK7eNu.net
あやかシシィ生で初めて見たけどすごかった
あれで主婦とか信じられない
舞台復帰してくれたら見にいくのにな
コメント1件

764
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 02:06:09  ID:rbdfsOHI.net(16)
1898年9月10日ジュネーヴ、レマン湖のほとり。船の汽笛が鳴り響くと、エリザベートと侍女のスターレイ伯爵夫人が現われる。
二人は蒸気船の乗り場へと向かっていた。突然、すれ違いざまに一人の男が皇后の胸をヤスリで突き刺す。男はその場ですぐに取り押さえられた。
皇后はすぐに起き上がり周りの者を制して桟橋へと向かうが、再び倒れ意識を失う。闇の中、エリザベートが日の光に目覚めると、そこには少女の頃と同じく「死」の姿があった。

765
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 02:06:29  ID:rbdfsOHI.net(16)
彼女は身に着けていた喪服を脱ぎ捨てると、過去のすべての記憶の消滅と、いつ何処とも知れない魂の安住の地での再生を誓い、死と深い口づけを交わした。エリザベート暗殺の18年後、皇帝フランツ・ヨーゼフも崩御する。
彼の死の2年後、ハプスブルク帝国は崩壊、帝国内の各民族は独立を果たし、中央ヨーロッパに新しい時代が到来した。("ヴェールは降りた")

766
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 02:06:50  ID:rbdfsOHI.net(16)
...私が旅に出るたびに、カモメの群れが船のあとについてきた。そのなかには必ず、ほとんど黒に近い濃い色のカモメが一羽いる。
時にはその黒いカモメが、大陸から大陸へと移動する間、ずっと私に付き添っていたこともあった。その鳥は私の運命なのだと思う...(「死」の着想となったとされるエリザベートの詩より)

767
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 02:07:24  ID:rbdfsOHI.net(16)
エリザベート -愛と死の輪舞-
概要
小池修一郎が、1992年にロンドンで現地のミュージカル作品の音楽集で興味を惹かれるものを探していたところ、その店の店主からこの『エリザベート』を薦められた[注 1]。
また翌年には、歌劇団に来客として訪れたイスタンブール在住の中国人の大学教授から、『エリザベート』のドイツ語プログラムを受け取ったりもしている。
これらの経緯を経て、日本では宝塚歌劇団が上演権を取得し、1996年に初めて日本に紹介。雪組で、当時トップスターだった一路真輝のサヨナラ公演として初演された。始めこそ評判はいまひとつであったが、次第にチケットが取れないほどの人気が出る。

768
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 02:24:42  ID:rbdfsOHI.net(16)
一路の退団公演だったため「なぜサヨナラ公演で死を演じるのか?」「トップ退団公演で死はおかしい」など当時は疑問視されたが、公演開始後に徐々に批判はなくなった。
また「宝塚版はウィーン版を改竄している」と熱烈なミュージカルファンから批判があったため、東宝版はウィーン版に倣って制作された。
日本人には馴染みの薄い歴史を描いた演目ではあったが、成功を収め、その後も再演を繰り返し、宝塚歌劇団を代表する人気演目に成長した。
また、これが原因で女性を中心に「ハプスブルク帝国ブーム」がおき、その華麗な宮廷生活への憧れなどからオーストリア・ウィーンへの観光客増加を惹起した。

769
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 02:25:07  ID:rbdfsOHI.net(16)
宝塚版とウィーン版の違い
このミュージカルの重要人物である Tod は、ドイツ語で「死」「死神」を表す単語である。日本以外の各国の公演では、その国の言語で死を表す言葉が役名に当てられている(英訳では "Death")。
これは芸術表現である「死の舞踏」や絵画『民衆を導く自由』での例のように、抽象概念(この場合は死)を擬人化するヨーロッパ諸語の慣行によったものである。
宝塚歌劇団での上演にあたって、トップの演じる役が死という設定では問題があったため、この役を「トート」という名前の「黄泉の帝王」に設定が変更された。

770
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 02:25:29  ID:rbdfsOHI.net(16)
また、男役のトップを主役に置かなければならない伝統に則り、エリザベートではなくトートが主役になるよう脚本や演出が潤色された。
そのため、エリザベートと黄泉の帝王とのラブストーリーに重点を置いた宝塚版と、エリザベートと死の絡み合いをハプスブルク帝国崩壊に準えて描いたウィーンをはじめとする各国版では、同じミュージカルでありながら趣が異なった作品に仕上がっている

771
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 02:26:33  ID:rbdfsOHI.net(16)
あらすじ
煉獄で一人の男が裁判にかけられていた。彼の名はルイージ・ルキーニ。彼はエリザベート皇后殺害の容疑で、彼女の死後100年経った今でも裁判官から尋問を受けていた。
だがルキーニは「俺は望まれてやったんだ」「エリザベートは死と恋仲だった」と言い、それを証明させるためにハプスブルク時代の霊魂を呼び寄せる。その中に黄泉の王トートがいた。
ルキーニは彼らに皇后のことを語らせて、どういう経過になったのかを説明し物語はエリザベートの少女時代へと移る。

772
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 02:27:01  ID:rbdfsOHI.net(16)
1853年、まだ少女のエリザベートはバイエルン王国の公女として自由を満喫していた。ある時、彼女は綱渡りに挑戦しようとしてロープから落ち、意識不明の重体に陥る。冥界に迷い込んだエリザベートにトートは一目で惹きつけられ、禁断の恋におちる。
トートはエリザベートに生命を返してやる。そしてその愛を得ようと、彼女を追い続ける決意をする。こうして、愛と死の輪舞が始まった。
エリザベートはその後フランツ・ヨーゼフと結婚しオーストリア皇后となるも、父に似て自由であることを生き甲斐とする彼女は姑ゾフィーの取り仕切る王家としての公務や義務に耐えられず追い詰められる。

773
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 02:28:20  ID:rbdfsOHI.net(16)
トートに唆されるも、死に逃げず自分一人で生きていく決意をする。その後、姑ゾフィーに奪われていた子どもの養育権を取り戻し確執に勝利するも、忙しさに負け、ようやく取り戻したはずの息子ルドルフを顧みることはなく、ルドルフは孤独な生活を送る。
一方でエリザベートは、自身の美貌が役立つと気付き、それを磨くことに時間を惜しまなかった。過激なダイエットで倒れたエリザベートにトートが夫の不貞を告げ、「死ねばいい!」と誘惑されても、エリザベートは負けなかった。
成人した息子ルドルフは父フランツ・ヨーゼフと対立し母エリザベートに助けを求めるも、宮廷に無関心のエリザベートはそれを拒む。絶望したルドルフは自殺し、トートの死のくちづけを受ける。

774
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 02:34:24  ID:rbdfsOHI.net(16)
エリザベート (ミュージカル)

『エリザベート』(原題:Elisabeth)は、オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリーザベトの生涯を描いた、ウィーン発のミュージカル。脚本・作詞はミヒャエル・クンツェ、作曲はシルヴェスター・リーヴァイ。
日本語の題名が『エリザベート』であるのは、日本ではその他の表記(「エリーザベト」など)に比べて、より一般的な単語として認知されているためである。

775
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 02:34:52  ID:rbdfsOHI.net(16)
作品概要
長きにわたりヨーロッパに君臨したハプスブルク帝国末期19世紀後半のオーストリアを舞台に、ドイツ地方・バイエルン王国公爵の次女として自由な環境で生まれ育ち、偶然にも皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から見初められ、
16歳でヨーロッパ宮廷随一と謳われる美貌のオーストリア皇后となるが、伝統と格式を重んじる宮廷との軋轢の中で苦しみ、やがてウィーンを離れヨーロッパ中を流浪する日々を送り、
その旅の果てに暗殺された皇妃エリザベートのベールに包まれた半生を、彼女につきまとい誘惑する「死」という架空の存在を通して迫り、これを以って中央ヨーロッパにおける帝国支配の終焉と新時代の萌芽を描いた作品。

776
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 02:35:33  ID:rbdfsOHI.net(16)
「ブロードウェイ・ミュージカルとは違う世界観の作品を作りたい」との理念の下、グラミー賞を獲得するなどアメリカで作曲家として活躍していたハンガリー人のシルヴェスター・リーヴァイと、
数々のミュージカルのドイツ語翻訳を手がけ、小説家としても成功を収めていたチェコ・プラハ生まれのドイツ人ミヒャエル・クンツェが共同で制作を始める。
ミュージカルの題材として伝説的な皇妃を選んだ理由としてクンツェは、「一つの時代、王朝の終焉を描くと同時に、その最後の時に生きた人々の内面を描きたかった」と言う。
そして、「古い時代を代表するハプスブルク王朝にあって、新しい現代的な感性を持ったエリザベートはその宮廷文化の凋落を予見していた。

777
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 02:36:10  ID:rbdfsOHI.net(16)
その没落する船に囚われ逃れられないと知りながら、誰よりも自由を追い求め、それゆえに死に惹かれていく一人の女性を通して、懐古趣味ではない現代にも通じるドラマを描きたかった」と述べている。
1992年9月3日、オペラ演出家として名高いハリー・クプファーの演出により、アン・デア・ウィーン劇場で初演され、6年のロングランを記録する。その後、世界各地で上演されドイツ語ミュージカルとして史上最大のヒット作となった。
日本においては、宝塚歌劇団による1996年の初演以来上演が続いており、2000年からは東宝版も上演されている。

778
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 07:03:09  ID:59xcyC5I.net
自分もあやかシシィが一番好きだったな
可愛くて気品があって悲壮感もあって
トートはビジュアルだけだと水が素敵だった
まさおシシィは歌は上手かったけど芝居が全然ダメだった
アニバーサリーのルキーニに至っては勘違いも甚だしいレベル
コメント1件

779
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/22 09:25:18  ID:myVh9Fp/.net
ありがとう‼まさおのことみてくれて。それが まさお だから!

780
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/22 09:50:47  ID:LPIgd4SD.net
願い事を叶えていくならば国内最大手の黒魔術、白魔術。

https://www.youtube.com/watch?v=85Y55BF2U3Y

781
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 10:23:57  ID:Itako4Wv.net
まさルキ
ぐうらんどあも〜りゃあ
と聞こえた

782
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 10:24:36  ID:ifCnfsUx.net
まさルキーニ大好きだわ〜♪
東京でもシシィ見たかったな〜

783
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 10:29:10  ID:rdMVQyHe.net
まさおルキーニは、ああ龍真咲観てるなーって楽しかったよ

784
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 12:06:37  ID:ArlOQAoe.net(12)
登場人物
エリザベート - 愛称はシシィ(Sissy)。オーストリア皇后。
死(トート) - 死の抽象概念を擬人化[1]したもので、金髪の青年の姿をしている。シシィが心酔した詩人ハインリヒ・ハイネの若き頃がモデル。
フランツ・ヨーゼフ1世 - オーストリア皇帝でエリザベートの夫。
ルイージ・ルキーニ - イタリア人無政府主義者。エリザベートを暗殺した男。
ルドルフ皇太子 - エリザベートの息子。オーストリア皇太子。
ゾフィー - オーストリア皇太后でフランツ・ヨーゼフの母。
以下は宝塚歌劇団版と東宝版のみ。
エルマー・バチャニー - 革命家。
エルマーを含む三人のハンガリー革命家は日本初演の雪組公演で誕生した。宝塚の若手男役のために作られた役とも、日本で馴染みの薄かったオーストリアとハンガリーの歴史を分かりやすく説明するためとも言われ、後の東宝版でも採用されている。

785
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 12:07:39  ID:ArlOQAoe.net(12)
ストーリー
第一幕 編集
オーストリア皇后エリザベートの暗殺者ルキーニは、暗殺から100年経った後も死者の世界で裁判にかけられていた。彼は皇后暗殺の動機と背後関係を問う裁判官の尋問に、「動機は愛、黒幕は死だ。
なぜ殺したかって?彼女自身が望んだんだ!」と不可解な供述をする。そして証人として、未だに煉獄で自由を得られずに彷徨い続けている、エリザベートと同じ時代を生きたハプスブルク帝国の亡霊を呼び起こし、彼らはエリザベートについて語り始めるのだった。("プロローグ")

786
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 12:08:07  ID:ArlOQAoe.net(12)
("ようこそみなさま") しかし、一同が縁談の話で持ちきりとなる中、興味を示さず一人で木に登り曲芸の練習をしていたシシィは、足を滑らせ高所から落下して意識を失う。その後、目を覚ました彼女は中性的な美しい姿の青年が自分を抱えベッドに連れ帰してくれたことを感じる。
彼女はそれが「死」だと気づくが、彼に何にも縛られない自由な父親の面影を重ね、強い憧れを感じる。("黒い王子")

787
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 12:11:17  ID:ArlOQAoe.net(12)
その頃、ウィーンのホーフブルク宮殿謁見の間では、若き皇帝フランツ・ヨーゼフが執務机に腰掛け書類に目を通していた。その傍らには「宮廷でただ一人の男」と呼ばれる皇太后ゾフィーの姿がある。
ある死刑囚の母が陳情に訪れる。彼女は自由と叫んだだけで死刑を宣告された息子の減刑を願い出る。1848年に起こったフランス2月革命の余波で、ウィーンでも3月革命が勃発、宰相メッテルニヒが失脚、皇帝フェルディナント1世が退位する事態となった。
革命は鎮圧されたものの、その影響を押さえ込むためゾフィーは当時18歳の息子フランツ・ヨーゼフを次期皇帝として即位させ、反君主制的な動きを弾圧していた。皇帝は母親の悲痛な叫びに苦悩する表情を見せるが、皇太后に促され陳情を却下する。

788
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 12:12:12  ID:ArlOQAoe.net(12)
次に、臣下よりクリミア戦争の情勢について、革命の鎮圧に手を貸してくれたロシア側について参戦すべきと進言を受ける。ゾフィーは「戦争は他家に任せておけ、幸運なオーストリアは結婚で勢力を拡大せよ」
というハプスブルク家の家訓を例にして、戦争には中立の立場を取り、皇帝は縁談の席に出発するよう指示する。("皇帝の義務")
(この旧態依然の日和見的な判断によって、結果としてオーストリアはヨーロッパ大陸におけるロシアという後ろ盾を失うことになる)

789
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 12:12:36  ID:ArlOQAoe.net(12)
1853年8月、オーストリアの保養地バート・イシュルではフランツ・ヨーゼフとヘレネの縁談が行われていた。ゾフィーの当初の目論みは、息子とドイツ連邦で勢力を拡大するプロイセンの王女アンナと政略結婚させることにあった。
しかし、これが破断したため、友好国バイエルン王国の公女で操りやすい妹の娘に白羽の矢が立ったのである。一方、バイエルン王女の生まれでありながら身分の劣るヴィッテルスバッハ公爵家に嫁いだルドヴィカにとっても、娘と皇帝の結婚は願ってもない名誉挽回の機会であった。
しかし、縁談は両家の母親の思惑を通りには運ばない。皇帝は、お后教育を受けて育った礼儀正しいヘレネではなく、たまたま同行していた妹のシシィに一目ぼれしてしまう。
皇帝を前にしても天真爛漫に振る舞う美しい少女に心を奪われた彼は、生まれて初めて母親の意向に逆らい、彼女との結婚を決意する。("計画通り")

790
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 12:16:18  ID:ArlOQAoe.net(12)
数日後、彼は将来皇后として負うことになる義務や束縛について告げ、それでも私を支えてくれるかシシィに尋ねる。
彼女は婚約の証に送られたネックレスの重さに戸惑いの表情を見せるが、「あなたが側にいれば、どんな困難でも乗り越えられる」と、皇帝からの求婚を受け入れる。
15歳の少女はおとぎ話のような恋に胸がいっぱいになったが、宮廷での結婚生活という現実に直面する準備はできていなかった。("あなたが側にいれば")

791
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 12:16:42  ID:ArlOQAoe.net(12)
(結婚までの短期間にエリザベートへの語学や宮廷作法などのお后教育が施されたが、成果は思わしくなく、母親が結婚式を延期してほしいと願い出るほどだったという。)
1854年4月24日午後6時半、ウィーンのアウグスティーナ教会で、エリザベートと皇帝フランツ・ヨーゼフの結婚式が執り行われた。
夕刻時という珍しい時間帯の結婚式も、災いの幕開けにはぴったりだとルキーニが野次を飛ばす。ルドヴィカとゾフィーに付き添われた新郎新婦は、大司教の前にひざまずく。
「結婚はあなたの意志であるか」との問いに、エリザベートは「はい」と返答する。すると彼女の声は教会内に何度もこだまし、結婚を祝う鐘の音が、まるでハプスブルク終焉の始まりを告げるかのように不気味に鳴り響く。
この瞬間、エリザベートは滅びゆく運命にある帝国に自らの意志で嫁いだのである。("不幸の始まり")

792
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 12:18:45  ID:ArlOQAoe.net(12)
数日後、シェーンブルン宮殿では盛大な宮廷舞踏会が催された。大広間の外では、新婦の父親と新郎の母親が結婚への不満を漏らしている。
マックスは宮廷の堅苦しさがシシィを殺してしまうと心配しており、ゾフィーはエリザベートには皇后としての資質が欠けていると苛立っていた。
また、舞踏会の参加者もめいめいに新婦の噂話に興じている。彼女の美しさを称える者、身分の低さを揶揄する者、狂気の血筋を危惧する者、若さや無作法を心配する者など様々である。("結婚の失敗")

793
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 12:19:51  ID:ArlOQAoe.net(12)
やがて、皇帝夫婦が広間に姿を現す。連日の行事に神経をすり減らしてたエリザベートは、皇帝の腕の中で安堵の表情を浮かべ、無邪気にワルツを踊る。
しかし、突然音楽が鳴り止むと、エリザベート以外の人間は蝋人形のように血の気を失い、彼女の前に再び「死」が現れる。
彼は「お前は彼を相手に選んだが、最後にお前と踊るのは私だ(意中の異性と舞踏会で最後にダンスを踊るという意味と、人が死ぬ間際に死神と死の舞踏を踊るという中世ヨーロッパの死生観の意味)」と告げて消える。
我に返り動揺するエリザベートの様子を、まるで見せ物を見るような好奇の目で周囲の人々が見つめる。その瞬間彼女は、自分が宮廷という異質な世界に入ってしまったことを真に実感したのだった。("最後のダンス")

794
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 12:20:20  ID:ArlOQAoe.net(12)
行事や式典が落ち着くと、皇帝夫婦はウィーン郊外のラクセンブルク宮殿に居を構えた。
しかし、皇帝は執務で夜遅くまで宮殿を留守にしていたため、一人取り残されたエリザベートを待っていたのは、夫との幸せな新婚生活ではなく、姑の厳しい皇后教育であった。
朝5時から綿密にスケジュールが組まれ、歩き方から、お辞儀の仕方、言葉遣いまで厳しく躾けられた。女官の手を借りず一人で着替えをしたり、入浴することも禁止された。自分のことは自分でする環境で育ったエリザベートにとって、耐え難いことであった。
プライベートはなく、お世継ぎ作りを催促され、何よりも好きであった乗馬も禁じられた。("皇后の務め")

795
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 12:40:26  ID:O8UnlqZH.net(2)
OGスレのうっぷんをここで晴らさないで下さい
あわれなちえヲタ

796
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 13:24:12  ID:pb4cJB6O.net(2)
>747
>763
>778
あやちゃんはどの場面でしたか?
DVD買うか迷ってる
コメント1件

797
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 13:47:00  ID:AFwSNEFJ.net(3)
歌:イチロ、ズンコ、おさ
ビジュアル:水

798
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 13:53:29  ID:iujkqUMO.net(12)
宮廷の息苦しさと孤独感に耐えかねた彼女は夫に助けを求めるが、「母の言う通りにすることが君のためにもなる」と、皇帝は母親の味方をする。
エリザベートは自らが宮廷で孤立無援であることを悟るが、「私は誰の所有物でもない、私は私だけのもの」と、姑の言いなりとなり、宮廷に飼い慣らされることを拒否する。("私だけに")

799
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 13:55:01  ID:iujkqUMO.net(12)
結婚1年目、クリミア戦争の戦火拡大のため皇帝は執務室に篭ることが多く、宮殿に取り残されたエリザベートの話し相手は、皇帝からの誕生日プレゼントのオウムだけであった。
結婚2年目、待望の長女が生まれるが、エリザベートは育児を許されず、名前も皇太后と同じゾフィーと決められてしまう。母親であるのに授乳も許されず、我が子に謁見できるのは皇太后の許可が出たわずかな時間だけであった。
結婚3年目、次女が生まれるが、またして姑に子供を奪われてしまう。しかし、転機が訪れる。当時ハプスブルク帝国の一部であったハンガリーで独立の気運が高まりをみせていた。

800
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 13:55:30  ID:iujkqUMO.net(12)
2重書き込みのため表示しません 内容を確認する

801
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 13:59:41  ID:iujkqUMO.net(12)
皇帝は帝国の支配権の誇示のためのハンガリー訪問に皇后を同行させ、その美貌を利用してこの動きを沈静化しようと試みる。
彼女は協力の見返りとして、娘を皇太后のもとから引き離し旅に同行させることに成功する。宮廷でエリザベートが手にした初めての勝利だった。("結婚生活の様子")

802
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 14:07:39  ID:iujkqUMO.net(12)
しかし、無常にも旅先で彼女を待っていたのは「死」であった。慣れない長旅に疲弊した長女ゾフィーが病死してしまう。
自責の念に打ちひしがれるエリザベートの前に現れた彼は、「偽りの愛にすがるなら、今後帝国をさらなる不幸が待ち受ける」と警告する。("闇が広がる")

803
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 14:08:33  ID:iujkqUMO.net(12)
(1848年のハンガリー革命後の弾圧を主導していた皇太后ゾフィーとの不和が噂されていたこともあり、エリザベートの訪問はハンガリー国民に好意的に迎えられた。
また、彼女も姑への反発や権威主義的なウィーン宮廷とは異なるハンガリーの自由な空気を気に入り、以後ハンガリーに対する抑圧を緩和する政策を皇帝に口添えするようになる)

804
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 14:10:37  ID:iujkqUMO.net(12)
19世紀末、ヨーロッパの東西南北の人と文化が交差するウィーンでは、没落に向かうハプスブルク帝国の混乱や陰鬱な時代背景の下で世紀末ウィーンと呼ばれる退廃的な文化の爛熟が興っていた。
今日もウィーンのカフェでは、多種多様な知識人が集まり、新聞を読み、皇室や政治の話題で暇を持て余していた。カフェで一番の話題は、皇太子ルドルフの誕生である。
帝国にとって待ち望まれたお世継ぎであるが、痛ましいことにまたしても息子は母親の手から引き離されてしまう。

805
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 14:10:59  ID:iujkqUMO.net(12)
次に、当時帝国の一部であった北イタリアがフランス皇帝ナポレオン3世と組み、オーストリアに対して独立戦争を起こした話題となる。
次々と領地を失い国際的に孤立する帝国の現状を「俺たちにできることは、カフェで他愛もない話をして、ただ破滅の時を待つことだけさ」とカフェの客たちは皮肉たっぷりに笑い飛ばす。("楽しい黙示録")

806
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 14:11:20  ID:iujkqUMO.net(12)
1865年のある夜、宮殿のエリザベートの鍵のかかった寝室の前では、皇帝が扉を開けてほしいと妻に呼びかけている。イタリア独立戦争に敗れ、北イタリアの領地を失ったオーストリア帝国は窮地に陥っていた。
帝国の各地で独立の気運が再燃し、小ドイツ主義を掲げるビスマルク率いるプロイセンは、ドイツ統一に向け虎視眈々とオーストリアとの開戦の準備を進めていた。
度重なる戦争で国家財政は破綻寸前であり、そのすべての重圧が皇帝の肩に重く圧しかかっていた。彼は一晩だけでもあなたのそばで心休まる夜を送りたいと懇願する。

807
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 14:12:46  ID:iujkqUMO.net(12)
一方、エリザベートはルドルフが臣下に虐待されていると訴え、「息子の養育を自分に任せてほしい、さもなければ私は宮廷を出て行く」と悲壮な覚悟で夫に最後通牒を伝える。
しかし、あくまで母親への忠誠心を崩さない夫の態度に彼女は絶望する。そして「死」が彼女に囁きかける。「全ての葛藤は終わる、苦しみから救ってやろう」と。
しかし、エリザベートは宮廷での自由を手にするためなら自らの美貌さえ武器にしてみせると、彼の誘惑を拒絶する。("エリザベート、開けておくれ")

808
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 14:13:26  ID:iujkqUMO.net(12)
ウィーンの中央広場ではミルクの配給を求める市民が集まっている。何故ミルクがないのか詰め寄る市民をルキーニは、「皇后が横取りしてミルク風呂に使っているからだ」と扇動する。
戦費をまかなうための重税で市民生活は困窮し、皇室の求心力は著しく低下していた。市民は「子供が死んでいるんだ!」、「皇后に思い知らせてやる!」と叫び声を上げる。再びウィーンでは革命の火種がくすぶり始めていた。
("ミルク") 一方宮殿では、女官が皇后の入浴用の大量のミルクを化粧室に運んでいた。彼女はミルク風呂だけではなく、オリーブ油風呂、苺や生肉のパック、仔牛の肉汁のジュースなど、効果があると思われるあらゆる美容法を実践していた。

809
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 14:14:37  ID:iujkqUMO.net(12)
その長く美しい髪は、卵とコニャックを調合した特製シャンプーで、3週間に一度、丸一日かけて手入れをした。
身長172cm、ウェスト50cm、体重50kg以下と言われるスタイルを維持するため、ほとんど食事は口にせず、一日の大半を体操などの運動に費やすこともあった。
過剰ともいえる美容やダイエットと引き換えに、彼女の美貌はヨーロッパ中に知れ渡り、宮廷も無視できない程の影響力を持つこととなる。("皇后の務め〈リプライズ〉") 

810
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 15:49:12  ID:GvuwX/Pe.net(10)
しばらくして、皇后の寝室の前に皇帝が現れる。彼は突然の訪問に驚く女官たちに下がるよう命じると、衝立越しに妻に語りかける。
彼は「統治者は自らの感情を抑えなければならないが、君を失うくらいなら唯一の掟をも破れる」と、エリザベートの美貌の前に敗北を認め、母親ではなく妻を選び、彼女の要求をすべて受け入れることを決める。
夫の言葉を聞き終え、姿を現したエリザベートは「これからもあなたと生きていきます、でも私は私だけのもの」と高らかに勝利を宣言する。
その姿は、美の神と称えられたかの有名なヴィンターハルターの肖像画で描かれたエリザベートそのものであった。("私だけに〈リプライズ〉")

811
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 15:49:56  ID:GvuwX/Pe.net(10)
第二幕
ブダペストの大聖堂前は、オーストリア=ハンガリー帝国の国王フランツヨーゼフと王妃エリザベートの戴冠式を祝う人々で溢れかえっていた。
ハンガリー国民は大規模な自治権を認める二重帝国の実現に力添えをしたエリザベートに対して「エーヤン、エリザベート!(エリザベート、万歳!)」と歓声を送っている。 ("エーヤン") 一方、ルキーニは群衆の前でトランクを広げ、記念品の即売会を始める。
国王夫婦の仲睦ましい姿が描かれたグラスや、王妃と息子が並び描かれた肖像画を手にして、「こんなものはキッチュ(まがいもの)だ!」と切り捨てる。
死後100年間、本や映画で好意的に描かれてきた彼女の姿はどれも偽者や偶像で、本当の彼女は傲慢なエゴイストだと彼は言う。("キッチュ")

812
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 15:51:09  ID:GvuwX/Pe.net(10)
反対するゾフィーらウィーン宮廷の多数を屈服させ、自らの希望を実現させたエリザベートは人生の絶頂の時を迎えていた。
自信と威厳に溢れた表情で、「私は自分の意志で踊る、もう誰にも操られない」と、夫や宮廷だけでなく、「死」との決別をも誓う。
しかし、すべてを見透かす彼は「この満ち足りた瞬間は、すぐに生への憎しみに変わる」「なぜなら、お前は私を愛している」と不敵な笑みを浮かべ立ち去る。("私が踊る時")

813
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 15:52:05  ID:GvuwX/Pe.net(10)
ホーフブルク宮殿の寝室では、9歳になったルドルフが熱に浮かされていた。真っ暗の部屋の中で一人寒さに震える皇太子は、母にそばにいて欲しいとつぶやく。
息子の養育権を取り戻したエリザベートは、息子に軍隊式の訓練を施していた臣下を解任して、肉体的訓練よりも精神的教育を重視するリベラルな教育係を自ら選任した。
虚弱体質であったルドルフは、自由な環境を与え、苦しみから解放してくれた母への感謝の念を生涯忘れなかった。

814
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 15:53:28  ID:GvuwX/Pe.net(10)
しかし反対に、姑に勝利して満足したエリザベートは、徐々に宮廷や息子との距離を取り始め、堅苦しいウィーンを離れ、多くの時間をハンガリーでの居城ゲデレー城で過ごすようになる。
ルドルフは母親を慕っていたが、母は息子の気持ちに答えようとはしなかった。母の愛を知らずに育ったルドルフは、かつてのシシィのように「死」に母の面影を重ね、彼を友として慕うようになっていた。("ママ、どこにいるの?")

815
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 15:54:05  ID:GvuwX/Pe.net(10)
(ルドルフの教師は、慣例であった聖職者や貴族という地位に囚われず、能力のある市民の知識人から選任された。
結果として皇太子は、皇帝を頂点とする君主制とは相容れない自由主義的な思想に惹かれるようになり、母親と同じように父親やウィーン宮廷と対立していくこととなる。)

816
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 16:04:25  ID:GvuwX/Pe.net(10)
宮廷の義務からは逃避したエリザベートであるが、孤児院や救貧員への慰問など社会奉仕活動には積極的であった。
貧民や病人の世話が幼い頃からのヴィッテルスバッハ家の伝統であり、また彼女自身も、自分が興味を持つことに関しては、偏見を持たず、相手の地位や身分にとらわれず接する人物であった。
特に、彼女が生涯足しげく通ったのが精神病院であった。これは親類が多く精神の病を患っていたことも関係する。そして、ウィーン郊外のとある精神病院を慰問した際、エリザベートは一人の女性患者と出会う。

817
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 16:04:46  ID:GvuwX/Pe.net(10)
彼女は自分こそが気高き皇后であり、エリザベートこそ狂った精神病者だと叫び、拘束具で取り押さえられる。
彼女は、皇后というしがらみに拘束されている己を省みて、肉体は拘束されていても、何も縛られない無垢な魂を持つその女性に惹かれる。
敬愛する戯曲『真夏の夜の夢』に登場する妖精ティターニアのように、周りからどんなに奇異な目で見られ狂ったと言われようと、気高く心のままに生きられたらどんなに素晴らしいかと。

818
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 16:05:18  ID:GvuwX/Pe.net(10)
そして、ウィーン宮廷や姑との戦いに勝利しても、結局何一つ自分が望むものは手にいれられていないことに気づかされる。まるで今の自分は、自由の象徴であった曲芸のロープの上で、暗闇の中、恐怖に震え立ち竦んでいるようだと。
「いっそ足元の深淵に身を投げてしまいたい」と本心では願っていても、暗闇の先に待つ虚無の不安に怯えながら、見せかけの人生を歩み続けるしかないのか、彼女は自問自答する。(“魂の自由”)

819
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 16:06:14  ID:GvuwX/Pe.net(10)
ホーフブルク宮殿のサロンでは、ゾフィーと近親が、皇帝を皇后から引き離すための策を話し合っていた。
皇帝は、オーストリア=ハンガリー帝国のハンガリー王国の初代首相に、1848年のハンガリー革命の首謀者の一人であるアンドラーシを任命した。彼はエリザベートと親しい関係にあり、後に帝国の外相も勤めることになる。
これ以上皇后の介入を許すと帝国が瓦解してしまうと恐れた彼女らは、非常手段として皇帝に愛人を用意する。("我々か彼女か") しかし売春宿から連れてこられた娘は病気持ちだった。("マダム・ヴォルフのコレクション")

820
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 17:12:52  ID:WxPgrCGP.net
おさあさの私が踊るとき、見たかった。。。
DVDで残して欲しかったな〜

821
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 18:27:57  ID:vI1pC7wh.net
ダイジェストで2枚に収めようとしないで
録ってるんなら全部出して欲しいよねー

822
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 19:09:28  ID:rbdfsOHI.net(16)
体操室で運動中に倒れたエリザベートは、医師から原因は過剰なダイエットではなくフランス病だと告げられる。夫の忠誠心を信じきっていた彼女は取り乱し、自ら命を絶つと口ばしる。
すると、その言葉を待っていた「死」が現れ、最後の決断を迫る。しかし、彼女は皇帝との婚約の証を首から外すと、この裏切りをむしろ宮廷とのしがらみを絶つために夫が自分に与えた救いなのだと受け取る。
そして以後、彼女はウィーンを離れ、旅から旅への流浪の生活を続けることになる。("微熱")

823
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 19:10:50  ID:rbdfsOHI.net(16)
療養と称してエリザベートは、マディラ島、コルフ島、ハンガリー、イギリスと、公務を放棄して1箇所に留まることなく当て所ない旅を続ける。
傘と扇子を持ち、早足で山から海へと歩き続け、くたびれ果てた表情で従者たちが彼女の後を追う。一方、皇帝はウィーンに戻らない妻の体調を案じて毎日のように手紙を書いている。
そして、10年が経った。皇后専属の美容師は髪を梳かした後、まっさらな櫛を彼女に見せる。櫛についた抜け毛を隠して、エリザベートを安心させるのは彼女の日課であった。

824
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/22 21:02:47  ID:xOE/5uVq.net
>796
千秋楽は病院の場面以降だったかな?
前楽の私だけにがすごかったから映像残して欲しかった
コメント1件

825
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 21:27:04  ID:ArlOQAoe.net(12)
しかし、ルキーニがこっそり一本抜き取ると、それは白髪であった。エリザベートはさらに旅を続けた。ハイネのように詩に没頭し、乗馬にのめりこみ、古代ギリシャに傾倒した。
ハイネへの博識は専門家を凌駕するほどで、乗馬の腕前はヨーロッパ有数の実力とまで言われた。結果エリザベートは17年間、何かを求めて走り続けた。ルキーニが彼女に鏡を差し出す。世紀の美貌と謳われた皇后にも確実に老いの影が忍び寄っていた。("放浪の歳月”)

826
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 21:28:31  ID:/BUSxt6e.net(6)
ある日、エリザベートがハイネの魂に呼びかけようと試みると、懐かしい声の主が語りかけてきた。その声は、現世から目を背け死者の魂とばかり向き合う彼女の身を案じていた。
しかし、シシィはこの時代、この世界に自分の居場所はないと嘆くだけであった。そして、「アデュー、シシィ(Adieuはフランス語で永遠の別れの意味)」という言葉を残して声は消えた。
同じ頃、シシィの誰よりの理解者であり、憧れであった父マックスはこの世を去った。行き着く先を失くした自由な魂は、コルフ島にも長くは留まらず、安住の地を求めて再び彷徨い始めた。("パパみたいに〈リプライズ〉")

827
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 21:29:51  ID:/BUSxt6e.net(6)
エリザベートが旅を続ける間に、ルドルフは青年へと成長した。一方で、ヨーロッパでは民族主義やファシズムが台頭を始めており、帝国領内の民族による複合国家であるオーストリアでも、各民族の自治や権利を求める動きが強まっていた。
特に多民族都市であるウィーンでは、ドイツ人の民族的優位と権利擁護を掲げるシェーネラーなどのドイツ民族主義者が台頭しており、少数ながら経済的に恵まれていたユダヤ人はその格好の標的であった。
ルドルフは、市民の権利を押さえ込み、領内の民族主義運動を弾圧する父親の古い権威主義的な統治方法では、一時的には帝国の体面は保てても、結果としてその崩壊を早めてしまうだけだと危機感を持っていた。

828
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 21:31:06  ID:/BUSxt6e.net(6)
彼の理想は中央ヨーロッパの各民族が対等な権利を持ち、ドナウ連邦として共存共栄を図ることにあった。しかし、匿名で新聞に投稿した体制批判の記事が暴露され、父親と決定的に対立し、民族主義者からも裏切り者と糾弾される。
結婚生活も冷え切っており、政治的にも宮廷生活でも孤立した彼は、徐々に精神を病んでいく。そんな折、母がウィーンに帰ってきた。ルドルフは自らの心情を吐露して、皇帝へ口添えして欲しいと助けを求めた。
しかし、宮廷との繋がりをすべて断ち切っていたエリザベートは、息子の懇願を頑なに拒否する。絶望したルドルフは、1889年ウィーン郊外のマイヤーリンクで「死」の接吻を受け入れ、拳銃で自ら命を絶つ。

829
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 21:31:38  ID:/BUSxt6e.net(6)
息子の死を前に、エリザベートはルドルフは自分の生き写しだったことに気づく。そして、己の自由を求めるばかりに、同じように自由を欲していた息子を見殺しにしたことを悔やみ、棺の前で泣き崩れる。
その悲しみはあまりに深く、彼女は息子の命を奪った忌々しき相手にさえ哀れみを乞うた。だが、「死」はその嘆きに答えようとはしなかった。
息子の死はエリザベートに大きなショックを与えた。彼女は身の回りの豪華なドレスや宝飾品はすべて譲り渡し、残りの生涯を喪服だけで過ごした。

830
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 21:32:03  ID:/BUSxt6e.net(6)
すでに父親は他界しており、事件の翌年には姉ヘレネ、そして母ルドヴィカと親しい者が彼女を残して次々とこの世を去った。無理なダイエットがたたり、神経痛に悩まされ、病気がちであった。
常に傘と扇で皺の目立つ顔を隠して、それでも孤独に旅を続けるエリザベートを新聞は、狂気に憑かれた哀れな皇后と同情的に書きたてた。
しかし、ルキーニは認められなかった。息子の遺体の前でうずくまる皇后の写真を手に、これも国民の同情を買うためのキッチュなんだと彼は訴えた。ルキーニは悲惨な人生を送った。

831
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 21:32:27  ID:/BUSxt6e.net(6)
捨て子として孤児院に入れられ、孤児院から孤児院、里親から里親へとたらいまわしにされた。定職に就けず、国から国へと渡り歩いた先のスイスで無政府主義に出会い、傾倒した。
生まれながらに特権を享受する王族や貴族階級は、彼にとって誰よりも憎むべき存在でなければならなかった。("キッチュ〈リプライズ〉")

832
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 22:10:29  ID:pb4cJB6O.net(2)
>824
ありがとう
映像残るのは病院以降なんだね悩むな

833
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/22 23:50:35  ID:dCkf1/Sy.net
でも現役の時のあやかシシィも観てるけど溌剌と
し過ぎてて苦手だった
今回はルドルフとのスレ違いの場面とか息子が
死んでしまった後の慟哭とか凄く良かった
リアル母としての内面もあるのかな
病院後でも魅せると思うわ

834
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 23:56:51  ID:XGmWd6pu.net(4)
1895年2月マルタン岬のテラス、フランツ・ヨーゼフはエリザベートの旅先を訪れ、満月の夜に二人は再会する。その苦難の人生を象徴するかのように、皇帝の髪と長く伸びた髭はすでに真っ白に染まっていた。
彼は、宮廷に戻らない妻を責めようとはせず、出会いから変わらない愛を伝え、「私の元に帰ってきてほしい」と呼び掛けた。しかし、エリザベートは自分たちを積荷も目的地も違う二艘の船に例え、海上で偶然すれ違うことはあっても、二人が完全に相容れることは今後も決してないと告げると、夫の元を発っていった。
バートイシュルで愛し合い結ばれはずの夫婦が、40年の時を経て、お互いの孤独と愛の限界を再確認するだけの不幸な再会であった。("夜のボート")

835
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 23:57:41  ID:XGmWd6pu.net(4)
(晩年のエリザベートの姿を残した写真や絵はほとんどない。彼女が最後に公に姿を現したのは、1896年のハンガリー建国千年の式典である。
皇帝の傍らにただ無表情で座る皇后の姿を新聞は、「現実から離れてしまっている」「死の影に寄り添われている」とも報じている。
体調の悪化に伴い、エリザベートの滞在先も移動が容易なスイスなどの観光地に限定された。この頃になってもダイエットをやめることはなかったという。無政府主義が蔓延る不穏な時代、何度も警察が護衛を申し出るが、エリザベートはこれを拒否している。)

836
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 23:58:07  ID:XGmWd6pu.net(4)
ハプスブルク帝国は戦争で多くの領地を失い、残された地域でも独立を求める民族主義運動が激化していた。
また、皇帝の弟メキシコ皇帝マキシミリアンが革命で銃殺、皇后の従兄ルートヴィヒ2世は精神を病み湖で溺死するなど、皇帝や皇后の周辺でも不幸な事件が続いていた。ハプスブルク600年の栄光はすでに過去のものとなり、その滅亡の時が刻一刻と近づいていたのである。
そしてある晩、皇帝フランツ・ヨーゼフは悪夢に魘され、その夢の中で「死」と対峙する。彼の手には、エリザベート暗殺の凶器のやすりが握られていた。

837
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 23:58:34  ID:XGmWd6pu.net(4)
沈みゆく帝国を模した沈没寸前の巨大船のデッキの上で、逃げまどう亡国の住人たちをよそに、エリザベートは虚ろな表情で何かを待つかのようにただ佇んでいた。皇帝は妻を救い出そうとするが、亡霊たちに妨げられ身動きが取れない。
そして、ついに「死」はルキーニにやすりを手渡す。その瞬間、阿鼻叫喚の叫び声と共に、皇帝や亡霊たちは次々と光の中へと吸い込まれていった。再び、裁判官の尋問の声が響き渡り、ルキーニが最後の証言を行う。("最後の証言")

838
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/22 23:58:46  ID:AFwSNEFJ.net(3)
映像撮ってるならダイジェストなんてめんどくさい作業しなくていいかららくちんなフルバージョンで売ってくれよ
コメント1件

839
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 00:17:36  ID:x+dqFWCo.net(2)
彼女は身に着けていた喪服を脱ぎ捨てると、過去のすべての記憶の消滅と、いつ何処とも知れない魂の安住の地での再生を誓い、死と深い口づけを交わした。エリザベート暗殺の18年後、皇帝フランツ・ヨーゼフも崩御する。
彼の死の2年後、ハプスブルク帝国は崩壊、帝国内の各民族は独立を果たし、中央ヨーロッパに新しい時代が到来した。("ヴェールは降りた")

840
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 00:18:02  ID:x+dqFWCo.net(2)
...私が旅に出るたびに、カモメの群れが船のあとについてきた。そのなかには必ず、ほとんど黒に近い濃い色のカモメが一羽いる。
時にはその黒いカモメが、大陸から大陸へと移動する間、ずっと私に付き添っていたこともあった。その鳥は私の運命なのだと思う...(「死」の着想となったとされるエリザベートの詩より)

841
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 10:07:42  ID:rvUqrRI1.net
>838
いったい円盤にいくら出すつもりだよ
コメント1件

842
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/23 11:14:30  ID:xB1N/mJv.net
タカニュにガラコンの最終日すこしだけ放送されたね
コメント1件

843
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 12:15:56  ID:Fe/Bv1r1.net
>841
自分の贔屓のだけでいいだろが
全員はいらねーし

844
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 12:50:35  ID:y/rDkgIb.net(7)
エリザベート -愛と死の輪舞-
概要
小池修一郎が、1992年にロンドンで現地のミュージカル作品の音楽集で興味を惹かれるものを探していたところ、その店の店主からこの『エリザベート』を薦められた[注 1]。
また翌年には、歌劇団に来客として訪れたイスタンブール在住の中国人の大学教授から、『エリザベート』のドイツ語プログラムを受け取ったりもしている。
これらの経緯を経て、日本では宝塚歌劇団が上演権を取得し、1996年に初めて日本に紹介。雪組で、当時トップスターだった一路真輝のサヨナラ公演として初演された。始めこそ評判はいまひとつであったが、次第にチケットが取れないほどの人気が出る。

845
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 12:51:02  ID:y/rDkgIb.net(7)
一路の退団公演だったため「なぜサヨナラ公演で死を演じるのか?」「トップ退団公演で死はおかしい」など当時は疑問視されたが、公演開始後に徐々に批判はなくなった。
また「宝塚版はウィーン版を改竄している」と熱烈なミュージカルファンから批判があったため、東宝版はウィーン版に倣って制作された。
日本人には馴染みの薄い歴史を描いた演目ではあったが、成功を収め、その後も再演を繰り返し、宝塚歌劇団を代表する人気演目に成長した。
また、これが原因で女性を中心に「ハプスブルク帝国ブーム」がおき、その華麗な宮廷生活への憧れなどからオーストリア・ウィーンへの観光客増加を惹起した。


846
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 12:52:32  ID:y/rDkgIb.net(7)
宝塚版とウィーン版の違い
このミュージカルの重要人物である Tod は、ドイツ語で「死」「死神」を表す単語である。日本以外の各国の公演では、その国の言語で死を表す言葉が役名に当てられている(英訳では "Death")。
これは芸術表現である「死の舞踏」や絵画『民衆を導く自由』での例のように、抽象概念(この場合は死)を擬人化するヨーロッパ諸語の慣行によったものである。
宝塚歌劇団での上演にあたって、トップの演じる役が死という設定では問題があったため、この役を「トート」という名前の「黄泉の帝王」に設定が変更された。

847
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 12:55:46  ID:y/rDkgIb.net(7)
また、男役のトップを主役に置かなければならない伝統に則り、エリザベートではなくトートが主役になるよう脚本や演出が潤色された。
そのため、エリザベートと黄泉の帝王とのラブストーリーに重点を置いた宝塚版と、エリザベートと死の絡み合いをハプスブルク帝国崩壊に準えて描いたウィーンをはじめとする各国版では、同じミュージカルでありながら趣が異なった作品に仕上がっている。

848
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 13:44:09  ID:y/rDkgIb.net(7)
あらすじ
煉獄で一人の男が裁判にかけられていた。彼の名はルイージ・ルキーニ。彼はエリザベート皇后殺害の容疑で、彼女の死後100年経った今でも裁判官から尋問を受けていた。
だがルキーニは「俺は望まれてやったんだ」「エリザベートは死と恋仲だった」と言い、それを証明させるためにハプスブルク時代の霊魂を呼び寄せる。その中に黄泉の王トートがいた。
ルキーニは彼らに皇后のことを語らせて、どういう経過になったのかを説明し物語はエリザベートの少女時代へと移る。

849
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 13:44:41  ID:y/rDkgIb.net(7)
1853年、まだ少女のエリザベートはバイエルン王国の公女として自由を満喫していた。ある時、彼女は綱渡りに挑戦しようとしてロープから落ち、意識不明の重体に陥る。冥界に迷い込んだエリザベートにトートは一目で惹きつけられ、禁断の恋におちる。
トートはエリザベートに生命を返してやる。そしてその愛を得ようと、彼女を追い続ける決意をする。こうして、愛と死の輪舞が始まった。
エリザベートはその後フランツ・ヨーゼフと結婚しオーストリア皇后となるも、父に似て自由であることを生き甲斐とする彼女は姑ゾフィーの取り仕切る王家としての公務や義務に耐えられず追い詰められる。

850
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 13:45:08  ID:y/rDkgIb.net(7)
トートに唆されるも、死に逃げず自分一人で生きていく決意をする。その後、姑ゾフィーに奪われていた子どもの養育権を取り戻し確執に勝利するも、忙しさに負け、ようやく取り戻したはずの息子ルドルフを顧みることはなく、ルドルフは孤独な生活を送る。
一方でエリザベートは、自身の美貌が役立つと気付き、それを磨くことに時間を惜しまなかった。過激なダイエットで倒れたエリザベートにトートが夫の不貞を告げ、「死ねばいい!」と誘惑されても、エリザベートは負けなかった。
成人した息子ルドルフは父フランツ・ヨーゼフと対立し母エリザベートに助けを求めるも、宮廷に無関心のエリザベートはそれを拒む。絶望したルドルフは自殺し、トートの死のくちづけを受ける。

851
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 14:01:17  ID:0pCWq2gh.net
>842
最終日?
私が見たときは雪組バージョンと、あさこトート&カチャエリザだった。
コメント1件

852
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 14:14:59  ID:Gv+6rhQ5.net(10)
エリザベート (ミュージカル)

『エリザベート』(原題:Elisabeth)は、オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリーザベトの生涯を描いた、ウィーン発のミュージカル。脚本・作詞はミヒャエル・クンツェ、作曲はシルヴェスター・リーヴァイ。
日本語の題名が『エリザベート』であるのは、日本ではその他の表記(「エリーザベト」など)に比べて、より一般的な単語として認知されているためである。

853
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 14:15:19  ID:Gv+6rhQ5.net(10)
作品概要
長きにわたりヨーロッパに君臨したハプスブルク帝国末期19世紀後半のオーストリアを舞台に、ドイツ地方・バイエルン王国公爵の次女として自由な環境で生まれ育ち、偶然にも皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から見初められ、
16歳でヨーロッパ宮廷随一と謳われる美貌のオーストリア皇后となるが、伝統と格式を重んじる宮廷との軋轢の中で苦しみ、やがてウィーンを離れヨーロッパ中を流浪する日々を送り、
その旅の果てに暗殺された皇妃エリザベートのベールに包まれた半生を、彼女につきまとい誘惑する「死」という架空の存在を通して迫り、これを以って中央ヨーロッパにおける帝国支配の終焉と新時代の萌芽を描いた作品。

854
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 14:15:42  ID:Gv+6rhQ5.net(10)
「ブロードウェイ・ミュージカルとは違う世界観の作品を作りたい」との理念の下、グラミー賞を獲得するなどアメリカで作曲家として活躍していたハンガリー人のシルヴェスター・リーヴァイと、
数々のミュージカルのドイツ語翻訳を手がけ、小説家としても成功を収めていたチェコ・プラハ生まれのドイツ人ミヒャエル・クンツェが共同で制作を始める。
ミュージカルの題材として伝説的な皇妃を選んだ理由としてクンツェは、「一つの時代、王朝の終焉を描くと同時に、その最後の時に生きた人々の内面を描きたかった」と言う。

855
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 14:16:40  ID:Gv+6rhQ5.net(10)
そして、「古い時代を代表するハプスブルク王朝にあって、新しい現代的な感性を持ったエリザベートはその宮廷文化の凋落を予見していた。
その没落する船に囚われ逃れられないと知りながら、誰よりも自由を追い求め、それゆえに死に惹かれていく一人の女性を通して、懐古趣味ではない現代にも通じるドラマを描きたかった」と述べている。
1992年9月3日、オペラ演出家として名高いハリー・クプファーの演出により、アン・デア・ウィーン劇場で初演され、6年のロングランを記録する。その後、世界各地で上演されドイツ語ミュージカルとして史上最大のヒット作となった。
日本においては、宝塚歌劇団による1996年の初演以来上演が続いており、2000年からは東宝版も上演されている。

856
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 14:16:59  ID:Gv+6rhQ5.net(10)
登場人物
エリザベート - 愛称はシシィ(Sissy)。オーストリア皇后。
死(トート) - 死の抽象概念を擬人化[1]したもので、金髪の青年の姿をしている。シシィが心酔した詩人ハインリヒ・ハイネの若き頃がモデル。
フランツ・ヨーゼフ1世 - オーストリア皇帝でエリザベートの夫。
ルイージ・ルキーニ - イタリア人無政府主義者。エリザベートを暗殺した男。
ルドルフ皇太子 - エリザベートの息子。オーストリア皇太子。
ゾフィー - オーストリア皇太后でフランツ・ヨーゼフの母。
以下は宝塚歌劇団版と東宝版のみ。
エルマー・バチャニー - 革命家。
エルマーを含む三人のハンガリー革命家は日本初演の雪組公演で誕生した。宝塚の若手男役のために作られた役とも、日本で馴染みの薄かったオーストリアとハンガリーの歴史を分かりやすく説明するためとも言われ、後の東宝版でも採用されている。

857
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 14:17:26  ID:Gv+6rhQ5.net(10)
ストーリー
第一幕 編集
オーストリア皇后エリザベートの暗殺者ルキーニは、暗殺から100年経った後も死者の世界で裁判にかけられていた。彼は皇后暗殺の動機と背後関係を問う裁判官の尋問に、「動機は愛、黒幕は死だ。
なぜ殺したかって?彼女自身が望んだんだ!」と不可解な供述をする。そして証人として、未だに煉獄で自由を得られずに彷徨い続けている、エリザベートと同じ時代を生きたハプスブルク帝国の亡霊を呼び起こし、彼らはエリザベートについて語り始めるのだった。("プロローグ")

858
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 14:17:48  ID:Gv+6rhQ5.net(10)
("ようこそみなさま") しかし、一同が縁談の話で持ちきりとなる中、興味を示さず一人で木に登り曲芸の練習をしていたシシィは、足を滑らせ高所から落下して意識を失う。その後、目を覚ました彼女は中性的な美しい姿の青年が自分を抱えベッドに連れ帰してくれたことを感じる。
彼女はそれが「死」だと気づくが、彼に何にも縛られない自由な父親の面影を重ね、強い憧れを感じる。("黒い王子")

859
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 14:18:08  ID:Gv+6rhQ5.net(10)
その頃、ウィーンのホーフブルク宮殿謁見の間では、若き皇帝フランツ・ヨーゼフが執務机に腰掛け書類に目を通していた。その傍らには「宮廷でただ一人の男」と呼ばれる皇太后ゾフィーの姿がある。
ある死刑囚の母が陳情に訪れる。彼女は自由と叫んだだけで死刑を宣告された息子の減刑を願い出る。1848年に起こったフランス2月革命の余波で、ウィーンでも3月革命が勃発、宰相メッテルニヒが失脚、皇帝フェルディナント1世が退位する事態となった。
革命は鎮圧されたものの、その影響を押さえ込むためゾフィーは当時18歳の息子フランツ・ヨーゼフを次期皇帝として即位させ、反君主制的な動きを弾圧していた。皇帝は母親の悲痛な叫びに苦悩する表情を見せるが、皇太后に促され陳情を却下する。

860
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 14:19:08  ID:Gv+6rhQ5.net(10)
次に、臣下よりクリミア戦争の情勢について、革命の鎮圧に手を貸してくれたロシア側について参戦すべきと進言を受ける。ゾフィーは「戦争は他家に任せておけ、幸運なオーストリアは結婚で勢力を拡大せよ」
というハプスブルク家の家訓を例にして、戦争には中立の立場を取り、皇帝は縁談の席に出発するよう指示する。("皇帝の義務")
(この旧態依然の日和見的な判断によって、結果としてオーストリアはヨーロッパ大陸におけるロシアという後ろ盾を失うことになる)

861
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 14:19:33  ID:Gv+6rhQ5.net(10)
1853年8月、オーストリアの保養地バート・イシュルではフランツ・ヨーゼフとヘレネの縁談が行われていた。ゾフィーの当初の目論みは、息子とドイツ連邦で勢力を拡大するプロイセンの王女アンナと政略結婚させることにあった。
しかし、これが破断したため、友好国バイエルン王国の公女で操りやすい妹の娘に白羽の矢が立ったのである。一方、バイエルン王女の生まれでありながら身分の劣るヴィッテルスバッハ公爵家に嫁いだルドヴィカにとっても、娘と皇帝の結婚は願ってもない名誉挽回の機会であった。
しかし、縁談は両家の母親の思惑を通りには運ばない。皇帝は、お后教育を受けて育った礼儀正しいヘレネではなく、たまたま同行していた妹のシシィに一目ぼれしてしまう。
皇帝を前にしても天真爛漫に振る舞う美しい少女に心を奪われた彼は、生まれて初めて母親の意向に逆らい、彼女との結婚を決意する。("計画通り")

862
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 14:45:22  ID:57hULy8K.net
心ある皆、まだここみている?
宝塚エリザベート総合スレ 17 [無断転載禁止]©2ch.net
は粗筋投稿野郎に立ててもらおうぜ?
粗筋投稿野郎、そんなに粗筋投稿したかったら、スレ終わったら立よろしくな!
コメント5件

863
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 16:21:29  ID:nrfhwxmf.net(5)
>862のアホへ

やっていない公演のスレは必要ない!!

864
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 16:22:24  ID:nrfhwxmf.net(5)
>862のアホへ

やっていない公演のスレは必要ない!!

865
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 16:22:38  ID:nrfhwxmf.net(5)
>862のアホへ

やっていない公演のスレは必要ない!!

866
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 16:22:52  ID:nrfhwxmf.net(5)
>862のアホへ

やっていない公演のスレは必要ない!!

867
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 16:23:13  ID:nrfhwxmf.net(5)
>862のアホへ

やっていない公演のスレは必要ない!!
コメント1件

868
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 18:42:52  ID:x36yjDiY.net(2)
>867
なんで?あらすじ書きたいんでしょ?
人がいなくなったからってやめたりしないよね?迷惑承知で沢山の人に文句言われてもずうっとやめなかったもんね?
だったら一生書き続けてよ

869
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 18:44:54  ID:l501mYPe.net
キモイー

870
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 18:48:49  ID:x36yjDiY.net(2)
ほら書けよ
早く

871
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 18:49:13  ID:HZe/teYR.net(11)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 18:52:15  ID:HZe/teYR.net(11)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 18:52:25  ID:HZe/teYR.net(11)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 18:53:01  ID:HZe/teYR.net(11)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 18:53:12  ID:HZe/teYR.net(11)
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876
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 18:53:26  ID:HZe/teYR.net(11)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 18:53:41  ID:HZe/teYR.net(11)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 18:53:53  ID:HZe/teYR.net(11)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 18:54:50  ID:HZe/teYR.net(11)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 18:55:12  ID:HZe/teYR.net(11)
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名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 18:55:44  ID:HZe/teYR.net(11)
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882
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/23 23:10:55  ID:14bFyID5.net
>851
今日のタカニュでガラコン千秋楽アニバーサリーバージョンが4分間放送されたよ

883
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/24 00:13:25  ID:nwULCL8Y.net(5)
「結婚はあなたの意志であるか」との問いに、エリザベートは「はい」と返答する。すると彼女の声は教会内に何度もこだまし、結婚を祝う鐘の音が、まるでハプスブルク終焉の始まりを告げるかのように不気味に鳴り響く。
この瞬間、エリザベートは滅びゆく運命にある帝国に自らの意志で嫁いだのである。("不幸の始まり")

884
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/24 00:13:50  ID:nwULCL8Y.net(5)
数日後、シェーンブルン宮殿では盛大な宮廷舞踏会が催された。大広間の外では、新婦の父親と新郎の母親が結婚への不満を漏らしている。
マックスは宮廷の堅苦しさがシシィを殺してしまうと心配しており、ゾフィーはエリザベートには皇后としての資質が欠けていると苛立っていた。
また、舞踏会の参加者もめいめいに新婦の噂話に興じている。彼女の美しさを称える者、身分の低さを揶揄する者、狂気の血筋を危惧する者、若さや無作法を心配する者など様々である。("結婚の失敗")

885
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/24 00:14:17  ID:nwULCL8Y.net(5)
やがて、皇帝夫婦が広間に姿を現す。連日の行事に神経をすり減らしてたエリザベートは、皇帝の腕の中で安堵の表情を浮かべ、無邪気にワルツを踊る。
しかし、突然音楽が鳴り止むと、エリザベート以外の人間は蝋人形のように血の気を失い、彼女の前に再び「死」が現れる。
彼は「お前は彼を相手に選んだが、最後にお前と踊るのは私だ(意中の異性と舞踏会で最後にダンスを踊るという意味と、人が死ぬ間際に死神と死の舞踏を踊るという中世ヨーロッパの死生観の意味)」と告げて消える。
我に返り動揺するエリザベートの様子を、まるで見せ物を見るような好奇の目で周囲の人々が見つめる。その瞬間彼女は、自分が宮廷という異質な世界に入ってしまったことを真に実感したのだった。("最後のダンス")

886
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/24 00:14:45  ID:nwULCL8Y.net(5)
行事や式典が落ち着くと、皇帝夫婦はウィーン郊外のラクセンブルク宮殿に居を構えた。
しかし、皇帝は執務で夜遅くまで宮殿を留守にしていたため、一人取り残されたエリザベートを待っていたのは、夫との幸せな新婚生活ではなく、姑の厳しい皇后教育であった。
朝5時から綿密にスケジュールが組まれ、歩き方から、お辞儀の仕方、言葉遣いまで厳しく躾けられた。女官の手を借りず一人で着替えをしたり、入浴することも禁止された。自分のことは自分でする環境で育ったエリザベートにとって、耐え難いことであった。
プライベートはなく、お世継ぎ作りを催促され、何よりも好きであった乗馬も禁じられた。("皇后の務め")

887
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/24 00:15:07  ID:nwULCL8Y.net(5)
宮廷の息苦しさと孤独感に耐えかねた彼女は夫に助けを求めるが、「母の言う通りにすることが君のためにもなる」と、皇帝は母親の味方をする。
エリザベートは自らが宮廷で孤立無援であることを悟るが、「私は誰の所有物でもない、私は私だけのもの」と、姑の言いなりとなり、宮廷に飼い慣らされることを拒否する。("私だけに")

888
名無しさん@花束いっぱい。[]   投稿日:2017/01/24 23:09:33  ID:V5+pTtpi.net
タカニュ見ただけでまさおルキーニのがっかり感が伝わってくる

889
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/24 23:33:57  ID:q4V3CKQ4.net
まさおって自分大好きなんだろーね
うざい

890
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/24 23:46:39  ID:kk7aSJv0.net(10)
結婚1年目、クリミア戦争の戦火拡大のため皇帝は執務室に篭ることが多く、宮殿に取り残されたエリザベートの話し相手は、皇帝からの誕生日プレゼントのオウムだけであった。
結婚2年目、待望の長女が生まれるが、エリザベートは育児を許されず、名前も皇太后と同じゾフィーと決められてしまう。母親であるのに授乳も許されず、我が子に謁見できるのは皇太后の許可が出たわずかな時間だけであった。
結婚3年目、次女が生まれるが、またして姑に子供を奪われてしまう。しかし、転機が訪れる。当時ハプスブルク帝国の一部であったハンガリーで独立の気運が高まりをみせていた。

891
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/24 23:47:05  ID:kk7aSJv0.net(10)
皇帝は帝国の支配権の誇示のためのハンガリー訪問に皇后を同行させ、その美貌を利用してこの動きを沈静化しようと試みる。
彼女は協力の見返りとして、娘を皇太后のもとから引き離し旅に同行させることに成功する。宮廷でエリザベートが手にした初めての勝利だった。("結婚生活の様子")

892
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/24 23:49:12  ID:kk7aSJv0.net(10)
しかし、無常にも旅先で彼女を待っていたのは「死」であった。慣れない長旅に疲弊した長女ゾフィーが病死してしまう。
自責の念に打ちひしがれるエリザベートの前に現れた彼は、「偽りの愛にすがるなら、今後帝国をさらなる不幸が待ち受ける」と警告する。("闇が広がる")

893
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/24 23:49:35  ID:kk7aSJv0.net(10)
(1848年のハンガリー革命後の弾圧を主導していた皇太后ゾフィーとの不和が噂されていたこともあり、エリザベートの訪問はハンガリー国民に好意的に迎えられた。
また、彼女も姑への反発や権威主義的なウィーン宮廷とは異なるハンガリーの自由な空気を気に入り、以後ハンガリーに対する抑圧を緩和する政策を皇帝に口添えするようになる)

894
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/24 23:51:59  ID:kk7aSJv0.net(10)
19世紀末、ヨーロッパの東西南北の人と文化が交差するウィーンでは、没落に向かうハプスブルク帝国の混乱や陰鬱な時代背景の下で世紀末ウィーンと呼ばれる退廃的な文化の爛熟が興っていた。
今日もウィーンのカフェでは、多種多様な知識人が集まり、新聞を読み、皇室や政治の話題で暇を持て余していた。カフェで一番の話題は、皇太子ルドルフの誕生である。
帝国にとって待ち望まれたお世継ぎであるが、痛ましいことにまたしても息子は母親の手から引き離されてしまう。

895
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/24 23:52:25  ID:kk7aSJv0.net(10)
次に、当時帝国の一部であった北イタリアがフランス皇帝ナポレオン3世と組み、オーストリアに対して独立戦争を起こした話題となる。
次々と領地を失い国際的に孤立する帝国の現状を「俺たちにできることは、カフェで他愛もない話をして、ただ破滅の時を待つことだけさ」とカフェの客たちは皮肉たっぷりに笑い飛ばす。("楽しい黙示録")

896
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/24 23:53:26  ID:kk7aSJv0.net(10)
1865年のある夜、宮殿のエリザベートの鍵のかかった寝室の前では、皇帝が扉を開けてほしいと妻に呼びかけている。イタリア独立戦争に敗れ、北イタリアの領地を失ったオーストリア帝国は窮地に陥っていた。
帝国の各地で独立の気運が再燃し、小ドイツ主義を掲げるビスマルク率いるプロイセンは、ドイツ統一に向け虎視眈々とオーストリアとの開戦の準備を進めていた。
度重なる戦争で国家財政は破綻寸前であり、そのすべての重圧が皇帝の肩に重く圧しかかっていた。彼は一晩だけでもあなたのそばで心休まる夜を送りたいと懇願する。
コメント1件

897
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/24 23:53:57  ID:kk7aSJv0.net(10)
一方、エリザベートはルドルフが臣下に虐待されていると訴え、「息子の養育を自分に任せてほしい、さもなければ私は宮廷を出て行く」と悲壮な覚悟で夫に最後通牒を伝える。
しかし、あくまで母親への忠誠心を崩さない夫の態度に彼女は絶望する。そして「死」が彼女に囁きかける。「全ての葛藤は終わる、苦しみから救ってやろう」と。
しかし、エリザベートは宮廷での自由を手にするためなら自らの美貌さえ武器にしてみせると、彼の誘惑を拒絶する。("エリザベート、開けておくれ")

898
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/24 23:55:11  ID:kk7aSJv0.net(10)
ウィーンの中央広場ではミルクの配給を求める市民が集まっている。何故ミルクがないのか詰め寄る市民をルキーニは、「皇后が横取りしてミルク風呂に使っているからだ」と扇動する。
戦費をまかなうための重税で市民生活は困窮し、皇室の求心力は著しく低下していた。市民は「子供が死んでいるんだ!」、「皇后に思い知らせてやる!」と叫び声を上げる。再びウィーンでは革命の火種がくすぶり始めていた。
("ミルク") 一方宮殿では、女官が皇后の入浴用の大量のミルクを化粧室に運んでいた。彼女はミルク風呂だけではなく、オリーブ油風呂、苺や生肉のパック、仔牛の肉汁のジュースなど、効果があると思われるあらゆる美容法を実践していた。

899
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/24 23:56:02  ID:kk7aSJv0.net(10)
その長く美しい髪は、卵とコニャックを調合した特製シャンプーで、3週間に一度、丸一日かけて手入れをした。
身長172cm、ウェスト50cm、体重50kg以下と言われるスタイルを維持するため、ほとんど食事は口にせず、一日の大半を体操などの運動に費やすこともあった。
過剰ともいえる美容やダイエットと引き換えに、彼女の美貌はヨーロッパ中に知れ渡り、宮廷も無視できない程の影響力を持つこととなる。("皇后の務め〈リプライズ〉") 

900
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 15:58:00  ID:K7foUKbJ.net(2)
タカニューのまさおルキがお前誰や状態w
キイ&#10548;&#65038;ィ&#10548;&#65038;ィ&#10548;&#65038;チュまさお節が酷すぎて船酔い

901
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 17:59:32  ID:BREm4tSb.net
まさおルキ、至近距離で目視してきたけど
みょ〜な感じだった
衣装だ髪型だ言う前に
あそこだけ、エリザの世界観が盛大にほころびてた
つまり強烈にまさおだったwww

902
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 18:40:22  ID:qxrbHWBy.net
OGファンは優しいから現役ファンのように表立ってツイで批判しないが
ゆきちゃん、まさおは劇場では悪口を言われてたね

903
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 18:51:27  ID:nOQValLb.net(12)
しばらくして、皇后の寝室の前に皇帝が現れる。彼は突然の訪問に驚く女官たちに下がるよう命じると、衝立越しに妻に語りかける。
彼は「統治者は自らの感情を抑えなければならないが、君を失うくらいなら唯一の掟をも破れる」と、エリザベートの美貌の前に敗北を認め、母親ではなく妻を選び、彼女の要求をすべて受け入れることを決める。
夫の言葉を聞き終え、姿を現したエリザベートは「これからもあなたと生きていきます、でも私は私だけのもの」と高らかに勝利を宣言する。
その姿は、美の神と称えられたかの有名なヴィンターハルターの肖像画で描かれたエリザベートそのものであった。("私だけに〈リプライズ〉")

904
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 18:51:55  ID:nOQValLb.net(12)
第二幕
ブダペストの大聖堂前は、オーストリア=ハンガリー帝国の国王フランツヨーゼフと王妃エリザベートの戴冠式を祝う人々で溢れかえっていた。
ハンガリー国民は大規模な自治権を認める二重帝国の実現に力添えをしたエリザベートに対して「エーヤン、エリザベート!(エリザベート、万歳!)」と歓声を送っている。 ("エーヤン") 一方、ルキーニは群衆の前でトランクを広げ、記念品の即売会を始める。
国王夫婦の仲睦ましい姿が描かれたグラスや、王妃と息子が並び描かれた肖像画を手にして、「こんなものはキッチュ(まがいもの)だ!」と切り捨てる。
死後100年間、本や映画で好意的に描かれてきた彼女の姿はどれも偽者や偶像で、本当の彼女は傲慢なエゴイストだと彼は言う。("キッチュ")

905
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 18:52:15  ID:nOQValLb.net(12)
反対するゾフィーらウィーン宮廷の多数を屈服させ、自らの希望を実現させたエリザベートは人生の絶頂の時を迎えていた。
自信と威厳に溢れた表情で、「私は自分の意志で踊る、もう誰にも操られない」と、夫や宮廷だけでなく、「死」との決別をも誓う。
しかし、すべてを見透かす彼は「この満ち足りた瞬間は、すぐに生への憎しみに変わる」「なぜなら、お前は私を愛している」と不敵な笑みを浮かべ立ち去る。("私が踊る時")

906
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 18:53:20  ID:nOQValLb.net(12)
ホーフブルク宮殿の寝室では、9歳になったルドルフが熱に浮かされていた。真っ暗の部屋の中で一人寒さに震える皇太子は、母にそばにいて欲しいとつぶやく。
息子の養育権を取り戻したエリザベートは、息子に軍隊式の訓練を施していた臣下を解任して、肉体的訓練よりも精神的教育を重視するリベラルな教育係を自ら選任した。
虚弱体質であったルドルフは、自由な環境を与え、苦しみから解放してくれた母への感謝の念を生涯忘れなかった。
しかし反対に、姑に勝利して満足したエリザベートは、徐々に宮廷や息子との距離を取り始め、堅苦しいウィーンを離れ、多くの時間をハンガリーでの居城ゲデレー城で過ごすようになる。

907
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 18:53:48  ID:nOQValLb.net(12)
ルドルフは母親を慕っていたが、母は息子の気持ちに答えようとはしなかった。母の愛を知らずに育ったルドルフは、かつてのシシィのように「死」に母の面影を重ね、彼を友として慕うようになっていた。("ママ、どこにいるの?")
(ルドルフの教師は、慣例であった聖職者や貴族という地位に囚われず、能力のある市民の知識人から選任された。
結果として皇太子は、皇帝を頂点とする君主制とは相容れない自由主義的な思想に惹かれるようになり、母親と同じように父親やウィーン宮廷と対立していくこととなる。)

908
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 18:54:08  ID:nOQValLb.net(12)
宮廷の義務からは逃避したエリザベートであるが、孤児院や救貧員への慰問など社会奉仕活動には積極的であった。
貧民や病人の世話が幼い頃からのヴィッテルスバッハ家の伝統であり、また彼女自身も、自分が興味を持つことに関しては、偏見を持たず、相手の地位や身分にとらわれず接する人物であった。
特に、彼女が生涯足しげく通ったのが精神病院であった。これは親類が多く精神の病を患っていたことも関係する。そして、ウィーン郊外のとある精神病院を慰問した際、エリザベートは一人の女性患者と出会う。

909
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 18:55:06  ID:nOQValLb.net(12)
彼女は自分こそが気高き皇后であり、エリザベートこそ狂った精神病者だと叫び、拘束具で取り押さえられる。
彼女は、皇后というしがらみに拘束されている己を省みて、肉体は拘束されていても、何も縛られない無垢な魂を持つその女性に惹かれる。
敬愛する戯曲『真夏の夜の夢』に登場する妖精ティターニアのように、周りからどんなに奇異な目で見られ狂ったと言われようと、気高く心のままに生きられたらどんなに素晴らしいかと。

910
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 18:55:27  ID:nOQValLb.net(12)
そして、ウィーン宮廷や姑との戦いに勝利しても、結局何一つ自分が望むものは手にいれられていないことに気づかされる。まるで今の自分は、自由の象徴であった曲芸のロープの上で、暗闇の中、恐怖に震え立ち竦んでいるようだと。
「いっそ足元の深淵に身を投げてしまいたい」と本心では願っていても、暗闇の先に待つ虚無の不安に怯えながら、見せかけの人生を歩み続けるしかないのか、彼女は自問自答する。(“魂の自由”)

911
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 18:59:37  ID:nOQValLb.net(12)
ホーフブルク宮殿のサロンでは、ゾフィーと近親が、皇帝を皇后から引き離すための策を話し合っていた。
皇帝は、オーストリア=ハンガリー帝国のハンガリー王国の初代首相に、1848年のハンガリー革命の首謀者の一人であるアンドラーシを任命した。彼はエリザベートと親しい関係にあり、後に帝国の外相も勤めることになる。
これ以上皇后の介入を許すと帝国が瓦解してしまうと恐れた彼女らは、非常手段として皇帝に愛人を用意する。("我々か彼女か") しかし売春宿から連れてこられた娘は病気持ちだった。("マダム・ヴォルフのコレクション")

912
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 18:59:58  ID:nOQValLb.net(12)
体操室で運動中に倒れたエリザベートは、医師から原因は過剰なダイエットではなくフランス病だと告げられる。夫の忠誠心を信じきっていた彼女は取り乱し、自ら命を絶つと口ばしる。
すると、その言葉を待っていた「死」が現れ、最後の決断を迫る。しかし、彼女は皇帝との婚約の証を首から外すと、この裏切りをむしろ宮廷とのしがらみを絶つために夫が自分に与えた救いなのだと受け取る。
そして以後、彼女はウィーンを離れ、旅から旅への流浪の生活を続けることになる。("微熱")

913
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 19:00:22  ID:nOQValLb.net(12)
療養と称してエリザベートは、マディラ島、コルフ島、ハンガリー、イギリスと、公務を放棄して1箇所に留まることなく当て所ない旅を続ける。
傘と扇子を持ち、早足で山から海へと歩き続け、くたびれ果てた表情で従者たちが彼女の後を追う。一方、皇帝はウィーンに戻らない妻の体調を案じて毎日のように手紙を書いている。
そして、10年が経った。皇后専属の美容師は髪を梳かした後、まっさらな櫛を彼女に見せる。櫛についた抜け毛を隠して、エリザベートを安心させるのは彼女の日課であった。

914
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 19:00:44  ID:nOQValLb.net(12)
しかし、ルキーニがこっそり一本抜き取ると、それは白髪であった。エリザベートはさらに旅を続けた。ハイネのように詩に没頭し、乗馬にのめりこみ、古代ギリシャに傾倒した。
ハイネへの博識は専門家を凌駕するほどで、乗馬の腕前はヨーロッパ有数の実力とまで言われた。結果エリザベートは17年間、何かを求めて走り続けた。ルキーニが彼女に鏡を差し出す。世紀の美貌と謳われた皇后にも確実に老いの影が忍び寄っていた。("放浪の歳月”)

915
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 20:06:49  ID:j2PKpa7+.net
え?ゆきちゃんはなんで?

916
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 20:08:43  ID:K7foUKbJ.net(2)
デブだから

917
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 20:18:08  ID:s9tMFNWG.net(7)
旅の末にエリザベートがたどり着いたのはギリシャのコルフ島であった。彼女はここに敬愛する古代ギリシャの英雄アキレウスの名を付けた別荘を建て、外界との接触を避けるように閉じこもった。
崇拝する哲学者や詩人ハイネの銅像を飾り、詩作に没頭した。エリザベートはハイネの情熱的で自然溢れる詩を愛し、彼のシニカルで社会批判的な思想に共感を覚えていた。
ドイツ生まれのユダヤ人として生涯国に馴染むことができず、後にドイツを追われフランスで晩年を過ごす生い立ちにも彼女は親近感を感じていた。彼女はハイネを師と仰ぎ、彼の魂と繋がりがあると信じていた。

918
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 20:20:58  ID:s9tMFNWG.net(7)
ある日、エリザベートがハイネの魂に呼びかけようと試みると、懐かしい声の主が語りかけてきた。その声は、現世から目を背け死者の魂とばかり向き合う彼女の身を案じていた。
しかし、シシィはこの時代、この世界に自分の居場所はないと嘆くだけであった。そして、「アデュー、シシィ(Adieuはフランス語で永遠の別れの意味)」という言葉を残して声は消えた。
同じ頃、シシィの誰よりの理解者であり、憧れであった父マックスはこの世を去った。行き着く先を失くした自由な魂は、コルフ島にも長くは留まらず、安住の地を求めて再び彷徨い始めた。("パパみたいに〈リプライズ〉")

919
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 20:21:19  ID:s9tMFNWG.net(7)
エリザベートが旅を続ける間に、ルドルフは青年へと成長した。一方で、ヨーロッパでは民族主義やファシズムが台頭を始めており、帝国領内の民族による複合国家であるオーストリアでも、各民族の自治や権利を求める動きが強まっていた。
特に多民族都市であるウィーンでは、ドイツ人の民族的優位と権利擁護を掲げるシェーネラーなどのドイツ民族主義者が台頭しており、少数ながら経済的に恵まれていたユダヤ人はその格好の標的であった。
ルドルフは、市民の権利を押さえ込み、領内の民族主義運動を弾圧する父親の古い権威主義的な統治方法では、一時的には帝国の体面は保てても、結果としてその崩壊を早めてしまうだけだと危機感を持っていた。

920
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 20:29:11  ID:s9tMFNWG.net(7)
彼の理想は中央ヨーロッパの各民族が対等な権利を持ち、ドナウ連邦として共存共栄を図ることにあった。しかし、匿名で新聞に投稿した体制批判の記事が暴露され、父親と決定的に対立し、民族主義者からも裏切り者と糾弾される。
結婚生活も冷え切っており、政治的にも宮廷生活でも孤立した彼は、徐々に精神を病んでいく。そんな折、母がウィーンに帰ってきた。ルドルフは自らの心情を吐露して、皇帝へ口添えして欲しいと助けを求めた。
しかし、宮廷との繋がりをすべて断ち切っていたエリザベートは、息子の懇願を頑なに拒否する。絶望したルドルフは、1889年ウィーン郊外のマイヤーリンクで「死」の接吻を受け入れ、拳銃で自ら命を絶つ。

921
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 20:29:32  ID:s9tMFNWG.net(7)
息子の死を前に、エリザベートはルドルフは自分の生き写しだったことに気づく。そして、己の自由を求めるばかりに、同じように自由を欲していた息子を見殺しにしたことを悔やみ、棺の前で泣き崩れる。
その悲しみはあまりに深く、彼女は息子の命を奪った忌々しき相手にさえ哀れみを乞うた。だが、「死」はその嘆きに答えようとはしなかった。
息子の死はエリザベートに大きなショックを与えた。彼女は身の回りの豪華なドレスや宝飾品はすべて譲り渡し、残りの生涯を喪服だけで過ごした。

922
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 20:30:12  ID:s9tMFNWG.net(7)
すでに父親は他界しており、事件の翌年には姉ヘレネ、そして母ルドヴィカと親しい者が彼女を残して次々とこの世を去った。無理なダイエットがたたり、神経痛に悩まされ、病気がちであった。
常に傘と扇で皺の目立つ顔を隠して、それでも孤独に旅を続けるエリザベートを新聞は、狂気に憑かれた哀れな皇后と同情的に書きたてた。
しかし、ルキーニは認められなかった。息子の遺体の前でうずくまる皇后の写真を手に、これも国民の同情を買うためのキッチュなんだと彼は訴えた。ルキーニは悲惨な人生を送った。

923
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 20:30:46  ID:s9tMFNWG.net(7)
捨て子として孤児院に入れられ、孤児院から孤児院、里親から里親へとたらいまわしにされた。定職に就けず、国から国へと渡り歩いた先のスイスで無政府主義に出会い、傾倒した。
生まれながらに特権を享受する王族や貴族階級は、彼にとって誰よりも憎むべき存在でなければならなかった。("キッチュ〈リプライズ〉")

924
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 20:43:26  ID:hnr4xhB7.net
まさおは空気読めないね

925
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 20:43:48  ID:rX4aGHlR.net
アニバしか観てないけどゆきちゃんラーメンマンかと思た…

926
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 21:08:56  ID:yrqnrEIl.net
単発自演みり基地はまさおが好きだな〜w

927
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 21:42:10  ID:dSyUe0NF.net(7)
1895年2月マルタン岬のテラス、フランツ・ヨーゼフはエリザベートの旅先を訪れ、満月の夜に二人は再会する。その苦難の人生を象徴するかのように、皇帝の髪と長く伸びた髭はすでに真っ白に染まっていた。
彼は、宮廷に戻らない妻を責めようとはせず、出会いから変わらない愛を伝え、「私の元に帰ってきてほしい」と呼び掛けた。しかし、エリザベートは自分たちを積荷も目的地も違う二艘の船に例え、海上で偶然すれ違うことはあっても、二人が完全に相容れることは今後も決してないと告げると、夫の元を発っていった。
バートイシュルで愛し合い結ばれはずの夫婦が、40年の時を経て、お互いの孤独と愛の限界を再確認するだけの不幸な再会であった。("夜のボート")

928
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 21:42:27  ID:dSyUe0NF.net(7)
(晩年のエリザベートの姿を残した写真や絵はほとんどない。彼女が最後に公に姿を現したのは、1896年のハンガリー建国千年の式典である。
皇帝の傍らにただ無表情で座る皇后の姿を新聞は、「現実から離れてしまっている」「死の影に寄り添われている」とも報じている。
体調の悪化に伴い、エリザベートの滞在先も移動が容易なスイスなどの観光地に限定された。この頃になってもダイエットをやめることはなかったという。無政府主義が蔓延る不穏な時代、何度も警察が護衛を申し出るが、エリザベートはこれを拒否している。)

929
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 21:43:03  ID:dSyUe0NF.net(7)
ハプスブルク帝国は戦争で多くの領地を失い、残された地域でも独立を求める民族主義運動が激化していた。
また、皇帝の弟メキシコ皇帝マキシミリアンが革命で銃殺、皇后の従兄ルートヴィヒ2世は精神を病み湖で溺死するなど、皇帝や皇后の周辺でも不幸な事件が続いていた。ハプスブルク600年の栄光はすでに過去のものとなり、その滅亡の時が刻一刻と近づいていたのである。
そしてある晩、皇帝フランツ・ヨーゼフは悪夢に魘され、その夢の中で「死」と対峙する。彼の手には、エリザベート暗殺の凶器のやすりが握られていた。

930
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 21:44:58  ID:dSyUe0NF.net(7)
沈みゆく帝国を模した沈没寸前の巨大船のデッキの上で、逃げまどう亡国の住人たちをよそに、エリザベートは虚ろな表情で何かを待つかのようにただ佇んでいた。皇帝は妻を救い出そうとするが、亡霊たちに妨げられ身動きが取れない。
そして、ついに「死」はルキーニにやすりを手渡す。その瞬間、阿鼻叫喚の叫び声と共に、皇帝や亡霊たちは次々と光の中へと吸い込まれていった。再び、裁判官の尋問の声が響き渡り、ルキーニが最後の証言を行う。("最後の証言")

931
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 21:46:26  ID:dSyUe0NF.net(7)
1898年9月10日ジュネーヴ、レマン湖のほとり。船の汽笛が鳴り響くと、エリザベートと侍女のスターレイ伯爵夫人が現われる。
二人は蒸気船の乗り場へと向かっていた。突然、すれ違いざまに一人の男が皇后の胸をヤスリで突き刺す。男はその場ですぐに取り押さえられた。
皇后はすぐに起き上がり周りの者を制して桟橋へと向かうが、再び倒れ意識を失う。闇の中、エリザベートが日の光に目覚めると、そこには少女の頃と同じく「死」の姿があった。

932
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 21:46:49  ID:dSyUe0NF.net(7)
彼女は身に着けていた喪服を脱ぎ捨てると、過去のすべての記憶の消滅と、いつ何処とも知れない魂の安住の地での再生を誓い、死と深い口づけを交わした。エリザベート暗殺の18年後、皇帝フランツ・ヨーゼフも崩御する。
彼の死の2年後、ハプスブルク帝国は崩壊、帝国内の各民族は独立を果たし、中央ヨーロッパに新しい時代が到来した。("ヴェールは降りた")

933
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 21:48:20  ID:dSyUe0NF.net(7)
...私が旅に出るたびに、カモメの群れが船のあとについてきた。そのなかには必ず、ほとんど黒に近い濃い色のカモメが一羽いる。
時にはその黒いカモメが、大陸から大陸へと移動する間、ずっと私に付き添っていたこともあった。その鳥は私の運命なのだと思う...(「死」の着想となったとされるエリザベートの詩より)

934
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 22:23:08  ID:lRYkmUgl.net
ユキちゃんが病気って書き込みは本当なのかな
ソースが全然見つからないから疑わしいけど
確かにああいう太り方を見ると心配になるわ
ただ太っただけならいいけど

935
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 23:21:28  ID:kW/pOIgb.net
この間テレビである女優さんがネットで激太りと叩かれてるから真相確かめに行ってたけど交通事故の後遺症の浮腫みだったな

936
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 23:27:18  ID:UJbk06Mr.net(4)
エリザベート -愛と死の輪舞-
概要
小池修一郎が、1992年にロンドンで現地のミュージカル作品の音楽集で興味を惹かれるものを探していたところ、その店の店主からこの『エリザベート』を薦められた[注 1]。
また翌年には、歌劇団に来客として訪れたイスタンブール在住の中国人の大学教授から、『エリザベート』のドイツ語プログラムを受け取ったりもしている。
これらの経緯を経て、日本では宝塚歌劇団が上演権を取得し、1996年に初めて日本に紹介。雪組で、当時トップスターだった一路真輝のサヨナラ公演として初演された。始めこそ評判はいまひとつであったが、次第にチケットが取れないほどの人気が出る。

937
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 23:27:46  ID:UJbk06Mr.net(4)
一路の退団公演だったため「なぜサヨナラ公演で死を演じるのか?」「トップ退団公演で死はおかしい」など当時は疑問視されたが、公演開始後に徐々に批判はなくなった。
また「宝塚版はウィーン版を改竄している」と熱烈なミュージカルファンから批判があったため、東宝版はウィーン版に倣って制作された。
日本人には馴染みの薄い歴史を描いた演目ではあったが、成功を収め、その後も再演を繰り返し、宝塚歌劇団を代表する人気演目に成長した。
また、これが原因で女性を中心に「ハプスブルク帝国ブーム」がおき、その華麗な宮廷生活への憧れなどからオーストリア・ウィーンへの観光客増加を惹起した。

938
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 23:28:13  ID:UJbk06Mr.net(4)
宝塚版とウィーン版の違い
このミュージカルの重要人物である Tod は、ドイツ語で「死」「死神」を表す単語である。日本以外の各国の公演では、その国の言語で死を表す言葉が役名に当てられている(英訳では "Death")。
これは芸術表現である「死の舞踏」や絵画『民衆を導く自由』での例のように、抽象概念(この場合は死)を擬人化するヨーロッパ諸語の慣行によったものである。
宝塚歌劇団での上演にあたって、トップの演じる役が死という設定では問題があったため、この役を「トート」という名前の「黄泉の帝王」に設定が変更された。

939
名無しさん@花束いっぱい。[sage]   投稿日:2017/01/25 23:28:40  ID:UJbk06Mr.net(4)
また、男役のトップを主役に置かなければならない伝統に則り、エリザベートではなくトートが主役になるよう脚本や演出が潤色された。
そのため、エリザベートと黄泉の帝王とのラブストーリーに重点を置いた宝塚版と、エリザベートと死の絡み合いをハプスブルク帝国崩壊に準えて描いたウィーンをはじめとする各国版では、同じミュージカルでありながら趣が異なった作品に仕上がっている。
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